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深紅の玉座の呪いプレイヤーズ・ガイド Curse of the Crimson Throne Player s Guide 「他の場所に住むなど考えられないだけではない――想像するようになることすらないだろう。私は真っ当な人間だ。誠実な夫であり、愛すべき父親であり、責任ある市民である。私には目的がある。それは、コルヴォーサの安全を保つことだ。華やかな仕事ではないかもしれないが、何事にも劣らない重要な仕事だ。だから、もし君が厄介事を探しているのなら、マグニマールやケル・マーガをお勧めしよう。そこで探すなら君は多くの労力を必要とせず、私は事務処理の手間を省くことができる。」 ――テビガント・ベレスカン隊長、コルヴォーサ守備隊、南岸地区守備隊 コルヴォーサへようこそ WELCOME TO KORVOSA コルヴォーサは長い間、ヴァリシアの未開の辺境で文明の最初の砦として機能していた。しかし、悲劇がこの街に住む王家の血筋の者を悩ませているようだ。支配者の中で、長く統治を続けた者はほとんどおらず、晩年まで生きた者はいない。300年の歴史の中で、父から深紅の玉座を直接継承したコルヴォーサの王はいない。この話は“深紅の玉座の呪い”と呼ばれるようになり、市民の間でひっそりと囁かれ、多くの噂話や話題作りの源となっている。 このガイドの使い方 HOW TO USE THIS GUIDE 深紅の玉座の呪いアドヴェンチャー・パスの導入とは別に、このガイドはプレイヤーがこの街で暮らす固有のキャラクターを作成する手助けをすることを目的としている。ここで紹介されている情報は一般的な知識であるが、特にコルヴォーサを故郷と呼ぶキャラクターにとっては尚更である。このガイドは、君がまずこの街に慣れるよう構成されている。コルヴォーサの地図は本書の表紙の裏側にあり、ヴァリシア地図は裏表紙の裏側にある。この先のページでは、コルヴォーサの主要な地名と、都市に適用されるキャラクターの種族、クラス、装備に関する注記を確認することができる。 本書の最終項では、背景特徴の考え方を紹介している。このアドヴェンチャー・パスは、すべての新しいキャラクターが1つの共通点を有するという前提で始まる。彼らはゲイドレン・ラムという地元の裏組織の首領から何らかの形で不当な扱いを受けている。君のキャラクターに合った特徴の1つを選択すると、グループ内の他のPCたちと力を合わせる理由が準備されるだけでなく、今後の試練に対処するために役立つ素敵なボーナスも得ることができる。これらの特徴のほとんどは、君のキャラクターが幼少期の大部分をコルヴォーサで過ごしたことを前提としているが、ごく一部はより広く旅をしたキャラクターでも可能だ。だが、この“深紅の玉座の呪い”においては、大抵はコルヴォーサで生まれ育ったPCたちの方がより活躍できることになるだろう。 もしこのガイドを読んでコルヴォーサについての情報をもっと知りたいと思ったら、“Guide to Korvosa”を確認して欲しい。そこには64ページに渡り都市に関する詳細な情報が記載されている。さらに、パスファインダーのウェブサイト(paizo.com/pathfinder)と以降の巻で、この巨大な街とその周辺の世界に関するより多くの情報や、進行中の冒険にさらに没頭するためのプレーヤーのための新たな選択が明らかになる。安心して欲しい。このガイドは最初の一歩に過ぎない。コルヴォーサでの冒険は今始まったばかりなのだ! 「なぜ私はここに住んでいるのだろう? なぜ血誓谷のこちら側の最も統制のとれた、遵法的で、重苦しい街に住んでいるのだろうか? 答えは簡単だ、友よ。セーブル・カンパニーが雲の中を飛び回り、ヘルナイトが通りを闊歩し、そしてコルヴォーサ守備隊がそいつらの間に挟まれている。誰が何の管轄権を持っているのか誰も知らない。ただ隠れるべき時と、賄賂を贈るべき時を知っておけばいいんだ。ところで、お前さんはこの魔法のダガーを買うのか買わないのか?」――鳥舌のコーブ・ミーヴァー、青の結社 盗品売人 コルヴォーサ KORVOSA 他の都市の人々と同じように、コルヴォーサ人は政治や歴史、巨視的経済学よりも日々の生活に対してより関心を持っている。それでも、コルヴォーサには、コルヴォーサとその市民たちを無二のものにしている特別な違いが僅かにある。次の概要では、コルヴォーサ人とは何かについて説明する。 その絶頂期、エイローデンの死とマグニマールを創設した分離主義者たちが離脱する直前、コルヴォーサの人口は23,000人を超えた。当時の混乱の結果、1万人近くを失ったが、前世紀にはその半分を取り戻した。急速な衰退とゆっくりとした再興の結果、コルヴォーサの裕福な地域の多くは未だに過疎状態となっている。有する建造物と建物が覆う地域によって、コルヴォーサは真の大都市へと順調に膨張できていた。 過密状態にある旧コルヴォーサ地区と、過疎状態の富裕層の住む地区の反目は、街の最大の失敗を浮き彫りにしている。裕福で権力を持つエリート層と極貧の貧困層との間には大きな隔たりがある。この社会階級間の隔たりは都市の発展を個性付け、コルヴォーサ固有の特徴をいくつか生み出した。 コルヴォーサに住む人々は富や権力、知識の誇示を尊敬し称賛する。彼らは自信と能力を最大の資産と考え、弱さや優柔不断さ、無能さを見せる人を嘲ったり、けなしたりする。コルヴォーサ人は決断が早く、許すまでに時間が掛かる。 権力に加え、コルヴォーサ人は予測可能性を好む。また、自分たちの生活に規律を求めて自ら厳しい規則を作り、それに隷属的に従う。彼らの日課を乱すことは、一日を台無しにされたとして怒らせかねない。この目的のため、コルヴォーサはその法(多くの場合、他の悪でない政府の法典をはるかに上回る厳しい刑罰を科される)を厳格に執行し、法に従う者には報酬を与える。とはいえ、コルヴォーサはすべての者が同じ規則に従っているわけではないことを認識しているため、非暴力犯罪者には悪行税の形で規則を適用し、この都市の盗賊組合を1つ公認するという形で埋め合わせしている。 規則の改正によって、コルヴォーサでは商人、労働者、または小売商人が組合を形成することを許可していない。市内の労働者の大半は自営業か、青年時代に弟子入りして師匠の下で働いている。 この街はこれらの地場産業と、それを収益化する熟練労働者に依存している。そのため、当然ながら労働者の保護と権利のために法律と規定がしっかりと整備されている。そして、成功を目指すコルヴォーサ人気質のおかげで、街の商人たちは自分たちの商売に精を出せるのだ。 地区 CITY DISTRICTS コルヴォーサの街にあるあらゆる建物や塔、屋上はシェリアックスの伝統を色濃く残している。ヴァリシアで最古の居住地(ケル・マーガも度々主張している)であるコルヴォーサは、無法地帯における文明発祥の地であると自負している。コルヴォーサから人々が広がり、ヴァリシアは比較的安全に暮らせる場所となった。 コルヴォーサはジェガーレ川が海へ流れ込む、征服者の入り江の奥に位置する。この都市は2つの急に曲がっている部分によって形成された土地の、尖った場所を占めている。河口にはエンドリン島があり、川を二手に分断している。そして、ジェガーレ川の対岸まで都市の範囲は及ぶ。コルヴォーサにはエンドリン島のギャリソン・ヒルと、本土にあるシタデル・ヒルの2つの丘の上に建っている。エンドリン島と本土の間には、聖女アリカの水路が流れる。 都市は7つの地区に分けられ、その多くはさらに細分化された区画になっている。 東岸地区/East Shore:ジェガーレ川の対岸にある唯一の地区、東岸地区には街の軍隊と密接な関係がある少数の貴族の家と、困窮に喘ぐテウマネクサス大学がある。 灰色地区/Gray:コルヴォーサの他のすべての地区とは異なり、灰色地区の住人たちは一般的に交流もせず控え目である。それも、灰色地区の住人のほとんどは死んでいるため当然ではある。灰色地区に住む唯一のクリーチャーはファラズマの教会に属し、神殿に住んでいる。 高台地区/Heights:シタデル・ヒルの頂上に位置する高台地区からは街町全体を眺望することができ、この地区の住民たちは文字通り他の地区を見下している。 君主を含むコルヴォーサの権力を握るほとんどの者がこの高台地区に集まっている。 内陸地区/Midland:コルヴォーサと言えば、国際色豊かで親しみやすいこの内陸地区を思い浮かべる者が多いだろう。コルヴォーサ守備隊とセーブル・カンパニーの拠点がある内陸地区は、街で最もギャングの数が少なく、ギャング同士の争いも少ない。だが、商人や商店、そのほか商業・金融に関連するものが非常に多いため、この地区では盗賊組合が活発な取引を行っている。 北点地区/North Point:シェリアックスの開拓者たちが最初に入植したのは、コルヴォーサ本土の北西端にある本土区画だった。この区画の多くの家には、街に最も古くからいる一般階級の家族が住んでいる。北点地区は広く、街の北端全域を占めており、コルヴォーサ市政の中心(市庁舎)、市の裁判所(ロングエーカー・ビル)、アバダル銀行などがある。 旧コルヴォーサ地区/Old Korvosa:その名前が示すように、旧コルヴォーサ地区は古い。エンドリン島全体を占め、そのほとんどはギャリソン・ヒル上にある。ギャリソン・ヒルの頂上にはコルヴォーサ砦の石壁が築かれており、人目を惹く黒大理石でできたアルコナ宮殿が島の北西の一画を支配している。 南岸地区/South Shore:南岸地区は最も新しい地区で、わずか四半世紀前にコルヴォーサの一部になったばかりだ。この地区にはアヴィスタンで最も一般的な神格のほとんどを祀る巨大な“数多の神殿”がある。南岸地区の人口は主に、市内の他の場所のような窮屈な状態から抜け出すことを望んだ成り上がり者で構成されている。 重要な場所 IMPORTANT LOCATIONS 5つの巨大な象徴的な建物がコルヴォーサの特徴的な都市の稜線を描いている。古来の巨大な建造物であるコルヴォーサ城と、壁柱/Pillar Wallと、ゲートフットと、実用的な大きさのグレート・タワーと、建てられてからまだ50年に満たない召喚の館だ。これらの象徴的な建物に加えて、この街には他に類を見ない場所がいくつかある。 アカダマエ/The Acadamae:秘密に包まれた大学の高さ30フィートの壁は、巨大な招来の館を辛うじて隠しているに過ぎない。街を訪れる者や住民たちはアカダマエの存在を無視することはできず、大学とは無関係の者の中にはその中で何が起こっているかを知っている者はほとんどいないため、アカダマエには様々な(時には滑稽な)噂が流れている。 コルヴォーサ城/Castle Korvosa:街の中心にあるコルヴォーサ城は、高台地区にそびえ立っている。過去3世紀の間に、何人もの執政長官、総督、君主がこの城を増築してきた。そのため、比較的一貫した近代シェリアックス様式であるにもかかわらず、城の主塔や内部の構造は無造作に詰め込まれたものとなっている。 屋根板区/The Shingles:永久的および半永久的な家や道路、拠点は、都市の最も込み入った地域の屋根に設置されている。これらの屋根の共同体とそれらを繋ぐ通路を総称して“屋根板区”と呼んでいる。 穹窿路/The Vaults:大抵の都市には下水道がある。中にはダンジョンのようなものさえ存在する。だが、コルヴォーサの穹窿路のように複雑な地下道を持つ構造のものはほとんどない。現在のコルヴォーサは少なくとも2つの他の文明の遺跡の上に建っており、その設計においてそれらが統合されている。 軍隊 MILITARY コルヴォーサ守備隊、ヘルナイトの“ネイル騎士団”、セーブル・カンパニーの3つの軍事組織がコルヴォーサの治安を守り、守備している。それぞれが異なる分野に力を注ぎ、独自の方法で政権と交流を行っている。 コルヴォーサ守備隊は、第一にコルヴォーサの街、第二に政府、第三にアバダル教会に仕えている。街の秩序を維持するために街の指導者やアバダルの大神官と密接に連携し、警察のように行動することが多いが、街が外部からの脅威にさらされると軍事組織へと変化する。 セーブル・カンパニーはコルヴォーサの王にではなく、コルヴォーサ城の総督に仕える。このヒポグリフに騎乗する水兵たちはコルヴォーサの空と水域を守り、コルヴォーサ守備隊の作戦に空中と水陸両用の支援を行う。 ヘルナイトは法の執行者であり、シェリアックス生まれの厳格な秩序観と不屈の道義心しか持っていない。ほとんどのヘルナイトたちと同様に、ネイル騎士団は自分たちが道徳を超越していると信じており、どんな犠牲を払ってでも正しい秩序を確立することだけを気にかけている。 地下組織 THE UNDERGROUND コルヴォーサの盗賊組合である“青の結社”は、街のあらゆる規模の違法行為を監視し、操作することで影響を与えている。数十ものギャングがコルヴォーサの街路や、穹窿路、そして屋根板区で活動しているが、それらのほとんどの者は青の結社には何らかの方法で応じる(でなければ長生きはできない)。にわかに囁かれている噂によれば、貴族の家の一つが盗賊組合を支える事実上の指導者だという。 コルヴォーサの歴史 KORVOSA’S HISTORY 衝突、苦難、分裂がコルヴォーサの歴史を明瞭に示している。敵対的で荒涼とした土地の端にある島の要塞として設立されたコルヴォーサは、時間の経過とともに賑やかで活気ある貿易の中心地へと成長した。いくつかの異なる時期が、血塗れの建国から現在の混乱に至るコルヴォーサの歴史を形成した。 コルヴォーサが設立される前、その場所はショアンティ人にとって神聖な場所であったが、その理由はほとんど忘れ去られてしまった。彼らが知っていたのは、川の河口にある丘の頂上にあった巨大なピラミッドが、どんな犠牲を払っても守られなければならず、誰もそこには入れないという事だけだった。何百年もの間、彼らはこの約束を守った。 AR4407年に、コルヴォーサのヤクシオン元帥は、敵の島に捕らわれていた見捨てられたシェリアックスの海兵隊を救出し、コルヴォーサ砦を設立した。その居住地は、その地域の入植者や開拓者、猟師、探検家にとって強力な防衛と交易の拠点として機能した。ショアンティの襲撃(大火と呼ばれる出来事)で居住地の大部分が焼失した後、シェリアックスの金と商人たちの流入により、居住地の防御力が強化されてその住民には本土に移住することが許可された。 AR4502年、コルヴォーサの名門貴族に対する不運な侮辱がきっかけとなり従兄弟戦争が勃発した。戦争は、軍の前哨地としてのコルヴォーサの役割を終わらせ、さらに多くのシェリアックスの貴族が流入した結果、居留地は真の植民地となった。その後、莫大な富の時代が続き、規模は着実に拡大した。 AR4606年、エイローデンの予期せぬ死によりシェリアックス帝国で内戦が勃発したため、コルヴォーサの繁栄は終焉を迎える。何の言葉もなく祖国から切り離されたコルヴォーサは、この暗黒の時代を生き延びた。今日、この都市は自ら王位を名乗る者のお陰(場合によっては、それにもかかわらず)で再び繁栄している。 コルヴォーサの人々 THE PEOPLE OF KORVOSA 建物、基本的施設、政治が都市を居住可能な(あるいは一部の場合には耐えられない)ものにしているが、そこに住む人々こそが街の礎である。 自分たち君主に先立つ執政長官と比べ僅かばかり権力のあるコルヴォーサの君主たちは、君主制の創設時から存在している厳格な政府組織と権力を共有しなければならない。指揮権を持つ王であるエオドレッドII世が街に布く命令は、裁定官、政務官、そしてこの街で最も政治的な権力を持つ集団である貴族たちによって常に監視されている。裁定官は裁判官以上に法廷で被告人は有罪なのか無罪なのかを判断しているだけでなく、立法府の監督権も持つ。23人の政務官やその職員たちが何をしているのか誰も正確には知らないが、ほとんどのコルヴォーサの人々は、市庁舎の目的は市民の時間とお金を無駄にすることだと疑っている。最後に、2つの重複した区分がコルヴォーサの貴族社会の現状を示している。最も力を持つ5つの一族は名門という肩書きを振りかざし、自分たちの身内に都市内における特権を与えている。そして21の貴族たちは埠頭連合を構成し、それぞれの家は都市内の1つ以上の埠頭への着岸料を請求することが可能になっている。 著名なコルヴォーサ人 NOTABLE KORVOSANS 以下に示されているのはコルヴォーサに広く知られている名高き名と、悪名高き名である。 政治組織 The Government コルヴォーサの政治組織は3つの組織に分かれている。裁定官が裁判官を担い、刑事事件の審理や民事紛争を解決する。政務官は日々の市政運営の官僚業務を担当している。そして、君主政体がコルヴォーサの外交と防衛者としての役割を果たしている。 クレッシダ・クロフト/Cressida Kroft:コルヴォーサ守備隊の現指導者であるクレッシダ・クロフト元帥は穏やかな女性で、冒険家や傭兵に市の防衛のために守備隊を支援するよう大々的に奨励しているため、市のエリートたちからは不公平であると批判を受けている。 エオドレッド・アラバスティII世/Eodred Arabasti II:コルヴォーサの王で浪費癖があるが、彼が指揮した数々の善行により、幾分か和らげられている。 イレオーサ・アラバスティ/Ileosa Arabasti:コルヴォーサの女王であるイレオーサは夫の3分の1の年齢でしかない。噂では、彼女はコルヴォーサを軽蔑しており、その富を手中に収めるために王をそそのかして結婚したという。 ガリック・タン/Garrick Tann:巷で「コルヴォーサで最も嫌われている男」と呼ばれるギャリック・タンは商業を司る政務官で、市内の徴税を監督している。 ロリア・ペレンネ/Lolia Perenne:かつてはアバダルの司祭であったが、今は規定を司る政務官として重さや寸法の管理を任されている。彼女は執務室で欠陥のある秤や削られた硬貨、商人と客がお互いを騙そうとする試みを探すために多くの時間を費やしている。 マルクス・タラシナス・エンドリン/Marcus Thalassinus Endrin:エンドリン司令官は伝統と名誉を重んじるセーブル・カンパニーの現指導者であるが、時に自身の経歴を最優先させるために盲目になってしまうことがある。 ネオランダス・カレポポリス/Neolandus Kalepopolis:コルヴォーサ城の総督、ネオランダス・カレポポリスは城の防衛を指揮しており、エオドレッドII世に次ぐ第2の権力者とされている。 セヴェルス“骨の鉤爪”ディヴリ/Severs “Boneclaw” DiVri:威圧的で謎多きネイル騎士団の指揮官であるディヴリ警護官は雲突くような大男で滅多に自分の拠点であるヴレイド砦を離れることはない。 シル・ガル/Syl Gar:ガリック・タンがコルヴォーサで最も嫌われている官僚の一人であるとすれば、経理を司る政務官シル・ガルは最も愛されている官僚の一人であり、彼の役割は税金が公共事業に適切かつ効率的に使われていることを確認することである。 ゼノビア・ゼンダーホルム/Zenobia Zenderholm:厳しい判決を下す裁判官として知られるゼノビアは、コルヴォーサの最上級裁定官である。当然ながらその彼女の評判はコルヴォーサの犯罪者たちを震え上がらせる。 著名な市民 Citizens of Note 街の貴族階級から、市場の芸人、商人、犯罪者に至るまで、コルヴォーサ市民には多くの著名人がいる。 ブラックジャック/Blackjack:象徴的な存在であり、この街で最も愛され悪評を買った英雄。何百年もの間、踏みにじられてきたコルヴォーサの庶民のために戦ってきた伝説的な仮面の英雄である。 ブーレ/Boule:コルヴォーサの盗賊組合“青の結社”の頭目であるブーレは多くの者から恐れられるが、尊敬されることは少ない。 ダルブ・タトル/Darb Tuttle:アバダル教会の大主教であるダルブ・タトルは、コルヴォーサの最も力を持つ聖職者の一人である。 デヴァルゴ・バルヴァッシ/Devargo Barvassi:一部には“蜘蛛の王”として知られているデヴァルゴは、売春宿や麻薬密売所、賭博場としても機能する船の集団である“イールの尻尾”を運営している。 グロリオ・アルコナ/Glorio Arkona:コルヴォーサで最も強大な貴族の1つの家長で、全てではないにしろ、コルヴォーサの裏社会で起こるほとんどの犯罪と関連があると噂されている。 ケッピラ・ディーベア/Keppira d’Bear:ファラズマの大聖堂の司教で、灰色地区を管轄するケッピラはアンデッドの存在を常に低く保っている。 ピルツ・スワステル/Pilts Swastel:ピルツは旧コルヴォーサで、非倫理的で道徳上問題のあるような娯楽を求めている者のために作られた劇場、“罪深き模範”を所有し、運営している。 サビーナ・メリン/Sabina Merrin:イレオーサ女王の護衛を取り巻く多くの噂は、彼女と女王が密かに愛し合っているということだけに留まらない。しかし、誰もこの立派な女性の女王への忠誠心を否定することはできない。 トフ・オルネロス/Toff Ornelos:アカダマエはヴァリシアで最も権威のある魔法学校であり、校長であるトフはこの地域で最も尊敬されている強力な魔法使いの一人である。 ヴェンカルロ・オリシーニ/Vencarlo Orisini:有名なオリシーニ武術学園の所有者であるヴェンカルロは、コルヴォーサの政権に対するあからさまな軽蔑により、何度か問題を引き起こしている。 ゴラリオンの暦 GOLARION’S CALENDAR ゴラリオンでは地球と同じように時間が流れている。60秒が1分、60分が1時間、24時間が1日である。ゴラリオンの人々は我々とほぼ同様に時間を計測しており、1週間は7日であり、1ヶ月は30日、1年は12ヶ月となっている。最後のアズラント人と呼ばれるエイローデンが偉大な帝国を建国した年からこの暦は始まっている。帝国は崩壊したが、その暦は今日まで使われている。“深紅の玉座の呪い”は、アブサロム暦(AR)4708年に始まる。 曜日 DAYS OF THE WEEK 1週間の中の曜日は次のとおりとなっている。それぞれの日には、内海地域のほとんどの人々が従う一般的な目的がある。 月曜日 Moonday 労働日、宗教(夜間) 苦曜日 Toilday 労働日 幸曜日 Wealday 労働日 約曜日 Oathday 労働日、契約署名、誓約 炎曜日 Fireday 労働日 星曜日 Starday 労働日 日曜日 Sunday 安息日、宗教 月 MONTHS ゴラリオンの月は我々と同様に、新年は夏至の直後から始まる。それぞれの月は語源的に特定の神と結びついている。ゴラリオンの人々は季節の移り変わりに神々を投影しており、それぞれの月に付けられた名前はそれを反映している。 アバダル月(1月)/Abadius カリストリア月(2月)/Calistril ファラズマ月(3月)/Pharast ゴズレー月(4月)/Gozran デズナ月(5月)/Desnus サーレンレイ月(6月)/Sarenith エラスティル月(7月)/Erastus エイローデン月(8月)/Arodus ロヴァググ月(9月)/Rova ラマーシュトゥ月(10月)/Lamashan ネサス月(11月)/Neth ゾン=クーソン月(12月)/Kuthona 冒険者 ADVENTURERS コルヴォーサの冒険者たち KORVOSAN ADVENTURERS コルヴォーサはあらゆる人々が集まる地である。街の市場ではウィザードがバーバリアンと肩を並べ、ファイターやモンクは衛兵や傭兵として働き、ローグやパラディンは街のエリートの間で時間を争っている。また、湾港地区の一部では反逆したドルイドの一派が活動しているとさえ言われている。しかし、この多様性さ故に、衝突も起こる。コルヴォーサの全ての者が歓迎されている訳ではない。 ヴァリシアの種族やクラスの詳細については、“ルーンロードの帰還プレイヤーズ・ガイド”を参照して欲しい。以下の情報は、それを補足するものであり、これらのゲームの要素が“深紅の玉座の呪い”の基礎として機能する都市でどのように機能するかに関して個々の詳細を提供している。 種族 RACES この都市の人口構成を見てみると、10人のうち9人が人間であることがわかる。人間はあらゆる点でこの都市を支配し、人口の圧倒的多数を占めている。しかし、コルヴォーサの住民は人間だけではないという事は、訪問者にもすぐにわかる。 人間 Humans コルヴォーサの市民の大部分は、シェリアックスからの最初の移住者の子孫であるが、今日では、純粋なシェリアックス人はごく少数となっている。コルヴォーサのほとんどの人間はここで生まれ育ち、ヴァリシア人特有の浅黒い顔や伝統を共有しているわけではないが、彼らもまたヴァリシア人である。一部の伝統主義者たちは声高にシェリアックスの価値観への回帰を説くが、コルヴォーサの標準的な市民たちは、政治よりも家族や富といった現実的な問題に関心を持っている。 市内最大の少数民族である純血のヴァリシア人は、人口の半数以上がヴァリシア人の血を引いているにもかかわらず、10人に1人の割合でかろうじて存在している。コルヴォーサの伝統主義者の多くは、純血のヴァリシア人を派手な服を着た泥棒や殺人者とほとんど変わらないと考えており、彼らに対する偏見は時に醜い私的制裁や脱法的な家からの追い出しへと飛び火する。 彼らはコルヴォーサと近く、この地域は彼らの民間伝承に於いて重要であるにもかかわらず、驚くべきことに少数のショアンティしかこの街には暮らしていない。これは、今日まで続いているショアンティ族とシェリアックス人との間の絶え間ない戦争が、両民族の認識と偏見に影響を与えていることにも起因している。もう一つの理由は、ショアンティ族の文化的伝統に由来する。半遊牧民である彼らは、恒久的な定住地にはほとんど興味がない。 ドワーフ Dwarves 街や貴族と契約を結んでいるドワーフ商人たちがジャンダーホッフから訪れており、商品を買い求める顧客はひっきりなしである。契約した顧客が欲しい品物を選んだ後、ドワーフたちは黄金市場(内陸地区)で残りを売る。残った商品、特に魔法の武器や防具は、埠頭交易所(北点地区)で販売している。ドワーフの仲買人はこの街のあらゆる主要な市場に存在している。ドワーフは一般的にこの街の商人や小売商人の中で最も評判が良く、尊敬すべき存在であると考えられている。 エルフ Elves コルヴォーサではドルイドと同様に珍しい存在で、街のエルフたちのほとんどはミエラニ森の出身である。これらのエルフの中でも指導者的存在であるペリシアル・カリスリーヴィルは、ミエラニの大使を務めている。彼と一握りの側近や家族はこの街が存在している間ずっと街の中で平和的に暮らしている。エルフのために特別に建設された小さな居留地が南岸地区にあり、彼らはしばしば学者や賢者、魔法や自然に関する意見を求める人々のための助言者として機能している。 ノーム Gnomes この小さなフェイの子孫たちは、その大きさをはるかに超える魔法の能力を持っている。この天性の魔法への適性は、権力と評判を求めるアカダマエの注目を集めている。そのため、コルヴォーサにいるノームのほとんどは、この魔法の学校に行くことを考えるか、そこで教えられた方法を不快に感じて退学してしまう。アカダマエの外では一般的なノームと同じように生活しており、ぎこちなくより大きな種族を真似、無視できない脅威として行動する。 ハーフリング Halflings 海運貨物で得る利益を最大化するために、レローング家はハーフリングの船員を雇うことを始めた。さらにノームの船員も試したが、それは失敗に終わった。ハーフリングは半分以下の空間と食料しか必要としないので、レローング家は追加の貨物のためにその余分な空間を使うことができると考えたのだ。アルカナ家を除く他の家はレローング家からこれらのハーフリング用の大きさの船を購入し、ハーフリングの船員で乗組員を構成した。現在、この街のエリートたちが所有する船の半分近くは、このハーフリング用となっている。 ハーフエルフ Half-Elves 退屈した人間の貴族の若い女性たちは時折、魅惑的で美しい者との刺激的な出会いを求めてミエラニの居留地へと近づく。本人もかなり愛欲的であるペリシアルは混乱した喜びと共にこの逢瀬を歓迎し、そうした逢瀬の度にコルヴォーサとミエラニのエルフの間の絆は強まると主張している。外交官としての数年間、ペリシアルはこれで数え切れないほどのハーフエルフの子孫を作り、彼の側近の男性陣はさらに数十人もの子孫を作り出した。コルヴォーサのハーフエルフは良く言えば不幸な人々、悪く言えば信頼できない私生子だと一般的に見られている。 ハーフオーク Half-Orcs 多くのショアンティ族がベルクゼンのオークの近くに住んでおり、その結果、この2つの集団の間でほぼ絶えず続く戦闘状態になっている。これらの戦いは時に非常に個人的なものとなり、その結果、時にはハーフオークとなる。これらのハーフオークは成人期を迎えるまで生存することはほとんどないが、少数ではあるが人間の従兄弟の間で生活することがある。ほんの一握りのハーフオークがコルヴォーサに居を構えている。贅沢な亀亭の用心棒やエリシア・レローングの護衛、数人の他の有名な者を除き、ほとんどのハーフオークは旧コルヴォーサ地区に住んでいる。 ゴラリオンの神々 神名 属性 権能 領域 好む武器 エラスティル 秩序にして善 農業、狩猟、交易、家族の神 共同体、植物、善、秩序、動物 ロングボウ アイオメデイ 秩序にして善 武勇、統治、正義、名誉の女神 戦、栄光、善、秩序、太陽 ロングソード トローグ 秩序にして善 鍛冶、守護、戦略の神 工匠、守護、善、地、秩序 ウォーハンマー サーレンレイ 中立にして善 太陽、救済、誠実、治癒の女神 栄光、善、太陽、治癒、火 シミター シェリン 中立にして善 美、芸術、愛、音楽の女神 風、守護、善、幸運、魅了 グレイヴ デズナ 混沌にして善 夢、星、旅人、幸運の女神 解放、幸運、混沌、善、旅 スターナイフ カイデン・カイリーエン 混沌にして善 自由、エール、ワイン、勇猛の神 混沌、善、力、旅、魅了 レイピア アバダル 秩序にして中立 都市、富、商人、法の神 高貴、守護、旅、地、秩序 クロスボウ イロリ 秩序にして中立 歴史、知識、自己完成の神 力、知識、秩序、治癒、ルーン 素手打撃 ゴズレー 真なる中立 自然、天候、海洋の神 風、植物、天候、動物、水 トライデント ファラズマ 真なる中立 運命、死、予言、誕生の女神 安息、死、知識、治癒、水 ダガー ネサス 真なる中立 魔術の神 ルーン、守護、知識、破壊、魔術 クオータースタッフ ゴルム 混沌にして中立 力、戦闘、武器の神 戦、栄光、混沌、力、破壊 グレートソード カリストリア 混沌にして中立 欺き、色欲、復讐の女神 欺き、幸運、混沌、知識、魅了 ウィップ アスモデウス 秩序にして悪 専制、奴隷制、傲慢、契約の神 悪、欺き、秩序、火、魔術 メイス ゾン=クーソン 秩序にして悪 嫉妬、苦痛、闇、喪失の神 悪、死、秩序、破壊、闇 スパイクト・チェイン ウルガソーア 中立にして悪 暴食、疫病、不死の女神 悪、戦、死、力、魔術 サイズ ノルゴーバー 中立にして悪 強欲、秘密、毒、殺人の神 悪、欺き、死、知識、魅了 ショート・ソード ラマーシュトゥ 混沌にして悪 狂気、怪物、悪夢の女神 悪、欺き、狂気、混沌、力 ファルシオン ロヴァググ 混沌にして悪 憤怒、災害、破壊の神 悪、戦、混沌、天候、破壊 グレートアックス クラス CLASSES ヴァリシア最大の都市であるコルヴォーサでは、誰にでもちょっとしたものがある。さらに、コルヴォーサでしか手に入らない物を求めて旅をしたい時期が、すべてのヴァリシア人の人生に必ず訪れるようだ。そのため、11の全ての標準クラスには市内である程度(一部はより詳細な)の描写が与えられる。 バーバリアン Barbarians コルヴォーサのバーバリアンたちはそのほとんどがショアンティの土地からの訪問者だ。様々な理由でシンダーランドから追放されたり、逃亡を余儀なくされたりして、行き場を失った少数の者が街に暮らすことを選択した。バーバリアンは用心棒や港湾労働者、強盗、またはコルヴォーサの汚れ仕事を請け負う傭兵として働くことが多く、通常は街のより裕福な地域では歓迎されていない。 バード Bards コルヴォーサではバードたちは愛され、一方では嫌われてもいる。地元の人々は芸能人の噂話を楽しむのと同じくらい、彼らの演芸を楽しんでいるため、ここでバードが目立たないようにするのことは難しい。いくつかの酒場や宿屋、劇場などの施設では、常時バードのために会場を提供している。コルヴォーサにあるオペラ劇場(ヴァロン・パラストゥスと言う名の暴君が支配人)のマーブル・ドームや、コルヴォーサ最大の宿屋である詩人の頂亭は常に旅の芸人たちを歓迎している。 クレリック Clerics ゴラリオンには膨大な数の神々が祀られているが、その内の20の神々に対する信仰は他の神々を圧倒している。コルヴォーサ市内でその20の神々を信仰するクレリックを見つけることは容易ではあるが、それ以外の神々を信仰する者(特に悪を信仰する者)を探すのは難しいだろう。間違いなくアバダル教会はコルヴォーサで最も大きな力を持っている。アバダルは都市や商人の神であるだけでなく、この都市を保護する守護者でもあるからだ。ファラズマの教会はコルヴォーサの死者に気を配り、市内のネクロポリスで一際目立つ大聖堂を維持している。街の庶民の多くは守護者としてサーレンレイを好んでおり、シェリンは街の芸術家たちの間で根強い支持を得ている。アスモデウスの教会は信仰に僅かに不安と恐怖をもたらすが、この教会の信者は常に法律を遵守することを期待され、生贄は志願者からのみ捧げられる。信仰の垣根を超えて、「数多の神殿」にはゴラリオンの20の代表的な神々の大多数が祀られている――ゴルム、ラマーシュトゥ、ロヴァググだけはここでは含まれていないが、これらの神々もこの街の特定の場所には信者が存在する。 ドルイド Druids ドルイドは一般的にコルヴォーサの市民から信頼されておらず、好意的に捉えられていない。この主な原因は度々西埠頭の河岸で厄介者やならず者として振る舞う凶悪なドルイドたちの冷酷な結社の行動である。他のドルイドでさえもこの集団を厄介者と考える傾向があり、街を訪れる必要がある数少ない機会では、彼らは目立たないように行動している。「数多の神殿」はドルイドの信仰を公式には認めていないが、瞑想するための静かで便利な場所を求めるドルイドたちはいつでもそこを訪れることができる。 ファイター Fighters コルヴォーサではファイターたちには幅広い機会があるが、コルヴォーサの守護者であるコルヴォーサ守備隊に引き入れられることほど名誉なことはない。現役の守備隊員たちはエンドリン士官学校を宿舎としているが、守備隊は必要な時に結集することが期待されている予備隊員の民兵も維持している。また、ファイターは民間の警護や用心棒、街に多くある格闘学校で生徒や教師としてなどコルヴォーサのいたる所で仕事を見つけることができる。 モンク Monks コルヴォーサではモンクはほとんど見かけないが、遠く離れたヴードラの秘法師やティエン・シアの武道家や、彼らの素手で成し遂げられる驚くべき技の話を聞いた者は多い。コルヴォーサには修道会の拠点はないが、図書館や教会にはモンクの興味を惹きつけるものが沢山ある。 パラディン Paladins コルヴォーサは極めて遵法的な都市だが、概して法律の適用ほどにはその目的に対して関心を持たない。それどころか法律に関する市政の公平な姿勢は、世間一般の悪に対する意識を歪めている。その結果、ほとんどのパラディンはコルヴォーサが自分たちには窮屈な場所であると感じており、都市の圧倒的な官僚主義と、都市がヘルナイトのネイル騎士団やアスモデウス教会のようなものを受け入れることに不満を募らせている。コルヴォーサのパラディンのほとんどは、自分たちが善行を積むのに最適な場所であると考え、アバダル教会とコルヴォーサ守備隊と手を組んでいる。 レンジャー Rangers コルヴォーサでレンジャーのための最も有名な場所と言えば間違いなくセーブル・カンパニーだろう。このヒポグリフに跨るレンジャーの精鋭集団の隊員がコルヴォーサの上空を巡察しているのを時折見ることができるが、その地位を獲得するのは難しい。それでも、コルヴォーサで育った多くの人々は、こうした飛行する守護者たちに対して心中に確固とした感謝と畏敬の念を抱いており、それはセーブル・カンパニーの一員ではないレンジャーまで概して市民から敬意を勝ち取れるほどだ。 ローグ Rogues 法律を好むにもかかわらず、コルヴォーサの通りにはあちこちで盛んに活動する裏社会がある。街の低家賃地区では、無数の盗賊団や悪党、厄介者のギャングたちが潮のように浮き沈みしている。緩やかに連携して拡大したヴァリシア系犯罪王の組織であるスクザーニは、これらのギャングの多くを支配しており、一般市民のヴァリシア人に対する悪評に大きく貢献している。コルヴォーサの現在の盗賊組合は青の結社として知られており、この組織の構成員たちは、主にみかじめ料の取立てと密輸に焦点を当てている。 ソーサラー Sorcerers コルヴォーサにいるソーサラーのほとんどはヴァリシア人で、血脈の何らかの偶然によって自然に魔法の才能が備わった人々である。一般的に、ほとんどの人々はソーサラーとヴァリシア人の境界線が曖昧で、その結果、ソーサラーは事あるごとに厄介者と考えられている。確実に、研究と鍛錬なしに秘術魔法を使用しても災厄を招くことにしかならないと主張し続けるアカダマエの圧倒的な努力は、こうした理解されていない秘術使いに対する一般的な意見を助長してはいない。 ウィザード Wizards コルヴォーサではウィザードはとても尊敬されている。コルヴォーサにおける最高の栄誉の一つであるアカダマエでの修練の証を示すことができれば尚更だ。アカダマエはヴァリシアで最大かつ最高の人材を擁する魔法学校であり、そこに通うことへの威信と名誉は、最近ではシェリアックスの由緒ある大学にも匹敵するようになってきた。アカダマエへの入学は難関で、そこで教えられている教育課程は危険をもはらんでいるが、アカダマエを卒業した魔法使いは、自分の壁に飾る卒業証以上のものを得ることができるのだ。コルヴォーサには他にもウィザードの学校(特にアノマネクサス大学、アカダマエと異なり専門化しないウィザードに教えている)があるが、アカダマエの影に隠れてしまっている。 装備品 EQUIPMENT コルヴォーサの装備 KORVOSAN EQUIPMENT コルヴォーサの冒険者たちは多種多様な武器、鎧、その他の装備を採用している。 バーバリアンの噛み煙草/Barbarian Chew:ショアンティ族は、シンダーランド全域で見られる茂みに生えている乾燥させたガルトルートの葉で、この苦みのある赤い噛み煙草を作る。これは興奮剤として攻撃性を高めるため、バーバリアンの激怒の持続時間を1ラウンド増加させる。この効果は1時間持続する。 医師の仮面/Doctor’s Mask:この仮面は鳥のような形をしており、鼻と口を覆う木製または陶器製の嘴と保護眼鏡が取り付けられている。この嘴の中には感染症を防ぐためのハーブや香料、香辛料などが詰められている。この仮面を着用している間、空気中の毒素や臭気による影響への頑健セーヴに+1の状況ボーナスを得る。コルヴォーサでは、治療師や医師ではない者が公の場で医師の仮面を着用するのは軽犯罪に該当する。 アース・ブレイカー/Earth Breaker:ヴァリシアのショアンティ族が使用する巨大な槌で、一般的なバーバリアンの武器だ。 ハロウ・デッキ/Harrow Deck:これは、ヴァリシアの占い師や予言者が使用する伝統的な占い札である。精巧に図示されたハロウ・デッキもあるが、ほとんどは手描き画の羊皮紙か紙の札である。ハロウ・デッキはしばしば世代を越えて受け継がれ、結果としてそれらの使用者に細心の注意を払って扱われる。 ハイド・シャツ/Hide Shirt:この軽装鎧は通常、ジャイアント・リザードの革や骨、分厚い鱗で作られる。 クラール/Klar:クラールは利き手でない方の手の軍用武器(斬撃)として敵を攻撃することができる。攻撃ロールにペナルティを受ける際は、クラールは軽い武器と見なされる。クラールを武器として使用する場合、次のアクション(通常は次のラウンドまで)までの間、君はアーマー・クラス・ボーナスを失う。クラールは区分ごとに別々に強化することができる。盾への強化ボーナスは武器に影響を及ぼさない。 香水/コロン/Perfume/Cologne:香水やコロンは、その香りによって不愉快なことを避けたい人のための一般的な装飾品である。もっと高価な外国産の香りは、街のもっと限られた場所で販売されている。異国の香水やコロンは通常、10回分が入った小瓶で売られており、1回の使用で24時間持続し、その間、身につけている者は〈交渉〉判定に+2の状況ボーナスを得る。 ソートゥース・サーベル/Sawtooth Sabre:これは悪名高き“赤蟷螂”の象徴的な武器で、ソートゥース・サーベルは残酷なまでに効率的な武器である。湾曲した鋸歯状の刃は深い傷を与えることができ、この武器に習熟しているならソートゥース・サーベルを軽い武器として扱う。《特殊武器習熟:ソートゥース・サーベル》特技を取得していない場合にはこの武器はロングソードとして扱われる。 ブレーデッド・スカーフ/Bladed Scarf:ブレーデッド・スカーフは間合いの長い武器で、10フィート離れた相手に攻撃することができる。また、隣接する敵に対しても使用することができる。君はブレーデッド・スカーフで足払い攻撃を行うことができる。ブレーデッド・スカーフに習熟しているのなら、使用者に組みつき判定を成功させた全てのクリーチャーに1d4ポイントの斬撃ダメージを与える。ブレーデッド・スカーフは《武器の妙技》特技を使用することで、例えそれが使用者にとって軽い武器でなかったとしても、【筋力】修正値の代わりに【敏捷力】修正値を攻撃ロールに適用できる。 ポケット付きスカーフ/Pocketed Scarf:このスカーフは自分が身につけている物体を隠すために行う〈手先の早業〉判定に+4のボーナスを与える。 強靭化スカーフ/Reinforced Scarf:鎖または枷に丁度いい、この8フィートの長さのスカーフは、細かい鎖の環と金属板で補強されている。強靭化スカーフは硬度10、4ヒット・ポイントを持ち、破壊するにはDC24の【筋力】判定が必要となる。 ショアンティ・ボーラ/Shoanti Bola:ショアンティ族は削った骨に重い石を取り付けた特殊なボーラをよく使用する。このボーラは通常のボーラとして機能するが、非致傷ダメージではなく致傷ダメージを与える。大抵のショアンティ・ボーラはうなり板としても機能する。その重りに付けられた小さな曲がった穴により、この武器は振りまわした際に悲しげで鋭い音を放つ。 スターナイフ/Starknife:この武器は古くから聖なる武器としてデスナの教団で使われている。これを手にした者はスターナイフで刺したり、チャクラムのように投げたりすることができる。 ヴァリシアの偶像/Varisian Idol:この忘れられた精霊を象ったものは召喚魔法の効果を増強する。サモン・モンスターやサモン・ネイチャーズ・アライの発動時に使用した場合、招来したクリーチャーの最大ヒット・ポイントは、そのクリーチャーが持つヒット・ダイス毎に+2増加する。 コルヴォーサの装備 アイテム 市価 重量 バーバリアンの噛み煙草 15GP 1ポンド 医師の仮面 50GP 2ポンド ハロウ・デッキ 100GP ― 一般的な香水 1GP/1服 ― 異国の香水 10GP/1服 ― ポケット付きスカーフ 8GP 1/2ポンド 強靭化スカーフ 10GP 1ポンド ヴァリシアの偶像 50GP ― 軍用武器 武器 価格 ダメージ(S) ダメージ(M) クリティカル 射程単位 重量 種類 軽い近接武器 スターナイフ 24GP 1d3 1d4 x3 20フィート 3ポンド 刺突 片手近接武器 クラール 12GP 1d4 1d6 x2 - 6ポンド 斬撃 両手近接武器 アース・ブレイカー 40GP 1d10 2d6 x3 - 14ポンド 殴打 特殊武器 武器 価格 ダメージ(S) ダメージ(M) クリティカル 射程単位 重量 種類 軽い近接武器 ソートゥース・サーベル 35GP 1d6 1d8 19-20/x2 - 2ポンド 斬撃 両手近接武器 ブレーデッド・スカーフ* 12GP 1d3 1d6 19-20/x2 - 2ポンド 斬撃 遠隔武器 ショアンティ・ボーラ 15GP 1d3 1d4 x2 10フィート 2ポンド 殴打および刺突 *間合いの長い武器 コルヴォーサの防具 防具 価格 鎧/盾ボーナス 【敏捷力】ボーナス上限 防具による判定ペナルティ 秘術呪文失敗確率 移動速度(30フィート) 移動速度(20フィート) 重量 軽装鎧 ハイド・シャツ 90GP +4 +4 -3 20% 30フィート 20フィート 25ポンド 盾 クラール 12GP +1 ― -1 5% ― ― 6ポンド 特徴 TRAITS 固く結ばれた絆 THE TIE THAT BINDS 他の都市と同様にコルヴォーサにも闇がある。あらゆる種類のスリ、暴漢、泥棒、強盗、暗殺者、そして犯罪者たちが波止場のスラム街に蔓延り、下水道に潜み、“屋根板区”の上に入り込んでいる。コルヴォーサ守備隊は街の犯罪者たちによる被害を最小限に食い止めるために最善を尽くしているが、現実は厳しく犯罪者たちの数は常に取り締まる側を上回っている。つまり、処罰されない犯罪もあれば、大きな成功を収める犯罪もあるということである。 その中でも最悪なのは、おそらく街の犯罪者たちを取り仕切る首領たちだろう。赤蟷螂の暗殺者たちを束ねる邪悪な指導者をはじめとし、数名の友人や従妹からなるギャング団を統率するヴァリシアのスクザーニに至るまで、コルヴォーサでは数十人にも上る犯罪者たちが常時活動している。より大きな組織が庶民を悩ますことがほとんどない一方で、彼らのような小規模な犯罪者たちは皮肉にも、コルヴォーサの法律に従う市民たちに被害を与える。その望ましくない人物の1人が、コルヴォーサの陰鬱な裏世界で大物になる機会を逃した、下劣なゲイドレン・ラムである。その全盛期を過ぎた年老いた泥棒は孤児たちを誘拐し、些細な犯罪で自分の卑しむべき生活を支えるよう強要している。コルヴォーサの下層階級の多くはラムと取引を行ってきた。街の中流階級や貴族の一部でさえ、この卑劣な老人のために人生を複雑なものにしてきた。だが、彼は何をしようとも、いつも衛兵から逃れ、自分の犯した罪に向きあうことを避けているようだ。 しかしながら、ゲイドレン・ラムの運勢は変わろうとしている。彼が活動する内に最近触れた者の中には、コルヴォーサの偉大な英雄となる運命にある数人の男女が含まれていた。そして、その英雄の一人が君なのだ。 背景特徴 BACKGROUND TRAITS “深紅の玉座の呪い”が始まる前でさえ、君には他のPCたちと共通した特徴がある。それは皆、何らかの形でゲイドレン・ラムからの被害を被っているのだ。このキャンペーンは君と他の有望な若き英雄たちが、街の衛兵たちに出来ない(またはしない)ことをするために集められた所から始まる。その目的はゲイドレン・ラムが犯した過ちを、法廷か復讐に燃える剣の切っ先で裁くためである。 ここでは君のキャラクターが選択できるゲイドレンとの5つの結びつきと、この忌まわしい裏組織の首領が過去に君にどのような影響を与えたかを説明する経歴の断片を示す。いずれの特徴も不運な出来事を大まかに描いたもので、自分の必要性に合わせて変更できるため、君のキャラクターを形成するのに役立つだろう。特徴を選択したら、自分のキャラクターのコンセプトに適合した利益を選択する。自分の選択した特徴の詳細を、キャラクターの経歴に合わせて自由に変更したり手を加えて欲しい。ゲイドレンが罪を償うのを見るに足る理由がある限り、君は冒険的な人生を歩む内なる理由を、さらに重要なこととして新しい仲間たちとの絆を深める理由を持つ。 もちろん、これらの背景的な特徴はゲイドレンの件が片付いた後にキャンペーンに入った新しいキャラクターにはうまく機能しないだろうが、雰囲気を説明している文章は簡単に変更できる。GMに相談して欲しいが、以下の特徴の中から1つを選び、いくつかの名前を変えて全く異なる状況に焦点を合わせることはそう難しくないだろう。君の新たな高レベルのキャラクターがこれらの問題にすでに対処済かどうか、またはキャンペーンの今後のイベントにこれらの問題を組み込むのかはGM次第となる。選択した特徴の利益はゲイドレン・ラムの件が片付いた後にも継続する。 〔麻薬中毒者〕 Drug Addict 君の知る誰かがドリーム・スパイダーの毒を蒸留して作られた麻薬である“慄け薬”の中毒者になった。この麻薬は鮮明な夢に満ちた睡眠を誘発し、その間、使用者の体はしばしば揺れ動いて震えるため、通称“慄け薬”と呼ばれている。この“慄け薬”の見せる夢と忘却は、退屈な人生から脱却するには自殺しかないと思い込ませてしまうことが度々あるため、自暴自棄になっている者には特に危険である。君は常々“慄け薬”を下層階級の問題だと思っていたが、君の知る誰かは常用していて過剰摂取してしまった。君は少し調べると、友人が麻薬中毒になるきっかけを作ったのはゲイドレンという裏組織の首領だったことを知った。残念なことに、衛兵たちはもっと大物に目を向けているようだった。彼らに言わせると、いわゆる“乞食の悩みの種”に多くの労力を費やす時間などないそうだ。ゲイドレンの活動を停止させようとするなら、それは君の手にかかっているように思える。 友人が中毒者:中毒者は友人または恋人で、過剰摂取から生き延びたかもしれないし、そうでなかったかもしれない。麻薬事情と地方行政を調査したお陰で、君の通りに関する知識は立派なものとなった。君は〈知識:地域〉判定または情報収集判定の際に+2のボーナスを得る(この特徴を選んだ際にどちらか選択する)。 自分が中毒者:君は中毒者だった。君は自分が死にかけたことでゲイドレンを非難し、彼の麻薬が他の若者たちに同様の問題を引き起こしていることを憎んでいる。幸運にも君の体は毒素から急速に回復し、頑健セーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。 〔冤罪〕 Framed 君の知る、愛する者が殺人罪で告訴されて被告人となった。地元の漁師の目撃者とされる人物の証言だけでも、この事件を立証するには十分であるように思われたが、被告人には十分なアリバイがあり、判決はすぐには下されなかった。誰かがその漁師と対決し、彼は実際の殺人者――ゲイドレン・ラムという名前の地元の裏組織の首領――によって偽証するよう脅迫されていて、凶器を埋めるよう強要されていたと突き止めた。だが、ラムの手下たちは彼が証言を撤回する前に漁師を殺してしまった。これにより重要参考人が不在となり、被告人は自由の身となったが、その汚名は被告人の評判を落とすには十分なものであった。君がゲイドレンを見つけることができれば、殺人に結びつく証拠を見つけて、被告人の汚名を晴らすことができるだろう。 家族の名誉:嵌められたのは家族で、父親または姉妹だった。君は熟練した弁舌で漁師を騙して真実を明らかにすることに成功したため、〈はったり〉判定に+2のボーナスを得る。 退学:告訴されたのは君自身だった。結局は友人が漁師に立ち向かい、事実が明るみになったことで解放されたとはいえ、汚名を被った影響は大きかった。そのため君は退学を余儀なくされた(恐らくアカダマエだろう)。その結果、君は自己鍛錬を強いられ、同僚たちからの反発にもかかわらず、自分が選んだ職業に就けることになった。君は〈呪文学〉判定に+2のボーナスを得る。 〔失われた愛〕 Love Lost ある夜、君の愛する者が暗い路地でナイフで刺されて命を落とした。遺体の身元確認のためにコルヴォーサ守備隊に呼ばれた君は、遺体から指輪がなくなっていることにも気付いた。君はその指輪を盗んだ者が、愛する者を殺した犯人だと確信している。君は自分で少し調査をした結果、最近、地元の商人が指輪を売っているのを発見した。とても悔しいことにまだ買い戻せる程の余裕はなかったが、商人は誰から指輪を買ったのかを教えてくれた。その男の名はゲイドレン・ラム。この男が君の愛する者を殺した犯人か、少なくとも誰が殺したかは知っているはずだ。唯一の問題は彼をどうやって見つけるかだ。 孤児:殺された被害者は、君の唯一の親だった。君は兄弟の面倒を見たり、家族の問題を処理したりするために、早く大人にならざるを得ず、幼い頃から自分のことを自分で対処することを余儀なくされた。君は次の技能のうち1つに+2のボーナスを得る:〈製作〉、〈芸能〉、〈職能〉。 恋人との死別:殺された被害者は恋人だった。恋人の死によって君の一部も死んだようになり、取りつかれたかのように不気味で、暗く思い詰めた雰囲気を醸し出している。君は〈威圧〉判定に+2のボーナスを得る。 〔行方不明の子供たち〕 Missing Child 君は自分の知っている子供はゲイドレンに誘拐されたのではないかと疑っている。関係があるかはさておき、君はゲイドレンの“小ラムたち”と、どのようにしてかの老人が子供たちをスリや犯罪の手先として利用しているかという噂を聞いたことがある。そして君が探している子供が、スリで知られる他の組織といるところを市場で目撃されたという噂まで耳にした。コルヴォーサ守備隊は君の窮状を理解してはいるが、最近は「もっと重要なこと」で手一杯のようで、ゲイドレンについてはまだ何も掴むことができていない。ゲイドレンを倒してその犠牲者を救うことに興味を持つ者は誰もいない。この仕事は君にかかっているのだ。それにしても、その老悪党は一体どこに隠れているのだろうか? 行方不明の兄弟姉妹:行方不明の子供は君の兄弟か姉妹だった。誰もが諦めていたが、君だけは兄弟姉妹がまだ生きていると言う望みを信じていた。常にいなくなった兄弟姉妹を探し続けていた君は、噂を広めたり他の場所から情報を集めるための技術が身についた。情報収集と〈真意看破〉が君のクラス技能として常に使用できる。 行方不明の息子(娘):行方不明の子供は自分の息子か娘、姪や甥、あるいは上司や雇用主の息子や娘であり、自分が保護するべき義務を負っていた。子供は市場へ出かけた際やその他の日常的な出来事の間に誘拐された。根気よく噂を聞き込むことに長い時間を費やすことで、君は意志セーヴに+1のボーナスを得ることができるようになった。 〔不幸な幼少期〕 Unhappy Childhood 君はゲイドレンの奴隷にされた孤児の一人として過ごしていた。両親のいる家から連れ去られたのか、市場へ出かけた際に誘拐されたのかもしれない。君の孤児院を経営していた無責任な保母が、どうしても必要な金を貸りる代わりに、君をゲイドレンに差し出したのかもしれない。あるいは、君もゲイドレンの奴隷たちと同じように“簡単な仕事”の見返りに定期的な食事と屋根を与えられるという彼の約束に屈した子供だったのかもしれない。いずれにせよ、君は彼の元から逃げ出す前に“小ラムたち”の一人として数年を過ごした。それ以来、ずっとその老人を恨んでいた。 責め苦:君が多くの失敗を繰り返すと、ゲイドレンは君を拷問した上にゴミの山に置き去りにした。その時の傷跡や記憶は君の反応速度を高め、すこしばかり神経過敏になった。君は反応セーヴに+1のボーナスを得る。 信仰心:君はゲイドレンの仕事をしている間に、君が今日崇拝している神の聖印を見つけた。それに興味をそそられた君は礼拝に出席するためにこっそりと抜け出したのだ。ゲイドレンがそれに気付くと、君を限界まで叩きのめして聖印は破壊されてしまった。君の信仰は痛みを遮り、ゲイドレンの支配から逃れて教会へと避難し、残りの青春時代を過ごした。君は精神集中判定に+2のボーナスを得る。 新たな特技 《セーブル・カンパニーの兵士》 Sable Company Marine 君はエンドリン士官学校でヒポグリフ騎乗科に選抜され、卒業した。君はヒポグリフに乗る素晴らしい技量を持つだけでなく、特定の乗騎と絆を結んでいる。 前提条件:レンジャー・レベル4 利益:君は動物の相棒としてヒポグリフを得ることができる。君は自分のヒポグリフの相棒に騎乗している間、〈騎乗〉判定に+2のボーナスを得る。加えて、君が自分のヒポグリフの相棒から20フィート以内にいる限り、ヒポグリフの相棒は[恐怖]効果に対して行う全てのセーヴィング・スローに+2の士気ボーナスを得る。 《屋根板の走り手》 Shingle Runner 君は子供の頃、コルヴォーサの大部分を覆う、屋上同士を繋ぐ屋根板区で多くの時間を過ごした。君は登攀、跳躍、落下を回避することに長けている。 前提条件:【敏捷力】13、《軽業師》 利益:君は登攀と跳躍の判定に+2のボーナスを得る。また、気を散らしている時でも〈登攀〉判定において出目10を選択することができる。君が落下した場合にはいつでも、10フィート低い場所から落下したかのように落下ダメージのダイスが1つ減少する。このダメージ減少は、落下ダメージを更に減少させる為の跳躍と曲芸の判定と累積する。 《クロスボウ体得》(戦闘) Crossbow Mastery 君は目も眩むような速さでクロスボウを装填し、機会攻撃に対する恐れなく、混戦の中で射撃する事ができる。 前提条件:【敏捷力】15、《近距離射撃》、《高速装填》、《速射》 利益:君が使用しているクロスボウの種類に拘わらず、あらゆるクロスボウの装填に要する時間がフリー・アクションに減少する。君はボウを使用しているかのように、全力攻撃アクションを使用して攻撃を行える回数と同じだけクロスボウで攻撃することができる。《高速装填》を修得しているクロスボウ類への装填は、機会攻撃を誘発しなくなる。 特殊:ファイターは《クロスボウ体得》をボーナス特技として選択できる。レンジャーはクラス・レベル6の時点で、戦闘スタイルとして《束ね射ち》の代わりに《クロスボウ体得》を選択することができる。 《アカダマエ卒》 Acadamae Graduate 君は過酷な招来の試験に合格し、アカダマエを卒業した。 前提条件:専門家のウィザード・レベル1;召喚術を禁止系統にしていてはならない。 利益:君が準備済みの召喚術系統(招来)の秘術呪文を発動する際に、発動時間が1標準アクション以上であった場合に発動時間が1ラウンド減少(最小発動時間は1標準アクション)する。この方法で呪文を発動する際は負荷が掛かるため、疲労状態に抵抗するために頑健セーヴ(DC15+呪文レベル)を行う必要がある。 《ハロウド》 Harrowed 君は子供の頃から数えきれない程のハロウを読み、そしてそれは的中した。そのため君は自分の人生が特定の目的のために運命づけられているという確信を高めた。ハロウ・デッキと君の運命は絡み合っているようだ。 前提条件:【魅力】13、1レベルの時点でのみ取得できる。 利益:(魅惑)または(強制)効果に対する意志セーヴ+2のボーナスを得る。 1日に1回、君は自分が所持しているハロウ・デッキから札を1枚引くことができる。その日の残りの時間はいつでも、任意のd20ロールに対して札の紋標に応じた+2のボーナスを適用することができる。例えば【判断力】の紋標の札を引いた場合、意志セーヴまたは【判断力】に基づく技能判定に+2のボーナスを適用することができる。【敏捷力】の紋標の札を引いた場合はイニシアチブ判定、反応セーヴ、【敏捷力】に基づく技能判定、遠隔攻撃ロールに+2のボーナスを適用することができる。この+2のボーナスはロール後に適用することができるが、ロールが成功したかどうか判明する前でなければならない。 ボーナスを決定するために実際のハロウ・デッキがない場合は、単純に1d6をロールすることでランダムに能力値を決定することができる(1=【筋力】、2=【耐久力】、3=【敏捷力】、4=【知力】、5=【判断力】、6=【魅力】)。
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登録日:2020/08/23 Sun 02 08 46 更新日:2024/03/31 Sun 10 59 47NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 この世で最も成り上がった男 ブサイク 一身において聖賢、豪傑、盗賊を兼ねた才物 中国史 乞食坊主 名君 家族大好き 恐怖政治 明 暴君 暴君にして名君 朱元璋 残虐無比 洪武帝 独裁者 猜疑心の塊 皇帝 矛盾の塊 粛清 紅巾の乱 英雄 言葉狩り 農民 開祖 /;;;;;;;;;;;;;\ /;; \ ∈=━/,,;; .;ヽ━=∋ L ;;,__ .. ゝ //;;;; .. ̄ ̄ ̄ ̄.. ;;;ヽ / ;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;; ;;;;; ヽ /j/三三三三三三三三三三ヾ l || |l / ̄\ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′|| 凌遅三千刀、滅九族!! r┤ ト \___/ || / \_/ ヽ . \/ ,ノ | _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__ | _)_ノヽ\ ハ // / ヽ ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ 朱元璋(しゅげんしょう)(大元天暦元年(1328年)~明洪武三十一年(1398年))とは、モンゴルの軛(くびき)を打ち破った英傑であり、乞食山賊上がりの素性怪しい輩であり、献策諫言を受ける度量を持つ賢人であり、文人を憎悪する無学の徒であり、 民を安んずる政策を取る聖王であり、功臣殺戮に明け暮れた邪悪であり、家族を溺愛する素朴な男である。 え?属性が矛盾している?事実なんです… 生涯果てなき地獄の底から 動乱の渦の中へ 天子への道 中華統一・北伐事業 大粛清背景事情 空印の案 胡惟庸の獄郭桓の案と林賢事件 李善長の獄 藍玉の獄 文字の獄 「御製大誥」 結果 家族 その他肖像画 農民に対する態度 後継者が遺訓を守ってくれない 明による日本侵攻 創作関連 歴史家の評価 生涯 果てなき地獄の底から 大元の天暦元年(1328年)、現在の安徽省鳳陽県の農村で朱五四(*1)と陳氏(*2)の間に末っ子として生まれる。 従兄弟も含めて八番目の子だったため、重八と名付けられた(*3)。朱五四は貧しい小作農でしかなく生活は苦しいの一語であったと思われる。 さらには大元は朱元璋が生まれた頃には大元の人材登用の弱点故に無能が多く高官についていたり、その無能らが汚職や収奪を繰り広げ民を苦しめ クビライの孫で後継者だったテムルが早逝した後は後継者候補が軍閥などを巻き込み不毛な後継者争いを繰り返し、延祐7年(1320年)からの13年に至っては7人の皇帝が立っては排除されるのを繰り返し国中が疲弊しきっていた。 折り悪く14世紀は小氷期に突入しており天候不順に見舞われ飢饉が増加しており(*4)、終いにはパクス・モンゴリカと呼ばれるユーラシア大陸の大部分にもたらされた安寧と活発な交易が仇となり 当時致命的な死の病であり、感染拡大を防ぐ術が浸透していなかったペストのパンデミックが発生しユーラシア大陸を飲み込んでいた。 13年で7人もの皇帝が立っては消えた理由は権力争いもあるが、基盤がガッタガタなのも大きな原因であろう。 上も下もドッタンバッタンユーラシア中を軋ませながら破滅に突き進む、そんな時代だった。 そんな地獄のような情勢下で父が至正4年(*5)(1344年)に黄河の氾濫に飲まれて死ぬと朱一家は「詰み」を迎えた。 飢饉に巻き込まれて重八を残し、実家に残っていた家族は全員餓死という悲惨な結果を迎えてしまったのだ。 重八はなんとか生き延び皇覚寺という寺に身を寄せるが、貧農の末っ子みたいな小僧を養う余力はあんまりなく托鉢僧として旅に出された。 体の良い追い出しに近いと言えるだろうか… しかし重八は托鉢を受け生き延び、寺で最低限の教養を身につけただの貧農の子からすると大きく見聞を広げていた。 そんな中、大元の支配は破綻を始める。まず嚆矢として海賊呼ばわりされた方国珍が浙江で蜂起。水軍を操り大元の物流網を寸断し暴れ回る。 さらには宋代に興った白蓮教が末法の世めいた世相をバックに信者を獲得し各地で蜂起し始めたのだ。 動乱の渦の中へ 方国珍は大元から招安(*6)を受け早々に離脱するが、北宋徽宗の子孫を名乗り蜂起した韓山童(*7)・韓林児親子や徐寿輝ら白蓮教勢は止まらなかった。 叛徒はみな紅い頭巾をしていたため紅巾の乱と後世呼ばれる大乱の中、皇覚寺が焼け落ち重八はまたも居場所を失ってしまう。 ここで重八は運命を占いに託した。その結果紅巾軍に身を投じるが大吉、と出たため韓林児の軍の中でも有力であった郭子興の元に馳せ参じ、英雄としての道を… 歩み始めようとしたのだが、スパイと思われて殺されそうになった。あらら。 ここで天命が尽きてもおかしくはなかったが、郭子興が顔を見た際に面構えを殊の外気に入ったため嫌疑は解け幕下に迎え入れられた。 改めてここから英雄・朱元璋(*8)の道はスタートした。 この時期に昔なじみの朋友にして後の明軍最強の将帥・功臣第一の徐達、天性の軍才を誇る猛将常遇春、謀臣李善長らを得る。 彼らとの出会いの後朱元璋は「貴方こそこの乱世を鎮める人物。然るに、同じような境遇である漢の高祖・劉邦(*9)を真似れば良いのです」という李善長から受けた指針のもとに動き、大元軍に徴兵された農民に働きかけ支持を広げ郭子興幕下でも有力な将軍として頭角を現していく。 更にこの頃、功績を認められ郭子興の養子である馬氏を娶る。後に賢夫人と呼ばれ、外付け式ストッパー兼良心として活躍する馬皇后である。 呉国公を自称し、郭子興軍の中枢として存在感を増していたがその郭子興が至正15年(1355年)に亡くなると実子の郭天叙、妻の弟の張天祐、そして娘婿の朱元璋に三分されたが その後まもなくして前者二人の軍が大元に敗れて戦死したため、結局郭子興軍を一人で吸収することとなる。 ちなみに、二人の軍は大元からの降将の言葉に乗って攻め入ったところそいつが内通者でボコボコにされたという終わり方であったが、一説によると朱元璋はその事を知りながら黙認していた つまり郭子興の実子・妻の弟という血縁面では立場が上である邪魔者を都合よく排除できる、と考え敢えて彼らを死地に追いやったという説がある。 天叙の弟である天爵もまもなくして陰謀を巡らせたとして排除されており一定の信ぴょう性はあるが証拠はない。 ともあれ、紅巾軍でも屈指の実力者となった後、「膨らんだ軍を養うには江南の富が必要である」と帰結し、当時の本拠地を半ば放棄し退路を断ち長江を渡って江南に侵入し集慶路(*10)に攻め入りこれを陥落させる。 応天府と名を改めるとここを本拠地とした。半ば山賊の群れであった朱元璋軍だったが、応天府に落ち着くと新たな国を作るための施策を取り始めた。 この政策の実施で朱元璋を見込んだ名軍師劉基らさらに人材を集めることにも成功した。 かくして荊北から江西を支配する徐寿輝の天完、別に紅巾軍とは関係ないが反旗を翻していた蘇州拠点の張士誠の周と並び立ち長江流域の覇を競うこととなったのである。 天子への道 まず戦うこととなったのは、徐寿輝配下の実力者で実権を握ると徐寿輝をハンマーで撲殺し、大漢皇帝として即位した陳友諒であった。 至正20年(1360年)、長江を大艦隊を率いて下り応天府を目指し始めたのだ。朱元璋軍は動揺し、降伏すべきとの進言すら出るほどであった。 それほどに大漢艦隊は圧倒的な勢力だったのである。 朱元璋本人もかなり弱気だったが、劉基のみが毅然と「敢えて陳友諒を応天府に引き込み、伏兵にて撃滅すべし!」と言い放ち、朱元璋もこれを容れて大漢軍を迎え撃つ覚悟を固める。 大漢軍は応天府まで猛烈な速度で進軍し、突入を図るが陳友諒の顔見知りで朱元璋軍から降伏した康茂才を全面的に信頼し、これが偽降であることを見抜けずものの見事に策にかかり、竜湾にて伏兵により壊滅的打撃を受け撤退。 その後朱元璋軍は大漢を押しまくり、陳友諒の当初の拠点であった江州(*11)などを奪い更に上流の武昌(*12)に撤退させるなど有利を築くことに成功した。 この不利を挽回するべく大漢は至正23年(1363年)に周王改め呉王を自称した張士誠の呉が朱元璋を攻める間隙を縫って再び大艦隊を興し、奪われた南昌奪還を目指す。 しかし南昌の留守居部隊が大艦隊による包囲を三ヶ月弱防ぎ続け時間を稼ぐと、朱元璋も呉を撤退させた後大船団を組織し南昌に向かう。 大漢艦隊は南昌の包囲を解き鄱陽湖に布陣し迎え撃った。 当初は巨艦を多く擁し圧倒的な威圧感を誇った大漢艦隊が朱元璋の艦隊を圧倒し、朱元璋座乗の旗艦が斬り込みを受けるなど苦戦したものの 朱元璋水軍の主力を成す兪通海率いる艦隊の火砲により鈍重な巨艦を焼き払うなど徐々にペースを取り戻し、戦闘三日目には吹き荒れた東北の風を利用し、火薬を満載させた火船七隻を決死隊が敵陣に突入させると数百隻を焼き払い無数の敵兵を屠る大戦果を挙げる。 この大火計により腹心であった弟陳友仁を失うなど士官にも大打撃を受けた大漢艦隊は撤退しようとしたが、朱元璋直率の伏兵が逃げ道を塞いでおり兵站も切られた大漢軍は瓦解。陳友諒は突破を図るが矢を受けて戦死した。 この鄱陽湖の戦いにより大漢は継戦能力を実質失い、翌年には跡を継いでいた息子の陳理が降伏。長江中流域はすべて朱元璋の手に収まることとなった。 ちなみに勘のいい読者であればお気づきになられたと思うが、この鄱陽湖の戦いは羅貫中が赤壁の戦いの描写の参考にしたとされ、巨艦を鎖でつなぎ陣にしていた点や決死隊の火船特攻、逃げようとしたところに伏兵がいたなどの描写は鄱陽湖の戦いに即したものになっている。 大漢を滅ぼすと朱元璋は呉国公から呉王に名乗りを変え、同じく呉王を名乗った張士誠との対決姿勢を鮮明にし、徐々に拠点を落とし追い詰めていく。 その進撃のさなか、大元の内紛に付け込み一時は朝鮮半島や上都や大都にも侵攻していたが、本気を出した大元の軍閥の功績稼ぎに使われズタボロにされた挙げ句、張士誠に攻め込まれて大ピンチであった紅巾軍の首領で一応名目上の首領と言える韓林児を保護することとなった。 しかし宋(*13)の龍鳳12年(1366年)、朱元璋の招聘に応え応天府に向かう途上船が転覆し溺死した。これをもって紅巾の乱は朱元璋を輩出するという成果を残し終焉した。 朱元璋が配下に指示し特に用もなくなった韓林児を処分したという説もあるが、明確な証拠は残っていない。 朱元璋は韓林児の事故死後に白蓮教を一転して弾圧しているし、勢力が大きくなればなるほど不満分子は出るし韓林児が火種になる確率は大きくもなる。なるほど排除したほうが合理的…アッハイ証拠はありません。 その後朱元璋軍は呉を追い詰め、1年弱の包囲戦の末隆平府(*14)を落とし張士誠を捕縛。 呉を滅ぼし、何度も大元に背いたり招安を受けたりして出世を重ねた末に独立勢力になっていた浙江の方国珍も朱元璋に降伏。 こうして江南を統一した朱元璋は応天府で大明の皇帝として即位。洪武元年(1368年)正月、明の誕生であった。 朱元璋は一世一元の制を敷き改元を封じたため後世洪武帝と呼ばれることとなる。 ちなみにこの明という国号は地名に由来したものではなく、白蓮教の別名明教から採ったと言われる(*15)。白蓮教は弾圧する一方でルーツは紅巾軍にあることは認めていたのかもしれない。 とにかく、この後は残された敵は長江の北、大元の皇帝及び各軍閥である。 中華統一・北伐事業 洪武帝は洪武元年の即位後すぐに徐達に大軍を預け北伐を敢行。 当時の大元で最強の軍閥を率いたココ・テムルが陝西軍閥の李思斉と交戦中であったことから華北には大きな軍事的空白があり それを突いて破竹の勢いで北上。ココ・テムルも引き返してきて明軍に当たるが敗れ北方に撤退してしまう。 同年8月には大元皇帝トゴン・テムルは大都放棄を決断。全軍民を中原から撤退させた。こうして明は華北を奪還することに成功した。 しかしその後も本拠地に帰った大元(*16)はモンゴル高原に君臨し北の災いとして明を苦しめ続けることとなる。 その後、トゴン・テムル没後皇太子アユルシリダラが即位する間隙を縫い大都の更に北方にある応昌府(*17)を奪い、 洪武4年(1371年)には徐寿輝の天完崩壊時に独立した最後の紅巾勢明玉珍が築いた明夏を滅ぼし四川を獲得するなど順調に領土拡張を進めた。 しかし洪武5年(1372年)、モンゴル高原に踏み込もうとした徐達率いる15万の軍勢が体制を立て直したココ・テムル率いる精兵に大敗。 この後アユルシリダラはココ・テムルに中原奪還作戦を託し南下させる。 一時期は山西地方北部まで盛り返すなど明を苦しめたが洪武8年(1375年)にココ・テムルが病死すると流れが変わり 再び明がモンゴル勢力に対し優越。モンゴル貴族支配下の雲南や甘粛地方、満州を奪い取る。 そして洪武21年(1388年)、ブイル・ノールの戦いでトグス・テムル(*18)の軍を散々に打ち破り圧勝。 即位から21年かけてモンゴル勢力を本拠地モンゴル高原に完全に駆逐することに成功し、かつての唐が中華として支配した領域を概ね回復することが出来た。 江南から興った政権が中華統一を果たしたのは後にも先にも明のみである。 こうして再び漢民族の栄光を取り戻した洪武帝であるが、外征のみならず内政においても尽力していた。自身が農民出身故か農本主義に基づいたかのような政策を実施。 特に小作農など下層の民に優しい統治を図った。工部の官吏や国立学校である国子監の学生を総動員して各地の堤防を修繕したりもした。 一方で魚鱗図冊や賦役黄冊を制作し戸籍や賦役、土地の状態は厳然と管理するようにしたし、衛所制や里甲制はかなりの負担となったのは事実である。 アメだけでは統治は成り立たないので仕方ないね。 さらには家族を信任し、養子に取った建国功臣が一人沐英らを重用したほか、『救荒本草』を著した周定王朱橚や北平の守りとして対モンゴル戦で活躍した晋恭王朱棡、燕王朱棣ら皇子を各地に封じ明の柱石とした。 温和な性格であった皇太子長男・懿文太子朱標が洪武25年(1392年)に急死したことは洪武帝を大いに悲しませたという。 朱標の死後は皇太孫とした朱標の子朱允炆のための体制づくりに腐心し、洪武31年(1398年)に亡くなった。 即位31年という長きにわたる治世であったが、その間に元末の荒廃から中華を立て直したと言えるに足る功績を残した。 歴代の王朝開祖と比べても十分すぎる資質を持った英雄天子といえよう。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- E〓〓〓〓 田〓〓〓〓〓〓〓〓回〓〓〓〓〓〓〓〓] iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii |∥ヾ□ / / / / /iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ┃┃┃┃|∥ | | | | | | ┃┃┃┃┃┃┃┃ ┃┃┃┃|∥ | | | | | | ┃┃┃┃┃┃┃┃ ○○○○|∥ ニニ"◇ ̄◇ ̄◇| ○○○○○○○○ ○○○/|∥  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄U\○○○○○○○○ ○○/ /|∥ 建文帝 ○○○○○○○○ l | |∥U | | | IIIl (○) (○) U | じいちゃん…。 | |而 ( (ヽ_____/(( | じいちゃんのせいで朕の政権弱すぎなんですけど…。 ヽ | | ノ ノ \_/ノ丿 ノ ゞヽヽ ―---oo-――'" …とまあ、いままで出来る限りアレな部分は回避してきたのだが、この人を語る上で粛清を外すわけには行かないのである。 うん、決断力もあるし、部下に任せるということも出来るし、宋や大元で発達した商業本位ではなく農本主義政策を採ったこと自体も朱子学を信奉している以上そうなるのは理解の範囲内ではある。 あるいは、当時は経済も疲弊し交鈔の大暴落や銅の枯渇など通貨の発行にも困るという部分はあったので商業本位の立て直しは至難であったと言える部分もある。 故にここまで書いてきた部分は賛否あるにしても概ね賛寄りである。ただ、ここから先は否寄りの事績が多い。 大粛清 背景事情 華北から江南に根拠地を移しそこで力を蓄えて統一政権を築き上げたわけであるが、江南は華北に比べると疲弊も少なく南宋の故地であり 南宋代から続く大地主や南人(*19)官僚、知識人などが多かった。つまりはまあ、ブルジョワジィかつインテリゲンチャに担がれた訳である。 一方洪武帝という人はどういう人であったか、といえば英雄の器を持つ男であることは確かなのだが、所詮貧農の末っ子に過ぎない。 たまたま寺に行っていたため生き残り、その寺で読み書きを学び、乱世の中で英雄としての才覚を開花させたが、歯車が狂えば父のように黄河に飲まれたり餓死、病死していたような階級の生まれである。 そもそもの問題として金持ちで裕福な人生を送ってきた連中と反りが合うわけがなかったわけである。 それでも、大元、北に逃げて北元となったモンゴルの驍将ココ・テムルが健在だった頃は気に入らない連中でもしっかり利用せねば中華統一は覚束なかったため、そこまで亀裂が発生することはなかった。 そこで亀裂を起こして勢力瓦解させるようでは三流の群盗。そこはさすが洪武帝、中華帝国開祖は伊達ではなかった。 しかし洪武8年(1375年)、ココ・テムルが病死し北元の圧力が大いに減退すると、北伐よりも新国家の体制づくりが至上命題となる。この頃には中華各地から様々な人材を集められるようにもなっていた。 つまりどういうことかといえば、気に食わないやつを排除し理想の体制づくりをする好機が来たのだ。いや、来てしまった…というべきか… また、華北で決起した頃からの功臣やその功臣が推挙した者らも威光を笠にきて横暴を振るう例はままあった。 正直こういうのは王朝初期のあるあるネタの範疇であり、漢の高祖劉邦、唐の太宗李世民らも通ってきた道であるし、問題を解決するには一定程度粛清が必要だったりする場合はある。 皇帝権を高めようとするならば臣下の利益と当然ぶつかってしまう。それは仕方のないことではある。 しかし洪武帝の粛清が殊更言われるのは、その並外れた猜疑心が家族以外に誰彼構わず、時に溺愛していた家族にすら向けられたことである。 功臣第一の名将で昔なじみの友でもあった徐達や姉の子であった李文忠にすら謀殺した、あるいは自殺するよう仕向けたという疑惑すらあるほど。 馬皇后も死の床に臥せった際「私が死んでしまったら治療を失敗したと責められてあの人に粛清されてしまうかもしれない」と考えたのか、医者を寄せ付けなかったという。無茶苦茶な猜疑心である。 また、当時東シナ海や南シナ海沿岸は倭寇(わこう)と呼ばれる海賊が跋扈しており、北方のモンゴル勢力と合わせて頭痛の種となっていた。 明を通じて北虜南倭(ほくりょなんわ)」(*20)と言われ帝国を脅かし続ける事となるのだが、この頃の倭寇はいわゆる後期倭寇の倭人偽装の明人が率いる海賊団ではなく、 南北朝時代で統治が緩みっぱなしの九州の松浦党などの南朝系武士団が、元寇の復讐戦や南朝方の物資獲得を期して行っていたらしく、ガチの倭人、つまり日本人による略奪であった。 そこで周辺国に朝貢を求める使者を出していた洪武帝は日本に対してかなり強いトーンで「朝貢しろ、倭寇を取り締まれ!」と書状を出していたが 九州の覇権は当初倭寇を派遣していた、あるいは配下が倭寇をやって戦力を供給していた可能性が高い南朝の懐良親王が握っており、明の要求に100%応じられる状況ではなかった。 それどころか鎌倉幕府式のやり方で使者をぶった斬る(流石に全員ではなかったが)暴挙に出る始末であった。 その後、明の趙秩が上手いこと繕って日本が冊封に応じたという形で片付けたためとりあえず懐良親王の暴挙は大問題になることはなかった……が、冊封を受けた証である日本国王の印綬を懐良が受け取ることもなかった。 明からの使者が日本に国王印を持ってきた頃には今川了俊率いる北朝軍が北九州を制圧していたからである。そんな調子だったので倭寇は収まるわけもなし。 一応南朝と違い北朝側は明との交易を考えて倭寇を抑える意思はあったものの、肝心の統治力を巡らしきれていなかったのだ。 終いには倭寇が収まる様子もないのに、懐良名義で送り込まれる朝貢貿易で一儲けしようとする九州諸侯のニセ外交使者のあからさまなカネ狙いかつ無礼粗暴な態度に明は悩まされた。 洪武帝は大変憤激し、「あんな国とはもう交渉を持たん!」とキレていた。とはいえ格上のこっちが感情任せに切るのも…と思ったのか洪武帝は日本の悪名を利用しようと考えた。 外患誘致をでっち上げて粛清の口実を作る、そのための材料にぴったりだったのだ。 空印の案 驍将ココ・テムルの病死でモンゴル軍の組織的抵抗力が弱まった洪武9年(1376年)に洪武帝が仕掛けた粛清事件。 決算の提出の際、再計算が必要な計算ミスなど帳簿上のミスが見つかった場合一から書き直し、各地の長官に認印をもらうという形になっていたのだが 当時はコンピュータもないため、何度となく再提出となれば書き直しにも時間はかかり、その上で許可を貰い直すため仕事がどんどん溜まっていくという事になってしまう。 それを防止するために、慣例としてすでに認印を押された白紙の決算書を用意し、それに書き直して提出するのが習慣となっていた。つまり多重チェック回避策が慣例化していたのだ。押印、ヨシ! しかし洪武帝に見つかり咎められ、「こんなもん不正の温床じゃねぇか!粛清!」と宣言し各地の地方官を処刑・僻地への左遷などの厳罰に処す事としたのである。 これにより多数の官僚が殺されたり左遷されたりした。 まあなんとなく察しはつくだろうが、急に地方官(要するに、都道府県や市役所の公務員)を大量処刑したりしたらあっという間に業務が回らず帝国の統治は止まる。 しかし明はここからも安定的に統治を進めた。つまりどういうことかと言えば、代わりになる洪武帝肝いりの人材を用意した上での粛清ということである。 空印文書への追及はそのきっかけづくりにしか過ぎなかった、ということである。 行革にすら血生臭さが漂うのがなんとも、という感じはあるが、当時の官僚は土地を持っていたりするため束になって抵抗された場合帝国の屋台骨が揺らぐので、やるなら即断即決で命を断つのが最も安全。そういうものなのだ。 この結果人員は洪武帝肝いりの人材に一新、さらに元の時代から存置されていた地方行政の最高機関・行中書省が解体され、皇帝の意思を地方にダイレクトに伝える体制が完成したのであった。 胡惟庸の獄 元が残した遺制のうち、皇帝権とぶつかるものとして行政のトップにして六部を統べる中書省、その頭の左右の丞相がいた。 建国当初は親友で軍人である徐達、文人らしいいやらしさもあるが慎み深さがありあからさまにやらない李善長のコンビであったためにそこまで問題にならなかった。 しかし、洪武帝が李善長の娘婿である胡惟庸を信任し宰相につけた辺りから中書省の雲行きが怪しくなる。 端的に言えばこの胡惟庸、失脚する宰相のテンプレみたいな人材だったのである。 宰相になるくらいなので能力は舅の李善長に劣らないのだが如何せん性格が強欲、嗜虐的で俗人だった。 明史などには洪武帝の軍師であり諫臣でもあった功臣・劉基は胡惟庸が毒殺した、とあるくらいである。 ちなみに劉基は徐達らと共に胡惟庸の宰相就任に難色を示していた。んまあ怪しい。 そんな胡惟庸だったが、空印事件においては陣頭指揮を執り大いに活躍。彼が引き上げた酷吏(*21)の陳寧とともに積極的に処刑や左遷に従事した。 そのため敵はどんどん増えていった。しかしその一方中書省を胡惟庸派、後に胡党の汚名を着る配下でガッチリ固めた胡惟庸にスキはない、はずであった。 洪武12年(1379年)に占城(チャンパ)から朝貢の使者が来たという報告(*22)を洪武帝に怠るまでは、だったが。 翌洪武13年(1380年)、旧暦の正月2日という年始も年始に胡惟庸と腹心の酷吏陳寧は逮捕される。謀反という罪状であった。 もちろん、逮捕から四日後には処刑された。密告者及び一族諸共であった。あっ…(察し) 正史などには様々な理由が書き連ねられているが、まあそれっぽいのをでっち上げただけだろうというのが通説である。 洪武帝の目標は唯一つ、中書省の解体、宰相の廃止及び皇帝権の強化であった。 中書省の胡惟庸派は胡党とされ、中書省諸共に粛清された。さらにこの事件は江南の裕福な地主層、士大夫の基盤にまで延焼を起こす。 ライバルを蹴落とす口実として「アイツは胡党だ!」と言いがかりをつけて逮捕させるという手法が流行したのだ。 洪武帝はその訴えを特に吟味もせずの積極的な処刑を推奨したため犠牲者は増え続け、15000人以上とも言われる。 この粛清の嵐の只中、李善長ら功臣にもその手は伸びたのだが、そこは馬皇后と皇太子朱標が必死になって食い止めてこのときは事なきを得た。 しかし、胡党というレッテルはまだまだ毒として蔓延する事となる。 その胡党探しのために御史台を廃止し都察院に改め監察強化、さらに皇帝の目・耳として近衛軍の一部を改組し錦衣衛とし、秘密警察めいて暗躍させ恐怖政治を敷くのであった。 なお、宰相職廃止はさすがに職務が皇帝に集中しすぎて負荷が大きすぎたためか、洪武帝時代でもう秘書職として内閣大学士職が置かれ、 永楽帝期には諮問機関として内閣を作り大学士複数名を閣僚として採用するなどして地位を固め後世にはさらなる権限委譲を受け、 しまいには内閣大学士筆頭は実質大元までの宰相と同等の存在として振る舞うこととなった。 ただし洪武帝が定めた祖法には宰相に準ずる皇帝の政治代執行人の設置は禁じられており 政治の中枢に座るという意味で法的根拠はまるでなかったがため、かつての宰相ほど政治を壟断することは出来ず皇帝の気分次第で首がすげ変わる(物理)程度の存在でしかなかった。 そのため皇帝への阿諛追従に終始したり讒言であっけなく失脚もあった。 郭桓の案と林賢事件 胡惟庸の獄から五年後、洪武18年(1385年)に戸部尚書(長官)の郭桓が北平の布政司(*23)と結託して食糧を着服する事件が発生。 洪武帝は当然のごとくカンカンであった。六部は中書省解体後皇帝直属の機関として再編し皇帝の手足として働くよう改組した、はずだったからである。 当然のごとく戸部のみならず六部の長官は全員誅殺、他にも中央地方を問わず官吏、さらに官吏と結託して着服したとみなされた商人など民草も多く処断されて数万人を超える犠牲が出たという。 ストッパーの馬皇后が3年前に病死し、皇太子朱標も止めるには力が弱くこの粛清を止めようにも周囲はどうしようもなかったものと見られる。 更に翌年、貿易港寧波の責任者であった林賢が胡惟庸の「反乱計画」に関わっていた「胡党」であるとして処刑された。胡惟庸同様、一族根絶やしであったという。 その後、林賢と胡惟庸の「反乱計画」が明かされた。胡惟庸の命で林賢が日本と結び、兵を招き入れる手はずとなっていたということであった。 無論、これはでっちあげである。当時の日本に海外の反乱軍と結び外征をするような主体は存在していなかったからである。 室町幕府ならできなくはないとも言えなくはないが…南朝勢力や守護に任じた諸侯のことを考慮すればまず不可能と言っていい。 そもそも室町幕府を含めた北朝方は洪武帝の要求した倭寇の取り締まりに前向きであった。 日本の状況を把握せず、倭寇を送り込んでいる可能性のある南朝勢力が九州で強かった時期に最初の使者を送り込んだ明側のミスなのだが、まあそんな事は知る由もなかったということだろう。 前述の通りの日本国王の使者を騙るニセ使者が無礼極まりない態度でカネをたかりに来たようなことも多々あったため、貿易港のある寧波の責任者林賢を胡惟庸の「反乱計画」に通じた罪で処刑し その後日本とは一切の通交を断絶する、ということにしたかったのがこの事件の真実に近いといえよう。 つまり林賢は格下の日本相手にこっちから癇癪起こして断絶、だと体面が悪いので日本が反乱軍と結んでいたとして断交するための理由付けのために始末されたという可能性がある。なんとまあ… 胡惟庸の獄とは分けたものの、どちらの事件も胡惟庸の獄から連続した事件である。そして「胡党」探しはまだまだ続く。 李善長の獄 とまあ、ここまで官吏や士大夫層に痛撃を与えて皇帝権を固めてきた洪武帝であるが、功臣たちはまだまだ多く存在していた。 ここに至るまでにも功臣の一人である甥の李文忠を微罪で葬り去り、親友にして軍功第一の徐達にも腫れ物が出来たところに蒸したガチョウを送りつけ落ち込ませて(*24)死去させた…と史書に記された程の執念をもって功臣狩りを行っていた。 次のターゲットとなったのは胡惟庸とつながりがありながら馬皇后らの嘆願、息子の嫁が公主=洪武帝の娘ということで粛清を回避した太師李善長その人であった。 1390年(洪武23年)、弟の李存義が胡惟庸の陰謀に加担したとして逮捕され、加担したことや兄の関与を「自白」すると李善長は進退窮まることとなった。 洪武帝も李善長は処刑ではなく賜死にして自裁させることで尊厳を守るくらいの配慮はしたが、一族は当然誅滅された。 そして功臣たちも李善長に加担した、陰謀を知りながら止めなかったとして19名が弁明の機会もなく処刑となった。 さらに洪武帝の執念が及ぶ前に天命が尽き死した功臣たちすら爵位を奪われる始末であった。 さらに連座で血の嵐が再び吹き荒れて15000人程度が犠牲になったという。 1392年(洪武25年)に最後の「胡党」が処刑され、かれこれ12年以上続いた胡惟庸の獄、胡党虐殺についに終止符が打たれた。 藍玉の獄 しかし1392年に皇太子朱標が死去。洪武帝は深い悲しみに包まれてしまう。 後継者としては朱標の子、皇太孫朱允炆を立てたが柔弱と思う朱標より若く、乱世の経験も乏しく自身に比べると果てしなく弱い… 洪武帝はそう見ていた。その祖父の心遣い?がさらなる粛清劇を呼び込むこととなった。ターゲットになったのはブイル・ノールの戦いの英雄、大将軍藍玉であった。 この藍玉は常遇春・馮勝といった優れた将軍に仕えて頭角を現し、馮勝失脚後は大将軍となり対モンゴル戦の主将として戦い、ブイル・ノールの戦いで圧勝してモンゴル勢力を駆逐してみせたのであった。 その圧勝ぶりは凄まじく、トグス・テムルこそ逃したが次子ティボドや妃・公主を捕らえるなど古今まれに見る大勝利であった。 この戦いの後大元から続くクビライ系の皇統が断絶。一時的にアリクブケ(*25)系のハーンが立つものの チンギス・カンが統一したモンゴルはアリクブケ系の皇統を支持するオイラト、大元の後継者を自認するドチン・モンゴル、明に投降し衛所制の元仕えるようになったウリヤンハイ三衛と後世呼ばれた勢力に分かれ弱体化を余儀なくされた。 これにより、明建国後最初に手を付けた大業である大元討伐戦はひとまず終結。藍玉は英雄となったのであった。 このように大きな功績を残した藍玉であるが、性格には難が多く時法を守る意志も薄いところがあり、命令もないのに出撃する、勝手に部下の任免をするなど放埒な振る舞いが多かった。 それが災いしたのか真っ先に目をつけられ、1393年(洪武26年)に謀反の疑いで逮捕され速やかに処刑された。これが藍玉の獄開始の暁鐘となった。 功臣を中心に「藍党」「共謀者」が炙り出され藍玉他生存していた功臣のことごとくが弁明すら許されず殺害され、これに連座して2万人とも言われる人間の命が奪われた。 しかし藍玉は武功を誇り専横するちょっとアレな人物ではあったが、謀反を起こすような人物かどうかは微妙な線であり、やはり「藍党」「共謀者」探しからの功臣粛清が主眼であった。 洪武帝の狙いは孫の允炆、のちの建文帝のために少しでも功績があり誰かが担ぐ可能性がある功臣を減らす…そのための追加粛清こそがこの藍玉の獄であると見られる。 こうして念入りに丁寧丁寧丁寧に功臣を潰した結果、湯和・耿炳文・郭英の三人以外の功臣は全滅した。 文字の獄 この他にも文章にケチを付けて始末する文字の獄を積極的に行った。なんでかって?生まれ育ちに超コンプレックスを抱いており文人を激しく憎んでいたからである。 結局功臣粛清だとかそのへんもここにつながるので根が深い憎悪であったと言えるだろう。 例としては 「天に道あり」←道と盗は同じ読みだ!朕を盗賊流賊と謗るか!死ね! 「光天の下、天は聖人を生じ、世の為に則を作す」←光ィ!?キサマ朕が坊主だったのをバカにするか!しかも則と賊は同じ読みじゃないか!死ね! 「禿」←坊主だったのを揶揄するか!死ね! などなど、激しい文章検閲及び揚げ足取り(*26)が行われこれでも命が数多散ったという。 徳川家康「おいおい、そりゃいくら何でもコジツケだろ」 禰衡「文章も碌に読めないとか、所詮貧民出だよね~♪ これだから無教養の権力者ってタチ悪い…あっ言っちゃったw」 意外な?影響で言えば西遊記は水滸伝や三国志演義等と同様、宋から明にかけて小説として完成していく過程にあったが、当時猪八戒は朱八戒といった。 ブタの妖怪に皇帝の名字、特に苛烈な文字の獄を行う洪武帝の国姓である朱をつけるのは命取りということで自主規制した結果が猪八戒という名になったのである。 尤も、皇帝と同じ文字を用いるとは「恐れ多い」としてこれまでも敬遠されていた(*27)事であり、この件に関しては当然ともいえるが… 「御製大誥」 タイトルに有るこの書物は、胡惟庸ら「胡党」がいかなる罪を犯し、いかに苛烈に取り調べられ無残に命を散らしたかを詳述し、その上で洪武帝の訓戒を書き記し 「どんなに偉くなっても悪事がバレたら皇帝はこのように君たちを処分する、こういうことを絶対にしてはいけない、絶対の忠誠を誓え」と迫るものである。 ちなみに「御製大誥」だけでも三巻作成され、この他にも李善長の獄編ともいえる「昭示姦党録」、藍玉の獄編である「逆臣録」など多数が発刊され、官僚必読の書として読み継がれたという。 結果 念入りに皇帝専制の実現及び朱家による皇統継続のため、空印の案で行中書省、胡惟庸の獄で中書省を取り潰し、郭桓の案で六部の独立性を奪い、李善長・藍玉の獄で取って代わる可能性のある功臣を始末してきた。 その結果かどうかは定かではないが、朱元璋の子孫たちは1644年(崇禎17年)に至るまで、300年弱に渡り中華の支配者として君臨することが出来た。 しかし、洪武帝が一番守りたかったであろう朱標、その子どもたちが朱家の祭祀を継ぎ、皇統として君臨することはなかった。 北方の守りに就いていた勇将でもあった四男・燕王朱棣が皇位を狙って反乱を起こし、建文帝を打ち破って皇帝(後の永楽帝)として即位したからである。これを靖難の変と呼ぶ。 この燕賊簒位…アッ(斬首)朱棣による君側の奸を排除する戦いが結果として甥っ子の殺害にまで至ってしまった悲しい事件により、朱標の血統は皇統から外れることになった。 なぜこうなったかと言えば、建文帝側には能力不足な功臣の二世や将たる資質がない文官が多く有能な将軍不在、方や対モンゴル最前線で精兵名将を従えていた朱棣が大きく有利であった、という説がある。 さらに言えば乱世を知らず柔弱な建文帝と、将たる資質をも持つ英雄・朱棣の差があるとも言われるが、そこを埋めるのが臣下の仕事であり、その臣下が前述の通り祖父の手で殲滅されていたのだから建文帝にはどうしようもなかった可能性が高い。 つまりおじいちゃんの気遣いのはずがとんだお節介だったということである。…お節介というか積極的に建文帝の朝廷を弱体化させた、といえるだろうか。 家族思いであるがゆえに、家族の地位を脅かしかねない功臣を始末した結果、建文帝政権の基盤を枯らし、朱棣ら実子の王たちに封土や軍事力を与え、家族一丸となって明という「大きな家」を守ろうとしたのが、雄略の大器であった朱棣の野心に火を付ける事となった。 あまりにも皮肉な話である。 ついでに言うと「家族に封土を与えて国家を分割し、それぞれ治めさせる」というやり方はどう見ても周代以前の封建制そのものである。 1600年ほど前に始皇帝が封建制を全廃して、反対意見が起きた際の「皇族を分封させてもすぐに諸侯で内紛を起こすだろう」という始皇帝(李斯)の再反論に見事当てはまってしまっている。 そういえば劉邦の郡国制(封建制と郡県制の妥協システム)もすぐに内紛を経て終わっている。 1600年前に終わった封建制を持ち出したあたり、根本的に時代ズレしていたのだ。 とはいえ皇子に封土や王号を与えるのはこれまでの諸王朝においてもそう珍しいことではなかったが、洪武帝の場合軍事面での裁量など独立性を大きく与えすぎたところにミスがあったと言えるだろうか。 一応徴税権は中央政府に集約していたため、軍資金は自由にすることが不可能ではあったが… 建文帝政権は諸王取り潰し政策を行う中で一番の難物であった朱棣取り潰しに失敗して滅んだので、あまりに致命的であった。 余談になるが、永楽帝以後は領土削減などを行い諸王が反乱が出来ないような仕組みにはなった。 …が、万暦帝のように皇太子に出来なかった寵姫の産んだ依怙贔屓している子に異様に大きな封土や予算を与えて国庫を圧迫する例もあった。 そこまで可愛がっていた万暦帝の愛玩子・朱常洵さんは李自成軍に煮込み料理にされて食べられてしまいました。 また、宋代とは違い 官僚の命があまりにも軽い 言論の自由も存在しない(*28) 下手なことも出来ないため文人は恐怖し朝廷から距離を置こうとしたがそれも叶わない といったこともあって文人は怯えながら職についていた。 さらには明代は官僚の俸給が異様に安いため忠誠心や仕事意欲がかなり低く、科挙も受験者数は異様に多かったため狭き門には変わりなかったが 問題が定型文(八股文(*29))を覚えるとすぐに解けるような簡便なものになった(*30)ため、宋代よりバカ・無能(*31)でも突破しやすくなっていた。 このため国士たる気宇壮大な人材のみならず、士大夫として地盤を引き継ぎたいだけという意識の低い人材も結果的にではあるが積極的に集めてしまう事となってしまった。 これらが官僚の事なかれ主義を助長し、保身のために目立たずにいることを是とする空気で愚帝にも意見する硬骨の人材が減少することに繋がった。 それでも一条鞭法を全国に拡大適用し財政再建を成し遂げた張居正ら優秀な官僚は出ることは出たが、どちらかといえば少数派であった。 家族 主な人物のみを紹介。 馬皇后 郭子興の養女で、郭子興が朱元璋を気に入ったがために嫁がせたという。明建国後に立后された。 性格は慎み深く献身的、驕らず質素を好みしかし時には夫に諫言するような芯の強さを持つ賢夫人と称揚されるに相応しい女性であり、猜疑心の異様に強い洪武帝も彼女には心を開いて接する事ができたと伝わる。また最も信頼する「側近」ともしていた。 例えば大漢の応天府侵攻の際は彼女の発案で城に蓄えていた財産や食糧を配下や市民に配布して人心の安定を図る、前述の通り功臣粛清を阻止するのは彼女であることが常であったなど洪武帝の欠けた部分を補う活躍をみせる。 とはいえ彼女も洪武帝同様生まれは良くなく無学文盲であったが、女官から字を学び自ら歴史書を読んで皇后の心得を学ぶなど向上心にも優れていた。なんなのこの人… 洪武帝も見てくれで勝る側室はたくさんいたが、本当に心を開いて100%信頼出来たのは馬皇后以外にいなかったようで、事あるごとに彼女を称揚し、彼女はそれを鼻にかけることは一切なかったという。 1382年、洪武帝を残して病死した際には慟哭していたと伝わる。胡党・功臣虐殺は馬皇后の死を境に加速し、その後の粛清も馬皇后ほどに効果的に止められる人物はいなかったという。 洪武帝は数多の側室を持ちエネルギッシュに子を設け家族を増やしていたが、新たな皇后を立后することはなかった。 新たな立后をしないことが=愛の証明とは断言できないが、他の例を見ても深く愛していたがためにしないことが多いので、まあそういうことであろう。 残虐無道な猜疑心の塊である洪武帝が人間朱元璋…いや、小作農の末っ子朱重八としてありのままでいられたのは彼女の前だけだったのだろうか。 後述の朱標ら5人の息子と2人の娘、7人の子に恵まれた…と明史にはあるが、息子たちの母は名もなき側室とも言われる。 洪武帝が息子の血統を箔付けし確かにするために史書の記述を書き換えるように仕向けたらしい。ただし確たる証拠はない。 朱標 馬皇后との間に生まれたとされる長子。明建国後は皇太子として後継指名している。 温厚篤実な性格で、父の苛烈な粛清にNOが言える数少ない人物であったという。洪武帝はその性質を柔弱と断じてはいたが皇太子から降ろすことはなかった。(*32) また弟たちの面倒見もよく、次男秦王朱樉・三男晋王朱棡らが父に疑われた際は弁護に奔走し、厳罰を撤回させることに成功した。 しかし母である馬皇后の死から十年後、父に先立って急死した。享年38歳。懿文太子と諡された。 最後のストッパーである朱標の死は更なる大粛清・藍玉の獄の原因であり、それが巡り巡って後継指名された皇太孫朱允炆の最期をも決めてしまった。 建文帝/朱允炆(しゅいんぶん) 朱標の次男。洪武帝からすると孫。側室の子である。父の死後祖父から皇太孫として後継指名された。 靖難の変に至っても「朕に叔父殺しなんて不名誉を与えてくれるなよ?」と訓令して士気を下げたり、数少ない功臣でまともな将軍の1人である耿炳文をたった1敗であっさり更迭して朱棣に「あのジジイ更迭してどうすんだか、アレ以外なら誰が来たって楽勝じゃねぇか(意訳)」とあざ笑われたり 大敗して帰ってきた李景隆を更迭するでもなく何故か高位につけるという意味不明な行動をとって求心力を下げたりろくでもない戦争指揮能力を持ち、朱棣に敗れ燃える南京に消えた悲しき皇帝。 ただし減税路線や拷問廃止など仁政方向の政策を取っていたらしく、民からは慕われたという記録もある。乱世向きではなかったのだろう。 生存説が当時から流布されており、永楽帝の崩御後には偽物が出たこともあった。 永楽帝により明代においては「いなかったもの」として扱われ、清の乾隆帝による追号や明史の編纂過程でようやく復活することが出来た。 朱棡(しゅこう) 洪武帝の三男。馬皇后との間の子らしい。明建国後は取り戻した華北の晋王に封じられた。 才気煥発で威風堂々とした智勇兼備の逸材であったが、性格に非常に問題があり周辺から讒言されることも多く、謀反を企てたという讒言を信じた洪武帝は彼を処そうとしたが 弟のピンチに長男朱標は必死に弁護に奔走。その結果罰を回避することが出来た。その後は行動を改めて真面目に温厚に生きるようになったという。 太原に拠点を持つ晋王であるため対モンゴル最前線で戦争指揮する役割であったが、朱棣に負けない才能を見せ大活躍し武功を重ねた。 父と同じく1398年に死去。もし存命であったならば建文帝や朱棣の行動にどういう対応を見せたのだろうか… 永楽帝/朱棣(しゅてい) 洪武帝の四男。馬皇后との間の子とされる。明建国後は燕王に封じられた。 兄たちの中では朱棡に似て智勇兼備の逸材であり、対モンゴル戦で大いに活躍。企図した北伐をすべて成功させ、父より「北顧の憂いなし」と称賛されたという。 その後靖難の変を勝ち抜き帝位につき、建文帝派の官僚を無惨に葬り去る(*33)、自身の本拠地であった北平(大都)に遷都。北京と改めるなどして建文帝の即位の事実や自身の簒奪を徹底革除。(*34) 永楽帝の血統が崇禎帝まで連なったこともあり、明代には建文帝や靖難の変について論議することは不可能となった。 ある意味では洪武帝よりたちの悪い残虐無道なところもあったが、大百科事典と言える「永楽大典」や四書五経の政府見解≒科挙のベースとなった「四書大全」や「五経大全」の編纂や 鄭和に大艦隊を預け南シナ海~インド洋を股にかけ東アフリカやメッカまで朝貢を求める気宇壮大な大航海(*35)を7回決行。 さらに5度のモンゴル高原親征でただの一敗もせず全勝して見せるなど明を世界帝国にするため様々な大業を行ってみせた。まさに英雄天子であり、父の英雄成分を最もよく受け継いだ子であったと言えるだろう。 しかし、「四書大全」や「五経大全」は儒教の硬直化や科挙の難易度低下を招き、東廠設置による宦官登用開始は徐々に毒として明を蝕み 後続の皇帝たちは永楽帝の世界帝国路線と洪武帝の農本主義・恤民的な内政専念の両極端な政策の間で揺れるようになり、帝国の不安定化を招くなど功罪の多い男である。 この他に23男16女、側室は史書に記載があるだけで20人以上もいる。大家族である。 なお馬皇后に対しては深い愛情を見せた一方側室には結構酷薄で、馬皇后の死後後宮のリーダー格となった李氏や郭氏は外史(*36)によると不興を買って殺されているという。 その他 肖像画 皇帝然とした温和な老人のものと、極端にアゴがしゃくれて痘痕まみれのものが残っている。現存数は後者のタイプが多い。 郭子興軍に参加したときなど、顔にまつわるかわったエピソードや、明史にも「奇骨貫項」(*37)と記載されていることなどから温和な老人の方ではなくしゃくれ痘痕男のほうが本人に近いとされることが多い。 農民に対する態度 文人や商人など士大夫層には憎悪をむき出しにしてスキあらば文人や官僚には粛清、 大商人には財産の剥奪及び荒れ地に強制移住の上開拓を強いる、あるいは粛清など強烈な敵視政策を行った。 が、農民に対しては非常に心を砕き、肉刑(*38)禁止や、大河を抱える中国大陸では政府の一番の仕事である治水事業に非常に積極的になるなど彼らを慮る政治を取っていた。 おそらく生まれが最下層の農民であったがゆえ、立場は変われど同胞意識が非常に強かったと思われる。 また、中小農民に対する商売が中心の商人には減税という形で助け船を出すこともあった。 後継者が遺訓を守ってくれない 洪武帝は後継者にむけて残した遺訓において様々なことを禁じていた。 宦官を本来の後宮の小間使い以上に重用すること 日本との国交を持つこと 宰相やそれに準ずる職の設置 などである。 しかし、宦官の重用禁止は永楽帝が即位の際に正当性が足りなかったことから鄭和らを重用。 さらに錦衣衛の上部機関として宦官を長とする東廠を設置し、恐怖政治を推し進めたことで破られた。 この後宦官は東廠長官など重要な役職につくようになり、洪武帝が懸念したとおりに土木の変でやらかした正統帝の家庭教師・王振や天啓帝時代に明の滅亡を確定させた魏忠賢などが壟断。 宦官の跳梁跋扈と愚帝のコンボにより、明は大きく弱体化し滅びへの道を進むことになった。 洪武帝が忌み嫌った日本との国交についても建文帝が足利義満の国書を容れて勘合貿易を開始したところで破られた。 その後明はしばらく勘合貿易を続けるが、16世紀には寧波事件で大きな外交問題が起こったり、中国商人が日本商人と私貿易を行うために倭寇となり沿岸を荒らし回るなどせっかく落ち着いた倭寇が活発化するなど散々であり、 終いには豊臣秀吉(*39)が万暦帝期に朝鮮半島から明に侵攻することを企て、その通り道に選定された李氏朝鮮からの救援要請を受けて戦う羽目になってしまった。 なんとか追い払う事はできた(*40)が、国庫に大打撃を受けた上兵力を抽出した遼東方面軍が弱体化しヌルハチ率いる女真族の跋扈を許してしまう。 その結果生まれた女真族統一国家後金、のちの清に明は大いに悩まされることとなる。 守られていれば明は滅びなかったとは言わないが、宦官を重用せず日本に構わずにいたら歴史はだいぶ変わっていただろうか…。 明による日本侵攻 倭寇を取り締まるよう命令した国書を受け取った懐良親王による使者殺し及び「お前らが攻めてくるなら受けて立つぞ馬鹿野郎!(意訳)」と書かれた返書にガチギレした洪武帝は、日本侵攻を真剣に考えた事もあったという。 ただ、元寇の失敗を鑑みてそれは思いとどまったという。クビライの失敗は無駄ではなかったのであった。 創作関連 中国でも毀誉褒貶激しいが、ドラマ「大明帝国 朱元璋」は大ヒットを飛ばし日本でもCSで放送されたりした。朱元璋役はレッドクリフで趙雲役を演じた当時売れっ子であった胡軍。 小説類は…ほぼ存在しない。あの陳舜臣も計画は立てたが史料読みの時点で断念したという難物である。 2ch~5chでは妙な人気があった時期があり、その頃からあるネタスレ「朱元璋とともに苦難を乗り越えてゆくスレ」は一応今でも存在する。 元ネタは暗黒TBSベイスターズ時代にその輝く頭と明るい性格でファンにほんのりと明るい光を灯した…かもしれない山下大輔監督のネタスレ「大ちゃんとともに苦難を乗り越えてゆくスレ」。 当項目冒頭の洪武帝のAAと中盤の建文帝のAAは朱元璋とともに苦難を乗り越えてゆくスレ出典である。ちなみにこのAAが生まれた時期は2003~2004年ごろである。 歴史家の評価 まあ色々あるが、清代の歴史家である趙翼の評価が一番端的でわかりやすいだろうと思うので紹介する。 「一身において聖賢、豪傑、盗賊を兼ねた才物」 ……ここまで長々と書いてきたことがこれだけで十分に説明がつくのが悲しい。 追記修正は「一身において聖賢、豪傑、アニヲタを兼ねた才物」の方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 文字の獄って要は君臣豊楽国家安康だろ -- 名無しさん (2020-08-23 02 26 34) あちらが立てばこちらが立たず、欠点の無い統治者なんていないんだなって -- 名無しさん (2020-08-23 03 01 23) 同じ人間なのか、これ(ドン引き) -- 名無しさん (2020-08-23 06 31 05) 歴史の教科書でしつこく出てきたやつだ! -- 名無しさん (2020-08-23 08 47 25) 暴君呼ばわりされるのは自分たちの既得権益を奪われたインテリの逆恨みも入ってると思う -- 名無しさん (2020-08-23 09 37 34) 場所問わず負けた側はボロクソに言われるのが歴史の常だし、盛り過ぎな部分があったとしても偉大な功績は無視できない部分があったのは確か -- 名無しさん (2020-08-23 10 11 16) 何というか、双子座のサガが実体化したような人物だな。 -- 名無しさん (2020-08-23 10 23 40) 中国史史上でもガチでまったくの貧民、親戚無しで至尊の地位に上った男だからなー -- 名無しさん (2020-08-23 12 13 46) 同じ農民出身皇帝の劉邦もヤk…土地の顔役で、毛沢東も庄屋のお坊ちゃんでどちらも富農だったのに対し(豊臣秀吉も最近は少なくとも豪農クラスの出身だった説が出てるし)、朱元璋はガチの水飲み百姓から天下人までのし上がったのがすごい。って全員晩年の粛清劇が凄い人ですね…。 -- 名無しさん (2020-08-23 13 52 20) 信長と秀吉と家康がフュージョンした様な人だな・・・ -- 名無しさん (2020-08-23 13 54 01) ↑3その上ブサイクで家族が全員餓死ってこれ人生ナイトメアモードだろ。 -- 名無しさん (2020-08-23 14 17 25) 秀吉は中の下くらいかな金もコネも学もないけど文字読めて下働きこなせる程度の教養はあるんだし -- 名無しさん (2020-08-23 16 39 37) 馬皇后が洪武帝を -- 名無しさん (2020-08-23 17 26 28) ちなみに宦官を徴用するなっていうのも体制的に無理筋なんだよね、おまけ代わりに支えてくれる外戚もいないし… -- 名無しさん (2020-08-23 20 04 45) なんかブサメンな顔とか経歴見ているとどこぞの海賊漫画の黒炭オロチみたいだなって思えてきた… -- 名無しさん (2020-08-23 21 02 57) 宦官使うなってんならせめて代わりの官僚くらい残してクレメンス・・・(届かぬ思い) -- 名無しさん (2020-08-23 21 27 15) ↑漢方孝孺、迫真の燕賊批判 -- 名無しさん (2020-08-23 22 40 11) ↑4 劉邦の真似しろって言われたから呂稚がいるかのように功臣殺しまくっただけなのに・・・まあそれでも劉邦は文官や謀臣といった功臣は手にかけてないわけだが -- 名無しさん (2020-08-24 00 37 31) 地盤のない人物だから粛清自体は仕方ないんだが、結果的には裏目ったね。奥さんや息子が善人で、家族の絆も強そうな辺りがまた哀愁を誘う -- 名無しさん (2020-08-24 00 48 09) 洪武帝はダブる名前もないことだし、朱元璋という名も有名なのはその通りなんだけど、永楽帝のことも考えると項目名は「洪武帝」だけでもいいんじゃないかなーと思う。 -- 名無しさん (2020-08-24 00 59 31) 官僚と皇帝、更にココに有力者が絡むので清のあの人並みばりにマジキチレベルで独裁するか、宦官という個人スタッフを使って仕事するかの二択ー(皇帝は全部自分でやりたい、官僚は決まりどおり粛々と処理したい) -- 名無しさん (2020-08-24 10 58 20) 「特定の文字を元に『自分の過去への当てこすり』という言い掛かり同然の冤罪で粛清した」「とにかく数多の功臣が粛清された」とか怖い逸話ばかり聞くせいで「やっぱヨシフおじさんといい貧困層出の君主ってダメなのかな……」と思いきや、「自分が若い頃家族が死に絶えながらも、飢饉の真っ只中おそらくはその悲しみに暮れる間すらなく自分一人で生き延びる術を探さざるを得なくなる凄惨な過去があったから(主に悪い方向に出てしまったけど)、皇帝になって妻子に満足な遺産を残せるようなった後は磐石の治世を残してあげようとしたし、皇后が『治らなかったら医者が冤罪をかけられるかもしれない』とすら病床ですら案じたほど家族を喪う深い悲しみがあったからこそ新たに得た家族への愛情も家族を脅かし得るものへのへと強い警戒心もあった」と良くも悪くも「ただの人間」だったんだとわかってなんか安心した -- 名無しさん (2020-08-24 20 27 43) だから王には血筋がどうしても必要という事なんでしょう 結局王と官の線引きをするって時にじゃあ何が線になるのかと言うと血筋な訳で それだけは官一人じゃ逆立ちしても手に入らないんだから犯しようがない 時代がそうとはいえ皇帝になってしまった事が彼の不幸その物だと思う -- 名無しさん (2020-08-24 22 33 55) ↑実際組織を安定させる方法としては世襲制は未だに有効だしな -- 名無しさん (2020-08-24 23 54 37) 読みが同じで後漢の初代皇帝である光武帝(劉秀)との対比が色々と面白い。あちらが(ある程度の誇張込みとは言え)いかにも穢れを知らない、完璧超人じみていて人間離れしたエピソードが多いのに対して、こちらは皇帝の椅子に座って尚、持たざる者だったが故のコンプレックスや家族に対する甘さといった「人間らしさ」をおおよそ捨て切れていないのがなんとも -- 名無しさん (2020-08-25 09 01 45) 家康の方広寺の鐘の件、文字に関しては確かにイチャモンだがその結果求めた「淀君を人質にだし豊臣は参勤交代しろ」はそれほど理不尽な要求じゃないんだけどね(ていうかこれに従わないなら謀反企んでる扱いされてもしゃーない) -- 名無しさん (2020-09-06 19 26 56) そもそも豊臣氏は家康と天下を争うライバルだから仕方ない。家康にしてみれば小牧長久手で覇権を争った相手の妻子にいつまでも膝を屈している理由はなかろうし -- 名無しさん (2020-09-06 19 51 43) しかしこうして見ると『カイジ』の兵藤会長が慈悲の化身に見えるほどの暴君ぶりだな……民も虐げたより単純な暗君なら五代十国辺りにいくらでもいたし、事実は小説より奇なりとはよく言ったものだ -- 名無しさん (2020-09-06 19 54 29) 経歴だけ見ると虹の世界でも通用しそうだよな・・・ -- 名無しさん (2020-09-13 01 32 44) 馬皇后は病状が悪化しても朱元璋が寄越した医者の診察は受けなかった。理由は結果的に自分が死んだら「治せなかった」を理由に粛清されるのが分かっていたからだという -- 名無しさん (2021-03-08 22 45 06) 耿炳文も朱元璋の死後に粛清されてる。郭勛の子孫は結構後の世代まで残ったらしいが -- 名無しさん (2022-03-21 08 45 10) 極貧に加えて容姿までブサイクとか人生ハードモードにもほどがある。そこから最終的には大帝国の建国者に上り詰めるとか化け物すぎますわ。確かにこの男には人類史最大の成り上がり者という称号がふさわしいな。 -- 名無しさん (2024-03-30 22 33 34) 50歳で亡くなったらしい馬皇后が、もしもっと健康で長生きしていたら、この人の評価ももう少し変わっていたかもしれないなぁ。しかし無学のはずなのに、馬皇后はよくぞここまでの振る舞いと夫の暴走を止めるために尽力できたものだ。歴史は、時折あり得ないほどの天才を産み出すが、馬皇后もその一人だったのかもしれない。 -- 名無しさん (2024-03-31 10 59 47) 名前 コメント
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■大帝国■闘鬼族 ■妖魔族(ウィツァルネミテア系神族) ■獣族 ■夜魔族 ■竜族(各氏族の飛行モンスター出向先) ■サウンドメイズ ■所属不明 ■その他モンスター ■極東神 ■主神派 ■その他神族等 ■魔界 ■ラグナロク(とそれ以前) ■大帝国 名前 出典 情報 初出 髑髏の騎士/大人まどか ベルセルク/まどマギ 大帝国の二代皇帝・覇王陛下(グレート・ハン)かつて地上の1/3の零落神とモンスターを率い人間の為に天使と戦ったもう一人の神の子・審神者サタン(サタナエル)=ルシフェル(の光の側面)生身で見ると目が潰れたり、カメラが故障したりするのは光の神性だから“ルシフェル”は闇の側面(ほむら)とのコンビ名的な物ほむらが色々陰で暗躍して得た栄光を、ドクロちゃんが享受するという関係12世紀頃にハクオロが築いた大帝国への対処で主神派から派遣され、最終的に聖上の養子となって帝国を継承した。700年前の戦いで聖上達を現代に逃がす為に一度倒され、現在では魔王級を上回る程度に弱体化している神器:喚び水の剣(星船のバベルサーバーにアクセスし、地球の範囲内なら天上や魔界などの並行世界を含めたどこにでも転移ゲートを開けるシステム権限キー、中は精密機器だが岩でもスライスできる神鉄製、ウリエルの1200年が詰まった最高傑作)髑髏鎧は中東から中津に来る時勇次郎に買って貰った品。中の人がいる事を知っているのは勇次郎やハクオロなどごく一部戦いで兜を落させたのは聖上、ミカエル、なのはの三柱だけ馬も武具の一部扱いで出し入れ自由。四文字本体と高校生まどかとドクロちゃんは、主神=父(ここでは母)と子と聖霊の三位一体の関係本編後、時々鎧を脱ぐようになり、モンスター街で「目が潰れる程の美人」の噂が立つようになった 2話 ■闘鬼族 名前 出典 情報 初出 範馬勇次郎 刃牙 大帝国・闘鬼王(オーガロード)・氏族序列一位力EX・防EX・魔EX・速EX・特E (なにこのチート…)本人は格闘縛りにしてるが、EXランクの怪力無双が強すぎてハンデになってない。冗談でなく超合金とか捻り潰せる。本当は魔術とか炎とか神器とか神仙術とか使いこなせる生きる理不尽世界樹系&大神殿系の宿敵=巨人族(ティターン神族)の王“炎の巨人王”魔王スルト(神々の黄昏終盤にレーヴァテインで全てを焼き尽くした)ギリシャ神話・プロメテウス(パンドラ赤王に真炎の箱=人類に魔術を与えた)波斯・ファーリードゥーン(アジ・ダカーハ退治)独逸・ジークフリート(ファフブール退治)印南・羅刹王(ラクシャーサ)、阿修羅王、ハヌマーン極東三貴子・スサノオ(八岐大蛇を退治後、出奔)中津・孫悟空(花果山本拠に大暴れ、神器:如意棒、神仙術を取得)モンスターとして受肉しているが、実は極東神として現役の神格持ち20種類の名前と伝説を持つ運営記世界きっての暴れん坊成熟した女をとっかえひっかえするのに飽きて、見守るタイプのロリコンになったので子供受けはすこぶるいい。本編後、しばらく自主謹慎していたがふらり魔界へ暴れ旅。 4話おまけ特 烈海王 刃牙 闘鬼族第二位階、カンフーマスター、料理上手彼の中津料理店はモンスター街でも代表的な人気店の一つ 11話おまけ2 ジャック・ハンマー 刃牙 闘鬼族、薬学に詳しい スペック&ドリアン 刃牙 闘鬼族、名前だけ登場 18話pl ■妖魔族(ウィツァルネミテア系神族) 名前 出典 情報 初出 ハクオロ うたわれるもの/本性:ウィツァルネミテア 大帝国・妖魔王(ファントムロード)・氏族序列二位雷魔法・道術・仙術を巧みに織り交ぜながら鉄扇でガスガス殴りまくるテクニカル+肉弾タイプ。優男の外見に反して流石のナンバー2の強さしかし戦闘AAがないので戦えない、変身してもやはりAAがないモンスター街・執政府(軍師、チート内政屋)大神殿・主神ゼウス(オリュンポス十二神、雷神、天空神)中東・主神バール(娘のベールに継承)中津系・太上老君=天帝(崑崙山の開設、房中術の開発者)大帝国・初代皇帝チンギス・ハーン?(元寇で美緒に再会した時はフビライと呼ばれてた)→ドクロさんを養子にして禅譲→宰相・星辰結界:木星. .己の神格を惑星に封じ、地球を宇宙邪神から守る大結界を張っている。種馬で神聖四文字すら口説こうとした猛者(四大天使に睨まれて未遂)既存キャラではエルルゥの他に側室が7人。ゼウスだけどロリや美少年は対象外というか、自分の種で孕ませられるか否かを重視する孕ませ厨。1000年前、大陸東部各地に散って小氏族化した大神殿系の神族を再統一 4話おまけ特 エルルゥ うたわれるもの ファントムクィーン、ハクオロの鬼嫁、FW受付嬢力D・防E・魔EX・速S・特EX (神仙術EX、薬学EX、フォーク術S)搦め手特化の東方魔術と植物栽培&仙丹錬成を極めている普段は善良だが、生意気な人には滅茶苦茶厳しいので有名一旦相手になると笑顔でえげつない神仙術を連発する、割と黒い。浮気は許さないが、古風なのできちんと室に入れたなら可…というのは建前。但し嫉妬の矛先は聖上だけに向くので他には害が行かない。・大神殿系・ヘラ/農耕神デメテル(オリュンポス十二神)・中津系・西王母(薬草マスター、蟠桃園の主)・星辰結界:土星、海王星(代理) / 権能:家内安全・火・植物フォークはクロノス亡き後の農耕神継承からの象徴武器。ニャル子ネタ的に宇宙邪神にもよく効くらしいが、基本ハクオロしか攻撃しない。必殺技は“無限の刺又製(アンリミテッド・フォークワークス)”子供好きで、見た目幼いレミリア達を妙に可愛がっている。子煩悩で、食べれば1000年寿命が伸びる仙桃+ネクタルの桃缶を魔界最大の権勢を誇る子供達(ベール、アポロ)にドクロ便で送っている。手紙におねしょの心配まで書いて。農業技能は娘のSSSを越えるEX、仙桃はベルでも無理な彼女だけの特殊技能権能EXだとそれが家庭用植木鉢で育てられるレベル劇場版でやる夫とベルのお見合いを計画している。 4話おまけ特 アルルゥ うたわれるもの エルルゥの妹、ハクオロの義娘FW受付嬢大神殿系・若さの女神へーべ(これ以上成長しない)スルトとの婚約は開戦で破談ヘラクレスとの婚約は戦死でお流れ 5話没 ユズハ うたわれるもの ハクオロ愛人図鑑①3000年前に聖上との子が世界樹との戦争で部隊長してた 4話間 カルラ うたわれるもの 妖魔族・第三位階:レイバーロード、聖上の愛人、トウカの姉夜間はモンスター街で内輪向けの居酒屋をやっている大神殿系・狂神ディオニソス・戦神アレス(オリュンポス十二神)星辰結界:火星 5話没 トウカ うたわれるもの 妖魔族・第三位階:ブレイドロード→ファントムフェンサー(名称変更)聖上の娘で愛人、うっかり侍だが新人モンスターの教導員力A・防A・魔C・速A・特E(抜刀術S、うっかり侍SS)抜刀術もSSクラスになると剣気が飛んだり空間ごと切り裂いたりする超常の域呪いレベルの“うっかり”で1日3回はあらゆる判定がファンブルになるので、浅層で遭遇しても逃げ切れる場合がある大神殿系・戦神アテナ(オリュンポス十二神)うっかりなので星辰結界を任されていない第二次元寇の侵攻軍将軍霊器:イージスソード(アテナとしての神格を封じた防衛の剣)権能:防衛戦争・絶対防御(イージス)・浄化 5話没 オボロ うたわれるもの/二次 マスターグラデュエイターモンスター街・貿易港の警備主任、聖上を兄者と敬う、霊器所有3000前にドリグラに性転換の呪術を掛けられ、跡継ぎ作りの為に押し倒された。女として子を三人産み、成人するまでそのまま母として過ごした。いずれも男の娘か美少女か聖上でも区別の付かない美人揃い。星辰結界:水星(代理) 8話 ドリィ&グラァ うたわれるもの ファントムシューター、オボロの部下暗闇のルーミアと組んで麻痺矢を撃つ上層の初心者殺しとして恐れられるモンスター街・トゥスクル料理店のコック性別を越えてオボロが好きだが外見に反してガチ攻め。ドS。子供が欲しいのでオボロ(♀)に二人がかりで子供を産ませた。以後人道的にTS術は禁呪指定 6話 ウルトリィ うたわれるもの 聖上の愛人(姉妹丼)聖上が手を出したので竜族から妖魔族へ出戻り大神殿系・アフロディーテ(オリュンポス十二神)星辰結界:金星 6話間 カミュ うたわれるもの 聖上の愛人(姉妹丼)聖上が手を出したので竜族から妖魔族へ出戻り星辰結界:天王星(代理) 6話間 ゲンジマル うたわれるもの 妖魔族・相談役、第一次元寇の侵攻軍将軍トウカの祖父 6話間 アムルリネウルカ・クーヤ うたわれるもの 聖上の愛人・幼児退行属性、赤ちゃんプレイ(受け側)レアなロボット乗り技能持ちでアヴ・カムゥ乗り(AAが少ない無いので乗れない)大神殿系・エウロパ?(元クンネカムン女皇)元タロス(マジンガーZ)の乗り手1000年前に聖上との子がクンネカムン族の族長という条件で帝国に吸収モンスター街ではTVの電波が届かないので、毎週午後五時はFWの管理人室のTVを占領してロボアニメを見に来る一緒に見ている珠ちゃんとは同好の士 8話間 サクヤ うたわれるもの クーヤの侍女、AAが少ない、聖上のお手付き 11話 ベナウィ うたわれるもの 妖魔族・第四位階(騎兵隊長)ウォプタルの出番はないが内政もいける人 13話4 クロウ うたわれるもの ライダージェネラル(騎兵副長)屋内はウォプタルに乗れないので暇、趣味で地階の土産物屋をしている 11話 テオロ うたわれるもの モンスター街・貿易港の親方 11話間 ヌワンギ うたわれるもの らき☆すた組の冒険者デビューで登場 15話天間 ミルヒオーレ DOG DAYS オボロ(♀)とドリグラ(♂)の子ぺたんこでも巨乳キャラでも3人の内誰が男の子かは秘密聖上でも知らなきゃ口説いてた神秘 20話前間 ユキカゼ DOG DAYS (同上)、 1「わーい、また適当にとんでもない設定ができちゃったぞw」 20話前間 レオンミシェリ DOG DAYS (同上) 20話前間 ■獣族 名前 出典 情報 初出 ゾッド ベルセルク 大帝国・獣王・氏族序列三位初心者ダンジョンボス→MLボス→魔族軍の将神話級モンスター・“古の戦鬼”蚩尤(黄帝に敗れた戦神)中津系・九首牛魔羅王(牛魔王)大帝国の落城間近、自分が去った後の長が義娘だと残された獣族があまりに哀れだと、リザ(面倒)ごと獣族を頼むとハクオロに頼み込んだ。思う所あって闇の書の洗脳を仮初めとはいえ受け入れる魔物がダンジョンで人間に飼わてれる現状(ゾッド視点、FW除く)を陛下の言う人間との共生とは認められず、モンスターの地上復権を目指して魔族についた本心は、モンスターの実力を神々に示し自浄させる事で、今後の世界でも一定の発言力を持てるようにすること事件の中でそもそも手段自体が時代遅れだったと自覚し、リザに族長を譲った。 2話おまけ リザ・ワイルドマン 怪物王女 獣族No.2(副将)→氏族長、地上最後の純血種の魔狼族(ウルフマン)モンスター街・貿易港の荷受班長、地上は700年ぶりゾッドの義娘、ゾッドがいない間の獣族のまとめ役純粋な戦力は氏族長に並ぶがおつむが脳筋過ぎて残念。起源を同じくするコボルトの魔力建材を中和し破壊する特性あり混血の魔狼は暴走しやすく主神派や人間に狩られて絶滅した。やらない夫の成長を促すつもりが惚の字になる。紅魔館でレミィ(吸血鬼)、フラン(怪力)、リザ(狼女)、ない夫(変化)で「怪物くん」ネタをやる為の布石。前線では28戦28勝無敗(最後に彼女だけが戦場で立ってたという意味で)。筋肉の塊なので見た目の割に超重い本編後は(側近にせっつかれつつ)ない夫を押し倒すチャンスを狙っている混沌原理の影響で生まれる子は純血になるので混血問題もクリア 11話間 シャルロッテ/擬人化モード まどか☆マギカ/二次 初心者ダンジョン所属の獣族・リトルハッグチーズ大好きっ娘。ミレニアムではリザの付き人 2話おまけ ヒステリア ネウロ 獣族・ドッグマン、ドクロさん見て大人しくなった 2話おまけ クロコダイン ダイの大冒険 獣族魔将・リザードマン?エジプト神話・セベク神700年前からリザの副官についたベテランだが脳筋過ぎの上司に一度は退役を考えた事もある 15話中間 チウ ダイの大冒険 獣族・大ねずみ?700年前の回想で登場 15話中間 ■夜魔族 名前 出典 情報 初出 レミリア・スカーレット(1500以上) 東方Project 大帝国・不死王(ノーライフキング)・氏族序列四位東欧出身、“串刺し公”、“竜公女(ドラクル=美鈴の娘)”、ワラキア公・ヴラド3世未来視の魔眼(ラプラス・アイ)、スピア・ザ・グングニル圧倒的カリスマ(笑)、厨二病・元は西遊記以前にアーカードから勇次郎に差し出された側室、幼すぎて手を出されないまま花果山陥落→美鈴の養子に。レディとして見返すべく氏族長クラスまで成長したのに、大帝国で再会した時には勇次郎に忘れられていてショック。今も勇次郎を意識しているが、勇次郎からは逆に弄り相手として可愛がられてる。・『大帝国』崩壊後は、ルーマニアに戻り、伯父(叔父?)のアーカードから家督を継承、吸血鬼の代表兼ワラキア公としてオスマン・トルコの防波堤になっていた。同時代、テイマーやる夫に意識を失うまで触手調教されたが、トラウマでその辺りの記憶は本人に都合よく封印されている・神魔戦争後、666を倒して目的を果たした彼女がドクロちゃんのお墓に帰ったので、帰依派への盾を失った主神派に大打撃。レミィの城で隠居していた真祖の姫アルクェイドが住処を追い出され、荒れた欧州の治安に「はじめて物語」のやる夫が悩まされる結果となった。(雑117)本編後、オーガがいなくて寂しがっていたが、ない夫と美鈴の子が生まれると子煩悩に 4話おまけ特 フランドール・スカーレット(1500以上) 東方Project レミリアの妹、東欧出身姉より強いが(原作通り)気が触れている…筈だがむしろ姉より大人びている。ただ魔力の制御が効かない。その為、屋敷に幽閉状態だった。ない夫の決死の働きかけでそれが解除され、兄と慕うようになる。勇次郎から神器:レーヴァテイン(真)を譲られた元は姉と同じく勇次郎に差し出された側室、幼すぎて手を出されなかった。495歳との台詞があるが「活動していた時間が」495年という意味に訂正(雑64) 4話間 上白沢慧音 東方Project 夜魔族第二位階、神獣・白澤(中津系)1人で50人分の事務を片付けるチート内政屋リーダーがアレなので氏族長の業務を丸投げされている。昔は美鈴の部下。スカーレット姉妹を養女にした当初、二人を可愛がるのに夢中で3年近く氏族長の仕事をサボった美鈴が復帰した際に他人のふりをして『部下に名前を忘れられた龍神』という伝説を作った。 13話4間 キスメ 東方Project ミミックFWのお宝鑑定サービス担当スタッフがめつい、金勘定好き、ザラキ(非殺傷だと気絶魔法)が得意ダンジョン内限定で宝箱内に転移ゲートを開ける 5話 ルーミア 東方Project ダークストーカー “宵闇の妖怪” (力E・防E・魔D・速E・特A)単独だと雑魚だが、ドリグラと組んで浅層の初心者殺し魔剣:ストームブリンガー(Sランク)、封印リボン(Sランク)やらない夫先生の青空教室の生徒、授業大好き獣族が抜けた後、頭を使う仕事に就こうと美鈴の補佐役になったが、中津系神族の事務処理能力のハイレベルさに慄く実はリボンの封印が解けると、吸血鬼の最高位『真祖』の姫であるアルクェイド。 6話 村紗水蜜 東方Project ゴーストキャプテン第二次元寇の船団長大神殿系・カロン霊器:特大アンカー(津波起こせる) 6話間 河城にとり 東方Project 自称ネレイド、モンスター街『河城工房』工房長、脱ぐとすごい(雑109)星船時代の古神、三大発明神(工学のダーナ)『いらないお世話の魔改造』で有名な神器職人本人は善意なのだが惨事の元凶になる、事件の影にはやっぱりにとり統一政府時代のケルト(島国)・主神ダーナ(河神ダナエ、トゥアハー・デ・ダナンの母神)大神殿・鍛冶神ヘパイトス(オリュンポス十二神)島国・湖の乙女(1400年前)中津系・沙悟浄(主神派から逃亡中に三蔵達と出会う)極東・南北朝の主犯(660年前、アマテラスの替え玉を二体作ったのが原因)西欧・泉の女神(580年前、湖底の研究所住まい)・作品:レーヴァテイン(真/弱)、エクスカリバー(一型/二型)、アロンダイト、ビッグオー、タロス、早苗ロボ(1号/2号)、真ゲッター劇場版:FW機動司令区“アーク・アークファイアーホイール“ 8話 チルノ 東方Project 水の精霊、地底湖の主。神器騒動の時の暴走が収まった後はモンスターと一緒に行動している。霊器:氷結刃(アイスソード)やらない夫先生の青空教室の生徒、授業大好き。お前⑨じゃないな? 9話 黒谷ヤマメ 東方Project アラクネ、FW地下30~39層(プロ向け)のフロアボス力A・防A・魔E・速A・特B、人型LV30→大蜘蛛形態LV42(人の3倍程の背丈)大神殿系の神話に伝わる大蜘蛛の高位モンスター氏族長クラスに次ぐ実力者、でかい、硬い霊器:スパイダーウェブ(補助武器)、トキシックブレス(全体麻痺)ボス形態だと本物の霊器クラスか河城工房製の装備がないと歯が立たないプロ冒険者の試金石、的確なアドバイス(と道場・工房・門前町の宣伝)でベテラン冒険者から「ヤマメ先生」と親しまれる某クック先生的ポジ昔トウカと機織り勝負した時に聖上の浮気をテーマにして揉めたと噂・16話おまけ、増刊ファイアホイールモンスター図鑑 13話4 リグル・ナイトバグ 東方Project バグマスター(LV32)、ヤマメ先生の部下150体の眷属モンスター(分身・量産リグルLv28)を使役する分身はHP低めなのに気づけば範囲攻撃魔法で潰せる設定本人も単一攻撃だけ…ただし強力なライダーキックという初見殺しタイプ 16話おまけ ミスティア 東方Project ローレライ、呪歌や増援など特殊攻撃のエキスパート種族【気配殺し】持ち(=【警戒】のアンチスキル)、軍事行動ではオペレーター役 15話天間 メディスン・メランコリー&スーさん 東方Project イベントの毒ガス対策の為にわざわざ西欧から招聘されたコンビ毒物感知のスペシャリストであるアルラウネ(スーさん)とその翻訳係のドライアド(メディスン)スーさんが「コンパロ~」としか喋れないので通訳がいる。 17話後2 火焔猫 燐 東方Project モンスター街・ちびホロ浴場(夏場のプールを転用)のボイラー係ちなみに火力はクリーンで安全な暗黒太陽発電(byお空) 19話前間 ■竜族(各氏族の飛行モンスター出向先) 名前 出典 情報 初出 紅美鈴 東方Project/本性:DBの神龍 大帝国・南方赤龍(エルダードラゴン)中津系・四海龍王(原種の龍の一頭)レミリア、フランドールの養母、夜魔族の先代氏族長闘技場難度:特大、八極拳・気功・弾幕、人型形態で適性冒険者Lv35以上力A・防S・魔S・速S・特EX (S級の練気術で空飛べる、武術は専守防衛A)ドラゴンブレスはEXランクの気功砲:物理防御無効、レベルや神格以外で軽減できない、これ自体が宝具級九頭竜EX:混沌が生んだ最強種族。後世の魔術に対する極めて強力な魔術耐性と1日9回HPゼロにならないと死なない生命力最初のガッツ戦以来変身していないやらない夫の師姐→婚約者、激甘カップル書類仕事は苦手と言いつつ擬音がシュバババババババババ!となる速度。それでも本職(チート)の聖上のや慧音と比べれば鼻で笑われる程度。龍族は多淫なので、ない夫との夜は毎晩6時間で睡眠1時間。枯死寸前まで吸って代わりに龍の精気を送り込む房中術が日課。本編後、息子クロノが生まれて仕事しないで可愛がる病が再発。今回はない夫が代行して事無きを得たが、そのまま氏族長を譲ろうかと思案中龍神は神でもありモンスターでもある二重存在。いまだにひっそりと信仰している人はいるので、実は美鈴はダンジョンの外でも生きていける。信仰が完全に絶えるとアウト。(雑130) 4話おまけ特 飛行系大型モンスターの皆さん 不明 FW内の吹き抜けを使った運搬業務などでかすぎてダンジョンで冒険者相手の戦闘の仕事はできません美鈴以外の一般的な竜は全て亜竜 13話4 ■サウンドメイズ 名前 出典 情報 初出 瀬戸燦 瀬戸の花嫁 魚人族・ネレイドクィーン瀬戸内芸能事務所(瀬戸内組)代表事務所の看板アイドルSUN 兼、超敏腕プロデューサー魚人族=極道、夜魔族と盟友関係瀬戸内事務所は音楽スキル持ちモンスターとのコネが深く男衆には古代ローマの劇場建築にも関わったスタッフもいる 11話間 瀬戸豪三郎 瀬戸の花嫁 魚人族・瀬戸内芸能事務所会長(先代組長)交渉(物理)役 11話間 政さん 瀬戸の花嫁 魚人族・瀬戸内芸能事務所交渉(物理)役兼プロデューサー 11話間 不知火明乃 瀬戸の花嫁 魚人族・ネレイドフェンサー,瀬戸内芸能事務所 13話4間 アトランティス キン肉マン サハギン・従来のミクダンジョンのボス→交渉(物理)で瀬戸内組の社員(舎弟)に 8話間 プリズムリバー三姉妹 東方Project 音楽家モンスター・騒霊楽団夜魔族だが瀬戸内組の事務所に所属する看板アーティストの一角 11話間 ランカ・リー マクロスF はぐれミミック、キスメが呼んだ応援→自信喪失して退職サウンドメイズで歌手デビューし、アイドルとしてブレイクするのはまだま先今はコンサートホールの雑用として下積み生活 13話1間 ■所属不明 名前 出典 情報 初出 ブラックホール キン肉マン らき☆すた組のFW冒険者デビューで登場 15話天間 ■その他モンスター ■別ダンジョン ブルック ONE PIECE 「ダンジョン海賊島」所属・スカル系 17話中間 サー・クロコダイル ONE PIECE 「ダンジョン海賊島」ボス・パイレーツキャプテン密かに闇の書の洗脳にかけられていた 17話後2 ミストバーン ダイの大冒険 「アレフガルド迷宮」ボス?密かに闇の書の洗脳にかけられていた 17話中間 小悪魔 東方Project 図書館迷宮「R・O・D」所属 17話中間 64ページ FF5 図書館迷宮「R・O・D」所属冒険者に怯えられるのでレベル5デス禁止 17話中間 ネミッサ ソウルハッカーズ 「アキハバラ電脳迷宮」所属・電霊近年誕生した、デジタルデータが本体という珍しいモンスターデジタルデータ=本物のモンスターではない…筈と店主が現実から目をそらすアキバ迷宮に寄生中 20話後間 クマー 2ch 「アキハバラ電脳迷宮」所属・電霊労働の後の一杯が楽しみのフレンドリーなクマ。オタク趣味で、ない子神社の巫女(柊姉妹)のグッズ化を目論む。同じ建物に間借りしているガジェット研のメンバーとも親しい。魂の特性について意外な知識を披露するが… 1「まあ、クマーだから喋りたがりなのは仕方ないw」 1「カッコつけるのやめたんだよ、だからあんなにオヤジ臭いのアイツ。」と、元グリゴリの長、堕天使アザゼル(球磨川)である事が明かされた(雑117) 20話後間 ■極東神 名前 出典 情報 初出 ミズクメ(約2000歳) Fate/extra 神浜の土地神、フェイトの養母自らの霊体を使って神浜大厄災で崩壊した龍脈の代理をしている。極東首脳部の相談役、元陰陽省主任(13世紀頃)呪術・魔術マッド。研究テーマは『新世界を導く原理』・魔術神、知識神:八意思兼神・豊穣神、狐神:宇迦之御魂神(稲荷神)・呪術神:玉藻前・“不定の神”ヒルコ(アマテラスの姉). .美緒が切り落とした己のケモ耳を核に不定形状態から再誕させた眷属. .美緒の長年の助手で愛弟子、血を分けたので姉妹同然の相手 4話 東風谷早苗 東方Project/アイマス:双葉杏 極東最高神、三貴子・太陽神アマテラス(オオヒルメ)カリスマニート、楽して美味しいとこ持ってくのが好き美緒と偽姉妹になりコーディネートされるまでは杏の姿不定形神ヒルコの妹、昔は侮蔑していたキャス狐とは複雑愛機KOGは主神派に差し押さえられ中昔より成長したが、神族の生態的に退屈は死期を近づけるのでロボ愛を燃やしたり、引き篭ってアニメやゲームで遊んでいる。姉「研究とかボランティア活動とかしろよ!」2000年前から掲示中の婿の募集条件「引き篭もりのリハビリと躁鬱の激しい性格に付き合える、太陽を素手で触っても嫁がエロくても平気出来れば神格持ち」上記全てを満たしていてハクオロ以外の方。 6話間 早苗ロボ1号/2号 東方Project 14世紀半ば、引き篭もった早苗の替え玉として作られたにとり製ロボ。1号は頭にボンボン付きの半自動、2号は猫耳付きの全自動。2号が勝手に民衆を煽動して勢力を作り上げたせいで「南北朝時代」が始まってしまった。にとりに依頼したツクヨミが責任とって神浜に蟄居。 17話前間 八坂神奈子 東方Project 極東・軍神タケミカヅチ天津神代表、諏訪子と並ぶ極東政府の中心人物。相撲大好き。かつて国津神との戦で国土の殆どを平らげた極東きっての武神。 6話間 洩矢諏訪子 東方Project 極東・大国主、極東神代表、国津神の長早苗に代わりほとんどの政務を代行する極東政府の実質的なTOP業界唯一のダンジョン専門誌 兼、政府諜報機関LEVEL-UP!編集長帽子が知恵の神スクナビコナ・『最高神様の今年の目標』国譲りの動機 6話間 射命丸文 東方Project 極東・猿田彦(風神)族極東諜報機関LEVEL-UP!、FW担当の記者擬装用に亜人・バードマンとして受肉最初は零落神の巣窟にビビっていたが、今ではモンスター街にもよく飲みに来ている本編後、取材のつもりでプレイしたMMO版FWにドハマりして廃神化。上司にハードを没収されて正気に帰るが、ギルド仲間のアマテラスさんにアイテム借りパク状態を恨まれて呪われた 8話 姫海棠はたて 東方Project 極東・猿田彦(風神)族極東諜報機関LEVEL-UP!記者 9話間 犬走椛 東方Project 極東・猿田彦(風神)族極東諜報機関LEVEL-UP!アシスタント文が知り過ぎた場合の監視 9話間 藤原妹紅 東方Project 極東・石長比売、輝夜の姉元極東最高の霊峰だった神体が寝ぼけた妹に雷で崩されたせいで信仰が下がった上、女神の方もブサイクだと噂が立って使徒が出来ない。新年におせち料理で健康を祈るのは彼女への奉納になる神浜大厄災で空席となった極東の月神に代わり、権能で月の落下を食い止めているが後数年で限界。早期の月神継承が行われないと不味い 14話後間 蓬莱山輝夜 東方Project 極東・浅間権現=木花咲耶比売。妹紅の妹。極東最高の霊峰、富士山の神格。極東一美しい女神。安心してサボる為に使徒の浅間智に神力と仕事を丸投げいつでも寝てるヒキコモニート。 14話後間 小牟 namco×CAPCOM 極東・職分神。冒険者協会・冒険者登録担当者。申請時に職分判定の魔眼で適性を観てくれる。神浜に集まる才能の偏りぶりにSAN値を削られる事もしばしば美緒の古い友人の一柱 13話4間 閻魔あい 地獄少女 極東・『巡る因果の神』。澱みを流す権能対象者の因果応報で『福の神』にも『貧乏神』にもなる 15話天誅 伊吹萃香 東方Project 極東・酒解神 大山祇神、山神の総元締め輝夜と妹紅の合法ロリ幼女母八岐大蛇退治で勇次郎に孫の奇稲田姫(萃香の分霊)を嫁に出して縁戚を結ぼうとするが、ロリコン化前だったので断られて中津に逃げられてしまった基本酒盛りしているが全国の山神を統括する偉い神様ケツ持ちはするから仕事は任せたタイプ大概メジャー神なのに使徒がいないのは、肝硬変とアル中を恐れて誰もが辞退するから 雑58 小野塚小町 東方Project 極東・死神ハクが死んだ時、ここまで酔っ払った霊魂は初めてと苦笑ハクの魂は萃香が高天原に連れて行った 雑58 四季映姫 東方Project 極東・閻魔様(十人交代制)の一柱開廷から閉廷まで平均5秒!休日はお地蔵様に化けてまったり。閻魔様が裁くのは極東人だけで、主神派は主神派で別の担当がいる。・『ある日の魔族(騎士階級)の夕食』(のオマケでまとめられている) 17話中間 羽入 ひぐらし 神浜とSMのある郊外との中間点である雛見沢の土地神シュークリームが好き、相性のいい使徒である梨花を手放せない。宇宙邪神ヨグ=ソトースの無自覚な分霊 17話中間 白井黒子 とある科学 中津・織姫(七夕伝説)天帝(ハクオロ)と西王母(エルルゥ)の娘。トウカの妹。極東・天界の機織り娘(アマテラスお気に入りの衣装デザイナー)ヤマメ先生も唸る天界一と名高い機織り。神クロ5にゲスト出演。勇次郎が高天ヶ原を出奔する理由づくりで、暴れ牛(バッファローマン)をけしかけられ入院。早苗がへそを曲げて天岩戸に引き篭もる原因になった。『へんたい黒子さん4 七夕編』 2012/07/07(まとめ除外) 17話ep間 星熊勇儀 東方Project 極東・タヂカラオ天岩戸をこじ開ける為に呼ばれた剛力無双の神 神クロ5 四条貴音 アイマス 極東・アマノウズメ→かぐや姫(受肉)→ウズメグループのセンター約2000年前の高天原の人気No.1アイドル「お姫ちん」スサノオ出奔の際に勇次郎の愛人として共に旅立った彼女の不在を埋める為に13柱の女神からなるアイドルグループ『アマノウズメ』が結成されるまで天岩戸が開かず極東は大混乱になった後でかぐや姫として人間に紛れようとして見つかり高天ヶ原に回収された 雑67 イザナギ、イザナミ (未登場) 極東・国生み神話、神世七代の最後極東神をぽこぽこ産みまくった古神(ミズクメ、早苗の両親)神族は普通、千年で子供2人が平均。こういう神様は子作り専用の権能を持ってる超レアケース聖上もそうだがあの人は古神の族長としての役目兼半ば以上趣味なお神世七代は既に消滅(長生き過ぎで心が老いた) 雑104 ■渡来系神族 聖白蓮 東方Project 渡来系・大日如来印南から亡命した仏神の長2500年以上前に羅刹王勇次郎に侵略されて妻同然に1300年前に西遊記の天竺で再会して悲鳴を上げた 6話間 水橋パルスィ 東方Project 極東・弁財天(印南・サラスヴァティー)梵天(ブラフマン)の妻、権能:音楽と財産大変嫉妬深い女神様、「しっと団」のボス。パルパルパル…アイドルが彼氏を作らないのは、当然この女神様が嫉妬するからである 18話断4間 ■使徒 博麗霊夢(約400歳) 東方Project 神浜中心部の初級ダンジョンオーナー(元)身分隠していたミズクメ様の使徒、初陣は島原の乱。適性SS→Sミズクメの対暗殺SPであり諜報官、冒険者資格あり神族数体分以上の神力を注がれているバケモノ使徒“鬼巫女”。メジャー神の使徒である霊夢クラスになると、LV50オーバーの英雄級に匹敵、FW幹部とも対等に渡り合える。必殺技は『夢想封印』トール直系のヴィータを除くヴォルケン4人を1人で圧倒し恐怖させた。初心者ダンジョンは迷宮業の名を借りて行なっていた土地の検査本編後、やる夫達の家に遊びに来る内に出産願望が強くなり、キャス狐と引退交渉中。しかし喪女。 11話 葵・喜美(約600歳) 境ホラ 極東・芸能神アマノウズメ(x13人分)の使徒。適性SS。元仏西王姉、弟の為に異教の神(極東神)の使徒に、弟も幽霊にする。高い能力の余波で弟のトーリも加護が使える 13話4間 古手梨花(300歳以上) ひぐらし 羽入の使徒、ずっと友達でいようと使徒になったが、ロリのまま300年過ごす不自由さでスレてしまった。せめて後5年分は成長したい。最初はよくても寿命の数倍付き合わされる使徒のストレスは最近の社会問題宇宙邪神ヨグ=ソトースの無自覚な分霊 17話中間 ■主神派 名前 出典 情報 初出 ミカエル(ルルーシュ) コードギアス 四大天使の一位(四天使は主の分霊が独立したような存在)お笑い傲慢キャラ、主神が昔定めた法を無邪気に盲信している元ネタと違いゲームなど戦略系がダメダメな癖にすぐハマって廃人化する支配の魔眼 1「基本的に主神派首脳部は今でもボランティア精神旺盛です。長い時間の間に方向性は随分変わってしまったけど。」 6話間 ウリエル(C.C) コードギアス 四大天使の二位堕天使サリエル、月と死の権能アルテミスからバベルサーバーのアクセス権(月の権能)を奪った2000年前に魔族(銀の種族)を創造した「喚び水の剣」は1200年かけた彼女の最高傑作、主神派の至宝「魔剣・雪村」は無機物に擬似魂を宿らせる実験の失敗作神浜大災厄は25年前の極東総督だったウリエルがツクヨミを神浜ごと消滅させる為に衛星砲メギドファイアを撃ったのが真相極東を生贄に、月面降下(ルナティックフォール)で地上に神の国を受胎させるという野望を持つ 6話間 ガブリエル(ナナリー) コードギアス 四大天使の三位、ルルの妹神、“島国”国教会の守護天使世界をより良くしたいと思っているがえこ贔屓上等はじめて物語のやる夫の妃の一人(分霊)現代でも継続してやる夫に惚れてるヤンデレFWMMO開始後は、VR空間で出会った赤王と壮絶な喧嘩の末、PTを組む。 6話間 ラファエル(スザク) コードギアス 四大天使の四位回帰派(プロテスタント)の守護天使、極東の現総督他の四大天使の暴走を抑える為に胃痛の日々主神の定めた法ではなく『心』に仕える孤高の騎士テイマーやる夫の相棒?(分霊)以前はタカ派だったが、テイマーとの旅で主神派きっての協調路線に。他教との衝突を好まない天使や他の派閥であぶれた緩い天使が集っている 6話間 まど神様 まどか☆マギカ 神聖四文字。配下がアレだが慈愛と救世の理念の人大神殿・世界樹の神族にラグナロク後の欧州を託された月(星船)のバベルサーバーと一体化した結果、2500年前頃から意思疎通が難しくなり、2000年前には完全に意思疎通が出来なくなる。現在は権能が巨大になり過ぎて概念(効率的に信仰を分配するだけの救済システム)に成り果て、スザクを除く四大天使の暴走を許す事となっているアクセスコードは『オリハルコンの耳かき』。 1「ちなみに何でこの世界にまどかが三人いるかというと、『神の国』を統治する者は主であり、主とは母と子と聖霊の三位一体の存在だからなのです。」(本スレ39-949) 神クロ6 ほむら まどか☆マギカ 元主神派・ルシフェル(ルシファー)の闇の側面 → 堕天使ルキフグス本作では「エル」を奪われたルシフェルがルキフグス(雑102-932)中東のグリゴリ生まれ?12世紀頃は東征に出たサタナエル(まどか)の戦闘含めた教育係謎の組織“L”は「エル」を奪われた者達の集まりでは…との推測に 1「ビクッ」 19話後間 アレクサンド・アンデルセン(450歳以上) HELLSING 主神派の使徒、ウリエル派の異端審問官昔、聖書への回帰を唱えたキバヤシを捕らえたのもこの人ウリエル配下だが、その忠誠は主神だけに向いている。 4話 イスカリオテ・マクスウェル HELLSING 主神派・極東総督府枢機卿、極東総督代行ラファエルの使徒(直接任命でなく、組織の割り振りで配下に)教皇庁を唯一とする狂信者、権勢欲に取り憑かれた尊大な小物ヘルと内通し、ウリエル派に鞍替えする密約でメギドファイアを撃とうとしたが異端認定され破門される第二次ラグナロク終結後、自殺死体となって発見された(キャス狐の呪殺) 6話間 アーニャ コードギアス ラファエル派の天使、スザクの副官 13話4間 ロイド コードギアス ラファエル派の天使、スザクの腹心FWの件が天界に流れないようネットで情報操作していた 16話前間 ロロ コードギアス ミカエルの従属天使ラファエルがひた隠しにしていたFWのTV特集を、“天上”ではとても放送できない話題の裏動画と聞いてミカエルとガブリエルに見せてしまったルルは勇次郎の生存に慌てふためき、ナナリーはやる夫の姿を見て極東に即嫁入りしようとして止められた 16話後間 シュナイゼル コードギアス 智天使? ミカエルがハマったFW-TCGに付き合わされて20連勝 17話中間 ユーフェミア コードギアス ガブリエルの配下?謎の仮面ファイター・ゼロ(笑)にTCG勝負を挑まれて( ゚д゚)ポカーン 17話中間 ジェレミア・ゴットバルト コードギアス ラファエル派の天使天罰兵装メギドファイア(衛星砲基地)の駐留軍司令魔導鎧ナイトメアフレームの騎手パンツァー汚染はオレンジ農園で療養したら自然治癒した 19話おまけ シャーリー・フェネット コードギアス ラファエル派の天使、ジェレミアの補佐官まほろさんの常識バリアで唯一パンツァー汚染を免れた 19話おまけ 藤堂鏡志朗 コードギアス メギドファイアの軍人天使、ジェレミアの部下ナイトメア乗り、パンツァー汚染被害者 19話おまけ 朝比奈省吾 コードギアス メギドファイアの軍人天使、ジェレミアの部下ナイトメア乗り、パンツァー汚染被害者 19話おまけ 卜部巧雪 コードギアス メギドファイアの軍人天使、ジェレミアの部下ナイトメア乗り、パンツァー汚染被害者 19話おまけ 扇要 コードギアス メギドファイアの軍人天使、ジェレミアの部下ナイトメア乗り、パンツァー汚染被害者 19話おまけ 黒神 めだか めだかボックス 光の神ミスラ → 偉大なる“小四文字”メタトロン(帰依派トップ)物凄い実力者だが、外様なので四天使の方が主神の御座に近いラグナロク後、四大天使の人格に問題は感じるが主神の理念に共感して一族ごと合流。権力拡大後の暴走を監視する目的もあった。堕天使グリゴリの集落の殲滅任務で四大天使を越える名声を得たが間もなく(堕天使認定される前に)独立して中東に『帰依派』を立ち上げる以後、主神派内の別派閥として四大天使と対立・『なぜなにキャス狐さん「まだ続く宗教編」』・『主神派公式見解』 16話後間 球磨川禊 めだかボックス 善神アフラ・マズダ 兼 悪神アンリ・マンユ、世界最初のマッチポンプ神※ラグナロク以前に神群解体済み、美緒がリスペクトで悪神を名乗った→大天使アザゼル(人を監視する者)→グリゴリの堕天使として粛清される中東の一地区を任される四大天使に並ぶ実力者だったが、禁を破って人との間に英雄(ネフィリム)を作っていたのが発覚して堕天使認定。主神派軍を返り討ちにしていたが、めだかが討伐に来た時は逆らわず、むしろ自分に手を下すのを躊躇うその背を押しをした?その後、配下の天使200に英雄600人、信者2万人以上が“浄化”されたルシほむが権能の一部を継承 神クロ3 ■その他神族等 名前 出典 情報 初出 霊烏路空 東方Project 中津系・太陽神 火烏ほとんどの神がいなくなった中津の太陽神、9柱の姉妹がいたが、姉妹10柱で集まってたらうっかり地上を焼き滅ぼしかけたので討たれた死んだ姉妹の分まで負った制御に知力を取られているのでお馬鹿中津から神が消えた現在はFWなど周辺国を気ままにふらふらしているにとり製ロボの動力源や101匹ホロ用大風呂の湯沸かし器役など 13話1間 パールヴァティー 3x3EYES 印南系・最高神の嫁さん3000~2000年前にラクシャーサこと闘鬼族の襲撃を受けていた 13話4間 寅丸星 東方Project 印南系・軍神。同上、ラクシャーサが強すぎて歯が立たないヒンドゥー系神族は台頭してきた仏神と権能を二分して弱体化 13話4間 小竜姫 GS美神 中津系・東海龍王→勇次郎の側室5号→三蔵法師の馬→仏神に移籍美鈴の姉。西遊記時代、妹達に手を出させない為に龍族を代表して勇次郎の人質に。花果山崩壊後も成り行きで勇次郎に同行させられ三蔵の馬に化けさせられる。漸く解放された天竺で仏法に帰依した 13話4間 古明地さとり 東方Project 西遊記・玄奘三蔵花果山を攻め落とされた勇次郎(悟空)と偶然出会った旅の僧侶西に喧嘩旅するついでと、仏教が広まればハクオロの道教への信仰が薄れると勇次郎が天竺までの護衛を引き受けてくれた。旅の間にすれてしまったが法力も上がり、勇次郎好みの内面的成長を遂げる。勇次郎をロリに目覚めさせ、別れ際に人食いを辞めさせた。 13話4間 ポルコ・ロッソ 紅の豚 西遊記・猪八戒、元はローマ神のオーカス主神派に指名手配され沙悟浄にとりと逃亡中、三蔵達と合流。 13話4間 バーン ダイの大冒険 ナイル系元主神 太陽神ラーラグナロク以前、セクメトに力を吸われて若バーン→老バーンに弱体化 神クロ外 バラン ダイの大冒険 ナイル系次代主神・ホルスラグナロク以前、弱体化したバーンを廃して王位を継承 神クロ外 ネフェルピトー HxH ナイル系最強神・獅子神セクメト→猫神バステトラーの威光を示す為に人間を殺す役目を与えられた息子。血の味を覚えて虐殺に歯止めが効かなくなりフェンリル級の化け物と化し聖上とイシュタルの共同で宇宙に投棄された。水銀とーちゃんの池田の全盛期。 神クロ外 ■魔界 有効利用できてる面積はヨーロッパ程度の広さ、 残りは未開拓の荒野で土地質ボロボロ、SAN値の下がる生物がいたりする 元々は「人間の存在しない地球」という並行世界 600年前から入植していた魔王もいたが、魔族の多くは神魔戦争後、徐々に主神派に捕まって地上からこの地に追放された。 追放作業が終わってゲートが完全に閉じられるまで50年程かかったらしい。 名前 出典 情報 初出 ■深淵 アポロ(アマタ、カグラ) アクエリオン/仮面ライダーRX 大神殿系・太陽神アポロン(オリュンポス十二神)→魔王アバドンハクオロの息子、父とは不仲。(AAはアポロだけだと不足するので併用)改造魔神・世紀王アバドンスーツ(RX)は趣味の戦闘服妹にはお揃いのアバドンムーン(シャドームーン)スーツを用意したが断られた71柱とは別枠の魔王。魔界の領土争いには興味がない(食えればいい)魔界最大の傭兵国家<深淵>の支配者。自分から侵略はしないが、依頼が入れば部下と皆で遊び(略奪)に行き、どさくさに紛れて思いっきり国土を荒らすという、国家には悪夢のような魔神。曰く、他人の国庫は自分の冷蔵庫であり貯金箱。強い上に攻めても損しかない領地なので連合組んで倒すことも出来ない勢力眷属も揃っての有機物なら何でも食べる悪食、部下の繁殖力も異常ベル領の膨大な余剰作物の処分請負でガッチリ連合してる350年前にテイマーやる夫の女性モード(ヨルムがナニカシタ)の準にゃんにマジ惚れ。現在でも部下(ライダー)を地上に潜り込ませて、その魂を捜索している純愛(?)の人妹共々、母の桃缶で寿命を伸ばしている最古参魔王の1柱。魔界に太陽の光を当ててるのはこの人の権能?・『17話おまけ』ベルの魔界での旗揚げに遅れる事50年以上の頃に隣領に越して来た。 雑63 ディケイド 仮面ライダー アバドン配下のヒーロー(イナゴという名のライダー)アバドンの愛しの君を探して色々な世界に派遣されてる模様(名前だけ登場) 18話後2間 ライダー1号 仮面ライダー アバドン配下のヒーロー彼らは繁殖力が異常に高い。各ライダーごとに眷族兵がいて、それが倒される側からぽこぽこ生まれる。 19話後間 ライダー2号 仮面ライダー アバドン配下のヒーロー 19話後間 響鬼 仮面ライダー アバドン配下のヒーロー「絶叫悲鳴 デンジャラス スイカタワー」の犠牲に 19話後間 フォーゼ 仮面ライダー アバドン配下のヒーロークロノの巣に雇われた警備兵のリーダー格、仲介は鎮守の森商会魔界支店クロノをクロちゃんと呼んで親しげ、将来は教師になりたい 雑130 龍騎 仮面ライダー アバドン配下のヒーロークロノの巣に雇われた警備兵、ギルちゃまに瞬殺された。 雑130 ■ベール領(→やるオーク編) ベール=ゼファー ナイトウィザード 大神殿系・月と森の神アルテミス(オリュンポス十二神)→二代目バールハクオロの娘、本名ベール、元兄ラヴ、現コスプレ魔王、農神チート2000年前、主神派に敗れ月のバベル鯖のアクセス権をウリエルに奪われる。魔族に改造→魔王ベール=ゼファーに。魔界最古参の3魔王の1柱魔神化してから目覚めた兄のヒーロー趣味には引いてるがまだブラコン祖父クロノスから継いだ重農主義で魔界の1/6を治める二大勢力の長。ベール領は欧州の1/6程の広さで現代のアメリカ並の生産力(他国の農業は中世並)権能によるアストロノーカ系作物の品種改良で火薬や鉱物資源まで産出している地上の野菜に驚いていたのは、本人が色物野菜ばかり作ってしまうので味や栽培難易度に難があるせい(雑104-261)ドクロ便で魔界に届く母のネクタル桃缶のお陰で魔族の寿命を超えて君臨母エルルゥがやる夫とのお見合いを勝手に計画している。 16話後間 ダンタリオン 灼眼のシャナ ソロモン71家・魔王ダンタリオン(初代)ベル様と同時期に改造され、魔界入植以前に寿命で死んだリオンの父ダーナ級のイカレサイエンティストと評判だった。イカレ過ぎだったので三大発明神には入っていない。 19話後間 リオン ナイトウィザード ソロモン71家・魔王ダンタリオン(二代目)、学術神魔界入植初期にベル様と協力関係だった同盟国の魔王ベル様が農地(領土)拡張路線に切り替えると属領化されて軍師(宰相)として取り立てられた。同盟ェ…ベル様のお母さんに声がそっくりと評判王権を失った原因は、主にやるオークが政治面の後継者として欲しがったせい。 19話後間 ■アスタロト領 アンゼロット ナイトウィザード 黄金郷系・地母神&戦争神イシュタル→魔王アスタロトラグナロク参戦に反対して英雄王に幽閉され、ハクオロが派遣したアポロとベールに救助される。ギルに復讐する為アポロを焚き付けて参戦させ、更に閨に誘った。男に見境が無い、サゲマン。そのヤバさはデスブログ級。同朋の神族は全滅したが淫魔化の術を開発して眷属を増やし、魔界ではベールと並ぶ二大勢力。寿命1000年の魔族にあって配下の淫魔達に精力を集めさせて無理やり延命している最古参魔王の一柱。彼女とその配下は、精気と一緒に相手の運気まで吸い取る迷惑な生態を持つ。初代やる夫が魔界に来た時も当然目を付けて絞ろうとしたが、干枯らびて死ぬのを恐れたやる夫に逃げられた。性魔術特化なので戦闘力は低いらしい。 17話ep間 伊藤健児 境ホラ アスタロト領の爽やか全裸インキュバス。 ネンジ 境ホラ アスタロト領のスライム。「勇者の嫁」という故事を後世に残す。 キョン子 ハルヒ二次 その昔、魔界に侵攻した主神派の「勇者」。キョンの前世。得意の雷魔法連打でアスタロト領を無人の野を征くが如く蹂躙するが、ネンジの姦計()の前に屈服。フタナリ化してネンジ君の婿になる。ラヴラヴ。 ■アスモデウス領 ジェイル・アスモウデウス・スカリエッティ リリなの ソロモン71家・魔王アスモデウス(先代)なのフェイの父。直衛の兄。領民から死んでくれて良かったと思われる程の残酷非道なイカレマッド。三大発明神と同格の研究者だが、彼とダンタリオン(初代)はヤバい発明ばかりだったので除外されている。なのは、リインを自分に都合よく洗脳。決して自分に逆らわない直衛は(便利な道具として)ある意味信頼していた。大罪武装の製作者。その最高傑作が貪欲の大罪武装である巨大な魔導鎧。神話級モンスター“魔装マスターテリオン”。フェイトはその奏者として改造済み神魔戦争でテイマーに倒され(手を下したのは直衛)、所持していた色欲の大罪武装を回収された。 17ep間 新城・アスモデウス・直衛 皇国の守護者 ソロモン71家・魔王アスモデウス(当代)先代の王弟、アスモデウス家の主流派兵站重視で無敗を誇る“戦の魔王”。魔王に相応しい巨大な魔力を操る本人的には白兵戦は苦手。戦の魔王の権能として、無数の相手を手足のように操作し戦争という舞台を作る他者操作の能力を持つ領地は魔界の二大国であるベール=ゼファー領とアスタロト領に挟まれており、農民の流出と脳筋な周囲に胃が痛い。民にはすごく不人気先代の頃は内心の方針は間逆だが兄には逆らえないイエスマン。…だったが、神魔戦争でスカリエッティを背後から刺し殺した犯人で、長年それを気に病んでいた。国と血縁者を自分の命よりも愛しつつ、不本意な『魔王』の仮面を演じてる小心者この作品でも金髪貴族・両性具有・ロリ姫の3人の嫁がいるが登場予定なしアイマスの千早にしようとしたらしいがアイマス勢をウズメにしたので没った 17ep間 鉄乙女 つよきす 新城直衛の姉であり妻、彼の唯一の安らぎ、首絞め対応型の愛の深い嫁さん 最終話 高町・なのは・アスモデウス リリなの スカリエッティの娘(妾腹)、準魔王級のアークデーモン『白の魔王』アスモデウス家の将軍で主流派と対立する王女派筆頭姉バカ、人の話を聞かない(洗脳の影響)でも先代のマジキチより遥かに優しくてまともなので妹と二人で戦場を駆ける『黒と白の魔王』として領民には人気が高い優秀だが国家運営の道理を知らない血気盛んな将軍タイプ苦しい台所事情は配下を率いて傭兵業で賄っている模様(勝ちそうになったら敵方に売り込み→再度寝返り→以下エンドレス)400年前はまともだったが、父に逆らって洗脳されてしまった。本編後、亡命魔族のまとめ役をしていたが、洗脳の影響で通常手段だと転生に不具合があったのでフェイトの子として生まれ変わる 17話ep スバル・ナカジマ リリなの アスモデウス家・王女派領の近衛騎士魔界の居残りシスターズ、お腹いっぱい食べるのが夢な妹。王女派は極貧世帯で、騎士でも夕食はマナ結晶入りのおにぎりだけ王女派一の白兵戦力だが、脳筋なので地上侵攻に連れてって貰えなかった本編後、地上に亡命して人間に転生。 17話中間 ギンガ・ナカジマ リリなの アスモデウス家・王女派領の近衛騎士魔界の居残りシスターズ、妹に色々解説するお姉ちゃん。王女派一の白兵戦力だが、脳筋なので(ry本編後、地上に亡命して人間に転生。 17話中間 ティアナ・ランスター リリなの アスモデウス王女派軍・参謀本物のシャマルがずっと魔界にいた事をヴィータに伝える名前は18話序の時点で出ている 17話おまけ エリオ リリなの アスモデウス王女派の魔族兵、魔族視点以外だと只のウサギ兵本編後、地上に亡命して人間に転生。キャロと一緒に農園をする。 18話断1間 キャロ リリなの アスモデウス王女派の魔族兵、魔族視点以外だと只のウサギ兵本編後、地上に亡命して人間に転生。 18話断1間 ラ・ビ・アン・ローズ デ・ジ・キャラット アスモデウス王女派の魔族兵、魔族視点以外だと只のウサギ兵本編後、地上に亡命して人間に転生。 18話断1間 ボーパルバニー 首おいてけ改変 アスモデウス王女派のモブ魔族兵、約30体。王女派の下っ端は兎が戦闘服。男は島津、女はバニガ姿シグナムなどの騎士も下積み時代はバニー本編後、地上に亡命して人間に転生。 18話 ■断絶 ゴモリー (未登場) ウリエルによって魔族へと改造されたソロモン72の魔神の1柱(故人)魔界送り以前に死亡、なので魔界を治める魔王家は72家でなく71家 1の説明で名前だけ出てきた ■ラグナロク(とそれ以前) 名前 出典 情報 初出 ヴィータ(初代) リリなの 世界樹系:元主神・戦神トール(兼、威神テュール)戦争に備えオーディンに信仰を集中させる必要があった為譲位ラグナロクでヨルムンガンドを倒すが瀕死の傷と毒を受け余命1年。魔界に子孫を残す。 神クロ1 神隼人 ゲッター 世界樹系:主神・魔術神オーディン (消滅神図鑑)三大発明神(魔術のオーディン)神器製作者。研究開発の為に戦争を煽る兵器キ○ガイ。ハクオロが妹に求婚しただけで戦争起こして滅ぼすと決めた兄馬鹿妹と同じく神と巨人のハーフ、魔術神としては美緒を遥かに上回るフェンリルに飲まれて巨人の肉体を殺されるが、精神体として中から腹をぶち破って倒し、命と引き替えに勇次郎の巨人の肉体を滅ぼした今際の際に神力のコアである万象の瞳(ハヤトロギア)を美緒に譲り渡す 神クロ1 ペリーヌ・クロステルマン ストパン 世界樹系・軍神ヘイムダル、銀銃『ギャラルホルン』ラグナロクでロキと相打ち、この戦いで美緒は巨人の肉体を失った美緒の親友、宮藤姉妹の祖先、子孫に美緒への思いを託した宮藤姉妹の美緒の遺伝子への異常な執着はペリーヌの遺伝3000年前はペリーヌが美緒にセクハラしていた、パンツァー兼おっぱい星人当時の美緒をガチ泣きさせたのは兄と彼女ぐらい 神クロ2 ラインハルト 銀英伝 世界樹系・光の神バルドルオーディンの後の主神候補だったが、ロキの陰謀で死亡 神クロ2 12th 未来日記 世界樹系・盲目神ヘズ神殺しの力を持たないヘルがバルドルを殺すために利用した。 神クロ2 水銀燈 ローゼンメイデン 世界樹系・豊穣神フレイ、ラグナロクで英雄王により戦死やらない夫の気功変身がこの姿 神クロ4 真紅 ローゼンメイデン 世界樹系・戦神フレイア、ラグナロクで英雄王により戦死。ワルキューレ姉妹(=ローゼンではない)の一人。猫戦車の残骸に残留思念が残り、樹齢3000年の大樹「世界樹(偽)」にその木から桜田ジュンに人形の体を作らせ付喪神として神浜で復活所詮は残留思念で本体の転生ではないので神力は残っていない妙な形で意識が残ったのは、彼女を倒したのが神殺しの資格外である英雄だったせい。 神クロ4 桜崎刹那 ネギま! 世界樹系・戦神ヴァルキリー(スクルド)美筆出都古の気功変身がこの姿 神クロ4 ホロ(初代) 狼と香辛料 神話級モンスター・氷の魔狼(フェンリル) (消滅神図鑑)生体兵器の長女、神の魂を滅ぼす神殺しの力を持つ魔獣。(直接攻撃で神を完全に殺せるのは、本来同じ神(巨人,魔族,零落神)と神殺しの神器だけ/雑103-342)人狼・魔狼に神力を、コボルトに魂を継承させた「ある狼の最期の光景」人型だとアップルパイに目がなくてプロポーションも抜群の絶世の美女。戦争を避け疎開した別荘地で多数の男神や魔物が彼女に一方的に求婚勝手に彼女を取り合って殺し合い始めたのに怒り丸ごと食い殺してそのままラグナロクに参戦した神々の黄昏の被害の1/10程は彼女の美しさが遠因と言われるちなみにハクオロは他の求婚者に警戒されてハブられて助かった。 15話前間 ヨルム(羽衣狐) ぬら孫 神話級モンスター:“世界を喰らう悪意”ヨルムンガンド生体兵器の次女、双子のような関係でホロと精神がリンクしているラグナロクを生き延びた後もロキの生体兵器の優秀さを示さんと活動。・ヒッタイト:イルルヤンカシュ・中東:アジダカーハ(蛇王ザッハーク)→勇次郎に倒される・極東:蛇神・八岐大蛇→勇次郎に倒されるこの世界の有名な西洋系や中東系のドラゴンは大概おねいちゃんの化身(雑130)亜人領・高級娼館の主(奴隷にされたテイマー夫を買って弟子に)信仰を人に集め人為的に神を作り上げる偽神ヤルダバオトの構想を持ちテイマーやる夫の血筋の長男に代々潜み続ける。超反射神経の魔眼は一時的に彼女が反射神経強化と肉体の負荷軽減を行う物だがブラッドレイはやる夫の誕生でヨルムが抜けた後も何故か自力で習得してしまった 神クロ1 リィンフォース リリなの 生体兵器の三女、ヘル(姉二人とロットも役割も違う為リンクしていない)大戦で失われる技術保護用の生体魔術デバイス戦後魔界に送られ、代々の闇の書の主に仕える。ホムンクルスと遺伝子交配の組み合わせで己に相応しい担い手を作るはやての保護者だったが、現代では偽シャマルになっていた。400年前、請われて赴いたアスモデウス領でスカリエッティのウイルス『ナハトヴァール』でじわじわと判断基準の優先順位を改竄され、現在はアスモデウス本家の利益>>>>担い手の保護に書き換えらている第二次ラグナロクの黒幕の一人 神クロ1 ザフィーラ(初代) リリなの リィンのペットの魔犬ガルム→魔王マルコシアス 神クロ1 ヘラクレス Fate 大神殿系“英雄”の最高傑作、そこらの神より強力(現代換算でLV70程)12の試練はヘラとアポロン名義でゼウスが出した生体兵器としての性能試験。人間の地位向上の為に大神殿戦力の二柱の要の片である英雄部隊の長として勇次郎と戦った。ラグナロクで戦死生きて帰れればアルルゥと夫婦になる予定だった。ロリコンだがガチ紳士 4話おまけ ストレイト・クーガー スクライド 大神殿系・伝令神ヘルメス(オリュンポス十二神)ラグナロクでヨルムに寄生され死亡、権能はオボロが継承した。 神クロ4 タロス マジンガーZ 大神殿系・クレタ島のタロスにとりがクーヤ用に作ったフル神鉄(オリハルコン=ヒヒイロカネ)製の巨大ロボ。当時のにとりの最高傑作だが、材料不足でゼウスの鎧用の神鉄まで使いきった為クレームがついて完全には仕上がらず、戦場で無敵を誇ったものの、そこだけ通常素材だった踵のネジが緩んで空中分解。にとりの巨人&悪神陣営移籍後だったので修理できず破棄された。アレがあればラグナロクに勝てたかもと言われる不遇の超兵器。貴重な神鉄はほぼ回収されてFWモンスター街の通貨「輪(ホイール)」として再利用。また主神派が100年掛けて回収した欠片から「喚び水の剣」が作られた。 18話断3間 ビッグオー THEビッグオー 大神殿系・ヘカトンケイルに相当(にとり配下の3体の巨大ロボ軍団)ティタノマキア時代ににとりと共に大神殿入りし、戦局を有利に導いた。パイロットはロジャー・スミス、現在は神浜に隠されている。主神派が擁する軌道上の要塞衛星メギドファイアも一撃消滅の超兵器「我、神(ダーナ)の名においてこれを鋳造す、汝ら罪なし!」 18話断4間 ウィツァルネミテア うたわれるもの 大神殿系・農耕神クロノスハクオロやエルルゥの父、ハクオロに倒され王位を簒奪される農耕神としての権能はエルルゥが継承農業主義が孫のベル様に継承されている「一番偉いのは天空神などではない!. .農家だ!! さあ畑を耕せ、労働は尊いぞ!!」神器:“農王の大鎌(クロノスサイズ)”。小麦の刈り入れに使っていたが空間ごと切り裂くので収穫の半分が時空の彼方に消えた 18話断3間 ギルガメッシュ Fate 黄金郷系・主神の英雄神。世界最初の英雄。(消滅神図鑑)英雄だが神同然の力を持ち、イシュタルから主権を譲られていた。出兵に反対するイシュタルを幽閉してラグナロクに参戦。ロキの謀略で他勢力への当て馬として利用されヨルムンガンドにより戦死。 17後間 言峰綺礼(若) Fate/Zero 黄金郷系・エンキドゥ。英雄王の親友、流されキャララグナロクであっさり戦死。 神クロ4 八意永琳 東方Project 星船時代・大地母神 女禍/混沌(カオス)太古の神々の指導者、地球と同化して外来種である神々が星の意思に受け入れて貰えるようにした生命の母純血のモンスターは彼女の亡骸から自然発生した直系の子孫。真の龍である九頭竜は女禍が生み出した防衛用ない夫の“混沌原理”の素材になっているのは彼女の神経細胞。
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【GM】 それではセッション開始しますー 【GM】 多分24時~25時頃までです。 【GM】 では最初は加代子さんから。 【小村加代子】 はーい 【GM】 それでは動画のような大冒険を経て。 【GM】 加代子はどうにかして蓬莱学園高等学校のいい加減な事務局から学籍を入手し。 【GM】 慣例的に事実上、日本国の治外法権下にある宇津帆島にやってきた。 【小村加代子】 お金がほとんどなくなりました…… 【GM】 あなたは当初百数十万の逃走資金をもっていたが。 【GM】 3年間の学費(寮費含む)に約150万消え。 【GM】 移動費に40万 【GM】 こまごましたものに7万、逃走中の隠蔽費用に2万5千。を使用した。 【小村加代子】 ホントにこまごましてるw 【GM】 貴方の財布には3千円しかない! 【小村加代子】 う……ごはんどうしよ…… 【GM】 しかし、ここはまるで異国のように警官もおらず。 【GM】 独自の自治領のようになっている。ここでなら、あなたは。 【GM】 まるで高校生になることができるかもしれない。 【小村加代子】 「海都、お姉ちゃんここで生きてくからね」 【GM】 幸運にも一族とは直接関係のないアメリカの遠縁の大叔母が 【GM】 あなたの保証人をかってくれたのは幸運だった。 【小村加代子】 「ありがとうおばさん、ほとんど顔を合わせたこともないのに」 【GM】 名義上、あなたは過去の一族とは絶縁し、新しい身元で人生を歩むことになる。 【GM】 あなたの名義上の大叔母の名字はビュッセマー氏でこの学園に在籍したこともあるという。 【GM】 そしてあなたは今ゆらゆらと飛行船にゆられている。 【小村加代子】 揺れに身を任せてうとうとしてます。逃亡中はろくに寝られなかったし 【GM】 では暗器研で簡単値5でどうぞ 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,2,2) 【GM】 ではなんか轟音がする! 【小村加代子】 はっと目を覚まして「何っ!?」 【GM】 窓を見ると、なんと海にある軽空母が! 【GM】 そこから何故かF-14が蒸気カタパルトを利用して飛翔する。 【GM】 ここは一応学園だと聞いたのだが。 【小村加代子】 「え?何?空軍でもあるっての?」 【GM】 そして。遠くからいまだ実用化されていない大規模光線兵器が!!! 謎の飛翔体から試射訓練が行われているようだ。 【GM】 (こんなんのが見える) 【小村加代子】 「な、ナニコレ!?」と目を白黒 【GM】 では加代子は簡単値0で知性かロケット工学研で簡単値5でどうぞ 【小村加代子】 知性:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値3以下)(各ダイス目:5,5,5) 【小村加代子】 出るワケねっすw 【GM】 ではわけがわからない。 【GM】 F-14は事前の回避機動で難を逃れる。 【GM】 そこに飛行船目掛けて、謎の地上から第三勢力が!! 【小村加代子】 「な、何なの何なの~!?」 【GM】 謎の銃声と爆発音がなる 【GM】 飛行委員「ええー。当船は海洋冒険部の演習中、生活指導委員会残党と思われる者によるテロリズム攻撃をうけました」 【GM】 飛行委員「すみやかに退避をお願いします」 【小村加代子】 「退避ってどうすればいいのよ!?」 【GM】 では加代子は感性で簡単値5でどうぞ 【小村加代子】 感性:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値8以下)(各ダイス目:5,2,1) 【小村加代子】 おお、成功した 【GM】 ではパラシュートがある。 【小村加代子】 背負うけど焦って飛び降りたりはしません。まず周囲を観察。 【GM】 周りは一部の人は慣れた手つきでどんどんおります。 【小村加代子】 「緊急退避に慣れてるってなんなのよ……」と思いつつ、その列に並びます 【GM】 こんな時に唐突に裸人の教えを広めたり、あやとりの偉大さを伝えたり、恋愛消防団に勧誘してる人もいます。 【小村加代子】 どさまぎwww 【GM】 飛空船は緩やかな不時着ルートをたどっているが、安全を考えるとパラシュート降下した方がいいだろう。どうする? 【小村加代子】 飛び降りていってる人の列に並んで、一緒に飛び降ります 【GM】 では暗器研で簡単値7でどうぞ 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:4,3,2) 【GM】 それではあなたはパラシュート降下を行った。 【GM】 美しい島がみえる。 【GM】 およそ20数万人が色々暮らす学園都市だ。 【小村加代子】 「あれが宇津帆島……蓬莱学園……」 【GM】 港には小型艦艇をあわせると20数隻の船が。空港には戦闘機が数十。 【GM】 ここはなんの基地なのだろうか? 【小村加代子】 「学校……よね、ここ……」 【GM】 また学園の敷地内に原子力発電所がみえる。 【GM】 そこには落下しない方がよさそうだ。 【小村加代子】 手足をバタバタして原発のほうから逃れようとします 【小村加代子】 効果あるかどうかは知らないw 【GM】 では完全防御が発動し、あなたは安全に着地した。 【GM】 飛空船内で摂取した妙なワクチンのおかげかもしれない。 【小村加代子】 「はぁ、はぁ……なんなのよ、ここって……」 【GM】 というところでシーンエンドです。 【小村加代子】 はーい 【GM】 それでは左門のシーンです。 【相馬左門】 はーい 【GM】 左門はエステルの父上であるディーに付き合わされて 【GM】 悪徳大路の洒落たけどあきらかに悪所なバーで朝まで飲んでます。 【ディー】 まぁ、月光洞30泊31日はこんな感じだったよ。 【相馬左門】 「あー、アル中治療終えたばかりなんですがー」 【GM】 一応ノンアルコールカクテルでがんばってますw 【相馬左門】 「中尾の奴は最近使える気がしてきたので、泳がせてます」 【ディー】 なるほど。先日話した通り「会」が本土で動き始めたらしい。色んな国に触手を伸ばしているそうだよ。 【ディー】 ところで、君。本当にあの帝国高原までいくの? 【ディー】 正直大昔の記憶がたしかならろくなところじゃないよ。 【ディー】 っとディーはマティーニをくゆらせます。バハナ産の葉巻をすいつつ。 【相馬左門】 「まぁ、自分たちが壊したくにがどうなったかの確認です。放置して中尾みたいな副産物が生まれたらやっかいですから」 【ディー】 なるほどね。一応娘には昔行った南極の巨大ゲートの座標は渡しておいたよ。これをどう料理するかはいまの代の人たちに任せる。 【ディー】 私もそろそろ一度戻って会の手先の様子見をする時期だしね。 【ディー】 週末には島を出るつもりさ。 【相馬左門】 「なるほど、その為の空母ですか」 【ディー】 少なくとも、島は島の住人で進路を決せられるべきさ。 【相馬左門】 「でも、俺をよく野放しにしてますね。火遊びの自覚はあるんですが」 【ディー】 これもテストってね。単位をとれるか期待してるよ。生徒君。 【ディー】 蛍嬢には一応注意しとくことを勧めるよ。会の言うことをきくタイプには思えないけどね。 【相馬左門】 「とても魅力的ですしね」 【ディー】 あの子、若いころの香織ぽいんだよ。 【相馬左門】 「…そう聞くと逃げたくなります」 【ディー】 そうそう、実は東京で少しニンジャ?に襲われてね。 【相馬左門】 「忍関係ですか?」 【ディー】 いや仕事人とかいってたかな? 【ディー】 あの日会ってた御仁がタチが悪くてね。つるんでると思ったかな。 【相馬左門】 「女性関係の逆恨みとか?」 【ディー】 まぁ、切り抜けちゃったんだけど。昔の知人の縁者だったので、なんとなく島に誘導しておいた。もしよければ目をかけてあげて。 【ディー】 っとディーは一枚の写真をみせます。 【ディー】 まぁ、悪人に思われるのも狙われてるのも慣れてるけど。不幸に巻き込まれた子には幸いがあるべきだしね。 【ディー】 頼んだよ。 【相馬左門】 「美人ですな。また、ハーレム言われそうだ」 【ディー】 はは、君の人数ぐらいじゃハーレムとはいわないね。 【ディー】 うちの娘をよろしく頼むよ。 【GM】 左門はディーに何かキャンペーン的に問い詰めることはありますか? 【相馬左門】 多分、自分の動きを隠すことに一生懸命で余裕ないと思う 【GM】 それではひとしきりディーは左門のことをみながら。 【相馬左門】 尋ねる相手は別の人だろうね 【ディー】 じゃ、老けメイクでもしておくね。さらば。 【GM】 っと父テルは帰っていきました。 【鬼塚】 PIPIPIPI!!! 【相馬左門】 「ミス豆縞絡みで釘さされたか」 【鬼塚】 おいっ、相馬!! 【相馬左門】 「はい、相馬」 【鬼塚】 補佐官の鬼塚さんです。 【相馬左門】 「何か、決裁が必要になりましたか?」 【鬼塚】 宇宙船と空母の共同訓練中にSS残党の井上機関がテロを行った! 【鬼塚】 今お前が来るとややこしいから明日まで帰ってくるな!! 【鬼塚】 この場は田中と渡辺と、技術調査はシーベルトに任せるから。とりあえず大路でパトロールでもしてぶらついてくれ。マスコミがうるさい。 【GM】 では左門は生徒会執行部簡単値7でどうぞ 【相馬左門】 「あー、学園停止事件のコメントの件ですか?大したこと言ってないでしよ」 【相馬左門】 生徒会:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:3,3,3) 【GM】 まぁ、場合に応じて姿をくらます方がいいとかエステルがいってたよーな。 【GM】 というわけで無理に生徒会に戻るか、大路をぶらつくか 【GM】 どうしましょうか?>左門 【相馬左門】 ぶらつくさ。やっかい事は現場にありだ 【GM】 というわけでシーンエンドです 【GM】 では有海さんでーす 【窓枠有海】 はいさー 【GM】 有海は色々生徒会の仕事の手伝いをしつつ 【GM】 色々調べものをしています。 【GM】 ハンドアウトの通り 【GM】 ところでお金の流れのどのへんを調べますか?>有海 【窓枠有海】 「しかしこの潤沢な資金…一見問題ないように見えるけどすっごい違和感があるのよね…」 【窓枠有海】 主に原資の出どころかなぁ>調べる 【GM】 了解です。では会計監査局の簡単値3でどうぞ 【窓枠有海】 ちょっと本腰入れてパワー使っとこう、見過ごしてばかりだしw 【窓枠有海】 おk?>マスタ 【GM】 OK 【窓枠有海】 会計監査局:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:5,5,4) 【窓枠有海】 ほらパワー使ってギリw 【GM】 そうすると難解な会計資料や金融の流れを追うと 【GM】 ついに見えてきました。 【GM】 全く合法なんですが、今学園に世界各地のコロナであふれた金融資産が投資先を失って 【GM】 迷い込んだのを、学園経済がうまく使っています。ファンドみたいなもんです。 【GM】 その額約9兆円。 【窓枠有海】 「………これは……実質治外法権だからってのもあるんでしょうけど……どこのタックスヘイブン状態よね…」 【GM】 副会長と第一書記は株式研と情報通信委員会を通じて、なぜかEUと日本に対しタックスヘイブン状態を容認させました。 【GM】 なのでお金はいるはいる。 【窓枠有海】 「有能というべきか…なんともはや…」 【GM】 で、ところが使う先も今幾つもあるので今のところインフレ起こらず好景気。 【GM】 株式研ってある? なければ感性で簡単値1 【窓枠有海】 「まるで漫画じゃないのこの状況~!」 【窓枠有海】 感性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:5,5,1) 【GM】 多分、こういう投資になれてるであろう副会長がいる内は大丈夫でしょう。 【GM】 いなくなったら、ガンバレ。 【窓枠有海】 「ハーレムの噂のあるこの執行部…副会長は会長にぞっこんらしいけど…」 【窓枠有海】 「そのバランスが壊れたら大変なことに!大丈夫なの会長!!!!!」 【GM】 少なくとも私腹は肥やしてないようです。というか種銭をかなり出してる。 【窓枠有海】 (あるみの感性的にはその種銭の供出っぷりが怖い) 【窓枠有海】 「会長にはこのまましっかりと副会長を捕まえておいてもらわないと!!」 【GM】 うーん、理解しがたいのはここまで会長のために献身する理由が 【GM】 あるみんにはわかりませんでした。 【窓枠有海】 「大丈夫なのかしらねあの人…」 【窓枠有海】 「ちょっと身辺調査する必要があるわね…」 【GM】 ではスパイ研で簡単値7でどうぞ 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,4,2) 【GM】 それでは左門が、悪徳大路にいることがわかります 【GM】 ついでに言うと、副会長は今月修学旅行中ですが、この繊細なバランスを保つのが誰なのかは不明です 【GM】 どうやら副会長は、誰でもそんぐらいできると思ってたようです。 【窓枠有海】 「悪徳大路……あンの会長!ココに及んで女遊びか!…副会長!周りを過信しすぎ!!!」 【窓枠有海】 「なんとかしなくては…」 ※勝手な使命感 【GM】 というところでシーンエンドです 【窓枠有海】 りょりょ 【GM】 それではお待たせしましたレティシアです 【GM】 今日も亜熱帯の宇津帆島は熱いです 【GM】 みーんみんみんみん。 【レティシア・ビュッセマー】 「今日もうだる日差しの中、あたしはバイトに追われるのでした。あつい」 【GM】 さてくそ暑いので簡単値7で健康振ってみましょう。 【レティシア・ビュッセマー】 「あつはなついねー」 「それをいうならなつはあついでんがなー」 【レティシア・ビュッセマー】 健康:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,5,4) 【GM】 うだる暑さでさっそくレティシアは死にかけています。 【レティシア・ビュッセマー】 「今日はおやすみにしよう…」 【GM】 そんな中から叔母から、親戚が今日学園に編入する旨をききます。 【GM】 空港は涼しいはず。 【レティシア・ビュッセマー】 「あつい…ぱたり…」 【GM】 そしてやらなきゃいけないバイトはその編入生徒に手伝ってもらおう。そんな気がしてきた。 【GM】 さてバイトの確認と空港にいくのはどちらから先にしますか? 【GM】 もしくは別なことするか。 【レティシア・ビュッセマー】 「あー、もしもし? 姉ちゃん? 何時の便でくるんだっけ?」 叔母に連絡。(叔母と呼ぶと怒られる) 【ビュッセマー姉】 うーん、なんでも13時の便らしいよ。子供のときはレティと遊んだこともあるんよ。 【レティシア・ビュッセマー】 「覚えてない… 髪は何色? なんか目立つ目印みたいなのないのかな?」 【ビュッセマー姉】 こんな子ーと写真おくってくれます 【レティシア・ビュッセマー】 「名前とかわかんないのー?」 【ビュッセマー姉】 ええと、たしかねぇオムラカヨコちゃんよ。かよちゃん。 【ビュッセマー姉】 と写真は少しスタイルの方を映してしまったのか微妙に顔がぼけてます。 【レティシア・ビュッセマー】 「姉ちゃんありがとー、行ってくるわー」 【ビュッセマー姉】 で、学籍番号とか性別や生年月日を教えてくれます 【ビュッセマー姉】 たのむでー 【レティシア・ビュッセマー】 空港にタクで向かいますGO! 【GM】 するとなんか海に空母が 【GM】 そして何故か空に宇宙船が。 【レティシア・ビュッセマー】 「運転手さん、なんか映画撮影なのかな?」 【運転手】 うーん、なんか演習みたいなんだけど。 【レティシア・ビュッセマー】 (特異なことが起きてるという認識がないw) 【運転手】 おっ、なんか迫撃砲を地上から飛行船にうったな 【運転手】 凄い迫真の訓練だ 【レティシア・ビュッセマー】 「へー、演習ってそんなことまでするんだー」 【GM】 レティシアは感性で簡単値9でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 感性は成功しちゃうじゃまいかw 【レティシア・ビュッセマー】 感性:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:6,5,1) 【GM】 では迫撃砲は武装SS残党のものだとわかる。あれはテロだw 【レティシア・ビュッセマー】 「あ、あれー? 運転手さん、あれ演習じゃなくない?」 【レティシア・ビュッセマー】 「ちょ、だ、大丈夫なの? 空港とか行けるの?」 【運転手】 あ、あれはテロだ! 【GM】 っとあわてて車が停車すると 【GM】 レティシアは保健委員会で簡単値5でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 保健委員会:看護師:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,1,1) 【GM】 では無数の生徒が脱出するのが見える 【GM】 そしてそれに紛れて森林から何名かの黒い服の集団がこちらに迫るね。 ※井上景久特務少佐率いる武装SS残党「井上機関」である 【レティシア・ビュッセマー】 「運転手さん、あれ! あれ、ほら、生徒が逃げてる!」 【レティシア・ビュッセマー】 「え、なんかあの黒服なに? 運転手さん!?」 【GM】 ではレティシアは知性で簡単値5でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 知性:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値8以下)(各ダイス目:5,4,3) 【GM】 では誰だかはわからないが 【GM】 やばそう。武装してるし。 【レティシア・ビュッセマー】 「運転手さん、逃げたほうがよくない?」 【運転手】 おおうっ 【レティシア・ビュッセマー】 「うわ! うわわ! 撃ってきた!! あ、あぶ!」 【レティシア・ビュッセマー】 (めっさ他力本願である) 【運転手】 シークレットダイス【3d6】を振りました。結果は「13」です。(各ダイス目:6,4,3) 【GM】 なんとかほうほうのていで逃げ出した。 【GM】 シーンエンドです。 【GM】 それでは夕方になってきました。 【GM】 ここからは各キャラ出たいときに登場を宣言すれば 【GM】 判定に成功すれば登場可能です。 【GM】 加代子は自動登場です。 【小村加代子】 はーい 【レティシア・ビュッセマー】 判定は何でー? 【GM】 レティシアはラブコメ技能で簡単値8か、性愛研で簡単値3です 【窓枠有海】 有海はなにで登場できます? 【GM】 有海はスパイ研簡単値6でいけば隠れてでてこれます 【レティシア・ビュッセマー】 ラヴが高そう…そっちで振ろうかな 【レティシア・ビュッセマー】 ラブコメ:【3d6】を振りました。結果は「16」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,5,5) 【レティシア・ビュッセマー】 ひぃw 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:6,3,2) 【GM】 今日のレティシアは譲くんがなかなか離してくれません。 【レティシア・ビュッセマー】 (譲くんが離してくれない(意味深)) 【GM】 加代子はどうにかして町まできました。 【小村加代子】 「おなかすいた……」 【GM】 加代子は土地勘がなく、ここがどこなのかわかりません。 【小村加代子】 「寮はどっちなんだろう?」 【GM】 店の名前もチェーン店名も見たことがないものですし、人種もいろいろいすぎて 【GM】 まるで異国です 【相馬左門】 「犬も歩けばなんとやら、ssなら斬らないとなぁ」 ※特徴:『偶然』を使って登場 【小村加代子】 「誰!?」思わずブローチに手がかかります 【相馬左門】 「そこのお姉さん、ここは初めてかい?そんなんだと揉め事に巻き込まれるぜ」 【小村加代子】 「……何の用?」指先はブローチをいじってます 【窓枠有海】 (あそこにいるのは会長…まさか副会長の居ぬ間にってやつ…?) ※物陰に隠れて二人を観察 【相馬左門】 「この格好で俺がどこ所属かわからないなら新入生だなぁ」 【小村加代子】 「それがあなたに関係あるの?」 【GM】 すると 【不良生徒】 おいおい、そこのねーちゃんよー 【不良生徒2】 ちょっくら顔をかしてくれなぇかなー 【小村加代子】 「……何か用?」 【GM】 左門のことには相手は気づいていないようです 【相馬左門】 「あるとも、ここは悪徳大路、その名の通りの町だ」 【小村加代子】 「悪徳、ね……」ふっと笑います 【相馬左門】 「このての馬鹿には事欠かん」 【不良?】 おとなしくついてこないと、肥料にしちゃうぞ ※タンポポ綿毛族 【小村加代子】 「な、何これっ!?」これにはさすがに慌てます 【窓枠有海】 (え…あれは…綿毛じゃなくて?) 【GM】 ではあるみんは知性で簡単値7どうぞ 【窓枠有海】 知性:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,2,1) 【GM】 普通の生徒には冷静に対応できる加代子ですが。 【GM】 感性の簡単値3でどうぞ。 【相馬左門】 「おい、ニーサン、強引な客引きは御法度だ」 【小村加代子】 感性:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値6以下)(各ダイス目:5,4,3) 【小村加代子】 そりゃ面食らうw 【GM】 加代子は主にあの綿毛形謎の生物にびびって動けません! 【綿毛生徒】 んー、おとなしく手芸部札3枚くれればいいんだけどな 【GM】 では左門は不良を追い払いますか? 【相馬左門】 「恐喝すんな」 【相馬左門】 追い払います 【GM】 巡回班で何か必殺技あるかい? 【相馬左門】 いつかの刀が多頭の龍になって締めるでいいかと 【GM】 では九頭龍切りがさく裂! 【GM】 では簡単値7で巡回班どうぞ 【相馬左門】 校内巡回班:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目:6,4,1) 【相馬左門】 「俺が誰かわかってかかってきな」 【小村加代子】 「あ、ありがとう……なんなの、あの枯れかけたたんぽぽみたいなの?」 【GM】 では一刀で全員峰打ちにしました 【相馬左門】 「さあな、訳ありも奇怪愉快もなんでもありさ、ここは」 【小村加代子】 「……そうね、少なくとも訳ありならいるわね」 【GM】 どうやら生徒化が進んでいる模様。 【GM】 あれは月光洞にいた綿毛人の一族のようです。 【窓枠有海】 (あれは月光洞の…こんなとこまで出てきてるのね…) 【窓枠有海】 (今はそれより会長!あの女は誰かしら…) 【窓枠有海】 外務の赤羽君とかから情報ありますか?>マスタ 【GM】 ではあるみんはスパイ研簡単値7でどうぞ 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,2,1) 【GM】 あれは先日本土でアーレンベルク議員を襲った人物と酷似しています。 【窓枠有海】 「あれは…ディーさんを襲った…それが左門会長と…?!」 (ディーと議員同一人物しってたっけ?) 【GM】 あるみんは監査局簡単値3でどうぞ>ディー 【窓枠有海】 会計監査局:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:5,2,2) 【GM】 あの月光洞にいたディーはエステルの父にしてアーレンベルク欧州議会議員ですね。ついでにいうと結構な実業家。 【窓枠有海】 「かー!実業家が開拓に乗り出してるわけね…副会長はそのご子息と…」 【相馬左門】 「…お前さんも訳ありか。ま、ここにはお姫様から極悪非道までなんでもありさ」 【小村加代子】 「あたし、今日ここに来たばかりなの。寮ってどっちかしら?」 【相馬左門】 「俺は左門、袖ふれ合うも何かの縁だ。街の案内ぐらいは請負ぜ。一応治安預かる立場なんでな」 【小村加代子】 「悪いけどお金がないの。たかるなら他をあたってくれない?」 【相馬左門】 「弁天寮に部屋があるのか、ルームレスでなくで何よりだ」 【小村加代子】 「あるはずよ、手続きはちゃんとすんでるから」 【窓枠有海】 (傍から見ると女と値段交渉をしているように見える件) 【GM】 あと加代子はこの島で普通の携帯が使えないことに気づきます。 【GM】 電波がこない。 【小村加代子】 「あら、圏外……こんな繁華街なのに?」 【GM】 からくりがわかりたければ知性で簡単値1か、コンピュータとか情報通信系のクラブで簡単値7でどうぞ 【相馬左門】 「あいにく。今は金はそこそこある。トラブル持ち込そうな、新入りに老婆心でしゃしゃりでてるだけだ」 【小村加代子】 知性:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値4以下)(各ダイス目:6,5,1) 【GM】 とどー? 【GM】 あるみんはどうする? 【小村加代子】 わからなかった~ 【GM】 なんだかわかんない 【窓枠有海】 (左門会長と襲撃犯…これはすこし様子を見なくては…) と尾行を続けます 【小村加代子】 あ、携帯の電波が来ない理由の判定かと思ってたw 【GM】 携帯の電波来ない理由もわかりません 【相馬左門】 「なんなら極貧でも腹は膨れる生活指南いるか?」 【小村加代子】 「……目的は何よ?ただのボランティアってならちょっと信じがたいわよ」 【相馬左門】 「昔は1日千円未満の生活してたしな」 【窓枠有海】 (そりゃ会長…男がそんな事言うと警戒されるって…) 【小村加代子】 「そうなの?それが今はそこそこって……何してるのよ?」 【相馬左門】 「言ったろう?トラブルメーカーがトラブル起こさないように」 【小村加代子】 「あたしがトラブル起こしたとして、それがあなたに何か関係あるの?そりゃさっきは助けてもらったけど」 【窓枠有海】 (なんかちょっと険悪になってきた…取引とは違う?) 【小村加代子】 と言いつつ、おなか空いてるのも事実なので、助けてもらってもいいかなと思い始めてます 【相馬左門】 「まぁ、トラブルシューターだ。俺自身がトラブルだと言う奴もいるが」 【GM】 では加代子は健康で簡単値3でどうぞ 【小村加代子】 健康:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値9以下)(各ダイス目:5,3,1) 【小村加代子】 ぎりぎり成功 【GM】 ではまだ動けますがおなかはすきました。 【小村加代子】 「じゃあとりあえず寮まで連れてってもらっていいかしら?とにかくお腹すいたわ」 【GM】 左門は寮につれていきますか? それとも横丁の行きつけの屋台あたりでもいきますか? 【相馬左門】 「寮もいいが、飯のあては?学食は不味いぞ」 【小村加代子】 財布をのぞいて3000円しかないのを見てがっくりしつつ「……余裕がないのよ」 【相馬左門】 「言い換えるなら、ちょっと調子に乗ってるお調子者が新入りに先輩風吹かせて奢ろうというだけさ」 【窓枠有海】 我慢できずに 「会長!!!あなたこんなところで何ナンパしてるんですか!!!!」 【小村加代子】 「それ……は……」と言いかけたところでお腹がぐぅ~ 【相馬左門】 「あー、彼女ならいるから心配すんな」 【小村加代子】 「って、会長!?」 【GM】 では三人は飯をもとめて消えていきました。 【GM】 シーンエンドです。 【GM】 それではレティシアは譲君とわかれて寮に戻ろうとしました。 【レティシア・ビュッセマー】 「はー、今日のあれはSSだっけ? 怖かったなぁ… でも、運転手さんのドラテクも怖かったなぁ…」 【GM】 まぁ、はとこの小村さんも部屋に来るはずだと思ってのことです。 【GM】 ところが話を聞くと変な事実に気が付きます。 【レティシア・ビュッセマー】 ほむ? 【GM】 交渉で簡単値5でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 交渉:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,2,1) 【GM】 するとなんでも小村さんの入居する予定の1ブロックがまるまる 【GM】 宇津帆総督府なるもので立ち入り禁止になっています。 【レティシア・ビュッセマー】 「1ブロック!? 何人だろ、沢山だねぇ?」 【GM】 何か調べてみますか? 【レティシア・ビュッセマー】 「もしもし? 譲くん? さっきぶりなんだけど、宇津帆総督府って何かしらないかな? さっき言ってた話で、従姉妹が来るって言ってたでしょ? 」 【譲】 シークレットダイス【3d6】を振りました。結果は「13」です。(各ダイス目:6,5,2) 【レティシア・ビュッセマー】 「その子が入るエリアがなんか立ち入り禁止区域になってるのよ」 【レティシア・ビュッセマー】 と電話しますです 【譲】 うん? ああ、なんか銀河帝国の総督府がなんとかうんぬんとか言ってたけど 【譲】 ヨタ話だと思ってたよ。 【レティシア・ビュッセマー】 後、叔母にも連絡しとこうか 「もしもし? スゥ姉? イトコちゃん、会えなかったよー」 【レティシア・ビュッセマー】 「え? 銀河、そうとくふ? なに? 冗談?」 【スウェナ・ビュッセマー】 えっ、大丈夫やろかー? 【スウェナ・ビュッセマー】 銀河帝国ってあれやろ。コホーとか。 【GM】 ではレティシアは知性で簡単値7でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 知性:【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,5,2) 【レティシア・ビュッセマー】 「コホー? しらないよ、咳?」 【GM】 なんか一見普通に見える女子生徒が3人寮から出ていきました。 【GM】 まぁレティは異常性に気づかずおわる。 【レティシア・ビュッセマー】 通話してたからそっちに気が取られたのかもね 【スウェナ・ビュッセマー】 まぁ、すまんけど。このままじゃあの子ルームレスなんじゃないか? 【スウェナ・ビュッセマー】 お小遣い送るから、少し調べてくれないかなぁ。 【レティシア・ビュッセマー】 「困ったねー、とにかく見つけ出して、しばらくはあたしの部屋に泊まらせるとか、そんな感じかなあ?」 【スウェナ・ビュッセマー】 うん、そうだねぇ。 【レティシア・ビュッセマー】 「あ、ありがとー、やったー!」 【GM】 しかし、こんな夜半に飢えた生徒が行く場所といえば…。 【GM】 ではレティシアはチアリーダーで簡単値9でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 チアリーダー部:裏方:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,3,3) 【GM】 美味しくて、安くて、人気があって夜でもやっている 【GM】 そんな屋台がひとつある。 【レティシア・ビュッセマー】 「ねー、よしこちゃん? なんてったっけね? こないだ言ってたお屋台の、うん、そう、安いやつ。どこでやってるんだっけ?」 【GM】 うーん、露子さんのところじゃないの? 【GM】 無国籍料理屋台ー。 【レティシア・ビュッセマー】 「そかー、ありがとー、今度なんかおごるよー」 【GM】 宇宙人でもセレブでも原始人でも美味しいという凄い屋台らしいよー 【GM】 今度一緒にいこうねー。おやすみー。 【レティシア・ビュッセマー】 「従姉妹がね、来てるらしいんだけど、空港で事件あって、見つかんないのよ」 【レティシア・ビュッセマー】 「なので、なんか食べ物屋に居たりしないかなーってw」 【GM】 あそこなら色んな人いるからいいと思うよー 【レティシア・ビュッセマー】 「じゃねー、おやすみー、ありがと大好きだよー」 【レティシア・ビュッセマー】 (ワリと近い距離の人になら誰でも大好きっていうヤツ) 【GM】 というわけでレティシアは夜食を食べるついでに屋台へ向かった。 【露子・グーテラオネ】 はーい、いらっしゃーい。 【露子・グーテラオネ】 今日は飛行鯨の竜田揚げがあるよー。 【小村加代子】 「ひこうくじら?何それ?」 【レティシア・ビュッセマー】 「こんばんわー」 【窓枠有海】 「竜田揚げくださーい!」 【GM】 屋台をみると色んな人が食べてます 【相馬左門】 「よう、久しぶり」 【相馬左門】 影人までおる。客を選んでないなぁ 【中尾影人】 この店は美味しいですからね。今日はプライべートです。 【相馬左門】 「あー、今は寄るな。陰謀No」 【一條すみれ】 こらー、影人。あたしのお酒がのめないっての!?(gdgd) 【窓枠有海】 (ただこの人は暗殺未遂犯らしいのよね) まじまじと小村さんを観察します 【源葉音子(げんばねこ)】 今日はおとしものしてないヨシっ 【相馬左門】 「絡み酒か一条君、大分作文押し付けたからなぁ」 【レティシア・ビュッセマー】 「ねー、つゆこさーん、聞いてよー、今日さー、従姉妹が空港に来るはずだったんだけど」 【窓枠有海】 とりあえず状況確認していこう 「…んで、お二人(加代子と左門)は本当に初対面なんですね?」 【小村加代子】 「そうよ。そもそもあたしは今日編入してきたばかりだもの」 【窓枠有海】 「会長は会長で、なんなんです片端から女の子に声かけて!副会長が泣きますよ!」 【一條すみれ】 かいちょーね、あのせいで公安でのあたしのたちばびみょーなんだよよ 【レティシア・ビュッセマー】 「なんかSS? が襲ってきて、来るはずの子、見つかんないのよー」 【露子・グーテラオネ】 んー? あのテロ事件の関係? 【相馬左門】 「まぁ、巡回班だからな、悪徳大路にお上りさんがいれば気にするさ」 【窓枠有海】 「んで、小村さんだっけ?今日ついたの??」 【GM】 ではレティシアは学力の判定で簡単値5でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 学力:【3d6】を振りました。結果は「17」失敗です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,6,5) 【GM】 貴方はコムラさんと聞こえたので別人と認識した ※聞き間違えたためレティと合流ならず 【GM】 Komura or Omura 【小村加代子】 「そうよ。なんだかテロ?が起きてまともに着陸できなかったんだけど」 【窓枠有海】 「テロ…それは大変だったわね…最近またSS残党が騒がしいみたいだし」 【相馬左門】 「女を気軽に口説けるんなら、こんな面倒になってないぞ、まとも枠君」 【窓枠有海】 「会長!私の名前は窓枠です、ま・ど・わ・く!いい加減ちゃんと覚えてください!」 【相馬左門】 ネタではなく、素でスマホが誤変換←まとも枠 【窓枠有海】 奇しくもノルマ達成したのでOKw>左門 ※特徴:『印象が薄い』窓枠さんはしょっちゅう名前を間違えられる設定 【窓枠有海】 「そういえば海の方で飛行船が落ちたらしいけどあれにのってたの?」 【小村加代子】 「そうよ。パラシュートで脱出したんだけど、その後迷っちゃってえらい目にあったわ」 【レティシア・ビュッセマー】 「オムラカヨコって子なんだけどねー、困ったわー」 【GM】 では窓枠さんと加代子さんは感性の簡単値5でどうぞ 【窓枠有海】 感性:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:5,5,3) 【小村加代子】 感性:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値8以下)(各ダイス目:5,5,2) 【GM】 ではあるみんは今カヨコと尋ねる声を聴いた 【窓枠有海】 「カヨコ…?」 どっちの心当たり?仕事人?目の前の小村さん?>ますた 【GM】 レティシアがカヨコと聞いたのを聴けた>あるみん 【窓枠有海】 りょりょ 「いまカヨコって…、小村さんもカヨコだっけ???」 【レティシア・ビュッセマー】 「でさー、なんかねー? 寮で、その子が入ってくるはずのエリアが、なんとか政府? なんだったっけ? に占領されてて、その子入れないのよ」 【小村加代子】 「そうよ、あたしはコムラカヨコ。それがどうしたの?」 【レティシア・ビュッセマー】 「あー、銀河帝国の総督府、だっけかな?」 【窓枠有海】 「いや、ちょうど耳に入ったのよね、いま」 【小村加代子】 「まあ、カヨコなんてよくある名前よね」 ※レティと合流失敗(二回目) 【露子・グーテラオネ】 銀河帝国ねぇ 【露子・グーテラオネ】 最近加賀さんが総督らしいよ。 【窓枠有海】 「それもそうねぇーカヨコちゃん、この竜田揚げ美味しいよ♪」 【小村加代子】 「これ?(むぐむぐ)ほんとだ、おいしい」 【露子・グーテラオネ】 はい、おまちどうー。ノンタロイモ団子スープと飛行鯨の照り焼き。 【露子・グーテラオネ】 新鮮な月光洞産だよー。 【相馬左門】 「そんな許可出したか?」 【相馬左門】 「女子寮に男の俺が口出しできないさ、エステルかフレイヤさんに投げたのか?」 【小村加代子】 「……とりあえずこの学園は何でもアリなんだってことは理解したわ」 【レティシア・ビュッセマー】 「加賀さんが総督? 加賀さんって……誰だっけ…?」 【窓枠有海】 「しかし、蓬莱学園って銀河帝国とか綿毛人とか…こりゃ仕事人とかいても全然不思議じゃないよね」 ※ブラフを仕込んで加代子の様子を見る 【小村加代子】 (ぴくっ)わずかに反応 【露子・グーテラオネ】 えっ? 会長。てっきりあんたが指示してるもんだとばかり。 【露子・グーテラオネ】 もう学園生徒20万人超えたっていうし。 【黒井先生】 こんにちはー。トドカレー一つくださいなー。 【窓枠有海】 (トド肉が届いた…(違)) 【露子・グーテラオネ】 はいよっ 【相馬左門】 思いだそう 【露子・グーテラオネ】 おかげ様でうちの農場とスターゲートの間に鉄道が牽かれましたとさ。 【GM】 では左門は知性で簡単値5ですね 【相馬左門】 知性:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値8以下)(各ダイス目:3,2,1) 【窓枠有海】 完全成功してる! 【GM】 完全成功!! 【相馬左門】 やるときはやるさ 【小村加代子】 おおー! 【GM】 じゃ、確かに宇宙船の代償に女子寮自警団と交渉して 【GM】 ラクアフルと弓子とその周りのために 【GM】 1ブロック10部屋ぐらい、総督府にした覚えがあります。 【レティシア・ビュッセマー】 (なんだ左門が犯人なんじゃないかw) 【窓枠有海】 「会長!またそんな職権乱用を!!!!!(怒)」 【レティシア・ビュッセマー】 (左門のせいで家なき娘になるカヨコちん不幸w) 【窓枠有海】 「入るはずだった子がいるんじゃないですか!どうなってますその子達!」 【GM】 では左門は生徒会で簡単値7でどうぞ 【相馬左門】 「あー、許可出してた。安全保障上やむを得ない。だが代替施設も用意されたはず」 【相馬左門】 生徒会:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,6,2) 【GM】 では当然日向荘という新町の寮に部屋を代替してあって 【GM】 保護者に書類がいってるはずですね。この場合はカルフォルニアですが。 【相馬左門】 「既に連絡ずみのはず」 【GM】 まぁ、日向荘はそんなに遠くないですし 【GM】 連れて行っても構いません。 【窓枠有海】 「じゃあ宿なしになってる子はいないんですね…よかった」 【相馬左門】 「待て!本来の入居者に届いていないなら、そこには誰がいるんだ?」 【小村加代子】 「あたしの部屋はどっちになるのかしら?」 【GM】 そしてレティシアは感性で簡単値9でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 感性:【3d6】を振りました。結果は「17」失敗です。(成功値16以下)(各ダイス目:6,6,5) 【レティシア・ビュッセマー】 酷いなー、酷い 【GM】 レティシアは困ってうろうろして後ずさると 【相馬左門】 「代替施設の方だ。誰もいなければだが」 【レティシア・ビュッセマー】 「あいたっ! あ、ごめんなさい!」 【小中さん】 うわっ。 【窓枠有海】 (アカン顔ぶれが…(PL発言)) 【GM】 では後ろの二人にぶっかったレティは感性9でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 感性:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:3,2,1) 【小村加代子】 完全成功してるしw 【レティシア・ビュッセマー】 反動がすごいw 【相馬左門】 「日向荘に行くぞ。確かめなければ。俺の勘違いならいいが」 【GM】 後ろの絶世の美少女は。男でおっさんかもしれない上にSS残党の指導者かもしれず、そいつに腕を握られたことを認識した。 【GM】 完全成功 【一條すみれ】 うわわ、おやすみー 【レティシア・ビュッセマー】 ぞわわ! さぶいぼが全身を駆け巡りますぞ 【窓枠有海】 (少佐男の娘状態で出てきてんすかw(PL発言)) 【GM】 (見た目は所謂男の娘。だそうです) 【レティシア・ビュッセマー】 「え、あなた、なに? 誰?」 【窓枠有海】 (なるる、ありがとです) 【中尾影人】 う、うわぁぁ。すみれにひきずられて退場(ねぇさん!! 【レティシア・ビュッセマー】 「いたた、痛い、痛いって! 掴まないでよ!」 【窓枠有海】 「会長!女の子が!」 【謎の女?】 秘密を知られたからにはな。(低いアルトテノール) 【レティシア・ビュッセマー】 「いやー! 誰かー! この人痴漢です!」 【九鬼双葉】 なにっ! とりあえず走るぞー 【窓枠有海】 あ、そうか気づけるのかな?>マスタ 【源葉音子(げんばねこ)】 よくわからないが爆殺してよしっ! 【小村加代子】 「ちょっと!女の子が連れていかれちゃった!」 【GM】 では残りの全員感性簡単値8でどうぞ 【小村加代子】 感性:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値11以下)(各ダイス目:6,4,2) 【窓枠有海】 感性:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:6,4,3) 【相馬左門】 感性:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,4,1) 【GM】 ではやつらは新町にアジトを構えたのか逃げたようです。 【黒井先生】 とどー? 【窓枠有海】 「会長!追いますよ!いいとこ見せてください!!」 【露子・グーテラオネ】 左門、たまにはいい所見せてきな! 【相馬左門】 「もしかしたら、アジトが日向荘じゃあるまいな」 【小村加代子】 「そんなの困るわ」 【相馬左門】 「なんにせよ、救出しなきゃな」 【露子・グーテラオネ】 では加代子は暗器研で簡単値5、あるみんはスパイ研で簡単値7でどうぞ 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,3,1) 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「17」失敗です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,6,5) 【GM】 カヨコにはまだわからない。 【GM】 あるみんは、横丁のランドマークである立寝のTの45℃向きの方に向かったことがわかる、あそこには日向荘がある。 【窓枠有海】 「会長…その最悪の予想…当たってるかもです!」 【小村加代子】 思わず襟のブローチを手に取ります 【窓枠有海】 カヨコの様子に気づけますか?>ますた 【GM】 スパイ研で簡単値5でどうぞ 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:5,2,1) 【GM】 では加代子の身のこなしがプロであることがわかります。 【窓枠有海】 「(やはり…この子情報通りの…)」 【GM】 まぁ左門みたいに超人的な身のこなしではないけどね。 【相馬左門】 「あー、窓枠君、日向荘関連の精査に付き合ってもらうぞ。何故そうなったか理由を知る必要がある」 【窓枠有海】 「わかりました」 【窓枠有海】 「会長…あの子(加代子)要注意です」ヒソヒソ 【相馬左門】 「だろう、な」(ボソッ) 【相馬左門】 「なんにせよ、今は日向荘だ。この学園舐められたら仕舞いだからな。けじめだけはつけるぞ」 【窓枠有海】 「急ぎましょう!」 【GM】 では日向荘近くまで来ます。 【GM】 そこで連れ去られたレティシアと一行(井上特務少佐、小中光、ロイ、狼騎兵)を発見します!! 【窓枠有海】 「会長!あそこ!」 【レティシア・ビュッセマー】 「あーれー、あーれー」 【窓枠有海】 「おなかちゃん!!!!」 【小村加代子】 「なんだか知らないけど……あの子は助ける必要があるわよね?」 【相馬左門】 「ロイまでいるのか」 【窓枠有海】 「おなかちゃん!何してるの!」 PPKを構えつつ 【レティシア・ビュッセマー】 「あーれー、あーれー」 【小中さん】 ええと、とりあえず今日はここでアルバイト終わりですねー。またー。 【小中さん】 小中さんはバイトが終わったのか帰っていった。 【窓枠有海】 「おなかちゃん…」 【相馬左門】 「にしても、南豪以外でファッションじゃない、ssと会うのは久しぶりだ」 【レティシア・ビュッセマー】 (ガルパンのソド子のように引っ張られてるレティ) 【小村加代子】 (巻き込まれた以上は仕方ないか……)ブローチを外して針を立てます 【GM】 ちなみに全員まじもんの武装をしている感じです 【井上少佐】 …、やれ。 【窓枠有海】 「援護します!会長!頑張って!」 【小村加代子】 (生きるためだもの。ごめんね、海都) 【狼騎兵s】 ハイル! 第一生徒官とともに! 【相馬左門】 「銃程度で俺の吶喊を止められるかな?」 【ロイ】 宮里屋敷以来だな。しかし、今回は久々にいい偵察になったよ。 【GM】 さて全員行動宣告どうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 なんかできそうなことありますかw 【GM】 1.井上少佐と会話、2.井上少佐にかじりつく、3.拘束をといてにげる、4とど。 【レティシア・ビュッセマー】 齧りついて反抗するけど、ナチュラルに力負けして殴られる、をやりますぞえ 【小村加代子】 とりあえず自衛優先です。でも襲い掛かってこられたら容赦せずぶっすり行きます。 【窓枠有海】 どう見てもまともに勝てる相手ではないので 左門を援護しつつトラップ仕込めないか検討します 【GM】 OK>スパイ研で簡単値5でどうぞ 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:4,1,1) 【GM】 ではあるみんは何か支援用の罠一つどうぞ 【窓枠有海】 「こんなこともあろうかと!」 ワイヤートラップで敵の動きを鈍らせます 【窓枠有海】 どんなことだよw(セルフツッコミ) 【窓枠有海】 動き鈍らせることでレティシアを助けに入れそうなら助けに入るかな 【相馬左門】 いつもの単騎突撃だ。 【相馬左門】 何気に宮里邸初訪問以来かロイとは 【相馬左門】 一応同型が忍指名手配の時に一時共闘したけど 【窓枠有海】 ああ、同一とは限らないのん? 【ロイ】 俺は、少なくとも屋敷の俺だよ。 【相馬左門】 二体以上同時に出した 【相馬左門】 「つまり、南豪に斬りかかるのを邪魔してくれた奴でもある、と。あの屈辱は忘れん」(ガチで殺る目) 【GM】 じゃあるみんはレティ救出。レティは拘束を解こうとする、 【GM】 左門は突撃 【レティシア・ビュッセマー】 するけど力負けして殴られる、までがアクションw 【GM】 ちなみに加代子にも狼騎兵が一人きますね 【小村加代子】 ブローチで立ち向かいます 【GM】 OK 【GM】 では左門どうぞー 【相馬左門】 敵の隊長に向けて吶喊します 【GM】 ではまずロイたちと狼騎兵2人が機会攻撃をしてきます 【GM】 左門は簡単値-1で巡回班どうぞ 【相馬左門】 校内巡回班:【3d6】を振りました。結果は「5」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:3,1,1) 【井上少佐】 ほう。若造が、しかし我らは前世紀より時を待ったのだ! 【相馬左門】 「と党の雑魚とは違うな」 【GM】 左門は井上少佐の戦法がちと母テルくさいなと感じます。 【相馬左門】 「だが、欲しいのは南豪の頸だ。貴様じゃない」 【GM】 では対抗判定ですが、簡単値5同士で対決です。 【相馬左門】 「もしかしたら、お師匠の知り合いか?」 【井上少佐】 裏切り者には死を。 【相馬左門】 巡回班? 【井上少佐】 巡回班でどうぞ 【窓枠有海】 (お師匠が裏切り者…なかなか母テルさんは闇深い…※PL発言) 【相馬左門】 「はっ!師匠越えの試し胴にはちょうどいい」 【相馬左門】 パワー使用 【井上少佐】 では少佐の胸元から如意片の輝きのようなものを感じます。 【相馬左門】 じゃあ、竜力貸せ? 【GM】 では対抗判定ですー 【相馬左門】 竜の画数は10? 【GM】 です 【GM】 武装SS:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値27以下)(各ダイス目:5,3,1) 【相馬左門】 じゃあ、12+10+7? 【GM】 ですね29基本値で18成功だしてください。 【GM】 誰か手助けするなら修正が乗りますが。 【小村加代子】 ……手助けします! 【窓枠有海】 さっきのトラップは有効? 【GM】 OK、では簡単値+2でいいです 【GM】 では加代子は暗器研で簡単値7でどうぞ成功値分だけ修正です 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:3,2,2) 【GM】 思いもしなかったところからブローチでの攻撃がっ! 【GM】 では簡単値二つ合わせて+10ですね 【GM】 では判定どうぞー 【相馬左門】 校内巡回班:【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値39以下)(各ダイス目:3,3,1) ※実はこの時対抗判定の簡単値5が含まれていない。 かつ成功度は小村、有海のサポなしでも少佐に勝っている まったくうちの会長殿は化け物である。超帝国の騎士か? 【井上少佐】 な、ぬ! 【GM】 少佐に確かな一撃!! 【GM】 井上少佐はレティから手を離した!! 【相馬左門】 「言ったろう?俺は南豪から宣戦布告された男だぜ?」 【窓枠有海】 「こっちよ!!!」 レティに手を広げる 【レティシア・ビュッセマー】 まだ自分の番来てないんだっけ? そういえば 【井上少佐】 そうか、お前はあの昼行燈の息子か?。なるほどここは引かせてもらおう。 【GM】 レティシアは今のうちに逃げることができます!! 【GM】 チアリーダーで簡単値7でどうぞ 【レティシア・ビュッセマー】 噛み付く無しに逃げるか、あえてここで噛み付いて戦場を長引かせるか…w 【レティシア・ビュッセマー】 チアリーダー部:裏方:【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値12以下)(各ダイス目:6,5,2) 【レティシア・ビュッセマー】 いちたりぬっ! 【GM】 では概ね逃げ出したけど最後にころんだ! 【レティシア・ビュッセマー】 あたたっ!(すっころりん 【ロイ】 では最後に一撃をおくってやるか! 【GM】 敵の一斉射撃! 【GM】 全員、機敏かなんか回避に役立ちそうなクラブで簡単値5でどうぞ。 【GM】 レティは攻撃されない>ころんでるから 【GM】 で、左門は誰かをかばうなら簡単値-1で相手ごと避けられる 【窓枠有海】 スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:5,4,1) 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,2,2) 【相馬左門】 庇おうとして皆が大丈夫なので機敏 【GM】 どうぞー 【相馬左門】 あー、一応窓枠君をかばうか、上司として 【GM】 どうぞー 【相馬左門】 機敏:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,4,1) 【窓枠有海】 (やだ、なにそのときめかせるフラグw) 【GM】 ではひらりと窓枠さんを救出。 【GM】 お姫様だっこします。 【相馬左門】 「窓枠君、無事か」 【窓枠有海】 (えっ、え~!!) 【窓枠有海】 「は…はい…」(ぽッ) 【相馬左門】 「いつも、無茶させてるからな、机では足手まといだが、現場だからな」 【井上少佐】 では諸君。この卦が半分終わる時代において、再び会い見舞えることもあろう。さらばだ。 【相馬左門】 「そうかい、ゲームとやらを楽しみにしてると伝えな」 【GM】 そこでレティも加代子が対象であることに気づきます。 【レティシア・ビュッセマー】 「あれ? カヨコ? もしかしてだけど、カヨコ?」 【GM】 では加代子は知性で簡単値12でどうぞ 【小村加代子】 知性:【3d6】を振りました。結果は「15」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,6,3) 【小村加代子】 「え?えーと、えっと……って、レティ?ちっちゃいころに一緒に遊んだ、レティ?」 【窓枠有海】 「あ………はい…」>左門をちょっとまともに見れない 【レティシア・ビュッセマー】 「やっぱりカヨコだー! オムラカヨコ!」 【小村加代子】 「コムラだよ、コムラカヨコ」 【GM】 ではカヨコは彼女が母の死で迂遠になってた従妹のレティシアだとわかります。 【レティシア・ビュッセマー】 「空港まで行こうとしたけど、さっきの奴らがいて見つけられなかったのよ」 【小村加代子】 「そうだったんだ。SSってほんと厄介な連中なのね」 【レティシア・ビュッセマー】 「オムラカヨコ?」「コォムラカヨコ?」 【小村加代子】 「コムラだよ、コ・ム・ラ」 【レティシア・ビュッセマー】 「コゥムラァ」 【相馬左門】 「あっちは大団円として、日向荘だな、付き合ってくれ窓枠君」 【窓枠有海】 「あ…ありがとうございます……そ、そろそろおろしてもらえませんか?」 【相馬左門】 「あー、すまない。あとエステルには内緒な。アイツにはしてないんで」 【窓枠有海】 「か…会長は…ちゃんと副会長にも…その…お姫様抱っこしてあげるべきです!」 ※何を言っているかわからない…大丈夫中の人もわかってないw 【窓枠有海】 とか言いながら会長についていく 【相馬左門】 「そう?まぁ、機会があれば」 【GM】 加代子の部屋予定地は、秘密裏にオフィスとなっています 【小村加代子】 「ここ?あたしの部屋って」 【窓枠有海】 「なんと…実務的な…」 【GM】 まぁ、冷蔵庫もありますし、シャワーバストイレ、奥には仮眠用ベットもあります 【相馬左門】 「すまないが、中の書類等は押収させてもらう」 【小村加代子】 「かまわないわ、あたしには関係ないもの」 【窓枠有海】 「ああ…これさっきのSSの…会長!私にも見分させてください!」 【相馬左門】 「生活用品も窓枠君、一応確認して欲しい」 【相馬左門】 「じゃあ、俺は連絡等があるので外に出よう。ここも女子寮。自警団に睨まれたくない」 【GM】 ちなみに日向荘は男女同寮です 【相馬左門】 「あー、そうなの?助かった」 【GM】 ではあるみんは監査、左門は生徒会、かよこは暗器研、レティは保健委員会で簡単値5でどうぞ 【窓枠有海】 「わっかりました!」 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,3,3) 【窓枠有海】 会計監査局:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,4,2) 【相馬左門】 生徒会:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:3,3,2) 【GM】 ではここは彼らの物資入手及び情報収集拠点の一つのようで。すでに多くの資料は廃棄されています。 【窓枠有海】 「あらかたの資料はやくたたずかー」 【GM】 ただし、みんなはツゥアラストゥラ計画という名前を見つけました。 【窓枠有海】 「これ…会長!」 【GM】 ツァラトゥストラ計画か。 【GM】 後、島に戻ってきた裏切者の抹殺計画も。 【小村加代子】 「もう何度も言いすぎてるけど、何なのこれ」 【小村加代子】 裏切者? 【相馬左門】 「なるほど。師匠を狙うか。ディーさんが忙しいわけだ」 【GM】 謎は深まるばかりですが、とりあえず加代子は生活の基盤を手に入れることができた。 【窓枠有海】 「カヨコさん……これがこの島の日常なんです…私も初めて来たときは驚きましたが…」 【小村加代子】 「そうなの……これが日常……」 【GM】 そう加代子の新しい日常は今始まったばかりなのだ! 【相馬左門】 「退屈はしないさ」 【小村加代子】 もしかして、小村一族はSSの差し金で……? 【GM】 では加代子は暗器研で簡単値7でどうぞ 【小村加代子】 暗器研:【3d6】を振りました。結果は「15」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,5,4) 【GM】 ではまだ糸口にすぎないが、あなたや小村一族そのものが何かにはめられつつあるのかもしれない。 【GM】 そんな予感がした。 【レティシア・ビュッセマー】 よこでベタベタしてよう 【レティシア・ビュッセマー】 (シナリオとはまったく関係がない) 【窓枠有海】 「(ただ者ではないけど……そんなに危険はなさそうな人なのかも)」 ※レティシアがベタベタしてるのを見ながら 【相馬左門】 「窓枠君、ディーさんからの頼みごとだ。彼女、小村さんに密かに警護を」 【GM】 とはいえ横の新しい親戚が君をいやしてくれそうだ。 【レティシア・ビュッセマー】 ン年ぶりの親戚なので過剰なボディランゲージなのだぎゅむぎゅむ 【小村加代子】 「ちょっとレティ、くすぐったいよお。あはは!」と、島に来てから初めて笑います 【GM】 というところで今回はシナリオ終了です 【GM】 ありがとうございましたー! ※尚、この後、天野遥君の特徴:「親友」がロールにより椿 敦也君に決定、有海の技能にラブコメLv1が追加された。
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あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数字・他 は行 は行廃人 廃プレイ バグ問 引っ掛け フェアリー組 フェニックス組 武器 プラチナランキング フルゲート フレッシュ差 分岐 文系学問 防具 宝石賢者 ホーム ボケラー ホスト 「保存に失敗しました」 廃人 ランカーの呼び方の一つ。嫉妬をこめてこう揶揄する。いい意味でも悪い意味でも普通の人とは違う事を言いたいのだろうが…… 基本的には蔑称に当たる。直接全国ランカー本人にはこう言わないように。 また、生活ほとんど全てをQMAに捧げている方々もそう呼ぶ。 QMA特有の類義語にグレートハイジン,カミニートが存在する。 廃プレイ ほぼ一日中QMAをプレイしている様をいう。主な類義語は「耐久戦」「耐久プレイ」。 追い込み:月末及び全国大会最終日にほぼ一日中QMAをプレイしている様を特にこう言う。ランキング上位及び称号を狙って行われる。 某テレビゲーム番組で見かける光景もこれの仲間と言えるが、大人ならまだしも諸般の理由でお子様には奨められるものでは無い。 バグ問 問題文や選択肢の表示がおかしかったり、同じ選択肢が2つあったり、正答が選択肢に存在していなかったり、最悪ゲームの進行が止まってリセットがかかってしまうような問題のこと。 大概は次のアップデート時に修正されている。 ほとんどは問題データ入力時に発生する人為的なミスによるもの。 コンピュータープログラミングの分野で用いられる「バグ」とは厳密には意味が違うので注意。 引っ掛け クイズの定番用語で「…ですが」に続く問題のこと。四択、文字パネル、タイピングで発生する。 引っかけの有無は「?」や「。」など、文末に来るべき文字があるか否かで判断できる。逆に言えば、問題文が流れている途中では引っかけかどうかは全く分からない。 修正が効かない四択・文字パネルで見事に引っかかると怒りのやり場がない。そのまま単独不正解という事もしばしば。 この続きの文章は分岐と呼ばれる。詳細は下記参照。 フェアリー組 QMA5および6の最下位組で、キャラクターを新規に作成した後での最初のプレイは、強制的にこの組に入れられる。 最初のプレイは強制的に、というのがとても厄介であり熟練者たりとも例外ではない。特に6の稼動初期はCOM枠がなかったためフルゲートになることもザラであり、更にはリエルに使い換えたプレイヤーが非常に多く参戦していたため、クイズゲーム初期能力の違いから初心者が門前払いされる→QMA離れも懸念されていた。 4/27のアップデートで最も恩恵を受けた組でもあり、今はCOM枠が設けられているので予選で事故死、の確率は大きく減っている。それでも初期能力値の違いを実感するのは変わりがない。 なお、カードのない体験入学生もフェアリー組となるが、カードのあるフェアリー組とは別のマッチングになる。 フェニックス組 フェアリー組から数えて5番目、ドラゴン組の次に位置する上位組。この域に達すると視聴者参加型クイズ番組も顔負けの展開が極めて日常的に起きる。つまりは上級者を相手にしなければいけなくなるため、この組からは決勝用の「武器」があることが望ましい。 5からは昇降格条件が過去の3試合と短いので、ランカーですらドラゴン組からこの組に転落して来ることがあり、とても手強い。 4/27のアップデートで一つ下のミノタウロス組の情勢が変化(ガーゴイル組にCOM枠が設けられたことにより、ガーゴイル以上の組で一部プレイヤーが上の組に移動)したため、その翌日以降はごく僅かながら難度が低下。それでも上級者相手に激戦を繰り広げなければならないので、高難度である事には変わりない。 武器 決勝や店内対戦で選択する自分の得意分野で、特に対戦相手を刺すことを前提にするものを指す。 得意ジャンルが2つある場合は「二刀流」と呼ばれることもあるが、形式が違ってもジャンルが同じ場合は二刀流とは普通呼ばれない。 プラチナランキング QMA5で追加されたランキング項目で、ドラゴン組優勝回数と同義である。 しかしアイス(回線落ち)や午前・深夜、全国大会開催中などの過疎時間でももらえてしまうので、朝でも濃い面子を引くことがあった5とくらべると価値は低くなった。 魔力ランキングとこのランキングが両方とも上位のプレイヤーは当然ながら称号持ちクラス並に危険。マッチしないことを祈るしかない。 フルゲート トーナメントの参加者16人全てが人間が操作するプレイヤーの状態の呼び方。略して「フルゲ」。語源は競馬において一つの競走で出走する馬の頭数がそのコースの出走可能頭数一杯になる事である。主な類義語は「満員」。 人間の最大参加人数は作品ごと、組ごとに異なっており、作品や組、時間帯によってはこの状態にはならないことも。 しかし6稼動初期では全ての組で最大参加人数は16人であり、普通のゲーセンが営業しているような時間帯はユニコーン組以外フルゲートになりやすかった。 5や現在の6では、ミノタウロス組からがフルゲートの可能性が出てくるが、当然ながらフルゲートでは激戦になりやすい。 6ではフルゲートで戦わないと魔力ポイントが減るおそれが高いため、上級者はフルゲートにならない深夜や午前中を嫌う傾向にある。 フレッシュ差 全国オンライントーナメント及び店内対戦時における、同点の時の順位判定のこと。 魔法石の数が少ないほど、順位は上。魔法石の数が同じ場合はQMAのプレイ回数が少ないほうが順位は上。 例えば、ラブゲームの場合、自分よりたくさん石を持っている人が6人以上いれば、敗退しない(なお、現在ではCOM相手には必ず勝つようになっている模様) 満点の時あるいはグロ問続きの中で1問だけ楽勝問題が出るといった展開で『フレッシュ負け』したりするとかなり凹む。 由来はアイマス(THE iDOLM@STER・アーケード版)において、同点の場合は活動週が少ない(フレッシュな)ユニットが上位になることを、審査員のコメントから「フレッシュ勝ち」と呼んだことにちなむと思われる。 余談だが、QMA1の決勝戦では、同点複数優勝を確認している。また、(アイマス稼動当初である)QMA2時代には、同点の場合、ホストからの接続順(参加者発表番号順)で順位が決まっていた。QMA3、4では経験値(4では魔法石)が最優先、ついでホストからの接続順で順位が決まっていた。 分岐 引っ掛け(上記参照)に続く文章。1通りにしか分岐しない問題(分岐する事が確定した時点で正答も確定する)と、複数通りに分岐する問題が存在する。 多いものになると10通り近い分岐パターンがあったりする。 速度差、別の分岐問題の関係で、回答する判断が難しい。 通例、分岐とは呼ばないが、○×問題の多くには正答が○になるパターンと×になるパターンが用意されている。(問題文の後半でウェイトがかかる問題) これにも複数のウェイトパターンがある。 実は分岐しないもの、分岐するものも含めて全て独立した問題である。(DS版QMAで利用できた「復習」では必ず同じ分岐パターンで出題される。) 文系学問 QMA6でのジャンル再編により新設。 ランダムクイズ別に「歴史」「美術文学」「その他」に分類される。学問の文系分野からの出題が主だが、旧雑学の「言葉」分野からの出題もある。なお、QMA5までの学問の流れを引き継いでるのは理系学問の方であり、この文系学問は旧学問からの派生しただけで流れを引き継いではいない。 「歴史」は高校の「日本史」「世界史」からの出題が主。まれにQMA5戦国時代検定の問題も見受けられるが、QMA5三国志検定の難度の高い問題はKonamiが自重したのか殆ど見られない。高校時代に日本史や世界史を履修していない(中学の社会レベル)と厳しい。日本史ならまだ一般常識である程度カバーできなくもないが、世界史(中国史含む)は素養のない人には暗号同然であり、時間的にも空間的にも範囲が広いこともあってかなりの難物である。 「美術文学」は美術作品(絵画、彫刻、現代美術や建築物)や美術史(古代~近現代まで幅広い)、「日本文学」「外国文学」となり、古典文学は勿論、近現代の作品の「純文学」が主になる。なお「ベストセラー本」「推理小説」「大衆文芸」「児童文学」はライフスタイル、いわゆる「ライトノベル」はアニメ・ゲームでの出題になる。難度が高くなると美術評論家や文学研究家並みのレベルの問題も。 「その他」は旧雑学の「言葉」の言語学(日本語の口語ないし文語文法)や外国語(英語が主だが他の言語も)が主。稼動後期の12月に、神話関連が社会その他から文系その他に大移動。神話は苦手とする人が多いため恐れられている。 防具 決勝や店内対戦で選択する自分の得意分野で、特に自分が確実に答えることを前提にするものを指す。 宝石賢者 宝石の名前のついた賢者のことで、QMA4以降における最高称号(ただし賢神・賢帝・賢王の特殊称号を除く)。 白金賢者から昇格する際にそれまで決勝で投げた回数がもっとも多いジャンルに対応する名称が割り振られ、前作までは金剛賢者(ノンジャンル)、天青賢者(アニメ&ゲーム)、紅玉賢者(スポーツ)、翡翠賢者(芸能)、黄玉賢者(旧雑学)、紫宝賢者(旧学問)の6種類が存在した。 ちなみに1~2は金剛賢者のみが存在し、3は結果的には大賢者が最高ランクだったため宝石賢者は存在しなかった。 4では回数をこなし魔法石をためれば誰でもなることが可能であった(それでも相当なプレイ回数が要求されたため、気軽になれるかと言うとそうでは無かった)4では宝石賢者は俗称に過ぎず、公式(ゲーム内など)では使用されていなかった。 5では昇格試験が導入されたことによって、誰でも取れるという訳では無かった。試験内容(最上位のドラゴン組にてグランドスラム達成)がアイス以外ではまず達成できないような代物だったせいか、それなりに有名なランカーでも白金十段止まりだった人も居たようである。ひどい話だ。 このときの昇格試験が原因でドロップアウトしたプレーヤーが続出し、QMA5の環境荒れへとつながった。 この昇格試験では宝石賢者と記述されており、公式な表記となった。 QMA6ではジャンルが増えた影響で、琥珀賢者(社会)・瑠璃賢者(文系学問)が追加された。従来の黄玉はライフスタイル、紫宝は理系学問に継承された。 ホーム その人がいつも行くゲーセン、あるいは最寄のゲーセンのこと。興行スポーツ用語に由来。 ボケラー 出された問題に対してボケ解答して笑いを取る人。半ば勝負を捨ててやっているので男気はある。また、手加減として敢行する者もいる模様。 正解にちなんだボケ解答をする者もおり、真の実力が結構高い者もいたりする。 ホスト 全国オンライン対戦や店内対戦で、中心となったサテライト筐体のこと。 以前のシリーズでは、トーナメント参加者発表画面で、1番にエントリーされているプレイヤーがこれにあたる。 QMA6では、予選で左上の席に着くプレイヤー、もしくは自分。決勝での出題は接続順になるため、左上のプレイヤーより先に出題されれば自分がホスト。COMがいれば、COMの階級でも判別可能な場合がある。 通常のオンライン対戦への影響はほぼ無いが、COMの階級はホストプレイヤーと同一(宝石賢者は任意の色)になり、そのほか、オンライン対戦決勝(及び店内対戦)時のCOMが出題する問題のレベルに影響したり、同点時でなおかつフレッシュ差(前述)が同じ場合の順位に影響したりする…らしい。 フレッシュ差まで同じになる事はまずあり得ないので、あまり気にする必要は無い気がする。 QMAに限らず、通常、複数のコンピュータを接続(ローカル接続等)する時、全ての端末に同等の権限を持たせるより、1台が中心となって他をコントロールしたほうが簡単に管理できる利点があるものの、ホスト(中心となる1台)が必要になるという欠点がある。ホストの回線が切断されてしまうと…… 「保存に失敗しました」 ゲーム終了時のデータ保存に失敗したとき表示される。回線が安定しないときになることがある。 直後にコンティニューし、その回でデータ保存に成功すれば問題なし。しかしコンティニューせずカードを出してしまうと、失敗した時のデータは保存されない。 「○クレで強制排出」の設定がされている店で保存に失敗してカードが強制排出されてしまうとその時のデータは保存されない。保存に成功する毎にカードを抜けば、失敗と強制排出が重なるリスクは軽減できるが、根本的な回避法はないのでデータの保存に失敗しないことを祈るしか…。 同上の理由により、「保存に失敗しました」のコンティニュー直後のプレイで逆窓が起きた場合も保存に失敗したとき、逆窓になった時の2プレイ分はデータは保存されない。 QMA5の昇格試験合格直後にこれが来ると……おお、もう……
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あい うえお かき くけこ さし すせそ たち つてと な行 はひ ふへほ ま行 や行 らり る~ん 英数 過去作・DS版 か かガーゴイル組 カードカード購入スパイラル カードネーム 回収 回線魔神(魔龍) 解答技術 ガイド カウンター カオス 確 格差スパイラル 学問 学籍番号 カスタマイズ 画像問 ガチャ カットイン 壁紙 カムバックプレー 狩り カンスト カンニングカンペ きキーボードキーボード総合 儀式 擬似魔龍(魔神)戦 偽装 ギネス 記念 キノコ 決まり字 黄問(ライフスタイル) 逆窓 強制排出 協力協力賢者 協力形式 金属賢者 ガーゴイル組 5~天の学舎での6組制の組のうち、フェアリー組から数えて3番目に位置する中堅組。 6では前作からの引き継ぎプレーヤーは一律にここに所属となった(のちにユニコーン組に変更)ため、稼動初期はライトから廃人まで入り乱れてのカオスな状況が展開されていたが、7以降は前作からの引き継ぎに際して所属組も引き継がれるため、そのような状況は回避されてきた。しかし扉Season2への引き継ぎでは何を思ったか上記の仕様が復活。旧ガーゴイル組Lv.1からドラゴン組Lv.5まで一律にガーゴイル組に押し込められたため、カオスガーゴイル組となってしまった。しかも組が上がりにくく落ちやすい仕様になったため、稼働後半月たってもガーゴイル杯とミノタウロス杯が飽和状態にあった。誕生日イベントになると宝石賢者や転生済みの者(あるいはそのサブカ)が現れるなど急に飽和状態になることもある。しかしそうでなければ大分落ち着いてきた様子。 ここからユニコーン組に落ちることも可能ではあるが、それにはガーゴイルLV.1でのプレーでCOMに踏まれ予選敗退する事が条件となる為、このクラスに上がった人がユニコーン組に下がる例は殆どない。よって(ある程度プレーしている人達から見た)実際に組落ちで機能している最低クラスは、このガーゴイル組と言ってよい。扉Season2より9位以下で組経験値が減少するようになったため、人間が最大数いる場合はCOMに踏まれなくても降格の可能性が出るようになり、逆に増加させるためには決勝に残らなければならなくなったため、ユニコーン落ちは従来と比べて珍しくなくなった。ユニコーン組が組落ちで機能するようになるか、今後の検証が待たれる。アップデートにより9位・10位では経験値の変動はなくなったため、COMに踏まれなければ落ちることはないという状況は元に戻った。しかし、COM自体がかなり強化されているという指摘もあり(決勝戦でCOMしか残らなかったという話も聞かれるほど)、COMに踏まれてユニコーン組に落ちるという話は珍しい話ではなくなった。 8以降、前作のプレーデータがなくロケテのみをプレーしたカードはここから始まる。 新規カードで学校案内をスキップするとこの組からスタートになる。その為、強者のサブカが参戦することもあり、厳しい展開になることも。しかし、基本的には初級者の集まる組であり、問題もそれほど難しいものは出題されることがなく、まったりした空気でプレーすることができる。 6の出題範囲はタイピング(旧キーボード総合)までだったが、7以降ではマルチセレクト、ランダムも出題されるようになった。 暁の鐘では出題難度的にペガサスリーグが最も近いと思われるが、セレクト系列しか出題されない。 トーキョーグリモワールではペガサス組がその扱いになる。見た目上はユニコーン組とガーゴイル組が合併したようなものだろうか。XIVではさらにペガサス組もミノタウロス組に統合されてしまった。 カード e-AMUSEMENT PASSの通称。パスともいう。ゲームデータを保存するのに必要で、これがなければ経験値等が記録されない(体験入学生となる)。 データそのものはKONAMIのサーバーに記録されており、カードナンバーによりそれをゲーム毎にダウンロードするだけである。 そのためカード自体を破損・紛失してもデータが失われることはなく、カードナンバーさえ控えておけば新しいカードに引継ぐ形で復旧可能(ただし、KONAMI IDへの登録が必要。これ自体は無料)。その上で「e-AMUSEMENT GATE」のベーシックコースで課金(月額315円)すれば、PCや携帯等でQMA戦績を閲覧する事ができる。 逆にサーバーにアクセスできない状況(サーバーメンテナンス時間等)では、保存データ(及びカード)は利用できない。 一般柄として販売されているのは白と赤のものである。初代は赤色で、材質も現在のものと違い、使用回数が増えるにつれカードの印刷が剥げるなどの欠点があった。 2008年のQMA5の限定PASS以降材質が変更され、印刷が剥げる欠点が解消された(ちなみに2代目となる銀色のカードの登場はこれより後である)。 その後SEGA・バンダイナムコとの三社提携を機に現在のものが登場した。 新作登場などで限定カードが発売されることがある。詳しくは「限定カード」を参照。 差し込む形式ではなくタッチで読み込みする方法をとる筺体が標準となったことで、カードの柄が気に入らなければステッカーなどを使用して表面を変えてしまうこともできる。QMA8稼働中期~後期にかけてピンバッジキャンペーンが行われた際に、副賞として各作品の限定カードの柄を模した公式のステッカーが配布された。 同一カードを使用して他の対応ゲーム(BEMANI系統の音ゲー、麻雀格闘倶楽部等)のデータも保存可能。 1枚200円~500円(店舗により価格が違う。稼働店舗情報の項目も参照)。 紛失時の復旧のし易さにおいては他社に追随を許しておらず、「繋がっていなければ使えない」という欠点を補って余りある。詳しくはよくある質問集を参照。 手札という意味では、大会において回をすすめるごとにかかる制限に引っかからないよう多数の武器を用意しておくという意味もある。多くの場合、同一ジャンルや同一形式などの出題を禁止しているため、手札は複数ジャンルにわたり、複数形式所持している方が有利になれる。 MAXIVCORDにおいては「リコード」のことを「カード」と呼ぶ場合もある。 カード購入スパイラル 自分の限界に到達した時点で新しいカードを購入し、修練生からやり直すこと。下位組いじめの原因になりやすい。 QMA5では昇格試験を突破できずにスパイラルに陥る者が多かった。QMA6~8では落ちようと思えば下位組に簡単に落ちれるし、トナメ以外のモードも充実しているのでスパイラルには陥りにくくなっている。扉・学舎では組を下げるのは多大なる(資金的)労力を有するため、また協力プレーとて低階級・低位組であると(NoData/(キング等がつかない)ガーゴイル組ならサブカを疑う余地はあるが)本当にただの弱者と看做されて見放される(2Fリタイアなど)恐れもあり、スパイラルに陥る者が増えるのではないかという懸念があった。 ただし、過度の下位組いじめは新規プレーヤー離れを引き起こす事にもなりかねない。純プレーヤー数の減少は続編打ち切りや店舗からの撤去を招く遠因になるので、その辺りは節度を持ったプレーを心掛けよう。 カードデータが新しくなっても中の人(=プレーヤー)は同じであるため、結局同じ壁にぶつかる。すなわち最初にやり直した時点でスパイラルは始まっている。一個人が壁にぶち当たる度にカード購入・新規開始を繰り返してるだけならさほど問題ではない。問題なのはこのような行為をする人がいることによって他の人が勝てなくなり、同じ行為をする人が新たに生まれていくことである。これがスパイラルと名のつく所以である。 ゲームの限界(宝石(天・大天)賢者)に到達したプレーヤーが新しいカードを(略)というケースもある。Season2から導入された「転生」というシステムはこれの対策ともいえるだろう。しかし、転生のメリットがデメリットに対してあまりにも少なく、歯止めになっていないとする指摘もある。 また、別の目的を持ってサブカを作るという者もおり、一概に新規カードで始める行為が「カード購入スパイラル」とは言い難い面もある。 暁の鐘ではリーグを自由に選べるため、そういう意味ではスパイラルに陥ることはないと言える。しかしベルの条件により行き詰まってスパイラルに陥る可能性は大いにある。「上級者ほどお助け魔法を多く使えるのはおかしい」という意見もあるようだが、上級者ほどお助け魔法を制限した場合「スロットが多いほうが勝てる」ことになり、わざと階級を低く留めるプレイヤーが増えることが懸念され、場合によってはカード購入スパイラルによってゲームが崩壊してしまう危険がある。むしろお助け魔法が多く使えることにより新規カードで開始することのペナルティを重くし、メインカードを長く使ってもらおうという考えが見受けられる。しかしガチスロープレイヤーには由々しき問題である。メインカードを使っているにも関わらず階級が低いという理由でお助け魔法を制限されてしまうのではたまったものではない。早く階級を上げてお助け魔法を多く使えるようにしたいところだが、階級を上げようにも不利な戦いを強いられるためなかなか上げられないというスパイラルが発生してしまっている。おそらくそのためのマジコロでもあるのだろうが、マジコロもマジコロでベルの少なさを理由に制限されたりジョブの能力不足で倒せないなどといったことがままあるだけに難しいところである。 もっともトーナメントを一切やらないのであればわざわざ解禁する理由もないので、いつまでも低階級にとどまったままのプレイヤーも少なくない。途中のアップデートで全種類のベルが昇格条件を満たしていても強制的に昇格させられることがなくなったのでなおさらであり、初級魔術士1級(=ベルを昇級に一切使っていない)でマジコロ月間ポイントランキング上位に名を連ねている者すらいたほどである。 TGでは階級の上限は撤廃され(階級名としての上限は宝石賢者・天だが)サークル対戦や検定試験で石を大量に稼げるため、カード購入スパイラルを起こすことはめったにないかもしれない。ただし、フェニックス・ドラゴンの壁の厚さという意味ではトナメオンリー層では起こりうる可能性はある。 カードネーム カード使用型のネットワークゲームに用いられる、カード毎に記録された固有の名前のこと。略称CN。QMAにおいては、キャラクターの名前を指す。 QMAに限らず、カードを使う他のアーケードゲームでも使われる言葉なので覚えておいて損はないかも。 カードネームの由来はオリジナルから実際・架空の人物や略称などさまざまがある。ペンネームやハンドルネームであることも珍しくない(漢字が使えないので長さ的に難しいこともある)。なかには、使用キャラの声優(中の人)に関するカードネームもある(特に、アイコやミューあたり)。 賢者の扉より制限文字数が6文字から8文字に拡大された。ここまで長くなるとちょっとした文章も作れるだろう。 QMAの場合CNに使えるのはひらがな、カタカナ、アルファベット大文字、数字、記号「>」「→」「(」「)」のみである。 QMAではカードネームの重複チェックはされていないため、CN・使用キャラが同じでも同一人物とは限らない。この場合は接続先と階級・グラフ・オーブなどの個人データと学籍番号が頼りとなる。 なお、カードネームを決める時に倫理的に反している場合は強制的にデフォルトネーム(通常のキャラ名)に変更される。→KONMAIこの場合は特にCN・使用キャラが同じでも~という例が多い。 回収 →問題回収 写真におさめて、データベース化など適切な作業を行い、記憶する行為まで行って初めて「回収」ということもある。 回線魔神(魔龍) 何らかの原因でオンラインプレ-中に「通信中・・・」の画面が長時間続き、最終的にアイスになる状態が多発すること。 協力プレーでこれが頻発した日には目も当てられない。また、魔龍戦で起こると討伐失敗は免れないため悲劇であるが、何人か生き残った者がいるとCOMを含んでいても討伐してしまうような猛者集団であることもある。 QMA5,6で多発する店舗でプラチナメダルを稼ぐ行為は叩かれる傾向にあった。QMA7以降ではアイス化するとプラチナメダルはもらえなくなるが、予選で発生すればドラゴン組(ドラハイ)グランドスラム/3連覇の可能性が出てくる。 暁の鐘では石が順位依存でしかなくなるので、ベルを度外視すればアイス化した時点で非常に有利である。 TGでも同様、正解した問題数に依存するため、魔道書を度外視すればアイス化した時点で非常に有利である。 解答技術 プレーヤーの能力要素の一。読んで字の如く問題を解くテクニックであるが、常に早解きクイズの要素を持つQMAに於いてはどれだけ時間を掛けずに正解を弾き出せるかが問われる。上級組で正解を前提にして出てくる様な問題は大抵これを競うことになり、時間に余裕が無い状況下では同じくを巧拙次第で明暗を分ける事が多々有る。 しばしばタイピング速度(両手タイピングの有無)や連想の見切りにおいて上級者と初級者の差が見え隠れする。当該項目も参照。 知識以外の面でこの能力が問われるのも、やはりQMAの本質といえよう。 ガイド 各モードを進行してくれる講師たちのこと。 デフォルト状態では、ノンジャンル担当がガイド担当となっていた。全国大会のみミランダに、5の検定はエリーザに固定されていた。 2では、寮システムが採用され、マロン・リディア寮所属のプレイヤーが大量発生した。 3では、個人授業モードで一定の条件を満たすとガイドが解禁された。 4以降では、ジャンル形式の星の数を予習で一定以上に上げるとそのジャンルの先生がガイドとして解禁された。そのため、苦手ジャンル・形式に躓くプレイヤーがいた為、解禁のため代打ちもしばしばあった。 ミランダに関しては全ジャンル・形式の合計通算が一定数以上になると解禁された。 7以降では、前作で解禁したガイドを引き継ぐことが可能となった。また単形式が復活したことやガイド解禁条件の緩和、8以降では予習の露骨な易化、賢者の扉で予習の追加購入が導入された影響で代打ちは激減したものと思われる。 こちらも、得意ジャンルだけでなく、キャラクターや中の人の影響による効果が現れている。女性教員はもちろん、男性教員でもガルーダの人気は高い。ウィーズもそこそこであるが、フランシス(とロマノフ)の人気は残念ながらあまりないようである。 賢者の扉では魔龍討伐モードにおいては「魔龍の使い魔」なるキャラクターがガイドとなっていた。その後、彼(?)の名前は「クイス」と判明した。 暁の鐘ではトーナメントはヴァニィが強制的にガイドになり、事実上検定試験専任となってしまった。更にマジコロの予習でもしゃしゃり出てくるため教師の存在意義が危ぶまれている。もっともその先生たちはマジコロで対戦相手として登場したので、そちらでカバーしたということなのだろうか。 TG・EVO・XIVではストーリー上生徒たちと離れた場所にいるため、モードセレクト画面でしかガイドの役目を果たせていない。トナメは自主練という扱いなのだろうか(そう考えると服が脱げるのは割と謎である。デジタル調な破れ方やグリモワールの壊れ具合、アカデミーに帰還するXVへの引き継ぎにミッションクリアが必要な点などから見ると「トーキョー制服」はグリモワールからのマナで生成した服装とも捉えることもできるが)。 カウンター 決勝、及び店内対戦などの出題を選べる場において、相手の出題した出題者自身では分からない問題を単独正解すること。実力差が接近していると、これで勝負が決まることもある。類義語として「反計」「マホカンタ」「リフレク」がある。 ジャンルとしては正解率が高くないものの、特定のサブジャンルが異常に強い人がいた場合に起こりうる現象である。たとえばスポーツは全体では苦手だが、Jリーグには興味があって国内サッカーだけは詳しかったりする場合など。相手の得意サブジャンルに当たってしまった場合はまさにヤブヘビ。 全国大会でこれをやられると答えられないプレイヤー全員への迷惑行為となる。グラフは高レベル安定プレイヤーほど当てにならないことは覚えておくべきである。わざわざ藪蛇となるよりは自分の得意ジャンルを投げるのが一番無難である。 自分の得意ジャンルを投げたものの、未見の問題ばかりだったため、ないしは苦手なサブジャンルの問題ばかり出題されたため(先の例と正反対の例である)に「カウンター」となってしまった場合も当然ありうる。投げた本人が正解できなかったからといって迷惑行為だと一概に叩く行為はしてはならない。暁の鐘で全国大会のようなものがなかったこと、決勝戦がタイマンになったことも、こうした場外の叩き合いが原因の一つだったのかもしれない。 TG・XIVでのマジックアカデミーからの出題もこれの一つだと考えられていたが、全国大会を見ると必ずしもそうとは言い切れない部分はありそうである。 カオス その組での想定レベルを逸脱したハイレベルな争いが繰り広げられていることを指す。 特に稼動初期に起こりやすく、QMA5や6、扉season2のガーゴイル組で起きている。これは組の引継ぎシステムの関係で起きる現象であり、どうしようもないこともある。 扉Season2はガーゴイル組以上所属者はガーゴイル組から始まるため、稼働から1~2週間はカオスな状況であった。更に組レベルの仕様上組が上がりにくかったため、カオス状態は相当長い期間続いていた。誕生日イベントの関係上トーナメントモードを封印している者も少なくなく、誕生日イベントによる合わせが起こると更にカオスな状況になる。 QMA7の上ドラ、賢者の扉Season1のドラゴンハイクラス、全国大会、魔神(魔龍)討伐など元々ハイレベルに設定されているものははどんなに凄い展開が起きても普通は言わない。しかし部外者から見れば上ドラも十分カオスであり、全国大会、魔神(魔龍)討伐の様相など俄かに信じがたいものがあるだろう。 暁の鐘では青天井となったドラゴン組を避ける層が一斉にグリフィン・ペガサスに殺到した結果、全てのリーグがカオスと化した。このため、2015年4月上旬の時点では、初級者にとってはトナメはシルバーベルの獲得すら非常に厳しい状況となっていたが、マジコロの解放、ボコスカードの実装に伴いベルの供給は割とまともなものになったと言えるだろう。 トーキョーグリモワールでは前作でほとんどトーナメントをやらずに引き継いだ層は全てペガサスに放り込まれていた(適正組がドラゴンリーグであればフェニックスから始められる)。 確 「~確」などという使い方をし、何らかの理由で答えが確定すること。以下に例を挙げる。 ○確、×確:途中で問題文がストップすることがなく、○か×かが確定している○×クイズ。 1確:→1確0確:特に連想でヒントが0個表示された段階、即ち選択肢が表示された時点で答えが確定していること。マルチセレクト系列(特に一問多答)で選択肢が表示された時点で答えが確定していることも広義にはこれといえる。→0確 パネル確、ドラム(リール)確:文字パネル・並べ替え、スロットクイズで当該入力装置が現れた時点で答えが確定していること。 分岐確:問題文が止まった時点で答えが確定していること。 見切れれば当然有利になれるのだが、見切りを誤ってしまうと大変なことになる。見切りに釣られて自分もダイブしてしまってミスとなると目も当てられない。 逆にそれだけ早く見切れるのならば直ちに選んで相手のミスリードをするという戦法もある。 相手のダイブにミスリードされることもあるので注意が必要である。 暁の鐘ではカンニング☆の魔法の誘発を起こすため、特にミスリードに注意が必要である。 格差スパイラル 人気のあるジャンルに力を入れることによってさらに人気が上がり、不人気ジャンルは蔑ろにされることによってますます不人気になり、ジャンル間の人気格差がさらに広がり続ける悪循環のこと 不人気ジャンルを蔑ろにしてでも人気のあるジャンルに力を入れた方がインカムが上がるのだから人気ジャンルを優遇するのは企業としては当然だという人が多いが、そればっかりやっても不人気ジャンルの人気は獲得できないばかりかますます不人気になるだけである。不人気ジャンルの人気を得るためには不人気ジャンルに力を入れる必要がある。 基本的に問題数が多く刺さるジャンルほど人気がある。人気があるジャンルは、人気があるゆえに力を入れられているため問題数が多く難易度も高くなっており、大してそのジャンルに興味ない人からも刺さるという理由でよく選ばれており、さらに人気を増している。 対しては人気のないジャンルは、不人気ゆえに蔑ろにされているため問題数が少なく難易度も低いため刺さらず、勝つためには他のジャンルを使わざるを得ないためそのジャンル好きな人でも刺さる他のジャンルを選ぶ傾向が特にトナメの上位組では強くなっている。何が人気で不人気なのはここには書けないので各ジャンル・形式・キャラ論争へ 全国大会では得点確保のために問題が簡単なジャンルを選ぶ人も多いのだが、プラチナを狙うにはやはりトナメの決勝と同じく問題が難しいジャンルを選ぶ人の方が多い。 問題が簡単なジャンルも魔神龍討伐の結果から察するに人気はあるのだが、問題数が少なく簡単なため対策しやすいがための人気が大きい他、そもそも問題が簡単なジャンルの使いはトナメでは勝てず、協力でも足を引っ張る存在でしかないことが多いため唯一活躍できる魔神龍討伐をやり込む人が他のジャンル使いより多いのが大きな理由であり、ジャンルそのものの人気があるかと言ったらあやしいのが現状である。 形式の場合は人気に格差があってもそれに合わせて自分も人気のある形式を使えばいいだけの話だが(もちろん逆にそれを逆手に取ってあえて対策がおろそかな人が多い不人気形式を使うのも立派な作戦である)、ジャンルの場合個人の趣味嗜好によるものが大きいため人気のあるジャンルに乗っかろうと思ってもそう簡単にできるものではない。結果、人気ジャンル使いはますます強くなる一方、不人気ジャンル使いは人気ジャンルができないためドロップアウトしてしまう人が多く、格差スパイラルがますます拡大する原因にもなっている。 また、学舎では予選が合格点制になったことも格差スパイラル拡大の原因になっている。合格点さえ取れれば順位がどんなに悪かろうが通過できるため、対策せずとも高得点が取れる問題が簡単なジャンルを対策する必要がほとんどなくなり、逆に問題が難しいジャンルの場合合格点を取るのが難しく、場合によっては8位以内通過制度の方が適用されることも珍しくないため、合格点を取るor8位以内に入るために対策する必要がより増しているからである。 暁の鐘では速度差が重視されるためそういう意味ではスパイラルに一定の歯止めがかかったとも言える。 より詳しくは各ジャンル・形式・キャラ論争へ 学問 QMA5までに出題されたジャンル。担当はロマノフ先生、シンボルカラーは紫色。QMA6に文系学問と理系学問に分割された。 学籍番号 プレーヤーデータ毎に割り当てられている固有の識別番号。QMA5から登場。 「【英大文字】1字+【数字】7桁」で構成されている。 【英大文字】はそのデータを作成した(最初にプレーした)作品を表し、QMA1 A、QMA2 B…TG:L、EVO:Mというように現在はNまでが存在している。またアジア版にはZが割り当てられている。 【数字】はA~DについてはQMA5で引き継ぎをした順番を英字毎に表し、E以降についてはその作品稼動中に作成された順番を表す。 引き継ぎ時にQMA6以降はCNを、QMA7以降はキャラクターを変更することが出来るが、学籍番号に変更はない。 当然ながら、英字を現作のものから遡って見る事によって古参プレーヤーやその人の年齢層を見抜く材料となる。例:A及びBを冠していれば、ほぼ未成年のプレーヤーではない事を示す。 Aを冠するデータは初代からもれなく引き継ぎをする必要がある。1からはじめた人であっても新作で追加された新キャラを使いたいために新規作成したりすることもあるので1からはじめた人が必ずしもAやBの学籍番号のカードを持っているとは限らない。 勘違いされることがあるがQMA1~4の初プレー時期を推測することはできない。 余談だが、キャラクターの初登場時期の関係でQMA6まではユリ・タイガの学籍番号A、ユウ・ヤンヤンの学籍番号A・B、リエルの学籍番号A~Eは存在しなかった。 カスタマイズ チビキャラに装着できるアイテム。購買部でマジカ・PASELIで購入、イベントなど入手が可能となっている。 月に1~2度のペースで、新カスタマイズが配信される。季節商品が主だが、前作から保有していれば解禁される。学園モノであるからにスポーツグッズや調理・清掃器具、また武器防具・魔法関係のもの及びコスプレグッズはもちろん充実しているが、学問・芸能関係のものはあまり多くなく(芸能に関して言えば女子生徒自体が既にアイドルとして芸能要素は既にあるとする考えはできるが)、実装を求める声もある。 また、部位でいえば「その他B(前腰)」だけ極端に少なく、こちらも実装を求める声がある。 5から宝石賢者専用、8から青銅賢者専用のアイテムが実施された。実力と根気がないと入手できない物であり、宝石賢者に届かず次作に更新されるプレイヤーも少なくはない。 中には、協力プレーでモンスター討伐により手に入るアイテムもある。トナメで稼げるような上級者が協力プレーをする唯一の理由たりうるものだが、カスタマイズに興味を持たない人も往々にして多く、(トナメや全国大会のレベルに比べれば)ぬるい協力プレーとはいえかなり難しくなっている一因である。 カスタマイズ欲しさに対象モンスターに遭遇・討伐出来るまで延々とつぎ込むプレイヤーもいる。その為、途中で遭遇できなかった時や最終フロア討伐が見込めない時にリタイアするプレイヤーもいる(特に2012年9月のダンジョンで手に入るアイテムは人気が高くそのような行為がよく見られた)。 QMA8からは特定の系列店舗でプレーした時に手に入るアイテムも登場したが、その手の店舗が自動車で数時間というケースも少なくない。全体的にチェーン店の少ない地方の者ほど恩恵が薄いが、逆に地方にしか無い店舗もあり、最西端が大阪府寝屋川市のアピナ系列や逆に最東端が三重県鈴鹿市のアミパラ系列(いずれも2015年7月現在)など、全てを自力で揃えようとすると多大な労力と費用が必要になる。 暁の鐘では戦国時代検定の配信に合わせてカスタマイズアイテムをアピールする広告が表示された。また梅雨時のカエル衣装もアピールされていたが、よほど不評だったのか見向きもされなかったのか、これ以降のアピールは見られないようである。 THE WORLD EVOLVEでは2年ぶりに購買部への新アイテム追加が行われ、デモ画面などで宣伝も行われるようになった。EVOで追加された新アイテムは過去作に比べて割高なものが多い。 画像問 QMA2から登場した、文字通り画像(静止画)を使用した問題。ある程度の時間が経つと問題文が消える、選択肢や問題のヒントにも使われる等、意味がわからないと回答に悩むことが多いので注意が必要。 回答に悩むだけならまだ良いが、(特にキーボード問では)何を答えれば良いのかわからないと手の施しようがない。一部分だけを答える問題に、全てを答えてしまうと×とされてしまうので注意がいる(例:○○○ナイト→○アンモ、×アンモナイト)。 画像にあるものを正確に答えても正解にならないこともある。例に、画像がコウテイペンギンでも、答えが単に「ペンギン」なだけであったり、画像が馬であっても「雀の子そこのけそこのけ?が通る」の問題には「おうま」と回答しなければならない、画像が南瓜でも「パンプキン」が正解の問題もある。 なお、画像問の画像の出処は「Photo Library」というサイトからという説が有力であるが、このサイトから全て出典があるわけではないようである。ちなみにこのサイトでは販売物に対しては有料のライセンスを取得するように規約が定められており、問題製作を監修しているセブンデイズウォーかゲーム制作そのものを行っているKONAMIがライセンスを取得しているのだろう。画像1点当たりの単価はおよそ数百円にものぼるため、1問につき1枚などとあっては非常にコストパフォーマンスが悪く、画像の使い回しや問題の水増しにつながっているのかもしれない。 QMA5以降に追加された、画像に直接タッチして解答となる部分を選ぶ画像タッチクイズのこと。問題の性格上、社会(特に地理)に多いが、著名人物の出身地や作品の舞台などでも出題される。特に地図から回答を指定する問題はかなりの難物で、適当に押しても1/4で正解できる連想より当たる確率が低いのはもちろん、下手をすると1/24で正解できる4選択肢順番当て(線結び)より低いことだってありうる。それをいうなら理系学問の周期表は特にそうなのだが、(地図問でいうところの首都に相当する)元素記号が書かれているのでまだ何とかなっているというところである。 5ではビジュアル形式に、6,7ではセレクト(総合)に分類されていた。8ではさらにセレクト総合がなくなったため、各サブジャンルとランダムでしか見られなくなった。 扉では稼動初期に○×クイズの一部として出題されることがあったが、バグであり後に修正され、8と同様各サブジャンル及びランダムでしか出題されなくなった。 その他画像タッチクイズが抱える問題点については「正解判定」を参照されたい。 ガチャ 特定のものを引くために延々と投資する様を皮肉っていう言葉。意味的には昨今のソーシャルゲームにおけるガチャシステムが語源ではあるだろうが、源流をたどればフィギュア等が入ったカプセルの入ったあのおなじみの機械「ガチャポン」が語源といえる。 特にバルーンコンテストで記録を出すためには良い性能のパーツを引くことが大前提だったので、「風船ガチャ」「気球ガチャ」などと揶揄された。 協力の分岐ボスを狙って延々と協力プレーを回す様子もこのように言われることがある。特に天の学舎の最初のダンジョンにて、かの魔神竜ティアマトが分岐ボスとして登場することが判明するやいなや早速「ティアマトガチャ」が発生した。 検定試験や全国大会でも高得点を引くためには、自分がわかっている問題で★が高くかつ配点の高い形式を引き続ける必要がある。この事自体はQMA6からでもあったが、ソーシャルゲームにおけるガチャシステムの問題が顕在化してから、ガチャという表現が頻繁に使用されるようになった。 邪神(特にジャンル別邪神)では、強いプレイヤーを引けるかという意味で「ガチャ」という言葉が使われた。 マジコロとグリバスでは、勝利でのアイテムが該当する。戦果は関係なく完全にランダムになっており、狙っていたベルやカスタマイズアイテムが貰えず嘆くこともある。あまりにもガチャシステムの問題だけを引き継いだドロップシステムだったのか、後に「ボコスカード」というシステムが追加され、最後まで埋めればカスタマイズアイテムだけでなくプラチナベルも獲得できるようになった。しかしボコスカード限定の通り名まで用意してしまったため、結局要求されるクレジット数は変わらないとする考えもある。 XIVでは「リコードを購入する」が完全に課金ガチャだといわれている。 カットイン トーナメント決勝戦や協力プレーのボス戦、魔龍、チーム戦全国大会の大将戦で表示される1枚絵のこと。 初出はQMA5の魔神戦で、かなりレアだった。その後、キャラクターの追加ごとに増やされていった。DS版にも採用されており、DSオリジナルキャラクターのカットインも用意されている。 2012年4月のバージョンアップで絵が変更された。女性キャラクターについては、概ねかわいらしさが強調されたものに変更され、好評を得ている。一方で、変更前の物がいかにも攻撃魔法を発動しているカットだったため、変更後の「緊張感の無さ」を指摘する人もいる。 賢者の扉Season2・天の学舎では、決勝戦・チームバトル大将戦結果発表で上位の2人が対決するようなカットインが登場した。一応シリアスな感じではあるが、組み合わせによってはコミカルになってしまうことも。アイコ×メディアとか、ユリ×クララとか… 暁の鐘ではイラストレーターの交代によりさらに一新された(四人対戦では上記のものが使用されている)。決勝戦敗北絵については特に「大破」などと呼ばれている。 トーキョーグリモワールでは世界観の変更によりまたしても変更されている。XIVでも新しいカットが追加され、リコードアリーナやチームバトルで使用されている。 壁紙 サブモニターに表示されるイラスト。任意で変更が可能。 現時点ではイベントや検定試験などで獲得が可能。 かつてはweb上のPASELI購買部でも販売されていたが、暁の鐘以降でeAMUSEMENT購買部に一本化されたことにより販売が行われなくなってしまった。 カムバックプレー →無料プレー 狩り 特定の者を倒すことに専念するプレイヤーのこと。「初心者狩り」「魔神狩り」「早朝・深夜プレイヤー狩り」等がある。 特に狩りの対象が自分以外のプレイヤーである場合は、強力な武器を仕込んでいたり、実力が違いすぎたりといった事態がしばしば起こってしまうため、初心者やカンスト者には邪魔な存在となる。特にQMA5では、「昇格試験狩り」「クエスト狩り」と思われるプレイヤーが過疎時間に闊歩していたため、地獄絵図になることもあった。 魔神・魔龍狩りの際にはオーブを欲する者が「魔人」にことごとく「狩られ」、オーブが取れないと阿鼻叫喚の様相であった。 暁の鐘では自由なリーグの選択が「初心者狩り」を生んでいるという指摘がある。 XIVではWANTEDというトーナメントで特殊COMを狩るイベントが登場した。報酬として魔法石が2倍になり、記念のチャットスタンプを期間限定でQメダル1枚(通常6枚)で交換できる。 カンスト スコアや経験値のカウンターがストップすること。 他のゲームではスコアやレベルが最高に達したことを意味するが、QMAでは一時的に魔法石が増えなくなる(つまり階級もランキングも上がらなくなる)ことを意味し、宝石(天)賢者でなければ歓迎されない現象である。 QMA1,2ではカンストはなかったものの、没収、降格制度があったため、スパイラルが発生していた。 QMA3では上級魔術士になるにはエルフ組以上、大魔導士になるにはユニコーン組以上、賢者、大賢者になるにはペガサス組以上に在籍していなければ昇級できないようになっていたので、それを満たしていない場合にカンストが発生した。QMA3の組昇降格条件は最近5プレイのトナメでの獲得点数に依存していたので難問続きで点数が稼げず優勝したのに昇格できないといった現象も見られた。 QMA4には上記のシステムは採用されなかった為純粋に規定個数を集めるだけで昇級ができた。 QMA5では昇格試験で昇級条件を満たされなかった場合にカンスト(貰えるはずの魔法石が一個も獲得できない事態)が発生する事になる。 この場合は、昇級条件を満たしたクレジットから再び魔法石がもらえるようになる。(詳細はQMA5wikiを参照のこと) QMA6以降はQMA4と同様にカンストは発生しない。しかし、大賢者以上の昇段・昇格に必要な魔法石は4や5よりも多い一方で、プレーで得られる魔法石は5よりも少ない(ドラゴン組以外では、4よりも少ない)ため、昇格のハードルは上がっている。(QMA7では前作より若干増えた模様) QMA7では当初、大賢者昇格およびそれ以降の昇段に際して、石板がいっぱいになってもしばらく昇段しない(ただし魔法石はカウントされている)という現象がみられ、カンスト復活かと騒がれたが、結局バグであったらしく、H22.4のアップデートで修正された。が、「天賢者」の登場により全国生徒ランキングにて獲得魔法石個数と階級が一致していないことが確認されたため、宝石賢者以上で(段位・階級に関して)カンストが復活した(但し、段位は上がらなくても魔法石はもらえるので厳密なカンストとは言いづらい)。 賢者の扉Season2と天の学舎では転生により階級のカンストを脱することが出来た。ただし転生回数には上限が存在する。 暁の鐘ではベルによる昇格のため、階級のカンストが発生するようになった。ただし5と違い魔法石はカンストせず、ベルを使って昇格した時にまとめて階級が上がる。上位のベル程昇格に必要な要求数は少なく、上位階級に至っては下位ベルでは昇格できない。特に白銀賢者~白金賢者に昇格するにはゴールドベル以上が必須な上に必要数も多く、青銅賢者までの昇格はゴールドベル以上は温存しシルバーベル以下で昇格するという方法を取る人がいる。 このため、賢者未満は1級、賢者以上は十段で昇格に必要なベルが集まるまで意図的に止めているプレイヤーも多い。 マジック☆コロシアム開始後は、階級上げは二の次でマジコロでのレベル上げにありったけのベルを費やしているプレイヤーも多いようである。低階級ながら上級職でHARDをプレーしている者はその可能性が高い。宝石賢者になるためには(宝石ベルはともかく)宝石ベルを1つ獲得しあとはプラチナ25個程度と少々のベルさえあればあとは石を積むだけ(場合によってはプラチナすら要らない)ということもあり、プラチナベルを量産できる者にとってはマジコロの方がカンストまでたどり着くのが困難でよりやりこみ要素が強いと捉えることもできる。 TG以降はレベル制、そのレベル制で要求される魔法石も公式があるようなので、もはやカンストの概念はないと言えそうである。 EVOでは主に「トーナメント・NEO Limited」をプレーし続けることで、グリバスの経験値UPチケットが999%でカンストする。こうなったら1回グリバスをプレーしてチケットを消化したほうがよい。 カンニング 不正な何かしらの方法で答えを得ること。 後述のカンペもそれの一種である。最近では携帯端末の性能の向上により、問題の答えをその場で調べて入力するといったことも可能である。当然ながら回答スピードで遅れをとることは必至なので、使い手はそれほど多くないが、実力以上のものを道具に頼ることになるので褒められた行為ではない。 暁の鐘ではなんと公認行為として認められるようになった。ただし1区間に1問までという制限付きだが。こうした要素には多くの賛否両論の意見があり、実力以外の要素が大きくなることに不満を持つ層から批判が相次いでいる。一部エスカレートしたプレイヤーは遂に「カンニング使用者を晒すスレ」まで立ち上げてしまうほどである。 ただしカンペと違い答えが正解とは限らないので、協力のルーペ同様ダイブに引っかかりやすいというリスクもある。決勝で相手が即答したのでカンニングを使用してみたら、実は適当回答で無駄にカンニングを使ってしまった、なんてことも当然ある。さらには予選でダイブの適当回答(ボケ回答など)を正解と思い込んで答えて間違えたりすると、自分の恥をトナメでさらすことにもなりかねないので、ご利用は計画的に。 さすがに名称が名称で多くの批判を生んでしまったのか、センリガン!という名称に変わった。 DS版ではDSを閉じてスリープ状態にしてその間に調べるという行為が該当する。ただし初代DSの一人モードのみ。ユリのデッキブラシクエストを達成するためには必須と言えるかもしれない。 カンペ カンニングペーパーのこと。問題と答えがびっしり書き込まれたバインダーや電子辞書などそのもの、あるいはそれらを検索しながらのプレーなどを指す。 当然ながら、プレー最中に使わない分には「カンニング」には該当しないので特に問題性は無い。 プレー中に使うのはあまり良い目では見られず、最悪の場合叩かれる可能性も割と高い。そのため、プレー中に使うなら自己責任で。 スタンド行為と合わせた「スタカン」という言葉も。当たり前であるが、魔神討伐、店舗大会などは公式に禁止でなくとも回答速度の関係で事実上使えないので注意。 メモをとっていたらたまたまメモをとっていた問題が出題されてしまうことも往々にしてあるため、カンペだと騒ぎ立てる前に落ち着いて状況を確認するべきである。 き キーボード タイピング、エフェクト、キューブの各形式で出てくる文字の入力装置のこと。配置を覚えるまでは苦労する。 QMAのかなキーボードは左側にあ行がある。そのため、他でかなキーボードを使おうとすると左右反転していることに戸惑う事となる。 賢者の扉からQWERTY配列のキーボードへ切換可能になり、パソコンでキーボード慣れしている人には有利になったかもしれない。入力文字数が増えたために有利になったかどうかを問われるとどっちもどっちという意見もある。 「ゃ」と濁点の誤答は後を絶たない。→タイポ、ゃ 2019/1/28のアップデートで、コナステでキーボードを使う場合はQWERTYに固定されることになる。 キーボード総合 QMA6,7であった統合形式で、タイピング・エフェクト・キューブの3形式からランダムで出題される形式。8~学舎ではこの3つを自由形式で組み合わせることを指す。 統合形式のみだったQMA6ではタイピングクイズという名称だったがQMA7の形式復活に伴いキーボード総合という名称になった。 暁の鐘では自由形式も統合形式もないため、各自の指定に注意すること。 EVOのグリムバスターズ「防衛戦」のエボルブタイムでは制限時間が短い関係でこの3形式は出題されない。 形式についての総論はここでは議論し(てはいけ)ない。それについては、各ジャンル・形式・キャラ論争を参照されたい。 儀式 購買部にて、リエルのパイタッチで強制退店すること。 QMA5では、上級魔術士以下はブロッキングされてパイタッチができなくなったが、階級を上げると?QMA4では3回触ると退店だったがQMA5では1回で即退店に変更された。 DS版両作においては、CERO Bと上画面の壁に阻まれてしまい、タッチすることができない。だが、ある条件を満たすと…? QMA6では何も起こらなくなり、QMA7からは購買部のリエルはちびキャラになった。しかし、QMA8から… 当然リエルのいやらしい悲鳴が店内に響き渡るわけなので、家族連れが多い商店街の店舗などでは良い目で見られないので注意が必要である。 擬似魔龍(魔神)戦 4人対戦の形式で、ジャンルを固定して各自が自由形式でセレクト総合(○×・四択・連想)、パネル総合(並べ替え・文字パネル・スロット)、キーボード総合(タイピング・エフェクト・キューブ)、マルチセレクト総合(順当て・線結び・一問多答・グループ分け)のHARDを選び出題するプレー方法。 もともとは魔龍(魔神)戦の決勝で出題される12問が全て別の形式であることから、それを模すために考案された。魔龍戦では画像タッチも出題されるため、完全な再現とまでは至らない。 マルチセレクトのみ形式が4つあるが、どれを選ぶかは出題者に一任されることが多い。但しこのやり方だとマルチ形式が他形式と比べて出にくくなってしまうのだが、実際の魔龍戦で出にくいのは画像タッチに差し替えられることもあるエフェクト及びキューブであるためこのやり方は好ましくない。エフェクト及びキューブの出題頻度の方を下げるためには、マルチ担当者は8までと同じ順、線、多と選び、キーボード担当者はタイ、グル、エフェorキュ(どちらにするかは出題者に一任で良いだろう)と選ぶようにするのが好ましい。 また、「どれか1(2のケースもあるが大抵1)つ外れる」という事実を逆手に取り、当事者が得意とする形式や、適当に選んで当たる確率が最も高い(→運)○×を外すことも多い。 各形式の割り当ては、学籍番号が新しい順にセレクト、パネル、キーボード、マルチセレクトの順で選ぶことが一般的である。学籍番号順ににするのは、単純に誰が何を投げるなどの役割を予め決める必要がないことである。 古い順でもいいのだが、学籍番号が新しいほど後の形式を育てていない、さらに言えば解禁すらしていない可能性が高いため、万が一のことを考えると新しい順にしておくのが無難である。 暁の鐘以降では自由形式が廃止されたため、1クレジットですべての形式を同数解くことはできなくなった。ジャンル別イベントはあるものの、「12形式から1問ずつ」という形にはされていない。 偽装 基本的には自分が有利になるように、他人から見える情報に何かしらの操作を行うこと。 QMAでは相手が自分の情報を見てジャンルを選択することがあるので心理戦が発生することもあり、それに対して有利な手を取ろうとするのは当然である。 自分の得意ではないジャンルを決勝戦で投げ続け、宝石賢者になった時にその階級を自分の得意なジャンルとは異なる階級にすること。その宝石を冠するジャンルが得意であると見せかけて、自分の得意ではないジャンルが飛んでくるリスクを回避するのが目的とされる。 しかし、正解率グラフが必ずしもそのようになっていない可能性もあり、偽装であることがバレる可能性もあるし、誰とあたろうと特定のジャンルしか投げない人もいるため必ずしもうまくいく戦法ではない。また、転生システムが導入され、転生してからはオーラの色で判別がついてしまうこともあった。 自分の得意なジャンルの正解率を意図的に下げてグラフの形状を操作すること。全国大会などで自分の苦手ジャンルに見えるジャンルを投げてもらうことを期待することになるが、状況によっては「差し込み」が発生する可能性もあり、必ずしもうまくいくわけではない。 また、協力プレーでは全く知らない赤の他人の情報を推測するには検定試験や所属サークルはもちろんのこと、グラフが一番重要な情報となるため、グラフの偽装は他人に誤った情報を与えることになり踏破目的に於いて不利に働いてしまう。 もちろん、偽装にはある程度捨てゲなどの操作が必要になるため、あまり好ましい行為ではない。 この他、階級に見合わない実力を持っていながらライトであるように偽装してフレッシュ差を狙う行為や、本人の意図に反する使い方では先の逆の場合も偽装ということがある。 天の学舎から登場した通り名システムでは、「(ジャンル名)ひよっこ」を名乗る者がよく現れた。実際にひよっこを名乗る者にそのジャンルをぶつけるとたいてい返り討ちにあったり、ひよっこがジャンル邪神で大暴れしたりといったこともあった。ひよっこの意味と実際の強さのギャップとを考えればこれもある種の「偽装」であろう。同様に「(ジャンル名)の鬼」を名乗ってそのジャンルへの警戒をさせておきながら実際にそのジャンルを投げてみればボロボロ、ということもある。 暁の鐘ではひよっこに代わり「コモンピープル」を名乗る者も多いようだ。逆にガルーダ戦での「スポーツ万能の神」などももっぱら偽装や煽りなどに使われる傾向にある。もちろんこれら「ひよっこ」「コモンピープル」が文字通りの意味だったりすることもあるし、「鬼」なども文字通りの意味だったりすることもある。要は通り名だけで人を判断してはいけないとも言えそうだ。 暁の鐘ではリーグが自由に選べる上、ヒント☆やセンリガン!を使った問題の回答は本人の正解率に反映されないため、より偽装がしやすくなった。更に宝石賢者になる際にはジャンルベルによる昇格となったため、宝石の色も偽装しやすくなった(ただし1回でも投げればよかった今までの作品と異なり、グランドスラム+全答しないといけないので偽装しにくくなったとも言える)。 TG以降はチュートリアルで正解率が記録されるため、偽装がしやすくなった。 ギネス QMAは問題数の多さから2012年にギネス世界記録に登録されており、QMAに於いてギネスという単語はそういった意味を持っている。 もちろん、ギネスに登録されているという事実はクイズに於いて非常にベタになりやすく、QMAでも出題されやすい題材となる。カルトな内容はともかく、心に残るものぐらいは覚えておいても良いのではないだろうか。 しかし、その問題数の多さでギネスに登録されているとはいえ、内容には一定の疑問があり、適切なものかというものはある。例えばWikipediaのコピペで問題を作っている場合や、単に漢字の読みを答えるだけの問題。それが「クイズ」として認められるならば、適当なアプリでWikipediaを墨塗りにしてしまい、それを「クイズアプリです」として称すればギネスは簡単にひっくり返るし、墨塗りの国語辞典でも用意すれば数十万問ぐらいは余裕で達成できることになる。もっともそうならざるを得ない問題(「~の作者は誰?」など)があるのは事実だが、そうした問題でも問題文に脚色を加えることにより「クイズ」として成立するのである。漢字の読みを聞きたい場合でも、「漢字では~という、~なものは?」という言い回しなどにすれば、単に読みを知っているかだけに依存しない、幅広い知識を応用できる「クイズ」として成り立つのである。 また、クイズとして登録されている問題のどこからどこまでが対象とされているのかが不明な点がある。期間限定のコラボイベント(高校生クイズ、エヴァなど)も含めているのか、検定試験専用問題も含めているのか、暁の鐘でほぼ消滅しただろう協力形式も含めているのか。ギネス世界記録登録の際に上記のような単なる読みの問題などを排除したうえでの問題数として登録されている可能性はある。 なお、2016年8月末公開のTGQMAの最終ページにて、当該日時時点での問題数が25万あることが明記されている。しかし、これがトナメ等の一般モードで出題される問題数であるのか等、上記で挙げられている疑問に対する明確な回答はない。 記念 トーナメントの決勝戦で特定の条件を満たすと発生するイベント。 QMA2、3に実施され、メダルが支給された。 賢者の扉Season2で復活。キャラクター(生徒・先生)の誕生日前後に発生する「キャラクター誕生日記念」が追加され、優勝すると誕生日記念アイテム(バースデーケーキなど)がもらえる。しかし、キャラクターが増えたことにより使用人口が分散化し、発生自体が難しく、仮に発生したとしても実装直後は優勝者のみに授与されるという非常に厳しい条件だったので特に上位組ではランカーや強者に阻まれるなど獲得は非常に困難だった。 あまりにも苦情が多かったのか13/6/3のアップデートで「3位以内」、さらに2014年度の2周目からは「決勝進出者4名全員」にまで緩和されたが、発生条件は以前と変わらないままである。 先生の誕生日記念は発生期間中だけガイドをその先生に切り替えればいいので生徒の誕生日記念よりは準備しやすいが、他人がガイドにしている先生を知る術はないため、発生が難しいことにかわりはない。1回発生させてアイテムや通り名を手に入れたら次プレーでさっさと普段使っている先生に戻してしまう人も多いので、条件が緩和される誕生日当日よりも初日のほうが狙いやすいとの意見もある。 誕生日杯以外にも、4人の投げたジャンルや形式の組み合わせで発生することもあるが、発生しても魔法石ボーナスしかなくQMA2、3のような特殊なアイテムもないので無理に発生させるメリットがなくほとんど盛り上がらなかった。 誕生日記念に対しては不満が多かったのか、暁の鐘では当日ログインのみでアイテムの入手が可能になった。また、暁の鐘ではそもそも決勝戦が2人対戦となったわけで(決勝戦における)記念の概念もなくなったようである。 キノコ QMA8から導入されたカード読み取り部分のこと。形が似ていることから。 KONAMIは公式にカンペを禁止しているわけではないが、これの導入により、筐体の死角が増えたためにノートを見ようとしたら肝心な部分が見えなかった・・などが起きているようである。 問題回収用のノートに書き写す際もはっきりいって邪魔になっているとの声も散見される。 ちなみに、協力プレーやアカデミーアドベンチャーでは「マッシュル」と呼ばれるキノコ型モンスターが多種登場していた。 決まり字 解答が特定する決定的な問題文中の1文字のこと。 ゲーム中の収録問題数は数が半端ではなかれど『有限』であるため、プレーを重ねるにつれ出題パターンが読まれ答えの見当がつけやすくなる。 もとは競技かるた用語で、クイズも同様に分岐等で決まり字(の相場)が早くなることがある。これを極めたのが「見切り」である。余談だが、競技かるた出身のクイズマンは結構多い。 連想はヒント1~ヒント4がまさに競技かるたのごとく表示されていくので、「見切り」の技術が存分に応用できる。 黄問(ライフスタイル) ジャンルに関しての論争は各ジャンル論争へ ライフスタイルの問題のこと。ライフスタイルのシンボルカラーが黄(トパーズ)であることに由来。 QMA5までは雑学の問題を指していた。QMA6において担当教諭・シンボルカラーを引き継いだライフスタイルがこの呼び名をも引き継いだ。 逆窓 ゲーム中にバグやフリーズが起こり、再起動がかかること。由来は「Windows XP Embedded」の起動画面が上下逆さまに表示されることから。 逆窓前のゲーム結果および残りクレジット情報については全て無効になる。 再起動に数分かかるので、素直に店員を呼びましょう。PASELI使用プレイ時に再起動がかかったとしても、筐体毎にPASELIの使用記録ログが残るようになっているのでPASELI使用者は頭に入れておこう。 なおセキュリティの都合上、10分程同じカードでプレイできなくなる。再起動中に空いている台に移動をする場合は留意しておこう。 当然、いきなり再起動がかかることは本来ならばあってはならないはずである。 「保存に失敗しました」と表示された後の次のプレーで起きてしまった場合は2プレー分データが無効になる。 なお、上下逆に表示されること自体は異常ではない。実はQMAのモニターは上下逆に取り付けられており、通常のプレー中はプログラムで上下逆に描画することで結果として正常に見えるようになっている。再起動中はそのような制御がなされず素直に表示されてしまうため上下逆になるのである。このようなことをしている理由は、モニターの視野角の関係であるといわれている。 賢者の扉では稼動初期、「社会のグループ分け」が出題された時に頻発。 暁の鐘ではQMAプレー時のウィンドウが上下逆転してしまう「逆逆窓」なる現象が発生していた。暁の鐘の稼働末期にWindows XP Embeddedのサポート期限が切れたため、これ以降(トーキョーグリモワールに限らない)WindowsOSではなくなった時に逆窓が逆窓と呼ばれるかどうかは一定の議論の余地はあるのかもしれないが、おそらく慣例上逆窓という言葉は残り続けるだろう。 強制排出 コンティニューする/しないを選択する余地なしにカードが筐体から排出されること。 QMA8以降はタッチする形式になった(カードを差し込む形式ではなくなった)が、それでも「排出」である。 人気店・コンテ制限を設けている店舗などでは、連コ対策のため「○クレで強制排出」といった設定がなされていることがある。この場合、クレジットが残っていても規定プレー回数に達するとカードが排出される。これを導入している店舗は大抵店舗内、筐体付近等に張り紙等で告知がある。 カードをタッチし直せば再プレーは可能(人が居るかどうか確認してからにしましょう)。ただし暗証番号の入力からになる。また、初回プレー料金(クレジット)が適用される。これを利用したシステムが200円3プレー=100円2クレ・初回2クレ・コンテ1クレ・3プレー強制排出である。1プレーだけやりたい場合と200円3プレーを両立させたものである。 まれに料金と強制排出の設定がチグハグな店舗がある(200円3プレーなのに4プレーで排出など)。チグハグな設定にしている店舗が悪いとはいえ、この場合は一度残クレを使い切ったら強制排出されなくとも席を譲った方が良いだろう。 非常にまれではあるが1プレーで強制排出という設定にしている店舗もあり、この場合コンティニューが一切できない。このためコンティニュー画面を見ることができない。 ゲーム終了時点で、5 00AMのサーバメンテナンスの時間を過ぎている場合、または運営終了の場合も強制排出となる。 「保存に失敗しました」と表示された後強制排出されると「逆窓」同様そのプレーは無効となるので注意が必要。 協力 7から追加されたモード「協力プレー」のこと。 オンラインと店内モードに加え、8からサークル協力プレーが追加された。 協力プレーの是非については賛否両論ある。メインであるトナメがかつてない(5に匹敵orそれ以上の)難度となっていることや、単純に協力プレーの方が殺伐とした雰囲気でなく、ゲームとして楽しめるから、など賛成の意見も多いようだ。 反対派の意見としては、特に協力賢者(下記)として協力プレーだけで賢者はもちろん宝石天賢者まで昇格できるため、天賢者が天賢者として意味を為していないこと、またメインであるトナメから「逃げた」弱者と不当にバカにする他その「逃げた」者のせいでトナメの難易度が跳ね上がっている、などといった理由がある。 また、ゲームプレーとは別の有料の「お助けアイテム」の使用がほぼ前提となっており、それの使用により魔法石やプラチナメダルの増減が著しく変動することから「魔法石やプラチナメダルを金で買う」とし、報酬授受の代打ちと同等であるとする批判もある。特に天の学舎に入ってからは、消費税増税の理由からPASELI料金の値上げの代わりに魔法石やマジカが増量され、このような考えがより強くなるのではないかと懸念されている。 もちろん下記のように、後半になって自力で(アイテムなしで)答えられないようなライトユーザー同伴の場合にはなおさらである、彼らはそもそもアイテムを持ち歩いていない可能性もあり、自力で答えられないようであればメガホンを使うか戦力外と看做すかしかなくなり、3人が廃人クラスの実力を持っていなければまず攻略は困難である。よほどメンバーに恵まれている環境で、何度も好都合なメンツを常に連れ続けるわけもない限り結局は左辺に強くなければ安定した討伐はままならない。いくら協力プレーだけで階級を上げたとはいえ、宝石賢者や転生済みならば相応の実力はあるといえるだろう。 もともと「トナメから淘汰された者への救済策」といった感が強く、ライトユーザーを迎え入れるためのものとして機能される算段だったのだが、討伐の難しさなどからこちらでも2Fリタイアや時間合わせやサークル機能利用によりライトユーザー排除の動きが特に顕著に、より露骨に見られる。事実、自力で答えられないようなライトユーザー同伴では深層になると事実上3人で4人分のノルマを達成しなければならずよほど実力がなければまず無理なのだが、ふつうは上記のようにそんな実力があればトナメで稼ぐだけの実力が十分にありわざわざ協力プレーなどと効率の悪いモードを選択する理由がない。しかも協力形式ではただ足を引っ張る存在でしかなく仮に他の3人が全部正解したとしてもそのライトユーザーが他に碌に正解できなければ、協力形式で正解しなければならないのだが、まずそれは無理だろう。よってその3人がとるべき最善の行動は結局2Fリタイアをしてライトユーザーを排除、よいメンバーを引くことになってしまう。特に「自分勝手なリタイア」として非難されるにしても十分筋が通っているため、認めざるを得ない節はある。 加えて2Fリタイアをすることで、現在の貴方の実力では踏破は厳しいですよ、とライトユーザーに暗に知らせる意味もある。上記の通り協力の熟練者は、どの階でどういう形式と難度の問題が出るか熟知しているので、ライトユーザーが2Fまでプレイすれば踏破可能かどうか概ねわかるからである。 そのためのEASYマップのはずだが、まともに機能しているとはおよそ言い難く、わざわざNORMALに入ってくるライトユーザーも後を絶たない。このため、一部では特定条件を満たさないと入れないといったような締め付け強化の意見ですら浮上する始末であった。 暁の鐘ではマジック☆コロシアム、TGではグリムバスターズがそれに該当するが、協力というより邪神討伐戦の方が近い。XIVでは「協力イベント」としてボス戦のみという形で復活している。協力主体のプレイヤーからは、フィールドを歩いて遭遇するボスのワクワク感がなくなってしまったと大変残念がられている。 XIVにてボス戦フロアのみを切り取った「協力イベント」として復活した。 協力賢者 協力プレーによって必要な魔法石を稼いで賢者になったプレイヤーの事を指す。 上記のように賛否両論あったり、地雷プレイヤーとバカにされたりするようなこともあるが、少なくとも本作までの仕様から察するに、天賢者まで階級が上がっているようなら不当にバカにされる筋合いはないといえるだろう。ただしQMA7のように、階層が何十層とあってコンテ料金が高いといった時には協力賢者への風あたりは厳しいものであった。 QMA8でもコンテ料金は高かったが7ほどではなく階層は最大でも15階までと減らされ、最終階層到達で1枚、討伐で2枚だったからそれほどでもなかった。 扉では最終階層到達はなくなり、コンテ料金の標準価格の値下がり、階層がさらに浅くなっている傾向から察するに協力賢者といえどもそこまで不当にバカにされる要素は少なくなったといえる。 尤も協力プレーとて「ノンジャンル・ランダム」なのだから、毎回毎回好都合な面子で挑める環境にないのならばノンジャンル・ランダムで安定した実力が発揮できなければまともに稼ぐことなんてとてもできるものではない。特にノンジャンル自体なぜか出やすい難しいジャンルと出にくい簡単なジャンルがあるため、実力は相当なものであり、協力賢者などと不当にバカにされる筋合いはどこにもない。むしろ協力賢者がそのように不当にバカにされるのであれば、得意ジャンルや問題が簡単なジャンルだけを投げるよう口裏合わせをして天賢者になれる全国賢者こそ不当にバカにされてしかるべきである。もちろん、他人を不当にバカにする言動・行動などが以ての外であることは言うまでもないが。 協力形式 協力プレーで、モンスターとの戦闘において出題される問題形式のこと。 当初は○×多数決・協力文字パネル・多答リレーであったが、8から協力スロットが追加された。 特に全員が正解を分かっていないとどうにもならない難度の高い文字パネルなんかはまさに誰得である。某TV番組の一形式のような回答形式を目指したとはいえ、それを★4,5で、それも芸能・スポーツなどでやられては誰も正解の文字を入力できないケースの方が圧倒的に多い。三人が分かっていても後の一人が分かっていなければどうにもならない上に、文字パネルは形式点があまり高くならないため最悪の形式である。せめて誰が何の文字を入力したのか、これの回答を分かっている人がお助けアイテムで代行入力するような仕組みでもあれば良いのだが・・・ スロットは一人わかる人がいれば推測で当てることはワンチャンスあるのだが、それでも人名だった場合には手に負えない。 多答リレーは上記に比べてまだ可能性があるともいえるが、解答順はランダムで決定するため、答えがわかっている場合に解答権が後になり、前の人が明らかに間違った選択肢を選んでいたら頭を抱えることになる。解答権が先の人がマニアックな答えを先に潰してやるのが良いのだが、往々にしてメジャー度を判断できず不正解となることも多い。 そういう意味では○×が一番楽なのだが、誰か二人が不正解を選んだらそこで終了である。 以上のように、「協力プレー」の名でありながら仲間割れを引き起こす要素をはらんでいる割には成功時のボーナスが薄く(実際ラスボス討伐に当たっては協力形式の正解数が0でも討伐できることが確認されている)ボーナスの強化や討伐条件などに絡める、いっそ協力形式の廃止など意見が多かった。 暁の鐘以降ではそうした意見(?)を反映したのか、協力形式はなくなってしまった。復活はXIVを待つことになる。 金属賢者 青銅から白金までの賢者のこと。青銅賢者→白銀賢者→黄金賢者→白金賢者という階級組織になっていることから。 その上は「宝石賢者」と呼ばれ、金属賢者とは区別される事が多い。 5では、この階級に上がるためにはドラゴン組で区間1位または優勝という、難易度の高い試験が課されていた為、誰でもというわけにもいかず、大賢者十段から上がれないプレーヤーも出た。特に区間賞を取らず決勝進出は「優勝しろ」と同義である。暁の鐘では昇格に金ベルが最低条件となってくるためかなり厳しいものとなる。更に白金賢者へはプラベが前提ともいえる個数の金ベルが要求されるためとても厳しい。 いわゆる「死兆星」が登場するのもここであった。今でこそ死兆星という概念はないが、左側のメーターが微動だにしないこともあって与える絶望は死兆星より大きいとする考えもある。 宝石賢者を目指すうえでは、黄金賢者の高段位からが折り返し地点である。そのため、なかなか階級が上がらないこともあって飽きる、サブカに走る者も少なくない。全国大会や魔龍討伐で手早く切り抜けるのがモチベ維持には一番…かもしれない。 8でようやく専用アイテムが販売。 トーキョーグリモワール以降は基本的にQレベル5刻みで階級が上がるため、「大青銅賢者」などといった階級も存在する。ちなみに大賢者も含め「大」だけフォントが違う。
https://w.atwiki.jp/qma10/pages/112.html
あい うえお かき くけこ さし すせそ たち つてと な行 はひ ふへほ ま行 や行 らり る~ん 英数 過去作・DS版 つツチノコ 詰み て定時 底辺(屑鉄)賢者 デッキブラシ デバッグ 店内対戦 転生 天和 店舗大会 店舗名 店舗用販促ポスター とトイレ魔神 動画問 統合形式 同突同突コピー打ち 動物園 トーナメント(トナメ) 通り名 ドッペルゲンガー 飛び級 ドラステ ドラゴン組 ドラフェニ 鳥 つ ツチノコ 通常のゲームセンターの営業時間外、かつサーバーメンテナンス中でない時間帯(コナミの場合は通常0 00~5 00、7 00~10 00)にプレーする人たち、または同時間帯でのプレー自体のこと。→深夜・早朝族 由来はゲーム『THE iDOLM@STER』アーケード版において、ランキング上位にいながら(通常のゲームセンターの営業時間では)サーバー上で滅多に見かけることが無かったことから(未確認動物の)ツチノコに例えられたとされている。 詰み 協力プレー・魔神(龍)討伐・邪神封印戦で、残りの問題を全て答えても(邪神封印戦なら残り問題の数だけ攻撃して邪神の攻撃に耐え切れても)踏破(討伐・封印)できない状態のこと。トナメで予選~準決勝で敗退が決定する、決勝で順位が確定するなどのことも広義には含む。 元は将棋の用語。どんな手を指しても最終的に王将が取られてしまう、負けが確定した状態のこと。 協力プレーでは最後の問題まで行っても専用のセリフが出なかった、或いはセリフが出た問題を逃した後に易問が連打されるといった状況である。こうなってしまってはアイテムを使って正解する行為も無駄なので捨てゲを敢行する者もいる。システムを知らない人が見たら不愉快な思いをするので注意。 魔神(龍)討伐では規定問題数以内に装甲や角が外れる演出が、邪神封印戦では邪神のセリフがなければ必ず討伐不可能に陥る。これらの演出がプレイヤー全員の得点・邪神の残りHPに影響していることからそれが言える。 トナメの場合では予選前半や準決勝前半で単独不正解しか起こらないとそうなることがある。大荒れの場合ならば前後半で2ジャンルに分かれているため後半で巻き返すといった展開もままある。しかし、前後半とも苦手ジャンルで固められたりした場合は手も足も出ない。 本作では予選が合格点制になったため、正解率の高い問題を落とすほどの苦手ジャンルに偏っていても合格点を取れば準決勝に望みをつなげるが、準決勝では残っているHUMの人数が多いほどアウトである。 (特にドラゴン組でプラチナがかかった)決勝で優勝者確定になってしまうと、他の三人は相当にやる気をそがれてしまう。 て 定時 特定の時間に合わせてプレーすること。→合わせ サークル対戦では基本的に時間が設定されているため、「定時」の概念は(サークル対戦をする上では)ほぼ必須となっている。 底辺(屑鉄)賢者 階級・クラスに実力が伴っていない賢者の別表現。扱い的には鍍金賢者よりも下の存在。 基本的に自虐的に使われることが多い言葉であるが、QMA5の黄金賢者を校長の慈悲なしで突破した人がそう言っている場合はまずあてにならない。 QMA4では昇格試験もなく賢者が大量生産されたことで多くの底辺(屑鉄)賢者が発生したが、5では賢者昇格にフェニックス組優勝の条件があるため、賢者以上でありながら実力不足な人はそこまで多くはなかった。それでも、早朝プレー・アイス昇格などで実力がないのに昇格した人も確実に存在していた。QMA6以降は4とほぼ同じシステムを採用しているが、要求されるプレー回数が4に比べて激増している。また、実力を測るために設けられた「魔力ポイント」システムもあり、以前に比べると人数は少なく、また判別も(前よりは)容易である。ただ、魔力が0に近いいわゆる「レッスンプロ」でありながら超絶ランカーな人もいた。そのため、魔力が低くても必ずこれに該当するとは限らない。インカムとともに魔力ポイント廃止の一因になった可能性がある。 QMA7以降では協力プレーに籠もりきりである場合も多い。→地雷プレイヤー QMA8からサークル対戦機能やジャンル専用イベントが始まると、そのジャンル以外プレーしないプレースタイルが生まれ、ますますその傾向が強くなっている。 「底辺つったって上の底辺だってあるだろうが。勝手に定義するな」等と返されたら、却って自らの徳の低さを思い知らされる羽目になる。ブログ等においても安易に用いてはならない。 苦手ジャンルの連続、また調子の差が激しいなどの理由により転落してきた者や、組がリセットされた扉Season2以降にあまりトーナメントをプレーしていないためにガーゴイル組のまま引き継いだという者もいるため、一概にガーゴイル組に居る賢者=底辺(屑鉄)賢者とは呼べないので注意。寧ろ、賢者の世界に在りし者の姿として立ちはだかられる事が多い。特にトーナメントがほとんど誕生日イベント専用と化してしまった現状とトーナメント以外での魔法石・プラチナメダルの獲得手段を鑑みればトーナメントをやらないプレイヤーの方が多くなっており、ガーゴイル組やフェアリー組に賢者やそれ以上の階級の者が混ざることも珍しくなくなっている。 デッキブラシ ホウキレースで生み出された単語。以下のような意味がある。 ユリが箒の代わりに使用する乗り物のこと。本作ではデッキブラシの他にもモップやスクイージーに乗っている姿が見られる。 異常に強いCPUのこと。⇒マテウスQMADSクエスト中のホウキレースにおいて、デッキブラシに乗ったユリが尋常ではない強さを発揮していた。その結果、彼女に粉砕された数多のプレーヤーによって、強いCPUの代名詞として用いられるようになった(ただし、バグ修正版では弱体化)。 具体的には、『ほぼ☆5の問題のみしか出てこない状況で、8000m以上を叩き出してくる(ドラゴン組在籍時)』。この状態では、ランカー級の実力を持っているか、カンニング行為(DS版ではオフライン環境下ではスリープ状態でゲームの進行が止まるためこのような行為が可能である)でもしない限り勝つのはまず不可能である。 ユリのこと。上記2からさらに派生し、ついにはユリ自身のことを指す単語になってしまったから怖い。 デバッグ コンピュータ用語のひとつで、所謂コンピュータで作動するプログラムが完成された後のテストプレーを指す。 当然ながらゲームであれば家庭用、携帯用、アーケードを問わず、バグを一度も発生させることなくすべての機能が稼働すればデバッグなどいらないわけだが、プログラムは人間が作っているため、ミスを0にするなど理論上可能であってもそもそもできない。更に、ゲームの「中身である」ソースコードに使われているプログラム言語体系にそもそもバグがある可能性もあるわけで、どんなに頑張ってもバグが0になることはまずないだろう。 だからこそデバッグが重要になってくるのだが、納期の関係で通しプレーができないまま稼働して致命的な問題が発覚することは(少なくてもゲーム業界では)別段珍しいことではない。ユーザーがゲーム会社が想定しない操作をすることでバグが起こることも十分考えられるため、全てのバグを取り除いて出荷することはやはり不可能といえる。 特にネットワークが絡むゲームでは、納期後に不具合が発覚するケースも多いが致命的不具合でもない限りは、サービス開始前に修正パッチを充てて予定通りに稼働できるように対応しているケースがほとんどである。更にネットワーク特有のバグも当然あるわけで、それにまで完璧に対応して出すということはおそらく不可能だろう。 しかし、「そんな致命的なバグを残したまま出荷して大丈夫なのか」というバグは当然あってはならないし、追加のイベントをパッチで充てるにしても同様である。QMAでは初期から(初歩的なものから致命的なものまで)バグが多く、1~2の順番当ての回答バグからもはやお家芸と化してしまっており、アカデミーアドベンチャーのバグの少なさにむしろ驚かされたというコメントが多い。このように致命的なバグを何度も何度も連発していたためか、KONAMIはデバッグを行っているのかという噂まで流れる始末である。 なお、本作では妖精やミニイベントが何かバグを起こすのではないかと言われていたが、現在のところは報告がない様子である。 バグの検出作業にかぎらず、ゲーム全体を通してのバランス調整、特にクイズゲームであるからに難易度の調整といったものも含めて当然「デバッグ」作業が必要であることは言うまでもない。しかし、極端に難易度の高い問題のみが出題され、かつ挑戦条件が圧倒的に厳しかったQMA5の魔神を始め、今でも問題が難しいジャンルと簡単なジャンルによるジャンル格差など、そちらの意味でもとてもデバッグが十分であるとは言えない状況にある。 本作では邪神封印でのバランスがあまりにも大きく変動しているという意見が多く、また、ルールを読む時間も事前の調査を前提としているのでなければ40カウントでは圧倒的に不足しており、まともなデバッグが行われていないとする指摘がある。 店内対戦 QMAにあるモードの1つで、最大4人までと対戦ができるもの。 しばしば誤記されるが店内「大」戦ではない。ただし割と高い頻度でこのように誤変換されるためこのまま書かれることも多い。略称としては店対、「てんないたいせん」と読むからか天体と略されることもある。 決勝戦のようなシステムではあるが、1人が出題する問題数は3問ではなく6問となっていること、即ち1試合24問であること・1人1区間で4区間400点満点であることが異なる。自由形式を選んだ場合、選んだ3形式を順にABCとすると「ABCABC」という順番で出題される。 後述の店舗大会もこのモードを用いて行う。 サークル対戦は遠隔地同士で店内対戦を行っているというシステム的位置づけであるため、サークルを始めることを「店内対戦をする」ということもある。 転生 賢者の扉Season2にて追加された要素。 宝石賢者以上に到達後、任意で階級のリセット(それまでに獲得したプラチナメダル依存)とカードネーム・使用キャラが変更できる。転生回数が+1される(作品ごとに最大で7回まで)。 回数に応じて紋章が変化する。更に、13/5/30のアップデートで転生者にオーラが追加された。しかし、オーラに賛否両論な意見があり任意で装着できるようにして欲しいの声もある。 ちなみに専用アイテムはまだ実施されていないが、天の学舎の「通り名」には賢者の扉での転生回数に応じたものがある。 オーラの不格好さ(チューリップという揶揄もあるほど)やプラチナメダルの没収などもあり、転生をあえてしない選択をするプレイヤーも多い。ちなみにチューリップと揶揄されないオーラこと渦を巻くオーラが実装されるのは3回目の転生であり、よほどヘビーユーザーであるか石稼ぎのイベントを上手く利用しなければ難しい。 天和 並べ替え・スロット(いずれもパネルクイズ)において、文字を移動させる事なく答えが完成していること。ちなみに、読みは「テンホウ」もしくは「テンホー」。 OKを押すだけで正解できることから満点のチャンスになるが、中には正解でない言葉がそう見えているだけの場合もあるので注意。ノンジャンルの場合はもちろん、スロットでも問題を見ないと事故になるのは当然だが、以下の2項目以降のように出題ジャンル名が同じものもある。障碍者と健常者が共に生きる社会を指す「バリアフリー」と豪州の大珊瑚礁である「(グレート)バリアリーフ」アメリカの歌手である「マイケルジャクソン」と毎日放送制作のTV番組「ジャイケルマクソン」銀河鉄道999の登場人物「(クイーン)エメラルダス」とオトメディウスの登場人物「エスメラルダ」18世紀フランスの音楽家「(フランソワ)クープラン」と20世紀初頭フランスの音楽家「(フランソワ)プーランク」など挙げればきりがない。 元々は麻雀用語で役満の一種で、親(最初に牌を捨てる人)が配牌(最初に配られた手牌)の時点で上がっている状態のことを指す。こちらはQMAのそれとは比較にならないほどレア。「一生に一度お目にかかれたら運がよい」とまで言われるほどの代物。およそ33万分の1といわれる。33万分の1という数字がピンとこないならば、おおよそ次のような確率であると考えればよい。9文字ダブりなしの並べ替えクイズが最初から完成していた状態ぐらいの確率。およそ36万分の1。 タイピングクイズでひらがな・カタカナ3文字であることが分かっている場合に適当に入力して正解する確率。およそ34万分の1。 店舗大会 全国オンライン対決ではなく、店舗主催のオフライン対決による大会のこと。詳細は用語集(応用編)を参照。 普段の営業よりも、店舗大会を行った方が利益になるケースも珍しくなく、店の知名度も上がるため、積極的に開催をしている店舗も多い。 店舗大会をきっかけにコミュニティが成立したりコミュニティに加入することも珍しくない。店舗大会をきっかけに知り合ったプレイヤー等と交流を深めるという目的で参加するという人も多い。 以上のことから、実力問わず、店舗大会に参加することは基本的にメリットが多い。このように、ただの腕試しという性格だけではない店舗大会は、そういった意味では店舗大会はQMAの隆盛にも大きく関わっているといえる。従って、店舗大会のルールを悪用したり、後ろから罵声を浴びせたり、大会の様子が動画で公開された際に誹謗中傷を書き込む等といった行為がいったい何を意味するのかは容易に理解できよう。 店舗名 各店舗が設定し、オンラインに登録されるお店の名前のこと。12文字以内(最後の「校」を除く)で設定される。 学園という設定のため、最後に必ず「校」がつく。 普通は素直に店舗の名前をそのまま設定するが、ゲームの設定を書いたり(200円3クレ~、予習3回~、等)、店舗大会の告知をしたり、ニュースとなった話題を書いたり、とオンライン向けの宣伝をする店舗も。月ごとの店舗内の首席(魔法石最多取得者)や店舗大会の優勝者への賞品として、店舗名の命名権を与える店舗もある。 店舗用販促ポスター AC版設置店舗に大概掲示されているポスター。立て軸(タペストリー)やキャラ型POPとは区別。 4以前のものはゲームの世界観よりもクイズゲームという形が全面に出されていた構成で割かしシュールなものであった。2では黒地に○×形式の問題文、背景に正誤判定(赤い○、または青い×)、4ではベートーヴェンの肖像に「天才が駄目なら、クイズ王になろう」と端に書かれているだけで、本シリーズそのものの雰囲気とすらかけ離れたものであった。 マルチメディア戦略をとるようになった5では、テストの答案用紙を模した紙に各々の生徒による答案の上、エリーザ先生による採点というものになり、これ以降はキャラクターや世界観が描かれる様になった。 本作の稼働直後にはポスターに書いてある事項がゲーム内で「キャンペーンクイズ」として出題されていた。 と トイレ魔神 プレー中に尿意・便意を催すこと。もちろん、無理せずにトイレに行くべきであるが、プレー開始前に先に用を足して、万全の状態でゲームに臨むほうがいいのは言うまでもない。 協力プレー・チームバトル形式の全国大会など、自分の成果が他人の成果に直結するモードではさらに迷惑となる。もちろん広義には魔龍討伐など1秒でも早く終わらせ次の試合に行くことで討伐回数が変化するような場合でも迷惑行為たりうる。トーナメントなどにしても捨てゲしているのと同義であり良い行動とはいえない。 当然だが不慮の事故クラスの尿意/便意、腹痛/吐き気やその他体調の悪化は誰にでも起こりうるので憶測で叩くことはやめるべきである。自分がそうなった時に叩いたことをきっと後悔するだろう、人を呪わば穴二つである。 トイレに行く際にはしばしばマイルームや購買部のボタンを押してそのまま席を離れてトイレに行く方法が用いられている。しかし、当然見ず知らずの人に触られるリスクを伴うため、トイレ魔神に耐えつつプレーしなければならないと考える人もいる。購買部にしてもパセリ(リアルマジカ)で勝手に物を購入されるリスクもある。 特に扉Season2以降では「転生」コマンドがメインメニューの画面にあるので、勝手に転生させられる可能性も十二分にある。もちろん見ず知らずの人の画面を勝手に触って予期せぬ結果を引き起こさせる行為などが以ての外であることは言うまでもないが、残念ながら昨今発生している置き引き事件などを考えると、ゲームが終了するまで席を立たないといった自衛手段を講じなければならないだろう。 動画問 読んで字の如く、動画を使用した問題。問題文中に用いられるものはQMA3より実装。 熟練者でも問題文を読まなかったり、即答すると痛い目に合うこともある。 また、QMA4から選択肢にも動画が登場する問題(正式名称:「マルチ動画クイズ」 例 プロレスの技名)が追加された上に、残り4秒ぐらいまで見ないと答えがわからない問題(例:倒れたボウリングのピン数、○○打法)もあるため、更に即答しにくくなった。協力プレーやホウキレースや邪神戦で出されるとかなり面倒である。 特に解答スピードによって大きな変化がある後者2つについては最後まで見て分かるような問題でも即答したほうが良いかもしれない。 ただ、上記のような映像の終盤に解答が表示される仕様のものであっても、稀に背景の様子の些細な違いなどで早期に答えが確定できてしまうようなものもある。また、その動画を利用した回答が一つしかない場合でも答えが確定できる。即答した人間が多く、正解するようであればこのようなパターンを疑ってもよい。 統合形式 QMA6とQMA7で存在した、複数の形式がまとめられた出題形式。 QMA8以降では自由形式という形式が登場し統合形式は廃止されたが、擬似的な再現は可能である。これに伴い、意味合いが若干変化しているので文脈に注意が必要である(後述)。 ○×・四択・連想は「セレクト」、旧四文字・並び替え・スロットは「パネル」、タイピング・エフェクト・キューブは「タイピング」、順番当て・線結び・一問多答は「マルチセレクト」としてまとめられていた。従ってQMA6では各ジャンルでこれら「~クイズ」及び各種サブジャンルとして選択肢は8個(レッスンモードでは10個)しか出題パターンがなかった。 QMA7では単形式が復活し、これらは「~総合」として名前がつけられ、単形式も出題されたことから選択肢は20個あった。(なお、予選では「~総合」及びランダムしか出題されず、準決勝では単形式(サブジャンル含む)及びランダムと、ステージによって範囲が限定されていた。) これは、QMA5までの煮詰まりによる多様性の喪失(ルート投票による特定形式への偏り、決勝で極端な武器の投げ合いなど)を解消し、より広くクイズを楽しむため、ジャンル改変による分割後のジャンル、特に理系学問の1形式あたりの問題数を確保するために登場させたと思われる。同時に決勝出題難易度の選択も導入。さらに「マルチ無双」防止のため、マルチセレクトの選択肢を減らし、難易度の均衡化を図った。 しかし、結果的に出題形式が限られたためゲームに変化が少なくなったことや、武器育成に手間がかかり、特に形式茶臼からの反発が半端なく、評判がいいものとは言えなかった。とはいえ現在でも決勝での極端な武器の投げ合いは解消されているとは言い難く、上位組は専ら左辺ジャンルの投げ合いと化している状況は変わっていない。 結果、QMA7ではQMA5以前の個別の形式からも出題されるように改められたが、統合形式も残ることとなった。なお、統合形式の出題範囲の広さ及び問題数の多さを考慮してか、統合形式(及びランダム)のみ難易度選択可能にし、個別形式及びサブジャンルは難易度選択不可となった。 呼称として便利な言葉のため、サークル対戦では形式として今でもパネル総合などの言葉が使われることがあり、自由形式で当該形式を選ぶという意味になっている。たとえば、パネル総合ならば文字パネル+並べ替え+スロットを自由形式で選択するという意味である。 以上の記述とは別に考えると、QMA5ではエフェクト・キューブ・画像タッチが統合された「ビジュアル」の形式があった。このように考えると○×~グループ分け・画像タッチ、もしくはサブジャンル3つが統合されたのが「ランダム」と定義することもできる。 同突 同店舗から同じトーナメントに複数人が入ること。当然ながら、同一組であることが前提条件である。 サテ数の少ない店舗だと隣接サテでプレー中の人との同突も普通に起こり得る。少し気まずい。ドラゴン組まで勝手に上がるのがほぼ当たり前となった本作ではサテの多い店舗での同突はかなり当り前のように起こる。また上級者御用達の称号校での全国大会ではまず同突は避けられないと思っていい。 QMAでは同一店舗からのマッチングが制限されておらず、理論上は同一店舗の人間16人でトーナメントを占拠することも可能である(現実的ではないが、起こそうと思えば全員過疎時間帯のミノタウロス程度という条件をつければ可能そうである)。 全国大会でも起こり得たが、招集人数の少なさからしてトーナメントより発生しにくい。同凸による全国大会の不正から(それとおそらく同凸検出技術の獲得により)全国大会での同凸はできなくなった模様。 この仕様を悪用した不正行為が同突コピー打ちである。 同突コピー打ち 同突が可能な条件下において、回答後に他のプレーヤーの答えが表示されるという仕様を悪用して行う不正行為。 実際には、意図的に同じトーナメントに参加→分からない問題が出た場合1人が適当に答える→表示された他のプレーヤーの答えを見てもう1人が答える、といったカンニング行為が主となる。スタンド、カンペよりも遙かに悪質な行為であり、実際に行っていれば晒されてもおかしくない。 ただしサテ数の多い店の場合、強豪者が偶然同じトーナメントに入り似たような現象が偶然起こることもある。憶測で叩いたり晒したりせず、現場を確認してからにしましょう。 知り合い同士で行った場合は遙かにマシだが、連携参戦となるので負の印象はどうしても拭えない。ズルする気が無ければ気にする必要は無い、と思う。 以下のような解決策もあるにはあるが、欠点もあるためか実装は期待できないのが現状である。自分が答えても同突した他のプレーヤーが全員答えるまでは他人の回答を表示しないようにする偶然同突してしまった場合回収に不都合が生じるため、サテ数の多い店舗でのプレーが避けられやすくなることが予想される MFCのように同一店舗同士のマッチングを回避させるMFCの場合4人集まればいいので同一店舗同士のマッチングを回避させても特に問題ないが、QMAの場合16人集めなければならないので過疎クラスや過疎時間帯の場合この仕様のせいで人が集まらなくなる可能性が高い バルーンコンテストでは、6人集まれば良いという仕様からこのような回避策が導入された(らしい)。とはいえ、その気になればSkype等でコピー打ちは可能ではある。いくらKONAMIが努力したところで、ユーザー側も改善しなければ結局はどうにもならないのである。 極力同一店舗のマッチングは回避させるが、人が集まらない場合は同一店舗でもマッチングするようにし、この場合は同一店舗が全員答えてから他人の回答を表示するようにするという方法も考えられるのだが… 以下のような理由でこのような工夫をする必要はないという意見もあるが、正当な理由になってない同突コピー打ちをできなくしたところで他にもスタンドやカンペ等システムでは絶対に解決できない不正もあり、不正を完全になくすのは不可能であるため工夫するだけ無駄不正を完全になくさないまでもできるだけの工夫をすることによって少なくするだけでも他のプレーヤーの被害を小さくできるため無駄ではない プレーヤー全員が不正をしないようにすることこそが真の解決策だ不特定多数のプレーヤーがプレーするゲームである以上、全員に不正をやめさせるのは絶対に不可能である 全国大会でも起こせるが、招集人数の少なさと過熱ぶりからしてトーナメントより発生しにくい。チームバトルではチームが分かれる可能性があるためリスクが高かったが、チームが分かれた場合には片方が捨てゲしまくることにより相手チームのポイントを下げることで相対的にアシストが可能だったり、答えを教えたりする不正行為は十分可能であった。他にも魔法(特に叡智の魔法)によるアシストは十分可能だったため、報告や成果が十分でなかったとはいえ不正行為はあったと思われる。 ホウキレースでは他のプレイヤーの回答は表示されないが、一人が捨てゲをして出てくる問題を(分岐を含めて)対象に教えるといった不正行為は可能であり、実際そのような不正行為が見られたため当該記録は抹消された。 協力プレーでは、信頼できるプレーヤーと同突者とで組み合わさればルーペの節約になりこれはプラスになることもある。また、事実上一人で二人分のアイテムを使えるに等しいので、こちらもプラスになることはある。このため、上記のようにいろいろ言われる同凸コピー打ちといえど、協力プレーに関して言えばむしろ歓迎される傾向にある。 邪神での同凸プレーは極端なチーム編成を避けるという意味で有効なほか、○×クイズでの即答全滅を避けるという意味でも有効な戦略である。 日頃のトーナメントの過疎ぶりは勿論のことだが、同凸というシステムの悪用が、暁の鐘に於ける「トーナメントは8人制」につながったのかもしれない。 動物園 空き待ちの人で混んでいて、さながら休日の動物園の状態になっている店舗のこと。→満席魔神元ネタは池袋の某店舗であるが、もはや一般名詞化してしまった感がある。 「苗場」と同義。 トーナメント(トナメ) 全国対戦モードのこと。QMAのメインとなるモードであり、単に「対戦」「QMAをプレー」と言った場合でもこのモードのことを指している。主にトナメと略される。 トナメの評価がゲームの評価に直結するといっても過言ではない。クラス上下の条件のバランスが取れていた(修正後の)QMA4などが高評価とされ、昇格試験のため異常にハードルが高かったQMA5や、魔力ポイント、レッスンモード、リエル組の流行などにより、迂闊にトナメが選択できなかったQMA6は評価が特に悪いとされている。このことを考慮すると、誕生日アイテムのおかげで下位荒らしが横行し、バランス崩壊を起こした現バージョンは悪い部類に分類することとなるかもしれない。 昇格試験や魔力ポイントのように「トーナメントをプレーする」ことを前提としたシステムには批判が高まる傾向にある。どんなプレースタイルをとろうとそれはプレイヤーの自由であり、それを制作サイドが制限するのは問題があると捉えられるからであろう。 6以降ではトナメ以外のモードが充実しているためか、トナメから淘汰された人がそれらのモードに走ってしまい、ドラゴン組の強さがさらに跳ね上がることになった。具体的には、5から登場した検定試験(6ではレッスンモードも同様の位置関係となる)、7から登場した協力プレー、8から登場したサークル対戦、賢者の扉2から登場したワールドホウキレースなどがそれに該当する。 通り名 本作から導入されたシステム。CNの上の欄に特定の文章を挿入できる。 主にクマフィー獲得と連動して入手可能だが、検定試験では検定テーマごとに、協力プレーではボスモンスターごとに、誕生日記念杯ごとに手に入る。 ボスモンスターはラスボス・中ボスを問わないため、中ボスの分岐が特に多くなり、協力プレーの周回による売上確保を狙っていることが窺える。特に天の学舎に入ってから、最終ダンジョンでもないのに4月のダンジョン「魔導温室植物園」では早くも5種類の中ボスからランダムに登場することが判明しており、これから何種類の分岐が登場するのかと騒がせている。とはいえ、これまでアイテムをドロップしなかった「ハズレ」と揶揄されてきたボスモンスターたちにも光明を与えたとも言えるだろう。 過去にモンスター討伐や記念杯成立の経験があっても、再度討伐・成立しないと通り名がもらえない。 挨拶コメントと異なり、複数組み合わせることはできない。そのためお気に入りの通り名を入手してしまえばそれを上回る通り名でない限りわざわざ手に入れる必要がなく、通り名による2周目以降の誕生日記念の意義が薄くなっているとする指摘もある。 ドッペルゲンガー 自分と同じ名前のCOM。普通は出現せず、バグによってのみ出現。COMにスタッフや既存プレイヤーの名前などを付けたいわゆるダミープレイヤーではない。天の学舎での発生報告は今のところない。語源は「生きている人間の霊的な生き写し」を意味する心霊現象のドイツ語。綴りはDoppelgänger。 QMA7以降報告がなかったが賢者の扉で復活、自身がCOMになってしまうバグや店内対戦や協力プレー、全国大会、魔龍にでも出現するなどの進化(?)をとげた。協力プレーでは自分自身ではなく回線落ちして消えたはずのプレイヤーとパーティに入るはずのプレイヤーが入れ替わるバグも存在。KONMAIクオリティーを炸裂している様子。なぜか自分自身がCOMになってしまう、協力プレーでの回線落ち+ドッペルバグHUM4人縛りのあったQMA2初期にもいた 同種のバグとして前作ではドッペルバグ+COMがすべてフェアリー組体験入学生ののシャロンになる、おそらくはプレイヤーがフェアリー組かつCNが「未初期化です」という名前のレオンになる現象も報告されている。これもQMA6初期以来の報告である。 QMA6の生徒クエストのモチーフともなっていた(ちなみにユリは依頼文で「どっぷりなんとか」と言っている)。当のQMA6ではCOMとプレイヤーの合否が入れ替わるドッペルバグまで発生していた。 同じCNを使う他のプレーヤーを指すこともあるが、普通は言わない。人気のアニメキャラなどではよく見受けられる。デフォルトネームに戻された時にはそのような意味で使われることが多い。その他中の人関係で名前を付けると被りやすい。 同じキャラクター(さらに同じ外見)で自分より遥かに強いプレーヤーの意味でもある。「ドッペルゲンガーを見たものは死ぬ」という伝説が由来。ただしゲーム新規開始直後(主にフェアリー・ガーゴイル等)ではデフォルトの格好同士が戦うのは避けられないため、この場合は普通は言わない。ことにアイテムやキャラが大量削除されたQMA7では「○○かえせ」「○○をだせ」CNとともによく見受けられた。 比較的人気の高い格好(シャロンの白ビキニなど)をしていると外見ですら全く同じようなことになることも・・・ 本作では着ぐるみヘッドの大量追加により顔も体も完全に同じにすることが非常に容易になった。完全に覆い隠されるとキャラクターボイスや動作で判断しなければ誰であるかわからない。 飛び級 辞書的な意味では「1等級以上を飛び越して上の等級に移る」こと。これから転じて、白金賢者からいきなり宝石天賢者に昇格することにも使われる。 宝石賢者の昇段や宝石天賢者への昇格の条件がプラチナメダルの獲得枚数で決まっているため、このようなことが起こる。賢者の扉においては、低階級のキャラが魔龍やホウキレースなどで一度に大量の石が手に入った場合、理論上は見習を飛び越して初級という昇格も起こりうる。 本作では邪神封印で一気に300個手に入るため、転生修練生1級・(転生前にEASYを済ませておいて)邪神HARDで封印成功・PASELIボーナスにより見習を飛び越して初級という昇格も起こりうる。 ストーリー上ではアロエ他4名のキャラその設定となっている。 ドラステ ドラゴン組から落ちずに居続ける行為。また、居続ける人のこと。 「居続けること」の定義があやふやではある為しばしば議論になるが、GTに50クレ以上ドラゴン組に居続けられる者はQMAプレーヤーは全体でもほんの一握りであり、相当な強者といえる。賢者の扉1のレベル制では、ドラゴンLv2までは予選落ちしない限り下がることはなく、「ドラステ」そのもののハードルはかなり低くなったが、レベルが低い場合はフェニックス杯ハイクラスに招かれることもあり、常にドラゴン組でマッチングできるという意味で「ドラステ」というのであればドラゴンLv4以上はないと現実的ではなく、こちらはほぼ毎回決勝戦行きが必須となることから、非常に高い壁である。 賢者の扉2のレベル制では、レベルが上がりづらくなり、ミノタウロス組以上は実力が無ければ上がれなくなったため、今までのシリーズでドラステのプレーヤーでも維持できる人は少なくなった。 ドラゴン組 フェアリー組から数えて6番目に当たる上位組で、4以降現在までの最上位組である。 当然ながら、対戦相手レベル、問題の出題難易度はその作品の中で一番高い。5以降は魔法石1.5倍、優勝時のメダルがプラチナメダル(ただし、決勝にCOMが一人でも混じると、他の組同様ゴールドメダル)など、他の組より優遇されるようになった。 しかし、5~8では3戦での平均成績での昇降格システムの関係上、フルゲートの時間帯にこの組を維持し続けるのは至難の業となっている。そのため、GTに全国トーナメントに参加しつつドラゴン組を長期間維持(ステイ)する、すなわち「ドラステ」は、QMAプレーヤーの大きなステータスの一つである。スタカンその他、不正行為なし(一部問題視する人もいるが、問題回収等は別)でできる人は、QMAプレーヤーでもごく一部である。ゴールデンタイムの対人フルゲートで優勝できれば、立派な上級者である。そうでなくても、ドラゴン優勝でプラチナメダルを入手できるプレイヤーは、全体でもかなり上位の実力者と言える。 5では、難関であった昇格試験(例:ドラゴン組対人優勝)が存在していた為、ドラゴン組でしか条件を達成できない大賢者~宝石賢者になれず、サブカなどに走るプレーヤーもいた。 6以降からは、1~3回戦から前半・後半戦、準決勝のシステムに変更された。しかし、準決勝の大きな壁に苦しんだプレーヤーも多く、ドラゴン組決勝にまったく進めずいわゆる「レッスンプロ」になってしまったプレーヤーもQMA6では散見された。7以降では「協力賢者」になってしまったプレイヤーも少なくなく、メインであるはずのトナメ上位クラスが「廃人隔離場」となっているのが現状である。 8以降ではサークル対戦が実装され、致命的な弱点(特にトナメで非常に出題されやすい左辺3ジャンル)を持つ者がトナメから一斉に「淘汰」されその傾向が顕著になっている。 最上位組という性質上、所属プレーヤーの強さが青天井であるため、フェニックス組とのレベルの差が大きすぎることについて不満の声が多い。そのためか、QMA7ではドラゴン組内で密かにマッチング分けが行われていた(通称「上ドラ・下ドラ」)模様。ちなみにこの「下ドラ」にはドラゴン組昇格後最低3戦し、そこから平均順位4位以上だと「上ドラ」に(つまり通常の組移行条件と同じ)。同じドラゴン組内であるため、一度上ドラに上がると下ドラに落ちず、フェニックス組まで落ちなければならなかった。下ドラについては所属条件が厳しいためCOMが多く入ることとなり、必ずしもうまく機能しているとはいえなかった。「ドラに上がったと思ったらえらく過疎っていた」という声がよく聞かれた。 COMが多く入ることも影響してか、フェニックス組の方が下ドラよりレベルが高いという意見も散見される。同様に、下ドラでも対人決勝で優勝すれば優勝回数にカウントされるため、故意に上に上がらず下ドラにステイし、優勝回数ランキングの水増しをするプレーヤーもいた。 上ドラにしても、稼動後期になると煮詰まって「いかに回収をしてきた問題が出るか」になってしまい、賢竜杯本戦出場者や店舗大会優勝者が事故落ちしてそこと下ドラで楽勝し6クレで上ドラに帰る等ということが頻繁におき、フェニックス滞在者の怒りを買った。 以上のようにひとつの解決策として行われた組分けであるが、新たな問題が「同一モード内での価値の平等」「プレーヤーが楽しくプレーする」という一般的なアーケードゲームの基本方針に著しく反するものであったために反対意見も多かった。結果、8では廃止を余儀なくされた模様。 上記のことから、「ドラゴン組の上」や「フェニックス組とドラゴン組の間」に新しい組の設置やかつて上位組であったケルベロス組の復活を望むプレーヤーもいる。しかし、本作でいうなら稼働が煮詰まってしまえば下ドラは上位陣に押され上ドラと同等の難易度になる。上フェニはかつてのフェニ、下フェニはかつてのミノ程度のレベルに平行移動するだけのことで、初期カードのクラスのガーゴイルはそのまま、ミノタウロスは取り残されて過疎地帯となる。 最終的には、組システムどころか、マッチングシステム自体を変えない限り、いくら組を増やそうとも組の難易度が平行移動するだけなので無意味、という指摘もある。(現在フェニックス組以下が超過疎地域となっている辺りが指摘どおりといえるかもしれない) 組経験値方式になった賢者の扉からはドラゴン組の組経験値減少する条件が最終順位で9位以下と1つ下のフェニックス組(11位以下)より厳しく設定されている。扉season2での経験値減少の厳しさから天の学舎から改善されると期待されていたが、予選落ちの最下位でゲージレベル1本消えたなど相変わらず容赦ない模様。フェニックス以下では緩和された分厳しさを感じるプレイヤーも多くなりそうだ。 ドラフェニ ドラゴン組とフェニックス組の往復スパイラルになる者たちのこと。 この定義もまた曖昧である為、ドラフェニを自称する者であっても、ほぼドラステに近い(事故落ちすることも稀でそうなってフェニ落ちしても3クレでドラへ戻る)ような猛者もいれば、フェニでも燻ぶる実力の者もおり、実力の差が甚だしい。とはいえ確実に3クレでドラに戻れるレベルの人は全体では少数であり、十分な強者と言える。そうでなくても、過去の作品ではGT中にこのレベルを維持できる人も、ドラフェニという言葉のイメージとは裏腹に多くはなかったので、ライトプレーヤーからすればやはり強者といえただろう。 ドラゴンとフェニックスの平均実力の差があまりに大きいために起こることである。システムが大きく変更されない限りドラフェニの存在がとても多い状態は避けられないと言ってよいだろう。Season1初期では予選落ちしなければドラゴンLv2まで勝手に上がり続けるので、ドラハイに招かれさえしなければドラゴン組に残ること自体が非常に簡単になったため、ドラフェニになることは言うほど多くはなかった。しかし、Season1の途中から、フェニックス以上のゲージの落ち具合が大きくなったため、ドラゴン組復帰も簡単にできなくなった。過疎気味のフェニ組での戦績、11位以下のドラ組の戦績の低さから、一番魔法石などの恩恵が受けにくい状態ではないかと思われる。 Season2以降は決勝に残らないと組経験値が増えなくなり組跨ぎのマッチングもなくなった事からドラフェニになる確率が高くなった。本作では強プレイヤーが苦手ジャンルで予選落ちしにくくなったことから、相対的にフェニ落ちしやすくなり、よりドラフェニの傾向が強くなっている。 鳥 検定における最高ランク「SSS」のこと。これを「トリプルエス」と読んでいたことから。検定のランクをSSSにすることを「鳥乗せる」などという。 「S3つ」や「スリーエス」などという発言に「これはトリプルエスじゃなかったのか」という声も聞かれた。
https://w.atwiki.jp/qma8/pages/84.html
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数 さ行 さ行サークル、サークル活動 刺さる サテライト サブカ 左辺 時間貸し 事故 下ドラ 死兆星 自爆 島根県 地味賢 社会 シャローン 自由形式 首席 準決勝 昇格試験 称号者 地雷プレイヤー 白問 死んだふり 人名問 深夜・早朝族 スタカン スタンド ステイ 捨てゲ 素の知識 スパイラル スピード勝負 スポーツ スロープレーヤー 正解判定 正解率 セブンデイズウォー 全国賢者 全国大会 全国ランカー センターモニター 戦犯 全滅 先鋒エース 相殺 サークル、サークル活動 e-AMUSEMENT GATEにおいて、ゲームと連動するグループ。加入すると、今作(QMA8)の新モードであるサークル活動にて擬似的な店内プレーを楽しめる。 刺さる 対戦時の結果の表現のひとつ。決勝や店内対戦において出題した問題ジャンルを全く、ないしほとんど答えられない事。 相手の出題した問題を自分が答えられない場合は「相手の武器に刺さる」、逆に自分の武器で相手がボロボロになる様を「自分の武器が刺さる」というように使う。店内対戦時には炎上ということもある。 サテライト QMAをプレーするための筐体。略して「サテ」と呼ばれることも多い。商業的にはクライアントと呼ぶ。 中身は業務用のPCであり、再起動等時にモニタにOS画面が出てくる。そのときのOSは上下逆さまの表示(逆窓)。 サブカ メインのカードとは異なる2枚目以降のカード。サブカード。 2枚目はセカンド、3枚目はサード等とも言う。 上の高いレベルに辟易して最初からやり直したり、色々なキャラでプレーしたかったりと諸々の理由で作られる。 また、店舗大会でボンバーマンルール(応用編参照)対応のため、故意に難易度を調整したサブカを用意することも珍しくなかったが、6では難易度選択可能になったため、その必要性は薄れてきた。7で単独形式は☆依存に戻り、8では自由形式以外はすべて☆依存になったため、再び難易度調整をするプレーヤーが表れるのではと思われる。 システム等が安定するまで、新規カードである程度プレーした後に前作で使用していたカードを使うプレーヤーも結構いたりする。 QMAシリーズにおいては、1枚のカードで他のキャラクターでのプレーが出来ない等の難点に加え、どの作品にもサブカード対策と見れる要素が実装された事が無い事から事実上の無法状態となってしまっている。 「他のキャラでプレーしたい」等の平和的な目的であっても、スタートラインが初級者と同じである以上、使用者が上級者であればあるほど(手加減しない限りは)プレー環境崩壊に加担する結果となりかねない。そのため、プレーヤーからは所持カード間で一部のデータを共有するシステムの構築や、魔力ポイントに対しても階級とは別の獲得魔法石を設定する等の的確かつ有益な対策が求められている。 但し、スロープレーヤーも存在するため、例えばドラゴン組に修練生が現れたり、フェアリー組にとんでもない猛者がいたとしても、安易にサブカ使いと断定しないほうがよい(特に前者)。 左辺 アニメ・ゲーム、スポーツ、芸能の3分野のことを総称して言う言葉。類義語として「左翼」。正解率グラフでは左側にあることから。 逆に、理系学問、文系学問、社会は「右辺」と言う。 基本的に趣味のジャンルであり、右辺よりマスメディアに取り上げられやすい(特に芸能)ため、3つのいずれかの使い手は多い。ただし個人の趣味に大きく左右されるので、3つ全て苦手という人は多いが3つ全て得意という人は非常に少ない。 時間貸し 1プレーごとに料金を投入する通常の形態と異なり、一定料金で所定の時間内遊び放題となるサービスのこと。一部の店舗で行われている。 料金は1時間あたりおおむね数百円であるが、普通にプレーしていては必ずしもお得ではない。たとえばトーナメント1回15分とすれば、100円2プレーの店舗なら1時間200円となり、時間貸しより安い。QMA5以降のトーナメント形式で決勝まで行って15分で終わる可能性はまず無いため、トナメをやるのは非効率である。 時間貸しの効率のよい利用法は、検定をひたすら繰り返すことである。特に、スコアでなく魔法石が目的であれば、Sランクに達しさえすればよいので、Sランク到達以降の問題をすべて捨てることにより、極限まで効率よく稼ぐことが可能。 事故 対戦相手や問題の関係で予選落ちが続き、普段プレーしている組から降格すること。 特にGTのフェニックス組は、ミノタウロス組から昇格したプレイヤーと、フェニックス組にステイしているプレイヤーなどにドラゴン組から降格したプレイヤーも混じり、対戦相手が偏ってしまう可能性もある。 下ドラ QMA7ドラゴン組内部で2つに分けられていたマッチングのうちの「下位組」のこと。「上位組」の方は上ドラ。 この仕様は表向きには公表されていないが、最初の数プレーは全然人間がいないのに、一定回数プレーすると急に人数が増えて異常に勝ち進むのが難しくなる現象がしばしばおこるので、稼働開始当初からマッチング分けの仕様の存在がささやかれていた。しかし、上ドラでプラチナを取れるが成績が安定しないプレーヤーなどを中心にこの組にとどまってプラチナメダルを狙う行為が横行、プレーヤーの怒りを買った。いわゆる「下ドラのびた」。ドラゴン組内部マッチング廃止の要因のひとつになったといわれる。 死兆星 魔法石の石盤で一番上に埋め込まれる星型の石のこと。魔法石1000個分に相当し、今作では白銀賢者十段から確認することが出来る(QMA5、7も同様)石盤にこの枠が出来ると昇段のスピードが格段に落ちるため、昇段を阻止する絶望の象徴にもなっている。 初出はQMA5であるが、5はフルゲのドラゴン組決勝進出だけで魔法石は160個、プラチナ優勝すれば230個を超えていて最短4~5回で星型石を埋めることが可能であったことやこれが出る前後の昇格試験(白銀→黄金)のほうがずっと厳しかったことから、それほど問題になってなかった。 QMA6では青銅十段から登場し、魔法石効率が落ちたことと合わせ「廃人ゲー」などと揶揄された。元ネタは漫画『北斗の拳』と思われる。 自爆 問題を確認せずに即答をし、不正解を受ける現象。単独不正解などを受けるのもしばしば。 特に分岐のある形式で多く見られる。 対戦時の結果の表現法のひとつ。決勝や店内対戦において、自選の問題ジャンルを全くもしくはほとんど答えられない事。グロ問連発で相手と痛み分けならばまだ良いが、単独不正解を連発したり、他人の単独正解を誘発した日には目も当てられない。主な類義語は「自滅」。自爆テロ:対戦時の出題選択の表現法のひとつ。自爆(前述)することを覚悟で、決勝や店内対戦で鍛えられてないジャンルを選択すること。即答系(特にノンジャンルセレクト)・マルチセレクトが使われることが多い。これで全員不正解が目立てば成功である。 ザキ・ザラキ・メガンテ・メガザル:対戦時の結果の表現のひとつ。順に「自分の武器で1人のみが炎上」「自分の武器で3人が炎上」「自分の武器で全員が炎上」「自分の武器で自分のみが炎上」となる。出典はゲーム『ドラゴンクエスト』の呪文から。 島根県 中国地方にある県。県庁所在地は松江市。旧国名は出雲・石見・隠岐。世界遺産の石見銀山と、縁結びの神様で知られる出雲大社、領土問題の竹島などが所在する。 …と一般には説明できそうだが、QMAに限って言えば島根県は「全国47都道府県で唯一設置店舗が無い県」と説明した方が正しいかもしれない。QMA1の時は設置店舗があったのだが、それ以降はQMA8に至るまでQMA空白地の名を不動のものにしている。 2chのQMAスレで度々見られる「しまんねぇ話」という言葉は、こうした背景が由来となっている。 地味賢 全国ランカーではないので名前が知れ渡っていないが、地域内で上位ランクには必ず入る実力者のこと。 時間的に余裕のない社会人に多いらしい。 社会 クイズジャンルの一つ。QMA6のジャンル再編で新設された。 出題内容をランダムクイズのサブジャンルで分けると、地理(QMA5までの学問から)、政治・経済(QMA5までの雑学から)、その他(主にQMA5の雑学からが主流)となっている。 雑学から分割されたジャンルであり、問題も雑学的なものが多いが、旧学問から地理が入ってきたことと、ジャンル名が学問っぽいため、人によっては(というか学問が苦手な人には)学問と認識される場合もある。前者に関しては、そんなこと言うなら文系学問だって旧雑学から言葉、理系学問だって旧雑学から動植物問題が入ってるだろという話になる。 後者に関しては、大門氏曰く社会というジャンル名は社会科のことではなく世の中のことを指しているらしい。 また、時事問題が多い(特に政治経済)等、文系学問や理系学問より癖の強いジャンルであり、右辺の中で社会だけは苦手もしくは得意としている人も少なくない。 ジャンルの性格上、QMA6で新設された「ニュースクイズ」が頻発するジャンルでもある。 「地理」の出題内容は「日本地理」「世界地理」「地形」「気候」「農業」「工業」と高校地理に準じた内容であるが、時折QMA5にあった世界遺産検定(同名の実在の検定を元にしたQMAオリジナルの問題群)からの流用も見られる。ジャンルの性質上、国や都道府県などを地図から選択する画像タッチ問題がよく出題される。 QMA8で画像タッチ問題の出題率が引き上げられたためか以前より武器として使いづらくなったとされている(東欧の地図問などは凶悪ではあるが)。 しかしながらそのとっつきやすさもあり社会の中では人気が最も高いサブジャンルである。 「政治・経済」の出題内容は高校の「政治・経済」が主であるが、中には政治学や理論経済学や経済史など大学レベルの問題もみられる。また政治家のゴシップやエピソードなども出題される。軍事、警察組織といった公安や国防に関する問題もここから出題。企業名を答える問題も多い。企業名はライフスタイルでも出題されるが、ここでは非メーカー系企業(ライフライン、流通企業等)を中心に出題されているようだ。 「社会その他」の出題内容は、教育(主に大学)、宗教、交通や観光(行楽地、旅行に関する小売業等)に関する問題もここから出される。かつては神話問も含まれていたが、6の稼動途中で文系その他へ移動した。交通関連の問題は若干プレーヤーの居住地に影響されやすい。とくに地下鉄や関東・関西ローカルの私鉄ともなるとかなり差が出る。 観光関連では遊園地関連の出題が目立つ。閉鎖された遊園地の多答や開園順や閉園順、ジェットコースターの最高速度まで聞く問題もありかなりの難物となっている。 シャローン CPUシャロンのこと。プレーヤーのシャロンとは似て非なるもの。 元ネタは「(´・ω・`)ショボーン」と「(`・ω・´)シャキーン」。涼宮ハルヒ界隈における「ちゅるやさん」も同ネタだが、世に出たのはシャローンの方が先。 何気にアロエのフィギュアの付属品としてフィギュア化までされている。 デフォルト名はトゥエット、レイア。HUMでも回線切れなどでCPUになるとシャローン化する。 回答後のちびキャラのリアクションが顔文字化しているのが特徴。QMA2から登場(正解時のは3から)。 そのユーモラスな表情ゆえ、タカビーお嬢様のシャロンとは別キャラといってもさしつかえなく、違う意味で人気の高いキャラである。 ちびキャラが全面リニューアルされた今作でも、あの顔文字は健在。大ジャンプとアクションは派手になったが、基本デザインの影響でわかりづらくなった。 自由形式 QMA8にて統合形式に代わって導入された形式。統合形式では組み合わせが4種類に限定されてたのが自由形式になったことにより自由に組み合わせられるようになった。サブジャンルも選べる。 形式自体は修練生から使うことが出来るが、それまでに開放した形式しか使うことが出来ない上、使用する3形式を全て☆4以上にしないとEASYしか使えないため、武器として使うにはそれなりのやり込みが必要となる。 HARDを使うためには使用する3形式を全て☆5にしなければならず(いくら☆を増やすノルマが減ったとはいえ)大変である。 全然予習が進んでないジャンルを敢えて投げる場合に使う手もある。当然EASYしか選べないが、それでも☆1か2の形式よりは強いので有効である。 基本的には3形式回収した人がその3形式で組むパターンが多いが、2形式しか回収できない(2形式なら回収できる)人がその2形式と得意な(好きな)サブジャンルで組むという手もある。得意なサブジャンルであれば素の知識でも答えられる可能性が高いのはもちろんだが、運がよければ回収した2形式のどちらかが出てくれることも期待できる。 1つだけ苦手なサブジャンルがある人や、1形式しか回収できないけど難度を選びたいという人が2サブジャンルと回収した1形式で組んでいることもたまにある。理論的には全部回収した1形式から出てくれる可能性もあるがかなりギャンブル性が高い。 首席 学校内(店舗内)の月間魔法石獲得数で1位になること。 首席を獲得すると、その学校内でプレーした時に限り、店内対戦を含めた対戦者紹介や結果発表の画面でキャラクタネーム脇に称号アイコンが表示される。 また、センターモニターのプレー状況が金色に表示される。 よく間違われるが、「主席」(東洋圏で用いられる代表者の呼び方)ではない。 QMA3ではホーム店舗に設定していた学校でのみ首席を獲得できる権利を有したが、QMA4以降はホーム店舗の概念がなくなり、複数校の首席になることも可能になった。 上記の称号校における首席は、通常店舗の首席よりも称号アイコンが豪華仕様になりそれに憧れる人も少なくはないが、称号校を獲得すること自体複数人による協力が不可欠である。 当然ながら、首席を獲得できるのはその中の1名なため、熾烈な競争となる。 特に超名門校首席は全国でたったの1名という狭き門であり、単純に個人で獲得魔法石を全国1位にすればいいわけではないので、狙って獲得するのは至難の業である。 もっとも首席という称号は仕様上のことであり、どれだけ多くのプレーを行ったかの指標だけであるため、(スタカン(応用編参照)プレーヤーの場合もありえるため)首席プレーヤーがそのまま強豪者とは限らない。 また、店により首席の水準が異なる。過疎校であっても首席になるのに1万個以上の魔法石が必要な場合もあれば、逆に1000個台でもなれることもある。要は、(自分以上に)やりこんでいるプレーヤーがいるかいないかの差。 準決勝 QMA6以降のトーナメントにて実装されているステージ区分。 予選通過者10名が参戦、出題される8つの問題を解いていき、点数上位4名が決勝に進む。 QMA6稼動初期ではノンジャンルに固定であったが、extraからは予選以外のジャンルが出題されることがあった。 QMA7以降では、予選同様前半・後半にジャンルと形式を分けて出題するため実力とギャンブル性が高くなった。 昇格試験 QMA5に実装されていた、昇格するための関門。試験に合格するまでは魔法石は一切支給されない(いわゆるカンスト状態)。 最初の方は「予習を合格する」「2回戦に進出する」等簡単な内容だが、大賢者以降は全てドラゴン組で達成することが条件になっており、ドラゴン組で対人3人の決勝戦で優勝する(黄金賢者(1回)、白金賢者(累計2回))、ドラゴン組でグランドスラム(宝石賢者、ただしアイス可)など、最後の方はきわめて厳しい内容だった。また、所属組によってクリア条件を変えなかったために、上のクラスに所属する人間が相対的に不利になる仕様であったり、バグを利用した合格があったりと、色々と問題が多かった。 あまりの厳しさにプレーヤーの少ない深夜・早朝に営業している店で昇格試験に臨むプレーヤーも多かったが、決まって「番人」ともいえる強者が1人はトーナメントに混じっているのが通例だった。「番人」は左辺や雑学、ノンジャンル等の対策しづらいマルチセレクト使いも多かったため、こちらからの武器が何も通用せず、逆に「番人」の武器が強烈で何も出来ず絶望感だけを与えてプラチナメダルを奪い去るのもしばしばであった。 「トーナメント優勝」が条件のクエストは1つを除けば「フェニックスかドラゴン」「ドラゴン限定」なのでかち合ってしまい、賢者や黄金以降の試験相手でも譲ることが出来ないのも問題のひとつであった。 昇格試験が導入された背景にはQMA4で余りに多くの宝石賢者が量産され、階級と実力が釣り合わない事例が多々あったことへの反省からだが、試験の内容が調整不足というべき出来だったが、あまりの難度から多くのプレーヤーがサブカに走ったり、試験内容に不満を持つ結果となった。結果、QMA6では昇格試験は廃止され魔力ポイントが導入されたが、仕様が判明した後は半ば形骸し、QMA7に廃止された。今後は実力と階級がある程度比例することから、難易度を調整して再実装すべきか別の形のシステムを導入が必要という声も聞かれる。 称号者 全国大会の上位者に与えられる階級。 QMA4の登場では「賢○参上!」のエフェクトが入る。QMA5ではガイド役の講師が「手ごわい(強い)相手がいる」のセリフが入る。QMA6以降では容量の関係か何も起こらない。 地雷プレイヤー 協力プレーで、階級の割り(特に白金賢者以上)に強くなく、同行者の足を引っ張るプレイヤーのこと。当然、他のモードでは当てにならない。 特に、協力プレーがメインでトーナメントにほとんどプレーしていない白金以上のプレイヤーも少なからず存在し、協力プレーだけでプラチナメダルを稼いで天賢者になることも可能なので階級の割りに問題を答えられないプレイヤーが以前にもまして増えてきたと見られる。 全国大会で天賢者が仲間になったと思ったら、協力未プレイの名の知れない賢者に負けたりする。QMAの偶数作は階級は当てにならないの最たる例だろう。 ひどい場合になると全国大会や魔神戦で捨てゲをしている天賢者もネット掲示板やTwitterやSNSで報告されている。これは紛れも無く迷惑行為であり、実際に行っていれば晒されても文句は言えない。 白問 ノンジャンル問題のこと。ノンジャンルのシンボルカラーが白(ダイヤモンド)であることに由来。 文字通り、全てのジャンルから分け隔て無く出題される。高得点を得るためには、ジャンルに偏らない広い知識(あるいは、得意分野ばかりが出題されるだけの運)が必要となる。 なお、extraになる前のQMA6においては準決勝がノンジャンル固定であった。そのため、ジャンルに偏らない安定性を持っているかどうかが問われる事となり石臼に有利になったかと思いきや、実はノンジャンル固定にすることにより、トーナメントの性質上「得意ジャンルの続いた後の準決勝は苦手ジャンルに偏る」ということがなくなったため、茶臼に有利な仕様変更であった。 蓋を開けてみれば殆ど特定ジャンルでした、なんてことも当然ある。そのあたりは時の運。 全ての問題からランダムに選ばれるため、6以降では問題数の多いアニメ&ゲーム・スポーツ・芸能が多く出る。そのため、右辺より左辺に強い人ほど有利になってしまっている。「ノン」と称する以上、問題数が違うとはいえジャンルの偏りはあってはいけないはずであるが、現在(2011年10月時点)のところ修正される気配はない。ジャンル分割で左辺の使い手が不利になったんだから偏って当然という左辺使いが多いが、本来はジャンルを分割したからにはジャンル分割後のジャンルの中で平等にすべきであり、旧ジャンルどうこう言うのは根本からして間違っている。 ノンジャンルのランダム(旧ランダム5)は全ての問題から出題される為、幅広い知識が問われるジャンル・形式である。 ノンジャンルでしか出現しないノンジャンル専用問題も、ごく僅かながら存在する。問題の絶対数が少ない上にノンジャンル限定なので滅多にお目にかかれない。問題文は複数ジャンルにまたがる内容であることが多い模様。たとえノンジャンルを選択しても1問毎に所属ジャンルが表示されるQMA4・5のホウキレース全国大会でのみ、ノンジャンル専用であることが確認できた。 死んだふり 上位組滞在の実力のあるプレイヤーが全国大会で組分けテストで故意に低い点を取り、本番では大将になって勝利を掻っ攫っていくこと。低順位でチーム分けテスト終了が実力がないだけと考えていると痛い目にあう。 チーム分けテストが未見ばかり、苦手分野ばかりなので仕方なくラスを取る、大会ポイント・クマフィー・プラチナメダルに興味がないので魔法石が結果固定だから魔法石狙いと割り切って意図的に低順位を取る、または同店舗に同じ問題を解いている人がいるので同一チームを狙う、など種々の理由で発生する。 あまりに露骨にやられると相手がエース級2人+準エース級1人でこちらが準エース級1人+その他2人などという事態になったりする。これは極めて危険な状況であり、避けたいところである。一方のチームが上位を独占し、こちらの大将が相手の先鋒に敗北とかしかねない。 先鋒エースが発生する要因になることもある。 人名問 読んで字のごとく、人名を答えさせる問題の総称。 出題は偉人からアイドル、アニメ・ゲームに登場する架空の人物まで幅広い。 旧パネル総合、旧キーボード総合からの出題がほとんどである。以下ありがちなミスをあげる。文字パネル、スロットは選択肢に形が似た文字の存在しないかや、同音異字(「伊藤」と「伊東」等)に注意して回答すること。 並べ替え、キューブの場合は解答を確定する前に日本人やカタカナ人名の苗字と名前が入れ替わっていたりといった事故に注意する必要がある。別の苗字・名前が作れることもあり大荒れになることもある。 タイピングは苗字か名前のどちらかを解答する問題と、フルネームで解答する問題が存在する為、名前でつまづくプレーヤーもいる。中には同じ問題なのに苗字か名前のどちらかを解答する問題と、フルネームで解答する問題の2パターンあるものも存在する。 知らなかったらまず無理なので考えうる答えを入力して問題回収するしかない。 エフェクトはとても厄介。高難易度になると特殊読みをしたり、特殊読みと普通読みが両方入っていたりする問題が多数ある。たいていはフルネームを聞いてくるが、文字数の関係で苗字か名前どちらかだけの場合もある。 旧セレクト総合、旧マルチセレクトでは以下のような問題がたまにある○×・四択では、有名人のファーストネームや本名を選ぶ問題がある。 連想では、共通する名前の有名人の苗字をヒントに名前を選ぶ、もしくはその逆の問題がある。 順番当てでは、有名人の名前を作るアナグラム問題や、難読人名を五十音順に選ぶ問題がある。 線結びで、同じカテゴライズに属した人物達の(特定のグループのメンバー、特定のアニメのキャラクター、等)苗字と名前を正しく組み合わせる問題がある。 深夜・早朝族 ゴールデンタイムを避けて深夜,早朝にプレーする人たちのこと。ツチノコともいう。 GTのように強敵が多くなく比較的ゆるい時間帯とされるが、それでも強敵を避けることは運が絡む。本業の関係上この時間にしかプレーできない人も少なくない。 QMA6では魔力ポイントシステムの関係上、フルゲートになりにくい時間帯でのプレーは(魔力ポイント狙いの場合)かなり貧しい思いをさせられた。 逆に言えば場合によっては2桁人数でもプラチナを取れる人の深夜・早朝専用サブカに出くわすことがあるので、必ず強敵を回避できるとは限らない。QMA8では人の少ない魔法石の効率の悪さを区間賞で補える上、クマフィーに「ドラゴン組グランドスラム」「ドラゴンで3連勝」があるので強敵出現率が上がっている。 QMA5では昇格試験が厳しかったため、6とは逆にこの時間帯のプレーが人気であった。特にサーバメンテナンス終了時(午前7時)に開店する店では、QMAのみ即満席の大人気で、他の筐体はすべて空席、なんていう異常事態もあった。 スタカン スタンド(次項)とカンペの連称。 店舗大会でのスタカンは禁止されていることが多い。それに魔神討伐など回答速度で後れを取っては予選落ちなどが考えられる場合には基本使えないと思っていい。 スタンド 他人に教えてもらいながらプレーすること。元ネタは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。 一見、立派な不正行為の様に見えるが、下に示す理由からある程度は認めざるを得ないものである。 QMA3~5のユウに憑いていたサツキの姿から「サツキお姉ちゃん」とも。シューティングゲームの用語に由来する「羽織プレー」と呼ぶこともある。 1人プレーより有利になることはまず間違いないため、特に上級者には一大不正行為と見られがちである。が、QMAの椅子自体2人掛けが事実上の標準であるせいもあってか賛否両論分かれている。特に近年の作品では遅くにデビューした人の一刻も早い上達を願い敢行されることがある。元々KONAMIは多人数プレーを推奨する立場であるように見受けられる。ユーザーの取り込み等を考えれば、当然と言えば当然とも言える。 シリーズを重ねるにつれてプレーヤー間のスキル差が大きくなっているため、初心者の上級者同席プレーは単なるアシストのみならず、サブカによる下級荒らしから初心者のモチベーションを守る手段となりえる。 スタンドとして最高かつ驚異的なのは自分の弱点を補ってくれるような関係にある人をスタンドに使うことであり、これにより強敵を撃破出来ることもある。逆に同じような趣味と正答率を持つ人を集めると「船頭多くして山に登る」という結果になることが多い。 上記の事から逆に宝石賢者等プレー回数の多いプレーヤーや累計ランキング上位者が行うと叩かれる可能性大。ランキングはあくまでも「個々人の実力を示す指標」と考えている人が多いためであろう。載りたいなら自力で攻めましょう。 協力プレーではスタンドは逆に歓迎されるため、見た目では判断しづらくなった。 ステイ ステイシス。組の往復もなく現状維持のこと。「ステ」とも言う。(例 フェニステ⇒フェニックス組で維持している状態) 対人環境で「ドラステ」、即ちドラゴン組から落ちることなく滞在しつづける事が出来れば立派な上級者である。QMA7よりは今回のほうが上級者には楽だが、中級者には厳しい。 対義語は「スパイラル」。 捨てゲ 何らかの理由で勝負を放棄し、ダイブする、適当に入力する、無回答でOKを押すなどして、得点を取らないプレーのこと トナメなどにおいては「敗退者が一人増える事で自分の勝率が上がる」と考えている人もおり、時と場合によっては容認される。ただし、時間切れによる無回答など、他プレイヤーに実害が出る形でのやり方は迷惑極まりないため、嫌われる。(やるなら即答が望ましい) 自販機やトイレが近いからなどと、プレイ中にもかかわらず席を立ち、用事を済ませにいくのも同様である。 現在の所属組で続ける事をキツく感じたプレイヤーが、下位組へ降格するために、わざと低順位を取るケースも多い。 「といれにいきたい」などタイピングで理由を述べ、一刻も早くトイレに行くために予選で落ちるべく捨てゲを試みる例も見受けられる。 タイピング問題を終始ボケ回答に用いて遊ぶタイプのプレイヤーも見受けられる。そのボケに乗っかるか否かはプレイヤー次第。 選択問題などにおけるダイブは、人によっては「捨てゲ」では無く、「戦略」として勝ちを狙ってやっている場合もあるので判断がしづらい。 時には『タッチパネルが反応しなくなった』などの筐体トラブルにより、時間切れの状態とならざるを得ない場合もある。 協力プレー、全国大会、魔神戦など、他のプレイヤーにも影響を与えるモードで捨てゲを実行すると多大なる不快感を与える。 素の知識 答えの分からない問題については回収して後で調べたりすることが多いこのゲームで、回収せずに元から持っている知識のみで解答すること。 無論あればあるほど有利だが、QMAは古いバージョンからの既存問も多いので問題回収も効率がよい。 スパイラル 略して「スパ」とも。組を行ったり来たりすること、もしくはその状況の人のこと(例:ガーミノスパ→ガーゴイル組とミノタウロス組を行ったり来たりする人)。得意と苦手の差が激しい人、安定して好成績を出せない人が陥りやすい。⇔ステイ QMA5以降は昇降格基準が最近の3試合と短い為、スパイラルに陥る人が大量発生中。 過去シリーズでは、QMA1での勲章の数による賢者・大窓、QMA2での経験値増減による白銀・青銅でスパイラル等がある。また、QMA4ではせっかく(上位に入れそうにない)ドラゴン組から逃れたのに直後の優勝で逆戻りする『ドラフェニスパ』が有名。判定基準が『直前5戦の平均が3位以上』or『優勝か100点獲得で即昇格』であり、この非常に昇格しやすい仕様が状況に拍車をかけていた。 スピード勝負 文字通りの問題を解答するスピード。 これは初心者orライトユーザーと熟練者orヘビーユーザーでの技術差とも言える。 予選100点やドラゴン組決勝や全国大会では、わずかなスピードにより勝敗(結果)が大きく変化する・・・ スポーツ →赤問 スロープレーヤー 本業の都合、あるいは時間や金銭的な問題でプレー回数が少なく、その結果進行が遅くなるプレーヤーのこと。学生プレーヤーに多く見られるようだ。 熟練したプレーヤーの中にもスロープレーヤーは多いため、稼動から数ヶ月経過したドラゴン組に修練生や見習~初・中級魔術士などがいても安易にサブカ使いであることを疑わないほうがよい。 但し、賢者が増えることや全国大会の開催によって魔法石の獲得個数が増えること、プレイ料金が下がることを狙って意図的に遅くプレーしているスロープレーヤーもいる。 正解判定 画像タッチ形式における問題の画像の部位の内、そこを指定して解答すれば正解となる範囲のこと。仕様上、この範囲を断定するのは非常に困難である。 これが肝心の対象(描写体及び被写体)に無くまるっきり関係無い位置にあれば「嘘問」として成立し、対象にあってもその範囲が極端に狭かったり関係無い位置にあったりすれば「悪問」となろう。幸い、両者とも未確認。 更に広い意味で述べるとすれば、セレクト系三形式における正解選択肢の「押しボタン判定」も含む。 主に社会(地理)で出題されることの多い略地図から場所を指定する問題はかなりの曲者で、小さな島や半島、地峡を指して答える問題はついつい海域を指定してしまったり、後者に至っては何処からが正解判定になっているのかを決めるのが困難である。この様に陸地ならまだしも明確な境界が存在しない事が多い海域は更に困難であり、その極めつけが海峡である。上記問においてしばしば出題される都道府県指定型の問題では面積の狭い県が、国指定問題では細長いチリなどが厄介である。 県や市等自治体や国を答える場合、島嶼部・飛び地も所属自治体がカウントされる。淡路島は兵庫県扱いされるなど。 正解率 主に二つの意味で用いられる。 あるプレーヤーがどれだけの割合で正解してきたか。いわゆる「個人正解率」。マイルームやセンターモニター、e-AMUSEMENT GATE(有料コースのみ)で確認できる。正解率のグラフはこの「個人正解率」を元に生成される。 集計の対象となるのは全国オンライントーナメント、魔神討伐。 この数値が高いほど優秀なプレーヤーであると言えるが、集計対象モードに参加した回数が著しく少ないと信憑性が低い。 ある問題が出題されて正解した人の割合。正しくは「全国正解率」。集計の対象となるのは、予習、店内・サークル内対戦を除く全てのモード。 問題によっては正解率が表示されていなかったり(-%)、集計打ち切りのものもある。 実力テストや検定で頻繁に出題される問題は通常のものより数値が高くなる傾向にある。 QMA3の初登場時は出題と同時に表示されていたが、QMA4でプレーヤー本人解答後表示、QMA5で正誤判定時表示と変更されてきた(QMA8では本人解答後表示)。 作品ごとの集計期間は限られているが、旧作からの引き継ぎ問題は、作品を重ねるごとに正解率が上がる傾向にある。一見難問でも、ドラゴン組ですらすら答えてくるのはこのケースが多い。 また、★の多少によって出題される組が変わるのも影響する。具体的には、★が多いほど上位の組でしか出題されなくなるが、★が少ない(下位の組でも出題される)にもかかわらず下位の組では全く手も足も出ない問題は、正解率が一見低く見える。この場合、ドラゴン組のプレイヤーにとってはさして難問ではないので、これまたすらすらと答えてくることになる。 ダミー選択肢や引っ掛け文字等で誤答しやすい問題は見た目が簡単に見えても、正解率が低い場合もある。 あくまでも「一般正解率」の事では無いので、解釈に気を付けよう。 セブンデイズウォー QMAの問題制作・作品監修を手がける、大門弘樹氏が代表取締役社長を務めるクイズ制作会社。 ちなみに、An×Anの問題制作を手がけている会社は「セブンワンダーズ」という。非常に紛らわしい。 全国賢者 下記の全国大会にて必要な魔法石の大半を稼いで賢者になったプレイヤーのこと。 全国大会における魔法石効率が高くなった(1プレイで100個以上入手可能になった)QMA5以降で急増している模様。 全国大会 QMAにおいて不定期で開催されるイベントの一つ。 上位入賞者には称号が与えられる。詳細は賢神・賢帝・賢王・賢将を参照。 今作では、前作同様チーム形式での実施となるが、新要素や細かいルールが変更されている。 QMA1(イベント)は5の検定試験に近い内容(出題内容は初回を除きランダム1~3)、QMA2・3ではトナメ決勝や店内対戦と同じ4人対戦形式(ただし2は全員ジャンル・形式共通/3はジャンルのみ選択のランダム5縛り)、QMA4・5では箒レース、QMA6においては全国トーナメントとほぼ同じ仕様となっている。 QMA2・3では階級によっての組み分けがされていたが、QMA4以降は無差別にマッチングするようになった。ただし、4と5では全国大会自体の成績による組分けがなされていた。 問題の難易度も非常に高くなることもしばしばあり、中級者ユーザー以下では苦戦が強いられることが多い。 全国大会でプレーすると魔法石も通常より多くもらえる。ただし、ドラゴンに永遠ステイ出来る人の話によると、1プレー辺りの石効率はドラゴンのほうが上とのことである。獲得魔法石1.5倍の補正で15人と戦うことになるのだから当然だが、そもそも実力が無いと維持が困難な気が……。 まれにAOU等別大会の予選選考会を兼ねていることがある。当然そういう大会はいつもよりもハイレベルになるので注意。 QMA7以降ノンジャンルは選べず、時間切れの場合アニゲが選択されるようになり、アニゲが得意な人に有利になってしまっている。 QMA7以降ではプラチナメダルが獲得可能になったため、上級者には荒稼ぎのチャンスである。QMA7最後の全国大会となった第8回大会は、「学期末」ということでプラチナメダルを稼ぎたい上位レベルのプレーヤーが多く参戦し、全体的にレベルが上がった。 しかしQMA8では増数の魔法の導入により区間賞を3つ取るのが困難になりプラチナメダルを稼ぎづらくなった。 全国ランカー 公式サイトで全国ランキング100位以内に入っている強者達。 QMA4ではランキングが魔法石の数で決められるシステムになったため、プレー回数さえ多ければ誰でも上位にランクされるようになっていた。QMA6~8もそうだが魔法石補正の関係でドラステしていないとキツい。 QMA5より新設された、いわゆるプラチナランキングがそれに代わるものだったが、QMA7以降では全HUMの決勝でしかプラチナメダルが取れなくなったため、QMA6よりは復権したが、下ドラでもプラチナメダルが取れてランキングに乗せることが可能なため、その復権ぶりが揺らいでいた。 今作はいわゆる下ドラでの稼ぎが出来なくなったためその価値は復権したものの、ランキングを見る限り極めてトナメで入手しにくくなっていることが判明した。 QMA6では新設された魔力ポイントランキングがそれに代わるものと言えたかもしれない。 センターモニター モニターと、その下にカード挿入口がある大きめの機械。センモニ・センターステーション・センターユニット・メインモニターなどとも呼ばれる。 店内各サテのプレー状況、インフォメーション、各種ランキング等を表示している(操作が必要な場合あり)。 一見、でかい割にはたいした機能がないように見えるが、店内のサテを統括する必要不可欠な機械である。 センモニ1台にサテは16台までしか接続できないため、店舗によっては複数設置されている場合がある。 QMA4以降、カードを差し込む(QMA8以降はタッチで参照させる)ことで成績閲覧などが可能(プレー後に1回のみ。再度閲覧するには再びゲームをプレーする必要あり) 。 QMA1・2ではエントリーカード(磁気カード)の自動販売機も兼ねていた。 QMA3ではQMA2カードからe-AMUSEMENT PASSへのデータ引継ぎに使用された。 ちなみに、コナミネットへの回線接続とモニタ表示は別機能であり、電源から並列につながれているため、モニタ表示が死んで再起動し易い店舗でも回線は丈夫ということは良くある。もちろんその逆もしかりであるが、そういう店舗でQMA5~6時代プラチナ稼ぎをすると叩かれる可能性があった。 中身はサテと同様に業務用PCであり、Windows Server 2003が動作している。 店舗によってはモニターの部分に市販のPC用モニターを入れている場合がある。恐らく純正モニターが故障したため、市販品で代用しているものと思われる。 ランキング表示画面で「←」ボタンと「→」ボタンを同時に長押しすると早送りすることができる。 戦犯 協力プレー、魔神戦などで三人がノルマ前後の点を取る中、一人だけ低得点だったが故に敵を倒せなかったという状況における「一人」の側を指す。 もしくは全国大会で完全勝利を逃したりチーム敗北の主因になったプレイヤーを指すことがある。当然ながらプレー結果や魔法石結果に直結する。 高得点を取った側が低得点者に文句として言う場合と、低得点を取ってしまった当人が自己嫌悪として言う場合がある。これを理由にして、前者が後者を「晒しスレ」などで晒したり、個人のブログ・日記などで話題にして文句を言うなど悲しい事例も起きている。上記の行為をすると、まったく関係ない人達から非難を浴びる可能性が高いので、この行為はしない方が望ましい。 意図的に点を取らない「捨てゲ」とは異なり、低得点であったからと言って当人に悪意は無いor仕方のないケースがほとんどである。 全滅 グロ問により、自分を含めたプレーヤーの回答表示に×が一斉に並ぶ事。 これが続くと、突如現れた空気問の解答速度が勝敗を左右することもままある。この極致が所謂ラブゲームである。 ちなみに店内対戦時に生じた場合、「炎上」「大炎上」と呼ぶこともある。 QMA7・8全国大会だと両チーム等しく減点となるか、8では守護の魔法のオンパレードになることも。 先鋒エース 全国大会モード時、エース(クラス分けで1位or2位)になりながらも先鋒(本戦チーム内最下位)になってしまうこと。「予選病」とほぼ同義。 主にジャンル運が悪いために起こる。人気があるうえに時間切れでも選ばれるため選ばれ易いアニゲが苦手な人によくある。 組み分けテストで炎上したにも拘らずエースになってしまった場合にも起きやすい。 実力者の死んだふりが原因で発生することもある。まれに気楽にやりたいがために、エースを取れる実力がありながら取らずにアシストに徹している人もいる。 また、エースのプラチナ阻止のために意図的に低順位を取っている人もいる。いずれにせよ、低順位で実力がないとは限らないため、そういった人が自チームになった場合は発生しやすく、この場合はむしろ好都合である。 響きだけではいい感じに聞こえるが、当にとっては屈辱的なことであろう。 相殺 対戦時の結果の表現法の1つ。決勝や店内対戦において、参加者4人が全員(厳密に言えば全く同じタイミングで)正解する事。ちびキャラが魔法力を放つモーションの後、誰にも雷が落ちずに霧散する状態から。 これが連続で続くと、1ミス・遅答が命取りとなるため、緊迫感が増す。
https://w.atwiki.jp/qma9s2/pages/121.html
2013/03/21 バージョンアップとして「QMA賢者の扉 season2」が発表されました。 賢者の扉を導入している店舗は4/1にオンラインバージョンアップにて自動的にseason2になるようです。 {※管理人より 変更点が多様に及ぶ場合は、別にwikiを立ち上げるつもりでいますので当面このページの編集でお願いします。} QMA賢者の扉からの変更点 QMA賢者の扉からの変更点新要素階級に転生仕様追加 キャラクター関連生徒キャラクター 先生キャラクター ゲームシステム ゲーム内容ボイス・BGM 初回プレー時 自キャラ情報の表示 モード選択 出題ジャンル 問題形式 予習 購買部・マイルーム 全国オンライントーナメントトーナメント参加者発表 予選 準決勝 決勝戦 リザルト 復習 協力プレー 検定試験 店内対戦モード イベント全国大会 魔龍討伐 階級 その他 新要素 階級に転生仕様追加 宝石賢者以上になると「転生」ができるようになり、キャラクターおよび名前変更ができるようになる。「転生」すると新たに「転生章」を獲得できる。 キャラクター関連 生徒キャラクター QMA賢者の扉から変更なし。21人声優は変わらず。 ゲーム中のキャラクター演出や優勝絵などが大幅に変わります 先生キャラクター QMA賢者の扉から変更なし。 ゲームシステム ディスプレイやタッチパネルはQMA賢者の扉から変更なし。(オンラインアップデートのため) ゲーム内容 ボイス・BGM 新楽曲になるようである。 初回プレー時 前作からの引継ぎ有無に関わらず、キャラクター選択→カードネーム入力(最大8文字まで)の流れになる。カードネームの最大長が6文字→8文字に拡張された(CNの文字数拡張はQMA3以来?)。 QMA8まで隠し文字だった「→」「>」「(」「)」が、CN入力画面に限り、隠しコマンドなしで入力できるようになった。英字キーボードの「X」「Y」「Z」の右隣に表示される(ただしローマ字入力方式の場合は表示されない)。 キャラクターセレクト画面はQMA8同様。7列×3段の枠にキャラクターの立ち絵(バストアップ)が一覧表示される。 画像をダブルタップするか、画像選択後「選択中のキャラクターを確認」ボタンを押すと、キャラクターの立ち絵・プロフィール・ちびキャラが表示される。一覧表示で「!?」を選択すると、一覧からランダムに選択される。 ちびキャラをタッチすると、任意のキャラクターのボイス(3パターン?)が聞ける。 レオン ルキア ラスク アロエ ユウ ヤンヤン リエル セリオス シャロン サンダース マラリヤ ハルト アイコ ミュー カイル クララ タイガ ユリ リック メディア マヤ QMA8から引き継ぎの場合、ゲーム開始時と同時に引き継ぎアイテムが支給されるのは従来通り。組の引継ぎは、マッチングシステムの変更(後述)により以下の通りとなる。フェアリー組⇒フェアリー組Lv.1 ユニコーン組⇒ユニコーン組Lv.1 ガーゴイル・ミノタウロス組⇒ガーゴイル組Lv.1 フェニックス・ドラゴン組⇒フェニックス組Lv.1 自キャラ情報の表示 「CN、階級など」「正解率グラフ」「検定試験」「協力プレー進捗状況」の4つを表示。正解率グラフにグラデーションがかかるようになった。 レイアウトはQMA7~8とほぼ同じ。 組・レベル ちびキャラ 学籍番号 階級 カードネーム 魔龍討伐オーブ 地域 学校名 所持マジカ 情報切り替え(ボタン) [情報切り替えボタンを押すごとに]CN・階級等→正解率グラフ→検定試験→クマフィー取得率→協力プレー→サークルの順にループ。検定はランクごとにアイコンが表示される形式になった。 モード選択 以下の通り。 残り時間 購買部 マイルーム インフォメーション 四人対戦 全国オンライントーナメント イベント 協力プレー アカデミーアドベンチャー 検定試験 キャラ情報 「サークル活動」は「四人対戦」および「協力プレー」に統合された模様。 出題ジャンル QMA8と同様。 問題形式 新形式「グループ分けクイズ」が追加。3つ~5つの選択肢を、2つor3つのエリアに正しくグループ分けできれば正解となる。 選択肢は左右のタッチ、またはフリックでエリアを移動できる。(タッチとフリックで効果音が異なる) 「自由形式」に、「ランダム」を組み込めるようになった。 予習 QMA6~8と同様、無保証予習の最中にトーナメントに召集された場合、フェードアウトが終わるまでに合格点を超えていれば合格扱いになる。上記のパターンで難易度が上昇した場合、直後の決勝戦でも上昇した★の数が適用される。 ★の数を上げる為の必要合格数は、QMA8と同様。 難易度 難易度上昇条件 ★★★★★ - ★★★★ 4回合格 ★★★ 3回合格 ★★ 2回合格 ★ 1回合格 予習の周回数が、「残りX回」と明確に表示されるようになった。 PASELIを使用して、予習回数を1回増やすことが出来る(1クレあたり最大5回まで)。予習1周目開始前に、1回ずつ購入する形となる。2周以上設定の店は、1回終了後も購入可能。 必要ポイント数(標準設定は20P)、回数は店舗側で設定可能? これとは逆に、「予習を飛ばして、即マッチングに入る事」も可能となった。PASELIで増やした後も、予習を飛ばす事は可能(この際、返金はされない)。 グループ分けの追加により、予習形式の開放順序が以下のように変更。 修練生 ○×・四択・連想 見習魔術士 並べ替え・文字パネル 初級魔術士 スロット・タイピング 中級魔術士 エフェクト・キューブ 上級魔術士 順番当て・線結び 魔導士 一問多答・グループ分け 大魔導士 サブジャンル 賢者 ランダム 購買部・マイルーム QMA7~8と同様に、マジカ用の購入画面とPASELI用の購入画面が別々になっている。協力プレー用のお助けアイテムは、PASELIでのみ購入が可能。 お助けアイテムの残り個数は、マイルームで確認することができる。 ガイド役選択の画面で、先生の立ち絵とプロフィールが表示されるようになった。 PASELI用の購入画面に限り、リエルのリアクションが増える。 リエルのちびキャラの胴体部分にタッチすると涙目になるが、閉店にはならずそのまま続行。「購入」ボタンを押す(キャンセルしてもOK)か、上記の踊りが発生すると元に戻る。 QMA4、5のように複数回タッチしても強制閉店にはならず、予習の回数が減る事はない。(QMA5までは強制閉店になった場合、全ての予習回数を消化した事になっていた) アイテムに色データが付与されており、赤や青などの色ボタンをタッチすると対応した色合いのアイテムが出る。これによりカラーを揃えたコーディネートがしやすくなった。 アイテムの装備位置が細分化され(頭部アクセサリーが3種類から4種類(頭・目・口・耳)に、その他アイテムが2種類(体につける・つけない)から5種類(胸・前腰・背中・後ろ腰・体につけない)に変更)、カスタマイズのバリエーションが大幅に増えた。 全国オンライントーナメント ライバル機能追加マッチング頻度の高いプレーヤーが「ライバル」として自動で登録されます。 ライバルとのバトルに勝利すると、魔法石を通常より多く獲得できます。 マッチングシステムが更に変更される。 全国オンライントーナメントの組の昇降条件が変更され各組のレベルも3分割になり、よりプレーヤーの実力にあった対戦が楽しめます。 組の「レベル」がLv.1~5の数字から、ドラゴン組 ナイトドラゴン組 キングドラゴン組の3種に変更になる。トーナメントの難易度は組ではなく「杯(カップ)」という名称で表すと思われる。 現時点で「ガーゴイル組Lv.1」以上に所属している場合は、一律「ガーゴイル組」所属に実質リセットになることから昇降格条件がかなり変更される物と思われる。 トーナメント参加者発表 QMA8と同様、4行×4列で一度に表示される。自キャラは右下固定のため、自分がホストがどうか判断できない点は変わらず。 ちびキャラにタッチするとボイスを発する。発声中に別のキャラにタッチしてさえぎることも可能。対戦相手の所属組・レベルが表示されるようになった。 予選 QMA8と同様、前半・後半各5問100点ずつ、計200点満点。 準決勝 QMA8と同様、前半4問+後半4問(5問目でジャンル・形式が変わる)。 決勝戦 形式選択画面が変わった(グループ分けの追加)ことを除けば、ほぼQMA8と同様の画面構成。 カットインの絵がリニューアルされる。 オンライントーナメントの決勝戦に参加する4名のプレーヤーの条件により、同キャラクター同士の「キャラクター記念」や同形式同士「形式記念」など、突発イベントが発生します。 リザルト トーナメントの結果に応じた組経験値によってレベル・組が変化する。経験値は予選落ち(11位以下)で下がり、準決勝進出以上で上がる模様。(ドラゴン組LV2まで)ドラゴン組LV3になると決勝に進まない限り経験値が減る可能性あり。 16位敗退で最も大きく経験値が下がり、対人フルゲのグランドスラム(予選・準決勝で区間賞を取り優勝)で最も大きく経験値が上がる。 区間賞、優勝時に経験値ボーナスがある模様。 マジカ授与の表示がスキップできるようになった。 トーナメント優勝時のプラチナメダルの支給内容が「ドラゴン杯で1枚、ハイクラスドラゴン杯で2枚」と変更となった。 復習 QMA8と同様に、PASELI使用時はトーナメント終了後に復習が可能。(必要ポイント数は店舗によって異なる。標準は20P) 1回につき6問復習できるようになった。(前作は5問) 協力プレー QMA7ではダンジョンを降りる、QMA8では塔を登るという形式だったが、賢者の扉ではフィールド探索と言う形になる。プレー中の「階」表記は「エリア」に変更される。 コンティニュー後、QMA7ではちびキャラが目の前の階段を降りる、QMA8では後ろの階段を登っていく演出があったが、本作では左方向へ走っていく演出になった。 「お助けアイテム」についてもQMA8と同様に使用できる。「叡智の書」「解析の天秤」「刻戻しの砂時計」「絆のルーペ」「想伝のメガホン」の5種類で変更なし。 「想伝のメガホン」の演出が変更された。QMA8ではメガホン専用の回答枠が表示されたが、今作ではメガホンを使用したキャラの回答枠が強調される形になる。 「叡智の書」の効果が強化された。文字パネルクイズは3枚のパネルが減少。 スロットクイズは各リールで2文字ずつ減少。 キーボード系のクイズは正解の2文字目まで表示。(正解が2文字の場合は1文字目のみ表示) リザルト画面のアイコンチャットの「残念」が「ドンマイ」に変更された。 ボスを倒すと「お守り」を獲得することがある。装備することで特定の形式の獲得できる点数が上下する。 踏破エリア数または総得点が自己ベストを記録した場合、リザルト画面で「★更新!」と表示されるようになった。 最終エリアに到達してもプラチナメダルが貰えなくなった。ボス撃破時の1枚のみ引き続きもらえる。 ランキング集計期間終了後、そのダンジョンは「EASY」モードとなり討伐ノルマが下げられ、次の1ヶ月間もプレーできるようになった。 検定試験 Sランクの上に「SSランク」が登場。 スコア・獲得魔法石は、以下の通り。 ランク スコア 獲得魔法石 SS 3000点 40個 S 2500点 30個 A 1500点 20個 B 800点 10個 C - 5個 ランキング対象となる検定のプレイ可能期間が、次の検定のランキング集計期間が終了するまでのおよそ2ヶ月間となった。 また、1ヶ月単位で過去に登場した検定を「検定アーカイブ」としてランキング対象外でプレー可能になった(こちらはほぼ月替わり)。ランキング対象2種類、アーカイブ6種類の計8種類から選択する事になる。 店内対戦モード 8では対戦相手待機中の画面でグラフ等の諸情報の表示ができなかったが、今作では7と同様に待機中の画面でグラフや検定ランクなどの情報確認が再びできるようになった。 対戦後の結果画面で、各セットの得点に加えてそれぞれ選ばれたジャンルと形式が表示されるようになった。 イベント 全国大会・魔龍討伐が「イベント」として扱われる。 全国大会 魔龍討伐 階級 宝石賢者までの階級と必要魔法石は前作と同じ。 宝石段位と天賢者に必要なプラチナメダルは400枚(8は300枚)。 白金賢者のイメージカラーが淡赤色から淡青色に変更されている。 その他
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今日もまた誰かの人生が変わっていく 未熟な前進 ◆Zsc8I5zA3U いつもの保健室、怪我をしてくる生徒は勿論のこと礼子の方針で女体化した生徒にも手厚くサポートも対応している。今回の相談者は狼子、いつものように自分の悩みを礼子にぶつけながら人生経験豊富な礼子に教えを請う。 「先生、女体化してからどうもしっくり来ないことが多いんです。何でですか?」 「どんな風にしっくり来ないの? 結構色々あるわよ」 「えっと・・男の時はただの友達だったんですけど、付き合うようになってからなんかもやもやするんですよ」 「なるほどね」 本来ならタバコで一服していたい礼子なのだが狼子の前であるので代わりにコーヒーを飲みながら一呼吸置くと自身の経験を織り交ぜていきながら優しい口調で回答する。 「・・そうね、私も女体化して似たような感覚になったことあるからよくわかるわ」 「で、どうしたんですか?」 「えっとね、今の旦那と付き合ってたから自然となくなったわ。こればかりは個人差ね、月島さんもわかる時がくると思う。だから今の彼氏を大切にね」 「はい!」 いつもの笑顔を取り戻した狼子に礼子は安心する、このように女体化した生徒は非常に精神的に不安定なケースが多々あるのでこうして周囲の支えが非常に重要になってくるのだ。自身のような思いは二度として欲しくないのが他ならぬ礼子の願いだからこそ、こうやって相談に乗ったり悩みを聞いてやったりしながら保健室に新たな来訪者がやってくる。 「よぉ、礼子先生。今日も来たぜ・・って狼子もいるのか」 「聖さん」 「賑やかになるわね」 いつものように聖が来ることで保健室はより一層賑やかになる、女体化しても女3人揃えば何とやら・・様々な話題が飛び交う中でタイムリーな話題もチラホラと出る。 「そういえばよ、結局あのポンコツ教師の噂はどうなったんだ? 狼子は何か知らねぇのか?」 「どうなんですかね? 骨皮先生は相変わらずですね、聞いても何も応えてくれないし」 狼子も担任である靖男の噂に関しては当然気になっており靖男本人に聞いてもはぐらかされるだけなので真相は藪の中、瑞樹に関しては見た目や性格的にも棘がありそうなので聞けないでいる。聖もそれは同様のようでかつての担任の恋バナには驚いたものだ、彼女の中での靖男はあんな感じなのでそういった浮いた話があることに驚いたぐらいだ。 「全くあのポンコツ教師も隅におけねぇな。礼子先生は何か知ってるのか?」 「さぁね、当人同士が何も言わないから私に聞いても無駄よ。それに事実なら外野がとやかく言うのは変だしね」 これまた大人の発言の礼子、彼女も気にしていないといえば嘘になるもののあくまでも本人同士の問題と思っているので関心はあまりない、それだけ男女の間というのは深いものなのだ。 「でも最近の橘先生はどこか柔らかくなったというか・・何だか楽しそうな感じですよ」 「あの無表情で能面面が標準の橘先生がか? んなわけねぇだろ、気のせいじゃねぇのか?」 そのまま聖はばっさりと否定しつつも最近の瑞樹はどこか表情も柔らかくなって気分上々とはいかないものの最近はきつかった物腰も柔らかくなっているとの評判だ、それは普段接している礼子もよく思っており彼女から感じていた哀愁漂っていた背中も今ではどこか穏やかだ。 「ま、本人がよければそれでいいんじゃないの? それよりもあなた達、骨皮先生に何か奢ってもらったんですって?」 「ああ、狼子達引き連れて焼肉奢ってもらったぜ。狼子がかなり食いまくってたけどな」 「聖さんだってかなり食べてたじゃないですか!!」 あれから聖は半ば強制的に靖男に焼肉を奢らせると狼子達を引き連れて散々食べまくったのだ、お陰で靖男は聖と狼子の食事の量によって副業で儲けた収入はおろか手持ちの金額も全て吹き飛んでしまって侘しい生活を送る羽目となったのである。 「確か聖さんが高級カルビやハラミ5人前ずつを1人で平らげたんですよね」 「狼子だって同じぐらい食ってたじゃねぇか。まぁポンコツ教師が奢るっていってたんだからこれぐらいは当然だよな」 「まぁ、私は口出しはしないけど少しは相手の気持ちを考えて遠慮するのも大事よ」 しかし礼子も生徒に奢りに奢っている靖男にも多少は問題はあると思っているのだが、ここはやんわりと2人にある程度の釘を注しておくのも大事である。 同時刻・屋上 「「ハックション!!!」」 男2人のくしゃみが同時に鳴り響く、どうやら誰かが自分たちの噂をしているようだ。 「誰だよ。妙な噂をする奴は・・」 「言うだけ無駄ですよ・・」 2人ともこのくしゃみの出所は既にわかりきっているので取り合えて何も言わない、そのままお互いにのんびりと景色を眺める。 「なぁ、辰哉。最近椿がどこか変なんだ。何だかドクオみたいな趣味になり始めてよ・・何か知らねぇか?」 「さぁ? そこら辺は祈美に聞かないとわかりませんね。最近は椿ちゃんと遊んでるみたいですしね」 ここ最近の椿の部屋には少しずつではあるがアニメのDVDや漫画などが徐々に増え始めているのがよく目に付く、翔にしてみれば周囲にもそういった趣味の人間がいるので特には偏見はないのだが自分の身内がそうなってしまうのはいささかショックである。と言っても椿本人も知らず知らずのうちに祈美の趣味に感化されているようで毎日弾いている曲もアニソンが中心となっているようであるが、本人が楽しんでいるようなのである。 「まぁ、俺も妹があんなんですけど本人が楽しんだらそれでいいと思います。どうせ言ったって聞きやしませんから」 「俺もそこまでは考えてねぇよ。それにしても妹ってのは本当に手が掛かるよな」 「そうですよね。俺も毎日苦労してますよ」 あくまで一般的に妹に苦労している辰哉とは違って翔のほうはあくまでもこき使っているのでその思考は対照的である、といっても最近はそこまで問題らしい問題も起こしてはいないので今のところは至って平和である。 「そういえば先輩は骨皮先生の噂信じてます?」 「ああ、あれだろ? 所詮は噂だけどよ・・どうにもミスマッチ過ぎるぜ」 どうやら靖男の噂はかなりの範囲で広まっているようで当然ながらこの2人の耳にも入っている、辰哉にしてみれば自分の担任の噂でもあるのでその真偽が気になって仕方ないところだが翔にしてみればあまり関心は薄い、しかし聖が靖男に近い人間なのでどうしても耳に残ってしまうのだ。 「しかも相手が堅物の橘先生だろ? よく特進クラスでも授業してるけど隙のないお堅いイメージがどうもあるな」 「ですよね、俺もどうも橘先生は敬遠してしまいがちです。悪い人じゃないってのはわかるんですけど・・陸上部でもあんな感じでキッチリとしているらしいですよ」 「へー、俺はどっちかというとあの校長に驚きだぜ。あれが校長じゃなかったら完全に小学生だ」 「そうそう、それが悩みなのよね~」 「「うわッ――!!!」」 突然2人の会話に割って入ってきたのは他ならぬ校長の霞、どうやら2人が気がつかないうちに忍び寄ってきたと思われるが・・こんなところで校長である霞と会うなどとは予想外にも程がある。 「な、何してるんですかこんなところで!!!」 「行動力があるにしても行く場所が間違っているでしょ!!!」 「いいのいいの、気にしないで。ちょっと色々溜まってるから吐き出したいのよ」 2人に構わずに霞はそのまま2人の間で佇みながら買ってきたコーヒー片手にのんびりと空を見上げ続ける、霞からはロリっ娘の見た目とは裏腹に中年独自の哀愁が広がってくる。 「ハァ・・この歳になると若い頃と違って身体もあちこちとガタがきて疲れるわ」 「あの、とてもそうには思えないんですけど・・」 「あのね、中野君。見た目はこんな成りだけどもう私も若くないのよ。同い年の同級生なんか孫が出来たっていってるぐらいだしね、羨ましいなぁ」 霞にしてみれば仕事は多忙ながらもそれなりに充実はしているので今のところ不満はないのだが、ある程度子育てを終えた彼女にしてみればそろそろ孫が欲しいところである。何せ孫が生まれたら駄菓子屋に連れまわしてのんびりと遊ぶのがささやかな夢なのだ、息子が小さかった時に親子ではなく姉妹と間違えられた時のあの快感が忘れられないようである。 「校長先生、それは高望みというやつでは・・」 「木村君も子供を育てたらわかるわよ。それに2人ともそれ相応の生活をキッチリ送ってね」 「「はい・・」」 霞の思わぬ発言に2人とも思わず言葉を詰まらせてしまう、霞もある程度は2人の生活については熟知しているのである程度の忠告は校長としてさせておくのだ。 「ま、少なくとも私はとやかく言うつもりはないわ。それにしても骨皮先生はしょうもない噂ばかり広まっているから困ったものよね」 「え・・校長先生も知らないんですか?」 「本人達が頑なに話したがらないんだから仕方ないでしょ。ま、個人的には気になるところだけどね☆」 「校長先生とは思えない台詞だ・・」 霞もあの2人についての噂についてはある程度は熟知はしているものの自分の立場もあるのでとりあえずは静止している、といっても個人的にはかなり気になるところなのでいずれは事実を把握したいところだ。 「ま、教師ってのは案外駆け落ちで結婚するケースが多いからね。私も何度も見てきたわ」 「へ、へぇ・・」 「意外ですね・・」 それから意外な業界の裏話を2人は固唾を見守りながら聞き続けるのであった。 放課後 珍しく靖男がいない放課後の職員室では瑞樹と礼子がいつものように書類を片付ける、といっても礼子は基本的に普段の日誌をまとめて提出するだけなのと、時々ではあるが多忙を極める霞に代わってレポート作成を手伝っている。いくら霞が優秀な人間とっても1人では限界があるので礼子が代行で行うときもある、幸いにも礼子自身が色んな意味で極めて優秀であるのでかすみも安心して任せられるのだ。 「校長先生、いつもの日誌と以前に頼まれていたレポートです」 「ありがとう。春日先生は本当に優秀だから助かるわ~」 手渡された完璧なレポートに霞も子供のようにご満悦だ、見た目と完全に相まっているのが恐ろしいところである。 「これで理事長にもメンツが保てるわ。情けない話だけど仕事がこうも忙しかったら中々手が回らないのよね・・それじゃ上がっていいわよ」 「私はいつでも時間はありますから、いつでも声を掛けてください」 礼子とて霞の激務を考えたらこれぐらいはお安い御用である、彼女にしてみれば普段お仕事をそつなくこなしているのでしっかりと時間は確保しているし、これぐらいのことは余裕である。そのまま礼子は帰りの仕度をしながらも未だにパソコンと向かい合ってデータを分析している瑞樹に声を掛ける。 「橘先生はまだ帰られないんですか?」 「ええ、今日の陸上部で行った練習データをまとめなければいけないので」 瑞樹の指導方針は他の体育会系とは一風変わっており、分析やデータを主にした科学的手法が濃く取り入れられているのでこういった風にデータを細かくまとめておけば次の練習の目安をとなる。元々スポーツ経験がない瑞樹なので自然とこういった手法になってしまうのだ。最初はギクシャクしていたこともあったが今では全国も目指せるぐらいの水準まで高まっているので周囲からの評判も高い。 「大変ですね」 「・・ええ、こうしないと支障が出ますから。これが終わったら今日の仕事は終了です」 淡々とパソコンの画面に向き合う瑞樹の姿に礼子は瑞樹の生真面目さを感じてしまう、礼子にしてみれば瑞樹は先輩の教師の一人であり女性としても綺麗で性格も現実的な発言が目立つ中で仕事はキッチリと済ませるタイプだ、こんな人物があの靖男と付き合っていたとは礼子にしてみれば到底信じられない。 「春日先生は・・生徒達と仲が良いみたいですね」 「いやいや、そこまでは・・色々相談を受け持っているだけですよ。年頃でもありますしそれが私の役目ですから」 「・・」 思えば瑞樹は仕事優先で動いているので生徒間との関わりをあまり持ったことはない、しかし最近は靖男との噂が飛び込んでいるので問い詰められる機会が非常に多いのだ。しかも事実であるので余計にやきもきしてしまうところである、一応前進したかに思える2人の関係ではあるが実態はあまり変わってはいないので未だに元恋人止まりだし肝心の靖男が噂に対してはのらりくらりと流している上に今までと対応が変わらないのが余計にやきもきしてしまう。 「さて、仕事が終わったのでお先に上がらせてもらいます。・・お疲れ様でした」 「え、ええ・・お疲れさまです」 そのまま仕事を切り上げた瑞樹の姿に礼子は少しばかり違和感を覚えるのであった。 龍神商店街 白羽根学園からそ歩いて3分も掛からないところにある、この龍神(りゅうじん)商店街に珍しく瑞樹がふらっと現れる。いつもならば自宅近くのスーパーで買い物を済ませてしまう瑞樹にしてみれば何でここに訪れていたのがよくわからないが、夕食のメニューを考えながら店を巡りながら食材を吟味しながらいろいろなものを買い込んでく、そんな瑞樹の様子を見つめる人影が2人・・ 「なぁ、あれって・・橘先生だよな?」 「ああ、何でこんなところにいるんだろ」 人影の正体は例にも漏れずに狼子と辰哉、2人は夕食の買い物のために自宅から近いこの商店街を利用しているのだが・・まさか瑞樹の姿が目に付くとは驚きである、そのまま2人は瑞樹に声を掛ける。 「橘先生、こんなとこでお買い物ですか?」 「しかしこんなところで会うなんて珍しいですね」 「・・」 普段学校でいるのと同じぐらいに無表情の瑞樹に2人少し面食らってしまうが、いつものように気には留めずに会話を続ける。それに学校では無表情で通っている瑞樹とこんな場所で会ってしまったら溢れ出す好奇心を抑えるのは無理な話である。 「実は俺たちも買い物なんですよ、うちの家族が狼子をえらく気に入ってまして今日も一緒に夕飯を・・って痛ててて!! いきなり噛むなよ!!!」 「余計なこと言うなッ!! 橘先生も夕食の買い物ですか?」 「・・ええ、学校から比較的に近いので」 といっても瑞樹にしてみればこの龍神商店街にやってきたのは本当に偶然なのでどう対応していいのか困ってしまう、それによくよく考えてみればこの2人は靖男の生徒なので瑞樹に会えば話題も自然と絞られる。 「そういえば橘先生、化学の実験はこれからどんなことするんですか?」 「月島産と木村君のクラスでしたら、メタノールの性質実験ですね。危険物質ですから私が執り行います」 「おおっ、やっぱり化学の醍醐味は実験だな。辰哉!!」 「お前はアルコールランプで炙って遊んでたろ・・」 こうも仲睦まじい2人がどこか眩しく感じてしまう瑞樹、前に靖男が強引に転がり込んできた時も結局いつものようにはぐらかされてしまっており、何ら進展はしていないのでどこか複雑だ。それにあの時にもう少し自分が積極的になれば辰哉と狼子のような関係になれたのかと思うと少しばかり後悔してしまう。思えば靖男と付き合っていたときは普通のカップルとは全く違った生活を送ってはいたものの、全てが味気なく先すらが全く見えていなかった当時の瑞樹にしてみればあの靖男との日々を思い出すだけで純粋に胸が締め付けられるような痛みと同時に楽しかった思いでも甦る・・それらが入り混じり、寂しさに身を任せて自嘲気味の溜息を小さく吐く。 「そういえば橘先生って料理をされるんですね」 「・・ええ、人並みですけど」 瑞樹が女体化したのを見かねてた弟は料理と始めとして家事に必要なスキルを授けてくれており、今となってみれば感謝はしてもいいものだ。 「でもこんなところで橘先生に会うなんて意外ですよ」 「そうだよな。もしかしたら俺達は運がいいかもしれないな」 はやしまくる2人に対して瑞樹は何故だかわからないがどこか気まずく思ってしまう、思えば2人と同じ年頃の時の自分は弟の死でどうしようもなくなって前すらも見えていなかったのだ。あのまま靖男と出会わなければどうなっていたのかと考えるだけで恐ろしく思える。あんな別れ方をしたものの、未だに考え込んでしまうのだからそれだけ自分は未だに靖男のことが好きなのだろう。 「あの橘先生?」 「・・なんでしょうか?」 「みんながしきりに騒いでいる噂ですけどすぐに止みますよ。だって人の噂なんて75日って・・ハッ!!」 慌てて口を塞いでしまう狼子であったが、既に後の祭り。幸いにも2人が見た限り瑞樹の表情は常に変わらないように見えてしまうがそれが余計に怖く思えてしまう、慌てて辰哉は狼子の口を塞ぐと瑞樹に謝り始める。 「バ、バカ!!! すすす・・すみません!!!」 「・・いえ、大丈夫です。私は気にしてはいませんから、それでは失礼します」 そのまま瑞樹はそそくさと買い物を済ませると2人の前から逃げるように立ち去ってしまう。 同時刻 瑞樹たちがいるお店の丁度反対側に位置する行きつけのパソコンショップにホクホク顔の靖男がいた、そんなおんぼろの店内ではいつものように店主が新聞を読みながら常連中の常連である靖男を出迎える。今回は珍しく仕事を残さずに定時きっかりで仕事を終えた靖男はそのままこのパソコンショップで予約をしていたゲームと部品を受け取る。 「はいよ、ようやく受け取ってくれたな。予約してから2ヶ月は経っているぞ」 「悪い悪い、中々取りにいく時間がなくってな」 靖男はこの店主とは既にツーカーの仲なのでかなり融通を利かせてもらっている、自作のPCの部品から通常では入手し辛いゲームソフトなどの手配などをしてもらっている。それに靖男はこうみえてもそんな趣味を活かして副業で修理や自作PCを作っては周囲に売り捌いているので収入的にも比較的には余力はあるのだが、これでも列記とした教員であるのでバレてしまえば懲戒免職に一直線なのはいがめない所である。 「これでPCの容量も上がるぜ。副業でもそこそこ収益を上げているから充実しているぜ」 「前は客がいなくて嘆いていたろ」 「店主の癖に客の痛い所を突くな」 靖男も最近になってから副業でそこそこ稼げているもののあまり目ぼしい収入には至ってはいない。それにここ最近は霞も薄々気がついているようで自分に対する視線もちょくちょく厳しくなっているからそろそろ控えないと危ないだろう。 「ま、あんたは昔からうちの店を贔屓にしてくれるからな」 「精々潰れないようにな。潰れる時になったら教えてくれ、俺が全部買い占めてやるよ」 「へいよ」 そのまま店主は新聞を読みながらのんびりと次の客を待ち続ける、外に出た靖男はのんびりと身体を伸ばしながら軽く欠伸しながらいつもの平和な龍神商店街を見つめ続ける。前はここで買い物帰りに藤堂の母親と思わず出くわしてしまいとんでもない目に遭ってしまったのだ。強制的に霞と一緒にクビ覚悟で藤堂の実家へと足を運んだのは今でも記憶に新しい、結局は何もなかったものの霞からは愚痴られ続けてたのであの思いは二度とこりごりである。 それにここ最近は職場での瑞樹の視線が突き刺さって集中できない日々が続いている、いくら過去に自分が酷い振り方をしたとはいっても毎日こんな生活が続くのは少しきついものがあるが、結果的には自分の自業自得であるのは他ならぬ靖男が一番自覚しているので悩ましいところである、あの噂に関しては一番迷惑しているのは瑞樹でもなく他ならぬ靖男であった。 (全くあの噂流したのは誰だ!! 元カノが一緒の職場にいたことだけでも驚きだったのにこんなことになるとは・・) 「ウラウラ!! 走れ走れ!!!」 「ううっ・・げ、限界だお」 「て、手足の感覚がなくなってきた・・」 突然靖男の前に現れたのは人力車に乗っている聖とそれを全速力で押しているドクオと内藤という非常にシュールな光景が繰り広げられていた、そのまま聖は人力車を動かし続けている2人に怒鳴り声を上げていく。 「てめぇら!! ペースが落ちてるぞ!!!」 「だ、だってもう限界だお!!」 「そうだぜ!! 何でこんなクソ重い人力車を動かさなきゃいけないんだ!!!」 2人が動かしていた人力車は大きさは普通なのだが重さが段違いなので2人掛り引くにもかなり苦労するのだが、以前に聖は手本として2人を人力車に乗っけながら楽々と町内を一周したのだが・・聖とは基本スペックが違う彼らにしてみれば地獄以外何者でもない。 「情けねぇな!! 前に俺が手本見せてやったろ」 「お前と一緒にするな! こんな人力車で町内一週できるわけないだろ!!」 「そうだお! 俺たちでは無理があるお!!」 「うるせぇ!!! 女である俺が出来たんだ、てめぇらも男だったら根性出しやがれ!!!!」 なんとも無茶苦茶な理論ではあるが、聖から課せられる訓練はそこらへんのスポ根では話にならないほどの凄まじい内容なので彼らからしてみればビシバシと指導する聖など鬼では優しすぎる、まさに修羅と言えるものだろう。 「全く、男の癖に情けねぇ・・これぐらい出来ないと強くなれねぇぞ!!」 「あのな相良。ちょっとは考えろ、今時そんなスポ根のような特訓は時代遅れだ」 流石に見るに見かねたのか靖男は思わずドクオと内藤に助け舟を出す、一応これでも靖男はそこそこ成績が上昇している卓球部の顧問なので練習の指導のノウハウは持っている・・のだが、相変わらず聖は靖男に噛み付く。 「うるせぇ、ポンコツ教師!! 俺には俺のやり方があってだな・・」 「お前な、こんな重たい人力車で町内一周なんてお前は別として普通の人間じゃまず無理だ。格闘技は良くわからないが基礎体力つけたいならランニング程度で充分だ、後は適度な休息を取ればいいんだよ」 ご大層に力説している靖男であったが、普段の卓球部の練習メニューは部員同士が決め合っているので靖男はあまり大したことはしていない。精々フォームのチェックやら適当にだべっていたり隣の男子バレー部の顧問と揉めているぐらいである。しかし大会となれば普段のぐうたらな態度とは打って変わって的確で奇抜な指導をするので部員達にもそれなりに一目置かれているのだ。 「それに無茶して身体壊したら元も子もないだろ」 「おおっ、普段はぐうたらな骨皮先生が輝いて見えるお・・」 「ああ、さすが卓球部の顧問だけあるぜ」 普段の授業とは違って説得力がある靖男の言葉にドクオと内藤は思わず感心してしまう、何せこんな練習など彼らにしてみれば地獄そのものなのでのがれられる手段があればそれに全力で乗っかりたい。 「だからお前も格闘技なんてやってないでもっと慎ましく・・ウゲッ!!」 「うるせぇ!!! てめぇみたいにチンタラやってられるか!!」 「相良ッ!! かっての恩師に何てことしやがる!! ちょっとは敬え!!!!」 「誰がてめぇみたいなポンコツ教師の下につくかッ!!!」 いつものように聖と靖男から繰り広げられる言葉の応酬に内藤とドクオはいつものように溜息が出てしまう、去年はこの光景が日常だったのだからある程度の耐性はついているもののツンがいなければ完全に止めることは不可能だろう。 「それよりも今日は俺達になに奢ってくれるんだ?」 「お前な・・堂々と担任からたかるな。先生の経済は基本的に自転車操業なんだ、今の俺にそんな余裕はない」 どうやら聖は以前に靖男から焼肉を奢ってもらったようで味を占めたようだが、いくら靖男でも常日頃から聖に奢ってやれるような金銭的な余裕はない。軽はずみに聖と狼子達に焼肉を奢ったのはいいものの2人のとんでもない食欲を甘く見た靖男は副業で稼いだ収入が全て吹き飛んだので以後は自重している。今まで聖に奢ってやった時は翔がいたお陰で自重していたようだ、何気ない翔の偉大さを靖男は思い知るが・・靖男とて一応教師としてのプライドは持ち合わせているのでそう簡単には負けはしない。 「だったら噂の真相ぐらい話せ! 今日はそれで勘弁してやる」 「お前な!! いい加減にしつこいぞ」 「それは俺も聞きたいお」 「今までゲームで理不尽な目に合わされているんだから気になるところだな」 約一名おかしなものもいるがドクオと内藤も靖男の噂については気になるようであるが、靖男にしてみればとんでもない選択である。ただえさえ今回購入したパーツやゲームで金銭的な余裕がない上に聖達に奢ってしまえば極貧生活まっしぐらだ、あの時は瑞樹の家に転がり込むことで何とか凌げたものの今回はその手は通じないだろう。 「さぁ、どうするポンコツ教師ィ~」 「・・兵法に従い、戦略撤退を試みる」 「あっ!! てめぇ、待ちやがれ!!!!! ブーン、ドクオ!! あのポンコツ教師を・・追えええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!」 こうして龍神商店街をまたに駆けたチキンレースが開催された。 聖によって龍神商店街では靖男捕獲のための包囲網が張り巡らされながらも靖男は何とかそれらを掻い潜りながら必死に逃げ続けていたが、思った以上に聖の追跡が激しくて時間が経てば経つほど聖たちの追撃は激しくなってくる。 「チッ、あのポンコツ教師め・・俺から絶対に逃げ切れると思うなよッ!!!」 (相良の野郎、思ったよりもしつこいな。しかしここで相良に捕まってしまえば俺の給料は確実に吹き飛ぶ!! かといって・・逃げるのも難しいな) 何とか聖をやり過ごしている靖男であるが、このまま捕まってしまうのも時間の問題だろう。かといってこのままおめおめと聖に捕まってしまえばこの後の展開は確実にわかりきっているので懐具合が常に寂しい靖男としてみれば絶対に避けなければいけない展開だろう、既に自分の馴染みであるゲーム屋は聖の手が回っていてもおかしくはないし商店街といっても広さはかなり狭いので早いところ撤退しないと拙いだろう、そのまま靖男は周囲の様子を探るために外を見るが必死になって何かを探している狼子と辰哉の姿を見つける。 「辰哉! 骨皮先生はいたか?」 「いや、ここにはいないようだ。しかし骨皮先生を見つけたら焼肉やファミレスを奢ってくれるなんて豪勢だな」 「聖さんより先に見つけるぞ!!!」 (相良の奴、何てこと言いやがる!!!) どうやら狼子と辰哉も聖と結託したようで靖男を探しているようだ、更に追っ手が増えてしまって逃げ場を失ってしまう靖男であるが易々と捕まるわけにも行かない。そのまま靖男は周囲を慎重に確認しながら裏路地を中心に出来る限り気配を殺しながらゆっくりと移動をしていく、もはや袋の鼠となっているこの状況であったが持ち前の体力とゲームで身に付けた戦術を活かして何とかドクオや内藤に辰哉や狼子といったそうそうたる面々からの追跡をまきながら逃亡を続ける靖男、ようやくあと少しで人が多い大通りへと差し掛かったのだが・・ここで運悪く聖と出くわしてしまう、その表情は既に強張っており並々ならぬ執念がオーラとなって放たれて靖男は思わず後ずさりをしてしまう。 「見ィ~つけたぜ・・骨皮先生よォ!!!」 「ま、待て!! 落ち着いて話し合おうじゃないか?」 「うるせぇ!!! 今日はたっぷりと奢ってもらうぜ・・」 もはや絶体絶命としかいえないこの状況であるが元を質せば靖男が何も考えなしに聖や狼子たちに奢りまくった結果といえよう、それに普段から追いかけられていることに手馴れている聖にしてみれば普段と逆のことを考えていれば靖男を見つけ出すことなど容易いことである。 「さぁ、大人しくお縄を頂戴しろ!! ポンコツ教師ィィィ!!!!!!」 (クッ、さようなら俺の財布・・) 靖男は覚悟を決めたのか素直に目を瞑るが一向に聖から拳が放たれる気配はない、恐る恐る目を開ける靖男であったが、そこには信じられない光景が繰り広げられていた。 「て、てめぇは――!!」 「お前は――!!」 「・・」 聖の前に立ちはだかったのは白羽根学園化学担当の教師であり、靖男の元恋人でもある橘 瑞樹その人である。意外な人物の出現に2人は思わず唖然としてしまうが、一足早く正気に戻った聖は怒涛の勢いで瑞樹を責め上げる。 「何の用だ!! 俺はこのポンコツ教師を締め上げて狼子達と上手いもん食う予定なんだ、いくらてめぇでも邪魔はさせねぇぜ!!!」 「お、落ち着け相良!! それに相手を考えろ、ここでやってしまえば一部の男子を敵に回すことになるぞ」 「うるせぇ!!! 俺に歯向かう野郎達もまとめて叩き潰すだけだ!!!」 この力説のように身近にいる一般の男子生徒諸君は相良 聖という人物の恐ろしさをよく知っているので立ち向かう勇気などはまずない、そんなものは勇気とは違ってただの無謀であろう。しかし靖男の言うように瑞樹も容姿は美人の部類に入るので男子生徒の間では人気があったりするのだ、事実陸上部の練習は瑞樹見たさに野次馬が多少ながらもいるのだ。 聖の闘気がビリビリと放たれる中で並みの不良なら裸足で逃げ出してしまうこの状況にも関わらず、当の瑞樹は相変わらずの無表情を貫きながらも一向に怯みはしない、靖男はヒヤヒヤしながら見守る中で痺れを切らした聖は瑞樹を追い詰めるために更に怒声を上げる。 「元カノだか何だか知らねぇが、俺に歯向かう奴は女でも容赦しねぇ!!!!」 「・・」 「相良、早まるな!! そそそ・・素数を数えながら深呼吸をするんだ」 「んなもん知るか!!! それに俺はてめぇみたいな能面野郎が気に入らねぇんだよ」 聖にしてみれば無表情で突っ立っている瑞樹がただただ不気味で仕方がない、それに瑞樹のように感情を表さない人間は見ているだけで腹が立つので余計に怒りを増徴させるが・・瑞樹は静かに聖にある一言を述べる。 「化学のテスト・・」 「ハァ?」 「・・相良さん、前回の小テスト点数を覚えていますか? 50点満点中3点のあなたには補習を言い渡したはずですが・・」 ようやくの瑞樹の第一声に聖は思わずキョトンとしてしまう、前回の化学の小テストの結果は文句なく点数が悪く補習を喰らっていた聖であるが当の本人はサボっていたのでよくは覚えていない。 「それがどうしたって言うんだよ!! あんなもん糞食らえだ!!!」 「お前、俺のテストでも平然と中野に補習させてたな」 聖ほどの人物となると補習を課しても来ること自体が稀で大抵の教師は聖の力押しによって根負けしてしまっている、しかし仕事では一切妥協はしない瑞樹は今でも聖の補習を諦めてはいないし聖の諸事情も把握しているので更に言葉を紡ぐ。 「この補習は授業の単位に関わることです、普段の授業日数の少ない貴女ではこの補習を蹴ってしまえば単位修得はなしと思っていいでしょう」 「なっ――・・!!!」 「・・ただし、これから提示する条件を飲んでくだされば特別に免除という形で保障はしておきます。 条件は一つ、骨皮先生を解放してもらえれば今回の補習は免除しましょう、もし解放しなければ・・明日の放課後に執り行う予定なので来てもらえば補習はやりますが、来なければ単位は保障できません」 (なんてエグイ手段なんだ・・) 単位・・これがなければ進級も出来ないし、3年生である聖の場合は卒業にも関わる重要なものである。聖も普段から周囲に耳にタコが出来るぐらいに単位については認識させられているので今回の瑞樹の条件は非常にシビアなものだ、元来の負けず嫌いである彼女にしてみれば留年など恥じ以外何者でもない。 それに彼女はこれでも無事に卒業して翔と一緒の大学へ進学するという非常に現実的な夢を持っている、だからこそ周囲に助けられながら授業にも出るようになったし学力も以前とは比べ物にならないほど向上しているのだが、瑞樹が単位を認めなければその努力も水泡に帰してしまう。 「き、汚ねぇぞ!!! 人の弱みに付け込みやがって・・」 「・・私が言えることはそれだけですので、後はあなたの選択次第です」 (待て待て!! 先輩は俺に何の恨みが・・あったな) このまま靖男を解放すれば聖の単位は約束はされたのと同然であるが、瑞樹のやり方も気に入らないのも確かである。そして渦中の靖男はこの状況が早く過ぎ去ってくれることを必死に祈り続けていた、彼にしてみれば聖の選択次第で今後の生活が大きく変わってくるので生きた心地がしないが、そんな靖男の心境を知ってか知らずか瑞樹は聖に二者択一の選択を迫らせる。 「相良さん、どうされますか?」 「てめぇのやり方は正直言って気に入らねぇ!! 人の弱みに付け込んで・・弱っちい奴等がやる俺が最も嫌うやり方だ!!!」 「・・・」 更に激昂する聖に瑞樹は相変わらずの無表情を貫くのだがそれが余計に聖の怒りを助長させる、そんな緊迫した状況の中でようやく靖男が口を開く。 「待て待て待て!!! お前らな、俺が言うのもなんだがもう少しスマートなやり方があるだろ。相良も教師相手に無駄な喧嘩を売るな、お前も少し相手の気持ちを考えて行動しろ」 「あなたにそんなこと言えれるの?」 「元はといえばてめぇが原因だろポンコツ教師!!!」 2人同時に責められながらも靖男はめげずに話を続ける。 「シャラップ!! とりあえず今回のことは俺の顔を立てて水に流してもらおう、そうだな・・おい、相良」 「何だよ」 「次の期末で化学の点数が満点だったら何でも好きなのを奢ってやる。それまで我慢しろ」 「本当だな!! 嘘だったら叩き潰すからな、首洗って待ってろよ!!!」 そのまま聖は怒涛の勢いでその場から走り去っていく、それと同時に靖男はこの状況が丸く収まったことを心から安堵するが残された瑞樹はどこか不満げである。 「・・あんなこといって大丈夫なの? 彼女、完璧に本気にしてたわよ」 「あいつの頭の悪さと単純さは2年の時に担任していた俺が保障する、そう心配するな。それとも完璧仕事人間の橘先生はテストの問題は手を抜くのか?」 「そんなことするはずないでしょ・・」 瑞樹の作成するテストはクラスごとにも寄るのだが難易度はかなり高く、特進クラスを含めても満点を出した人間はこれまでに一人もいない。それだけ瑞樹の作成したテストは本格的でセンター試験や某有名大学の入試試験よりも難しい証拠であろう。 「んで、なんで先輩はこんなとこにいるんだ。家の方向と全然違うだろ?」 「・・たまたま買い物に寄っただけ、そしたらあの光景を目撃したの」 実のところ瑞樹もたまたま通りがかったところ聖に脅迫されている靖男を目撃したのだが、何故か身体が反射的に動いてしまったのでああなってしまったわけ。 「それともあのまま見逃したほうが良かった?」 「・・ま、今回は感謝する。何か礼に付き合ってやるよ」 「そう・・なら、晩御飯作ってあげるから付き合ってもらえるかしら?」 「おいおい、それは・・」 思わぬ瑞樹の提案に靖男は思わず閉口してしまうが、瑞樹にしてみればせっかくのチャンスをそう易々とは逃さない。 「付き合ってくれるんでしょ? だったらこれぐらいは当然よね、骨皮先生?」 「わーったよ。付き合ってやるから暫くは離れて歩いてろ、他の奴等に見られると厄介だからな」 「・・バカ」 一応靖男から約束を取り付けたものの瑞樹の自宅に着くまでにその無表情が若干ながらも不満げだったのを靖男は気付かずにいた。 瑞樹自宅 つい先日まで自分の給料日まで瑞樹の家に転がり込んだ靖男であるが、心なしかあまり落ち着かないものである。あの日以来、瑞樹はいつもとは変わらないものの靖男へのアタックは継続的ながらも続いている。とりあえず瑞樹のパソコンでcivやオブリをプレイしながら現実から逃げるように時間を潰していく靖男であるが、どうしても気が散ってしまって今までのようにゲームがプレイできない。 (全く、昨日今日初めて来たんじゃないのに・・) 「・・できたわよ」 「あ、ああ・・」 テーブルに出される豪勢な料理の数々、普段の瑞樹なら簡単に済ませてしまうものの今回に限っては別である。以前に靖男が転がり込んできた時も毎日のように瑞樹が腕によりを振って出される豪勢な料理の数々が出てきたので靖男にしてみればどこか気が重い、そのまま2人はゆっくりと箸を進めながら料理を味わって食べる。 「・・どう?」 「味も昔と変わってない。それにしても相変わらずワインが好きなんだな」 「飲みなれてるから・・いつもの芋焼酎あるけど飲む?」 「ああ、もらうよ」 そのまま瑞樹はいつものように手馴れた手つきで靖男に芋のロックを差し出す。付き合っていた頃と何も変わらないこの日常が懐かしく思えてくる靖男、心なしかいつも飲んでいる芋焼酎がほろ苦く感じてしまう。 「・・ねぇ、あなたの副担任は何とかならないの?」 「あの音楽馬鹿は知らねぇよ。前だって任せておいた俺のPTAの提出書類が抜けていたからな」 「私が言いたいのはそういったことじゃなくて・・それにそんな重大な書類は担任であるあなたが出すものでしょ、副担任に全面的に任せているあなたが悪いわ」 普段から靖男は書類整理や提出などといった重要な仕事も全て副担任である葛西に丸投げしているので霞からはたびたび大目玉を貰っている。かつては瑞樹も担任は経験したことがあるもののちゃんと仕事は分担していたし、やることもきちんとやっていたので副担任に全ての仕事を丸投げしている靖男には同情はしていない。 「そんな調子だと校長先生の苦労もわかる気がするわ」 「うるせー!! あの音楽馬鹿め、いつもいつも人の仕事を余計に増やしやがって・・」 「・・その原因はあなたよ」 と言っても瑞樹自身は靖男の知らないところでは葛西とは水面下で火花を散らしているのであまり同情はしていない、どうやらあの日以来瑞樹の中で何かが吹っ切れたようでここ最近はアプローチを繰り返しているのだが現実はかなり非情なのか靖男はいつものようにはぐらかしているので散々な結果に終わっているのが瑞樹をやきもきさせているのはご愛嬌と言う奴であろう、そのままお互い酒が進みながら様々な話題が飛び交う。 「全く今日は散々だったぜ、自分の生徒に追い掛け回されるなんて情けなくてとんだお笑いものだ」 「・・あまり交友には口を出したくはないけど、やたら滅多に奢るのはよくないと思うわ」 「おっ、ガキンチョ相手に嫉妬でもしたのか? 情けない大人になってしまうぞ~」 からかい半分で瑞樹をおちょくる靖男に多少の怒りを覚えたのか、瑞樹はそのままワインを一気に飲み干すと少しムッとしながら更に言葉を続ける。 「そんなわけないでしょ。・・どうしてあなたは相良さんを始めとして木村君や月島さんたちにはそういった行為をするの?」 「そりゃ・・秘密だ」 「卑怯者」 とりあえずその場は答えをはぐらかした靖男であるが何故自分が彼らに肩入れしているのかは実際のところ未だに良くわからない、同僚である礼子も何らかの理由で彼らを寵愛しているようである。思えば聖の担任をしていた時は良くも悪くも濃かったので未だに昨日のことのように思い出してしまう。瑞樹も瑞樹で青春そのものを地で謳歌している聖たちを見ていると自分と対比してしまってその存在が眩しく見えてしまう、今日始めて聖と対峙したがその堂々とした風格や佇まいに加えて思いを正直に伝えるストレートな性格がとても羨ましく思える、自分は聖のように人と真正面からぶつかり合うことなどできない。 「先輩だって相良達が羨ましいんだろ。対峙した感想はどうだったよ?」 「・・あそこまで自分に嘘をつかずに正直にいれるなんて羨ましかった。だから無意識のうちに憧れてしまうのね、よく担任を勤められたあなたには感心してしまうわ」 「そうか? あいつはおバカで単純だ、恋人である中野も賢い馬鹿だしな。だけどそれが月島たちに尊敬される理由なんだろう、あいつ等も相良たちに色々感化されているみたいだからよ」 思えば聖の担任をしている時は夜通しで翔と一緒に何度も補習に付き合ってやったし、ちょくちょくではあるが何かしら奢ってやったりもしながら時には子供のように意地を張り合いながら彼女がもたらすトラブルを何とか処理したこともあったことを思い出す。 「でも・・彼女の担任をしていたあなたは楽しそうだったわよ」 「バカ言え、あいつは様々な揉め事よく起こすからヒヤヒヤしたもんだ。あんな思いは二度とごめんだ」 そのまま靖男は芋焼酎を一気に飲み干すと自分の食器を片付けて押入れから来客用の布団を取り出すとそそくさと準備をして就寝の準備に入る、どうも瑞樹と一緒にいると心境的にも落ち着かないのでさっさと眠って学校へ出勤したほうが心境的にも楽だ。 「もう寝るの?」 「明日は早いんだよ。卓球部の合宿の準備もしなきゃいかんからな」 「そんな気構えは結構だけど・・お風呂ぐらいは入って頂戴、お酒臭いと洗濯するこっちとすればたまらないわ。それとも一緒に入る?」 「勘弁してくれ、先に先輩が入ってくれれば後で入るよ」 「・・わかったわ」 そのままそっぽを向く靖男であるが、瑞樹はそのまま諦めたかのようにしながらも若干不満げな表情のまま浴槽へと消えていく、本来ならばこの隙にとんずらを決め込む靖男であるが飲み過ぎた為に身体が思うように動かないし、下手に瑞樹の不満を買うのはよろしくはないのでこの案は断念せざる得ないだろう。 (ハァ~・・何で今でも変わらないのかね) 自身の自業自得と知りつつも未だに瑞樹とは一定の距離と保っているようにはしているものの、ここ最近は瑞樹のアプローチが日に日にまして増えているのが靖男の悩みの種である。瑞樹とて女体化しているものの美人には違いないので自分よりも性格的に相応しい相手がいると思うし、そのような相手がいるなら正直応援してやりたい。あんな振り方をした自分を今も変わらずに想ってくれていること自体が有り得ないものだ、自分が瑞樹の立場ならば一生恨んでいるだろう。 「・・大体、あの噂も何で広まったんだ? 先輩が自分の過去を話すわけもないし・・」 今尚、飛び交っている瑞樹との噂についてはお互いに取り合えて静止しながら事が収まるのを待っている、瑞樹はあの噂によってある種のきっかけになったのでそこまでは迷惑はしていないものの靖男にしてみれば迷惑以外何者でもない。生徒は勿論のことそれ以上に副担任である葛西も事あるごとに真相を聞きたがるので対応に困ったものである、しかし噂が回り始めた時期も唐突だったし何よりも出所が全くの謎なのだ。靖男も噂の出所についてはある程度は調べてみたものの誰がどのように流したのかが全く謎なので犯人探しは諦めている。ただ判っているのは自分はもちろんのこと当事者である瑞樹も何ら感知していないと言うことだけ、それに噂が既に学園内に蔓延していることを考えたら自然に風化するのを待つしかないだろう。 「やれやれ、酒が進んでしまうな。俺も歳かな・・」 「・・だったら付き合ってあげるわよ。その前にさっさと入って、下着や着替えは前のがあったから置いてあるわ」 「へいへい用意周到なこった。んじゃ、ご好意に甘えて一風呂浴びてくるわ」 そのまま靖男も浴槽へと消えてゆく、そのまま静かに見守った瑞樹は髪を乾かしながらふと鏡に視線を移すが心なしか微笑している自分の姿が目に映る。 (・・何年ぶりかしらこの感覚、思えば付き合っていたころもこんな感じだったわね) 思えば靖男と付き合っていた頃はこれが当たり前の日常だったので、ふと懐かしさが思い浮かんでしまう。他のカップルと比べたら味気のない地味な生活だったものの今まで味気なかった生活を送っていた瑞樹にしてみれば新鮮で華のあるものであったので今でもより鮮明に覚えている。思わぬ形で破局を迎えて大学内でも疎遠になってしまい、全ての時が止まってしまったかのように何ら変化もないままで大学を卒業して白羽根学園へ勤務してからもそれは変わる事はなかった、それでも靖男のお陰で化粧も覚えて人並みのファッションセンスを身につけたおかげで容姿はマシになっており、それに惹かれてか言い寄ってくる人物もいたものの全て断っている。自分を変えることが重要なのは一番わかっているものの、何故か拒否してしまう・・その答えが何故か判らぬままずるずると過ごしていた矢先に運命の悪戯か靖男の赴任、常に表情が死んでいた付き合っていた頃と違って破天荒でありながらも実直な生活を見につけた靖男の変化には驚いたものだ。自分と付き合っているときは見せたことすらなかった靖男の変化には複雑な想いがあったもののそれと同時に惹かれていく自分を見つけてしまったのだ。しかし元来の不器用な性格に加えて仕事のポジションも違ったのもあってか靖男とは仕事以外での会話もする事はなくやきもきしたまま時間だけが過ぎようとした矢先にあの噂である、最初は切り捨てていた瑞樹であったが湧き上がる周囲に加えていつもとは違ったもどかしさを見せる靖男に好奇心を覚えたのか・・結果的にはそれが功を奏して関係が一歩前進している。 「でも・・もう少し素直になって欲しいわね」 瑞樹が気になっているのは靖男が礼子と霞に洩らしたとある昔話・・あの時は偶然にも職員室の前にいたのだが、その衝撃的過ぎる内容に礼子と霞は一蹴していたものの瑞樹はどうもその内容が嘘に思えなかったのだ。靖男が転がり込んできた時にさり気なく聞いてみたものの本人がはぐらかすのでその真意は未だによく分かっていない、しかし時折靖男が無意識に見せる虚ろな視線がその事実を物語っている。しかし靖男が今の自分をどう思っているのかはよく分からないが、出来ればこの微妙な関係を一気に縮めて復縁したいものである。それにここ最近は葛西とは水面下で争うことが多くなっていたので早い段階でも決着をつけておきたいのだ。 そのまま髪を乾かし終えて服を着替えた瑞樹はワインを飲みなおすと靖男が出した来客用の布団を片付けると靖男から貰ったパソコンを起動してcivをプレイする。このパソコンも元は靖男がゲーム用に組み上げた自作パソコンなのでcivを始めとして多種多様なゲームが最初から入っている、ワインを飲みながらこうしてゲームをプレイしていくと温もりを感じてしまうのだ。 「おっ、civしてんのか? 本当にゲームしてるんだな」 「おかげさまで・・あなたが夢中になった理由が少しだけわかるわ」 「それにそのパソコンだってそろそろガタが着てるだろ。いい加減に新しいの買えよ」 瑞樹が使っているパソコンは付き合っている頃にあげたもので既に相当ガタが着て当然なのだが今でも当然のようにネットは当然のことゲームも余裕で稼動しているのである意味凄い代物だが、所詮は自作のパソコンなので相当ガタもきているはずようだが瑞樹は頑なにパソコンを変えようとはしなかったのだ。 「・・イヤよ、気に入っているもの」 「ま、充分に動いているしな。パーツもガタがきていないようだし・・って変な風に市民を配置するんだな」 「ええ、こっちのほうが効率がいいわ。・・向こうの研究速度が速そうね」 「ちょい貸してみ。・・ああ、こりゃ上手い具合に技術を転がしてないな。典型的な中級者のパターンだ、こういった場合は変にケチらずにこういった感じで技術を転がしてスパイで他国の新規技術を奪っていくのがセオリーだな」 そのまま靖男は焼酎片手に手馴れた手つきでゲームを進めていく、瑞樹はただただその光景を見守るばかりである。 「ま、こういうやり方もあるんだ。難易度的に不死じゃないんだろ、だったら最初は貴族を余裕でクリアできないと話にならんし、先輩が天帝プレイしたら瞬殺されるだろうがな・・ってそういや俺達明日も仕事だったな」 「・・そうね」 「それじゃ、何で俺が出した来客用の布団が片付けられているんだね、瑞樹さん? 俺に廊下で眠れって言うんじゃないだろうな」 「ベッドならあるじゃないの」 瑞樹が指差したのは普段から使っている自分のベッド、どうやら今日は一緒に寝ろと言うことなのだろう。どうせ強引に布団を出したところで片付けられるに決まっているのでここは大人しく観念して瑞樹と一緒に寝るしかないだろう。 「・・わかったよ、明日も早いんだから寝るぞ」 「ええ、陸上部の朝練があるから朝食は作って置いてあげるわ」 そのままお互いにベッドに入ると明かりを消してすぐに就寝に入る、普段ならばここで甘ったるい空気が流れるところなのだろうが残念ながらそういった雰囲気など微塵もなく付き合っていた頃と同様に添い寝程度に収まってしまう。いつものように瑞樹は靖男にしがみつきながら眠ろうとするのだが、身体が興奮してしまって眠れるものも眠れない。 「・・ねぇ、眠れないんだけど」 「んなもん適当に羊でも数えたら眠れるぞ、貴重な睡眠時間を無駄にするんじゃありません」 「私としてはもう少し刺激的な夜が欲しいんだけど・・」 えらく直球の瑞樹の言葉に靖男は思わず頭を悩ます。前に転がり込んできた時はそういったのは付き合っていた頃と同様にしながら切り抜けていったのだが、あの時と同様に瑞樹もそう簡単には退きはしないだろう。 「女の子が変なこと言うんじゃありません。お父さんそんな娘に育てた覚えはありませんよ!!」 「悪いけど育てられた覚えも無いわ。・・言ったでしょ、あなたが望むならセックスフレンドでも構わないって」 「そんな趣味はない、先輩も俺以外にも他にいい奴でも見つけろよ? 何なら紹介でもしてやろうか」 このまま自分と付き合っても何らメリットはない、それに自分以外にも他の人間と付き合うことも大事だと靖男は常々思う。いくら自分が状況を作り出したとはいってもこのままでは瑞樹があまりにも不憫でならない、それに自分は人並みの幸せすら享受してはならない人間なのだ。 「そりゃあの時は俺が自分の勝手で先輩を振ってしまった、だから先輩には他の奴と付き合って幸せになって欲しいんだよ。 このまま俺といたところで何ら変わりはしない、だから自分の幸せを見つけ――」 「イヤよ――・・私は今でもあなたが好きなの、それだけは変わらない・・変えたくはない」 更に瑞樹は力いっぱい靖男にしがみ付く、自分でも分かってはいるのだけどもやはりそれ以上に靖男が好きなのだ。 「私は・・もう決してあなたを離したくはない。あの時のように自分から逃げたくはないの、弟が死んでからの私を甦らせてくれた彼方を・・決して離したくはない――」 「もう俺達は何でもないんだ。それに俺は・・人並みの幸せはいらないんだよ。先輩も俺の存在で自分を縛るな、この先の人生を無駄にしてしまうことはないんだ」 「自分を縛っているのは・・あなたよ、過去に何があったかなんて問わないわ。・・けど、そんな生き方は悲しいわ」 「・・それだけ俺のやってしまったことは取り返しのつかないんだ。償っても償いきれない・・だけど贖罪はしないといけない、俺は決して幸せにはならずに惨めで悲惨な最期でも生温いほうだよ」 自嘲気味に靖男は瑞樹を突き放そうとする、彼は決して自分の幸せを望まない。それがただの自己満足だと判っても自分の生き方を縛る以外の方法を知らないのだ、2人の人生を奪い生き地獄を見せているのだからそれだけでも生温い話なのだ。 「だから俺はこれからも幸せには決してならない、これから俺の命はある人物に殺されるためだけのものだ。そのための過程は常に惨めで嫌悪されてなければならないんだよ。 先輩はそんな男の元にいちゃいけない・・自分が産んだ業は自分で背負わなきゃいけないんだよ、詭弁だって判っているんだけどな」 「付き合うわ、その中途半端で笑えるぐらいの自己満足の詭弁。・・あなたが殺されるなら黙って見守って悲しんであげる、彼方が惨めで嫌悪されるぐらいの存在になれば私も一緒に汚れてあげる。 だから、もう私を決して離さないで―――・・」 更に瑞樹は力いっぱいに靖男の身体を抱きしめる、ようやく掴んだこの温もりを決して離したくはない・・そんな瑞樹の決心が身体を通して伝わってくる。 「ようやく掴んだ彼方の存在を私はもう離したくはない。だから・・彼方の業を一緒に背負ってあげる」 「zzz・・」 「・・バカ」 寝息を立てている靖男に瑞樹は少し呆れながらも静かに口付けを交わして眠るのであった。 翌日 靖男は唇の妙な感覚が気になりながらも瑞樹が用意してくれていた食事を綺麗に平らげるとそのまま学校へと向かう、瑞樹は陸上部の朝錬があるので早く起きて自分と靖男の分を作るとさっさと出かけてしまったようだ。そのままいつものように遅刻ギリギリで職員室へと向かって恒例である朝礼を終えた靖男を待っていたのは霞の小言である。 「うぃ~っす・・」 「骨~皮~先~生ィ~、前に頼んでおいた懇談会のまとめは!!」 「え? あれはもう少しで・・」 「なに悠長なこと言ってるの、あれ今日が提出期限よ!? 出てないの先生のクラスだけよ!!」 霞が言っているのは前に行われた保護者とで行われた懇談会の事後報告書である、懇談会はクラス単位で行われるため事後報告書の提出も各クラスの担任の教師に一任されている、学校としても事後報告書は最近の保護者の傾向を知るための資料として扱うのでかなり重大な書類なのだが、例に漏れずに靖男のクラスだけが提出をしていないので重大な問題なのである。 「あの・・もう少し時間が欲しいんですけど」 「んなこと出来るわけないでしょ!! 授業終わったら職員室で書き上げて放課後までに私に提出しなさい!! い・い・わ・ね?」 「へ、へい・・」 靖男の空返事と同時に霞はいつものように大きな溜息を吐きながら理事長室へと向かっていく、恐らく説教覚悟で理事長に出来る限りの延期を頼むのだろう。 (放課後までに書類出せとか、あのロリっ娘は鬼か!!) といても懇談会から提出期限である今日までには結構余裕があったので他の教師も仕事をしながらも優先順位をしっかりと決めてさくっと作成をして提出していたのだが、どうも靖男は提出期限に余裕があると判断して放置してたので未だに殆ど手付かず状態である。幸いにも今日は授業が少ないので書類を書き上げる時間は充分にあるのだが、懇談会が終わってからかなり日が経っているので記憶との戦いである。 「春日先生、なんかいい方法ないっすか?」 「養護教諭の私に言われても・・メモとかは取ったりしてるの?」 「一応、しかし自分の字なのにさっぱりなんだよな。これが」 「ま、まぁ・・頑張ってね」 礼子もいつまでも職員室にだべっているわけにもいかないので必要な書類だけを持ってそのまま職員室を後にして保健室へと向かう。礼子の助力を借りようとした靖男であるが、ここ最近はそのパターンも霞に見抜かれているようでちょくちょくであるが監視もされている。礼子に頼れないとなると靖男は市場を捨てる覚悟に出ると、そのまま授業の準備を終えて実験室へと向かう瑞樹を捕まえる。 「橘先生、ここなんですg・・」 「・・骨皮先生、申し訳ありませんが授業が控えていますのでお答えする時間はありません。それに私は先生のクラスの保護者の方々は面識がありませんので」 そのまま瑞樹は容赦なく靖男をばっさり突き放す、いくら元恋人とはいえ瑞樹は仕事に対しては非情に辛辣なので容赦はない。ましてや元の原因は靖男の怠慢なので瑞樹が手を貸す必要もないしクラスの担任を任されている以上はそれ相応の責任も当然あるのだ、そういった部分では瑞樹は仕事とプライベートをキッチリと分ける人間である。そのまま失意のどん底に落ちる靖男であるが今朝のあの感覚について今度は小声で瑞樹に尋ねる。 (そういえば・・先輩、今朝から唇が妙な感覚なんだが?) (――! ・・気のせいよ、それに書類のことで困ったら後で私のパソコンでも見てみたら?) 「な、何言って――・・」 「それでは、私は授業がありますのでこれで失礼します」 そのまま瑞樹も職員室を後にして授業をするために実験室へと向かう。職員室で1人になった靖男は仕方なしに瑞樹のパソコンを開くと自分の名前の書いてあったファイルに目が付く、そのまま開いてみるとそこには今回の書類に関するデータが事細かに記載してあった。 「おっ! これは前に先輩が担任してた時に提出していた事後報告書のデータか、これならば何とかなるぜ」 そのまま靖男は瑞樹が残してくれたデータを基に書類の作成を始める、流石に丸写しでは霞にばれてしまうので事細かに変えていきながらも順調に報告書を作成していくのだが最後の文面にこう記してあった。 “追記、このデータを元に書類を作成したら1ヶ月の間は私と同棲をすること。すっとぼけても書類を見れば判りますし、校長に暴露しますのであしからず 橘 瑞樹” 「ま、マジかよ・・」 思わぬ瑞樹の要求に靖男は暫く呆然としていたと言う。 fin